転職！そして南米1ヶ月1人旅　①コロンビア・サンアンドレス島

2019/12/02 - 2019/12/07

10数年勤続した会社を辞め、転職することを決心。
有給消化で1カ月の自由を得たので、地球の裏側、南米へ旅行することに。
旅行期間27日とそれなりの長期旅行。それでもイグアスの滝やナスカの地上絵を切り捨てざるを得なかった。。
あまりの南米の見どころの多さに脱帽しつつも、カリブ海のリゾートからマチュピチュ、ウユニ、アタカマそしてパタゴニアと南米を縦断しながら一通り回れ、なかなか充実した旅程であった。

今回は①コロンビアのサンアンドレス島編。出発の成田からをまとめた

今回の南米旅行は11部構成を予定。
　①サンアンドレス（コロンビア）
　　　→今回の旅行記
　②カルタヘナ（コロンビア）
　　　https://4travel.jp/travelogue/11581554
　③マチュピチュ（ペルー）
　　　https://4travel.jp/travelogue/11581557
　④クスコ（ペルー）
　　　https://4travel.jp/travelogue/11581558
　⑤ウユニ（ボリビア）
　　　https://4travel.jp/travelogue/11582814
　⑥アタカマ（チリ）
　　　→作成中　
　⑦プエルトナタレス（チリ）
　　　→作成中　
　⑧エルチャルテン（アルゼンチン）
　　　→作成中
　⑨エルカラファテ（アルゼンチン）
　　　→作成中
　⑩ウシュアイア（アルゼンチン）
　　　→作成中
　⑪ブエノスアイレス（アルゼンチン）
　　　→作成中

エリア その他の都市(コロンビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

約一カ月にわたる南米旅行の旅程は図の通り。
コロンビア→ペルー（マチュピチュ）→ボリビア（ウユニ）→アタカマ→パタゴニアというルート。
行きは北米（アトランタ）経由、帰りは欧州（ドイツ）経由で、世界一周にしているのもちょっとこだわったとこ。
行きに上海、帰りにソウルをかましているのは、そうすることで航空券を安くできたから。これだけでたぶん5万円くらい浮いたと思う。まあその分時間はかかるが。

[旅程]
　12/2 成田 → 上海 （ジェットスター）
　12/3 上海 → アトランタ → パナマシティ（DELTA） 空港ラウンジ泊
　12/4 パナマシティ → サンアンドレス（Copa Airlines）
　12/5,6 サンアンドレス島（コロンビア）滞在
　12/7 サンアンドレス → カルタヘナ（VIVA Air）
　12/8 カルタヘナ滞在
　　　　　↑　今回の旅行記　↑
　12/9 カルタヘナ → リマ → クスコ（VIVA Air）
　12/10 クスコ → マチュピチュ（ペルーレイル）
　12/11 マチュピチュ観光　マチュピチュ→クスコ （ペルーレイル）
　12/12 クスコ観光
　12/13 クスコ → ラパス → ウユニ（Amaszonas Airlines）
　12/14 ウユニ塩湖
　12/15 ウユニ → アタカマ（バス）
　12/16 アタカマ観光
　12/17 アタカマ → カラマ（バス）　
　　　　カラマ→サンティアゴ（Sky Airline）
　12/18 サンティアゴ → プエルトナタレス（Jet SMART）
　12/19 トーレスデルパイネ国立公園ツアー
　12/20 プエルトナタレス → エルカラファテ
　　　　　→ エルチャルテン（バス）　フィッツロイ周辺散策
　12/21 エルチャルテン → エルカラファテ（バス）
　12/22 ペリトモレノ氷河トレッキングツアー
　12/23 エルカラファテ → ウシュアイア（Aerolíneas Argentina）
　12/24 ビーグル水道クルーズツアー
　12/25 ウシュアイア → ブエノスアイレス（LATAM Airlines）
　12/26 ブエノスアイレス → サンパウロ（LATAM Airlines）
　12/27 サンパウロ → フランクフルト（LATAM Airlines）
　12/28 フランクフルト → ソウル（Asiana Airlines）
　　　　ソウル→成田（Air Seoul）

なお、参考までに本旅行の費用は下記の通り。
　移動費　：282600円
　宿泊費　：121600円 （平均5790円/泊）
　ツアー費：52300円
　　→　合計　約46万円
それ以外に食事代、タクシーやバス代、施設入場料やお土産その他で10万くらいかかってるかな。

結局1カ月で総額55万ってとこでだろうか。
一流ホテルに泊まったわけでなく、かといってドミトリーに泊まるような貧乏旅行でもなく、平均レベル？の旅行でこんなものである。
やはり移動費が高い。LCC中心にかなり安く上げたつもりだが、移動が多く、航空券はどうしても高額になってしまう。
あと、パタゴニアは物価も高く、ツアーも高額なので、ここを入れてしまうと安くあげるのはけっこう厳しいだろう。

では　①サンアンドレス島（コロンビア）編へ

いよいよ南米へ向けて１カ月の旅路へ。
最初の関門がこの上海行のJETSTAR。JETSTARの荷物規定は機内持ち込みの7kgまでが無料。しかしこの7kgという制約がめちゃくちゃ厳しい。
ハッキリ言って海外長期旅行で7kgに荷物を抑えるのは至難の業。かなり荷物を少なめにしたつもりだが、それでも8kgを超えてしまう。

ポケットに詰め込んでごまかすのも面倒になったので、もう超過料金払ってもいいやとカウンターに行くと、重量も測ることなくあっさりパス。
ネットでみると重量チェックがメチャメチャ厳しいと書かれていたのに・・・
今回は緩い感じで助かった。

上海に深夜１時過ぎに到着。
上海はトランジットでも一旦入国しないといけないという極悪仕様とのこと。
しょうがないので空港のベンチで一晩過ごす。
メチャメチャ寒くてダウンを着込む。

出発３時間前になりチェックイン。
今回の南米旅行に向け、エポスのプラチナカードに申し込んでプライオリティパスを入手しており、早速使ってみる。
出発エリアにあるラウンジ（VIP Lounge 135B）へ。

軽食になぜか餃子があるが、これがなかなかうまい。
あとはカップ麺で腹いっぱいに。

昼11時を過ぎると、麺コーナーがオープンして牛肉麺とかを食べれるようになっていたが、ちょうど搭乗時間にかかるところだったので泣く泣くパス。

焼きそばもあるでよ。

上海からDELTAでアトランタへ。
アメリカだからさぞ手荷物チェックも厳しいかと思いきや、さほどでもなくあっさりトランジット成功。
ESTAさえ忘れなければ楽勝と感じた。

アトランタでの乗り継ぎは4時間あったので、ここでもラウンジ（The club ATL）へ。
軽食はペンネみたいなのとチキンのロール。味は、まあ・・・アメリカだしタダだしお察しという感じ。

このラウンジではシャワーを浴びる。超快適。
汗かきなので、ほんとありがたい。
シャワー浴びてすっきりして乗る飛行機の快適さよ！
これまではお金払って空港でシャワーを浴びたりしていたが、プライオリティパスのおかげでシャワーを使いやすくなったのは本当にありがたい。

アトランタからパナマシティまで同じくDELTAの乗り継ぎで。
あいにく窓際の席で、トイレ我慢のため寝まくる。
隣の人はドイツからの人で、４カ月かけて中米（ニカラグア、エルサルバドル・・・）をまわるらしい。すげえ・・・
しかしこの後もドイツの旅行者に会うことが多かった。ドイツ人って南米好きなの？スペイン語とドイツ語だいぶ違うと思うけど？？？　たまたまか？

パナマシティではラウンジ（Tocumen Royal Saloon)で一晩明かす。ほかに1組の旅行者がいたが、それだけ。夜は奥の部屋（写真の奥）を暗くしてくれたのでゆっくり眠れる。
3時間ごとにパスをきると言っていたが、そんなことなし。と思っていたら6時間後くらいの出発直前にやってきてカードを切られた。軽食はハムとかお菓子とかだけ。まあハムはうまかった。

チェックインしてサンアンドレス島行きの搭乗口へ。入島税があると聞いていたが、チェックインの時には何も言われず。向こうに着いてからかな？と思ったら、まさかの搭乗口で要求される。40USD。手持ちのドルがあってよかった。

この先ちょいちょいUSドルにはお世話になる。南米ではほとんどどこでもドルが使えた（小さな土産物屋で一件だけダメだったが）ので、少額のドルを手持ちで持っておくと、南米は本当に助かるとおもう。

搭乗口に行くまでに少し時間があったので、実はラウンジ（The Lounge）に寄っていた。パナマシティのトクメン空港にはエアサイドとランドサイド両方にラウンジがある。これは本当に便利なので、ぜひほかの空港でもそうしてほしい。大体の空港がどっちかにしかないので・・・

１時間ほどでサンアンドレス島へ到着。快晴。ビーチリゾートなので天気がいいのはありがたい。
入国審査では帰りのチケットをチェックされる。
ホテルにあるセントロ（中心部）までは徒歩で15分と歩ける距離。
空港のタクシーはどうも好きになれないので、歩き一択。

ホテルはAQUALINA　INN
https://www.booking.com/hotel/co/aqualina-inn.ja.html
一泊8600円とお高いが、まあリゾートだしちょっと奮発。
税金は帰ってこず。この時はまだ南米のVATについてあまり知らなかったので、特に問題とも思わず。
この後のカルタヘナではVATで揉めることになるのだが・・・

さすがに部屋は綺麗。だが掃除は日本人の目でみたらアマアマ。日本なら２人に1人はクレームを入れるレベルかもしれん。日本が異常なのか？

とりあえずビーチに行ってみるが疲れていて泳ぐ気ゼロ。
実はこの時が一番天気が良かったのだが・・・

腹は減ったのでピザ屋(Pavarotti tapas e pizza)へ。
Pollo BBQ (鶏肉のBBQピザ　28000ペソ=930円）をいただく。
これがかなりうまい！
かなりでかかったが食べれてしまう。

Pavarotti tapas e pizza
https://goo.gl/maps/CHcdrHL2Y7zL27DE8

夜までホテルで爆睡して、レストランへ。

AGUILAというビールをオーダー。なかなかうまい。
コロンビアでのメジャーなビールとのこと。安いのでコロンビアでは今後もお世話になる。

Mr. Panino
https://goo.gl/maps/K7ih6BJ6FcVRwCjk9

ステーキ(el filete)をオーダー。

スペイン語で何か言っているが、最初よくわからない。
しばらくして焼き加減を聞いていることが分かり納得。

南米初ステーキ。
厚切りでうまい。本当に南米はステーキがうまかった。
味付けが基本塩と香辛料だけというシンプルなのもいい。
和牛のサシ入りまくりの肉よりも、個人的には肉肉しいこういうステーキのほうが好き。

朝。朝食はついてないので、カフェで朝食。

ハム＆チーズのサンドイッチとコーヒー。うまい。
小さいカフェでなんか落ち着く雰囲気。

Coffee Break
https://goo.gl/maps/ohikxtcxqrqubJyu7

と、急にスコール。
まあ、今日は特に予定もないので、止むまで待つか・・・
コーヒーをおかわりする。

お代わりはスペイン語でotra(オートラ）らしい。
Otra cafe por favor でおｋとのこと。

心なしかコーヒがうまい。さすがコロンビア？

30分もしないうちに雨が上がる。

カフェのすぐ近くにColombiaがある。
コロンビアのColombia

今日はビーチでのんびりしようとKindleをもってビーチへ。１日千円くらいで小さなタープ付きのチェアを借り、のんびり読書。

読書の間にたまに泳いだり。
水の色は綺麗だが、セントロに近いビーチのためか、透明度はそこまで高くない。
ホテルから徒歩10分、すぐそばにレストランでも何でもあるので、のんびりするには最高の場所。

Playa de Spratt Bight
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g297482-d8376934-Reviews-Playa_de_Spratt_Bight-San_Andres_Island_San_Andres_and_Providencia_Department.html?m=19905

昼ごはんを食べにビーチチェアを離れようとすると、「もう終わりか？」と声を掛けられる。
どこのチェアをつかってもいいよと言ってくれてて、あとは放置プレイかと思いきや、一応見ているようだ。
英語が通じるので、またもどって来るよといいつつ、昨日のピザ屋へ。

今日は生ハムのピザを頼む。これもうまい。本当にこの店のピザはうまい。
日本でもなかなかここまでのピザは食べれないだろう。

ビーチに戻ろうとすると、雨が降ってきた。
もうビーチはいいかと思い、ホテルで着替えて休憩、というか爆睡。
起きたら晴れていたので、少し街歩き。

ビーチから見えるJohnny Cayという小島と、Acuarioという小島にスピードボートで行くツアーに申し込みをする。
たしか30000ペソ（1000円）程度だったはず。
ビーチ沿いにある建物（写真の黄色の建物）で申し込み。当日の待ち合わせもそこらしい。

夜も昨日と同じMr. Paninoに。

パスタを食べる。が、これは×だった。
やっぱ肉にしとけばよかった。

Aguilaのビールは変わらずうまい。

夜の広場。海賊のモニュメントがあったり。

なんかイベントをやってたっぽく、音楽に合わせてみんなノリノリで踊っており、ラテンの空気を感じた。

昨日予約したjohnny cayとAcuarioのツアーが9:30からのため、それまでに昨日と同じカフェで朝食を食べる。
昨日と同じくスコールが降ってきた。まあどうせすぐ止むだろうと気にも留めておらず、とりあえず雨はしばらくするとやんだので、予定時刻にツアー窓口に行ってみると「cerrado（閉店）」といわれる。英語ができる人を呼んでもらうと、やはり悪天候のため今日のツアーは全て中止とのこと。確かに今日は風が強い。英語をしゃべるのは陽気なガタイのいいおっさんで、また来てくれよ！と軽いノリだが、明日早朝の飛行機で発つので来ようがない。
こっちはがっくりで、返金はされたもののどうしようと途方に暮れる。

バイクは国際免許証がないとさすがに借りれないだろう。とするとバスかタクシーしかない。
なんでもいいからバスに乗ってみると、San luis行きらしいということが分かった。調べるとRocky cayという小島に行けるらしい、ということで、そのツアーのあるビーチで降りることに。

ビーチに着くと、英語ができるおっさんがマイフレンドを連呼しつつボートでのシュノーケリングツアーを進めてくる。10万ペソ（3300円）で2hのツアーらしい。
中止になったツアーが3万ペソだったので「高いなー」と思いつつも、まあほかにやることもなく、参加することに。

小さいボートに10人くらい乗り込み、クルーズへ。曇ってて残念。

その後沖合の浅瀬でシュノーケリング。johnney cayへいくためにセントロで買っておいたシュノーケリングセットが役に立つ。どうせ次のカルタヘナへは持っていけないので一回も使わず捨てるしかないかと思っていたが、これが使えただけでも良しという感じ。

ガイドがパンをちぎって魚を一杯集めてくれる。
さすがに魚は多いし、透明度も高いのだが、サンゴのきれいさでは以前行ったグレートバリアリーフにはかなわないかな。
まあでも十分満足で、10万ペソ払ったかいはあった。

ガイドが貝とか、ヒトデとかクラゲとか、ウミウシとかいろいろもってきてくれる。なかなかサービスのいいガイドだ。
まあ日本人からするとそんなに珍しいものでもないので、「触ってみろ」といわれて「いいよ」というと変な顔をされる。

結局見えていたRocky cayと思われる島には行かずじまい。
そういうものなのか、ここのツアーがモグリなのか、よくわからない。

ツアーで一緒になった家族はコロンビア人。一緒にバスでセントロまで戻る。スペイン語が話せるといいのだけれど。

腹が減ったのでホテル近くのチキン屋に行く。テーブルが込んでいたので持ち帰り。
Take awayが通じてよかった。スペイン語ではなんていうのか後で調べておかなければ。

チキンとポテトとレモネードという絵にかいたようなジャンクフードをホテルで食べる。
ちなみに持ち帰りはPara llevar（パラ ジェバール）らしい。
llevarが持っていくという動詞の原形のようだ。
Paraという単語はちょいちょいスペイン語で出てくるがどういう意味なのかまだ理解できない。

暇なので街を散策。
道々にいろいろな像がある。

アイス屋。似たような店がいくつかある。

ティラミス味。なかなかいける。

歩き疲れるとカフェへ。もっぱらCafe americano。
エスプレッソはちょっとキツイ。

疲れていたのか、その後ホテルで眠ってしまい、起きたら夜。
もう食事に行く気力もなく、そのまま寝て次の日空港へ。
タクシーにするか迷ったが、もう面倒だし治安も良さそうなので歩いていくことに。

カルタヘナへはVIVA airというLCCを予約済み。
カウンターへ行くと「Boarding pass?」といわれるので、印刷した紙をみせると、これはBoarding passじゃないと言われる。ないなら45000ペソ（1500円）払えとのこと。
え、どう見てもeチケットに見えるんだけど・・・でも確かにBoarding passではない・・・やられたってことか。確かにVIVA airはBoarding passを印刷しないと追加料金をとられるとネットにかいてあったが、てっきりこのeチケットを印刷すればよいと思ってた。
というかeチケットは添付されていたが、搭乗券は添付されておらず、わざと分かりにくくサイト作ってるだろ！と怒りを覚えながらもしょうがなく払う。

と、次は荷物のサイズにケチをつけられる。サイズを測るボックスに無理やりバックパックを押し込むと、こちらはOKとのこと。
VIVA airなかなか手ごわい。次のクスコへのフライトもVIVA airなので、面倒だなと思いつつ、搭乗口へ向かう。

サンアンドレスの空港はラウンジがないのでしょうがなく待合所で待機。やれやれ・・・
フライト自体は問題なく、無事定刻にカルタヘナへ到着した。

②カルタヘナ編へ続く
　https://4travel.jp/travelogue/11581554