2019/01/13 - 2019/01/16
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みるていさん
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初の久米島旅行です。
沖縄本島から西へ約100キロのところにある久米島。
どこかへ行きたいなと思っても結局沖縄に目がいってしまう。
そんな時に目に止まったのが久米島でした。
3泊4日の短い旅行でしたがゆっくりと時間が流れているような島。
久米島旅行2日目の1月14日です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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-
2日目、1月14日の朝、7時半にホテルを出発。
最初の目的は伊敷索城跡。「ちなはぐすく」と読むそうです。
すぐ横に久米島博物館がありましたが、残念なことに休館日でした。
城跡へは、短い階段を登っていくようです。 -
石垣は崩れているところが多く、散策できる部分も思っていたより少なかった。
もう少し、城について詳しい説明があれば嬉しいなぁと、思いつつ。
隣に博物館があるのなら仕方がないのかな、とも。
伊敷索按司は、自分の子どもたちにそれぞれ城を与え、久米島を支配していたそうです。とても強い按司だったんですね。
久米島も本島の按司たちと同じように尚真王に攻め入られてしまうようです。 -
久米島博物館前にあった案内板です。
この地図を見ると細長い構造をしているのがわかりました。久米島博物館 美術館・博物館
-
ちはな城から車で15分ほどで次の目的地に到着です。
ヤジャーガマ。
久米島に行こうと決めた時に絶対行くぞ!と思っていたスポットナンバー2!
昔風葬の習慣があったそうで今でもここには眠る人たちが沢山いるので、
「さあ!冒険だ!」なんて軽い気持ちでは入れません。
「お邪魔します」と心の中で唱えてから。
軍手と、カッパを装備して。ヤジャーガマ 名所・史跡
-
駐車場からはこのように綺麗な下り階段が伸びていました。
色々と事前に調べていたら「久米千人」と名乗るボランティアガイドの方がいらっしゃるようです。残念ながら出会えませんでしたが。 -
主洞入り口、上をみるとぽっかりと穴が空いており、そこから植物の根が伸びていました。
崩れ落ちてこないかな、と不安な気持ちになりながらも
洞窟へと入ります。
懐中電灯を持っていなかったのでアイフォンのライトで洞窟内を照らして。 -
内部は、ライトこそありませんが、道はありました。
ちゃんと舗装されており、足元を照らせば歩きやすく躓かずに進めます。
途中、道の真ん中にあった鍾乳石が切断されてそこを通ることも。
何気なく撮った写真にはコウモリが写っていました。
肉眼では気づかず、少し残念。 -
進んでいくと、どんどん明るくなって日差しのあるところへ出ました。
この時の感動と安心感はものすごい大きいです。 -
少しだけ開けて入るのですが、
足元はジャングルのよう。これよりもさらに奥があり、洞窟は突き抜けているそうですがこれ以上は進めそうにありません。 -
見上げると、青空が。
とても不思議な場所でした。 -
次の目的地、具志川城に向かう途中に見つけた
旧家上江州家、寄ってみたらお休みでした…。
久米島博物館といい…休肝日に当たってしまう日。
周辺をぐるっとお散歩して具志川城へ向かいます。 -
伊敷索城の対岸にも寄り道をしてみました。
この森の中にあるようですがよくわかりませんでした。 -
寄り道を経て、ようやくたどり着きました。
こちらは伊敷索按司の次男の居城だったそうですが
築城主は真達勃(まだふつ)按司と言われています。
本島にも具志川城がありますが、そこは真達勃按司の子の真金声按司が伊敷索按司の次男の真二古樽(まにくだる)按司によって滅ぼされた後に築いた城と言われているそうです。具志川城跡 名所・史跡
-
奥に門があります。
綺麗な曲線を描いています。
左側の、写真には写っていないところで男性が一人でコツコツと修復作業をしているようでした。 -
二重になっている石垣。
全部で4つの曲輪に分かれているようです。
内部も石垣が残っているのでなんとなく構造がわかりました。
そこそこ広いので見応えもあります。
たんまり堪能したので、すぐ側の次の目的地へと向かうことに。 -
ついたのはミーフガー。
具志川城からも見えました。
ミーフガーは、大きな穴が開いている奇岩で女性のシンボルと言われています。2つの大きな岩がくっついていると思っていましたが、「大きな穴」や「大きな割れ目のある」岩と説明されているところが多いので1枚岩なのでしょうか。
この穴のすぐそばまで行く事ができますが足場がかなり悪いです。
時化ていたのでものすごい迫力の波が押し寄せていました。
夏至の時期にはこの穴から朝日が昇るのをみられるそうです。 -
ミーフーガー周辺はこんな感じにゴツゴツしています。
-
石垣島で飲んだパインスムージーが忘れられず。
久米島でも飲める場所があると知って向かいました。
赤嶺パイン園。
一応、お店の入り口は開いていますが、誰もいない…
すると奥から犬の鳴き声が…
鳴き声につられてやってきたオーナーさん笑
念願のパインスムージーを飲む事ができましたが少し酸っぱい。
季節によってやはり味は違うのでしょうか。
他にもカットパインやジャムもあるようです。
少しだけお腹が膨れたので出発!!赤嶺パイン園 グルメ・レストラン
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久米島県立自然公園にやってきました。
ここには色々と見所があるようですが…
まずその1つめ。久米島県立自然公園登武那覇園地 公園・植物園
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258段あるらしい下り階段。
ここを降りきって、さらに400mほど歩かないとたどり着けない場所。
決して階段途中にある天宮城ではありません。
そちらもとても立派な岩なのですが。 -
そう!!
タチジャミです!!!
階段を降りてから海沿いの悪路をひたすら歩き歩き歩き…
細い角材の橋を渡ったりもしました。
角材の意味もなく私はぬかるみに落ちましたが…
こっちであってる?なんて疑問を抱きながらようやく見つけた
「タチジャミ」の文字。タチジャミ岩 自然・景勝地
-
看板の指す方向には小さな木のトンネル。
ここをくぐればあと少しです。 -
トンネルを出て左を向くと、
ありました!!
四角い塊!あれがタチジャミ岩です。
遠くからだとそんなに大きく見えないけど…
横幅約70m、縦約40m、厚さ5mだそうです。
厚さ5m!!!
そう、この岩の素敵なところは厚さにあるのですね。
ここからはわかりません。大きな岩の塊にしか見えないです。 -
近づいてみると、確かに薄いです。
こんなに高い岩が厚さ5mしかないなんて。
そして一枚岩。
マグマの通り道、岩脈が固まってその周りの柔らかい堆積層が年月を経て浸食されてこの形になったと言われているそうです。
自然ってすごい芸術家ですね。
タチジャミ岩を見た後はまたあの悪路を通り、258段の階段を登らなければなりませんが… -
行くときは気づきませんでしたが久米島では珍しい滝が流れていました。
タチジャミ以外の自然にも癒されて…
なんとか
無事に
258段
登って
東屋のある
駐車場まで
帰ってきて
汗だくで
東屋で
崩れ落ちました… -
なんとか動けるようになって
次の目的地、比屋定バンタです。
「バンタ」とは絶壁のことだそう。
展望台と、売店がありドライブの休憩スポットにもなっています。比屋定バンタ展望台 名所・史跡
-
ここの大きなシーサーは久米島の工房、やちむん土炎房さんの作品だそう。
実はこの旅行の予定でシーサー作りも入っているのでびっくりしました。 -
比屋定バンタ展望台からの景色。
この日は晴れたり曇ったりと忙しい天気でしたが
ちょうどこの時間帯は晴れていてうっすらとハテノハマを見渡す事ができました。
本島にうっすらと。
確か、比屋定バンタの売店でチキンバーガーを買って食べました。
写真がないのですが、とても美味しくて安くてびっくりした記憶が残っています。 -
そして、宇江城城跡です。
久米島で一番高いところに位置する城だそう。
ここまでたどり着くまでに色々とありました。
ナビ通りに進むと自衛隊基地にたどり着いてしまい丁寧に道を教えてくださいました^^;おそらく同じように迷い込んでしまう観光客が多いのでしょう…
茂みから野良子猫に出できてしばらく構ってしまったり
久米島観音堂というジメッとした、入ってはいけないような拝所があったり…宇江城城跡 名所・史跡
-
恐らく最高所と思われる一の曲輪遠景。
久米島のマチュピチュ?とまで言われているそうですが
規模はあまり大きいようには見えません。
個人的に中城高原ホテルが沖縄のマチュピチュっぽいなあと。
マチュピチュは行った事がありませんが。 -
さっきまでは晴れていたのにどんよりとした雲が。
晴れていたら最高の景色を見られたんだと思います。 -
宇江城について。
宇江城の正確な築城主や居住主は不明らしいです。
伊敷索按司の長男の久米仲城按司が築いたとされています。
ここも同じく首里に攻められてしまったんですね。
国や県の指定史跡になるのはとても名誉な事で素晴らしいのですが、
手を加える事が難しくなるので修繕、修復もできず、
朽ちていくのをただただ見守るしかできないのかと、歯痒くもなります。 -
お次は熱帯魚の家。
海岸の潮溜まりに魚たちが取り残されていて、まるで自然の水族館。
駐車場っぽいスペースもあります。
堤防に生息している魚の写真と名前が載っていましたがすべての種類を
見つけるのは苦労するかもしれません。
ゴツゴツとした足場なので脱げにくい靴が安心です。熱帯魚の家 動物園・水族館
-
鮮やかな魚はあまり見つけられませんでした。
でも真っ青で小さな魚、見ていて飽きません。
時間を忘れてしまいそう。
ポケットを覗き込むと魚たちが餌をもらえるのかと思って
近寄ってきます。
残念ながら餌は持っていなかったので見てるだけ。
それでもずーっと見ていられます。 -
熱帯魚の家でかなりの時間を費やしてしまいました。
そろそろ夕暮れ時。
久米島旅行で一番行きたかった場所へと向かいます。
この時は天気いいですね!! -
そして、到着。
いい感じに引潮。
足の甲までが水に浸かっています。 -
どうしても行きたかった場所はここです!!
シールガチ橋!
干潟と干潟にかかった不思議な橋。
シールこの橋がある地域の名、ガチとは沖縄で「魚垣」ことだそう。
「魚垣」とは干潟の潮だまりのことを指すようで、その名の通りの橋ですね。
橋の下にある、船の航路を越えるためのもの橋です。
もともとは干潟づたいに橋の先の干潟と往来できたらしいですが、干潟に航路を造ったことにより往来ができなくなり、この橋ができたという事。
ちなみに、航路ができる前は竹馬や小舟、はたまた大人が子供をおんぶして干潟を渡っていたそうです。満潮でも大人の腰くらいまでだったんでしょうか。
ちょっと水位が高い気がしますが行けるとこまで行ってみようと、
出発!!シールガチ橋 名所・史跡
-
この距離ではそんなに大きくなさそうだし、
そもそもそんなに遠くないのでは?
なんて思っていました。
写真には写っていませんが、橋の上で釣りをしている方がいたので
行けるっしょ!という気持ちはかなり大きいです。 -
深いところを避けて遠回りをしたので
だいぶ時間がかかりましたが干潟ギリギリまで到着。
したのですが…
ここから橋までは石畳のようになっていました。 -
打ち寄せる波が石畳にかかっています。
左は航路なのでかなりの深さ。
右は恐らく膝より上。
そして波が打ち寄せる石畳。
これは…
転んだら死ぬ!!!
そっと足を出して進んでみようと思いましたが
2歩目でツルっとした感覚が。
転んだら死ぬ!!!!!!!
ここまできて怖気付いてしまいました…
もう目の前だというのに。 -
グーグルマップで現在地を確認。
ここまできたんだ!
と記録として残しておきました。
もう少し早い時間だったら渡れたかもしれない…
熱帯魚の家の夢中になっていた自分が恨めしい…
でも熱帯魚の家はとても楽しかったです。
そして、シールガチ橋も、最高なスポットです。
いつか、リベンジできたらいいなあ… -
悔しい気持ちのまま、ホテルに戻り、
再び食楽園で夜ご飯を食べる事に。
ここで運命的な出会いがありました。
食楽園のBGMをよくよく聴いてみるとすべてが沖縄県出身のアーティスト。
そこで友人が不思議で面白い曲を耳にして私がシャザムアプリで検索!!
「きいやま商店」の「言ったらダメよ。」でした!!
そこからきいやま商店のファンになったのはまた別のお話で、
食楽園はリピートしちゃうくらい美味しいです。
こうして2日目も終了しました。南島食楽園 グルメ・レストラン
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