2019/12/20 - 2019/12/23
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にふうささん
12月に最近デモなどで話題となった香港に行ってきました。行程は2泊3日です。
香港行きを決めたのは11月に入ってからでして、デモも落ち着き始めた時で、大丈夫だろうと。ただし、予約後の治安は一進一退だったので、どうなるかと思いましたが、危険なことはなかったです。
行程は、初日は、成田から香港に行き、スカイ100の展望台からの景色を眺めて終わり。二日目は、日中は香港観光ツアーに参加して、その後街中をちょっと散歩。その際にデモも見かけたのですが、平和でした。最終日は、朝に香港から帰るだけという、行程です。
感想としては、情報収集をきちんとすれば、さほど問題はないという感じです。それよりも、観光客が減って、街に活気がなかった方が、気になりました。観光客が減っている分、ホテルは半額以下ぐらいなので、オススメかもしれません。
旅行記は3回に分けて、紹介したいと思います。今回は、2日目の昼間に、香港の観光ツアーに参加したので、その様子を紹介しようと思います。日本人向けのツアーでしたが、参加者は私だけでしたし、観光地の方も白人や香港人が目立つような感じで、やはり全般的に人は少なかったです。ただその分、乗り物の待ち時間はなく、非常に良いストレスのないツアーでした。
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この日の日中は、香港の乗り物などに乗る1日ツアーに参加します。ツアーの集合場所は中環のマンダリンオリエンタルホテルなので、そこへ向かって歩きます。
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マンダリンオリエンタルホテルの近くの公園にやってきました。「中国銀行」のビルですが、高いです。近くの「香港上海銀行」と風水的に対決しているようです。
中国銀行大廈 建造物
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有名なパンダバスに乗って、ツアーはスタートです。このバス、目立つので待ち合わせには非常にありがたい。
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まずは文武廟へ行きました。1847年に建てられた道教寺院で、学問の神様として文昌帝を、武神として関羽(関聖帝)を祀っています。
文武廟 寺院・教会
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香港では、風水に従って、赤・金・緑という色を多用するそうです。
だからお寺の中も、基本的にはそのような色を使って装飾しています。 -
上からつるされているのは「蚊取り線香」。これで1か月は持つらしいです。これが燃え尽きるころには、願いが叶っているというものらしいです。そのほか、香港式のお参りの仕方も教えていただきました。
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香港では、干支の「イノシシ」は良くない年だと。今年は香港でも、12年前はSARSで観光客が激減しました。だから、早く来年が来てほしいという事みたいです。
それで、神様へのお願いの合図として、左の鐘を3回鳴らした後、右の太鼓を3回鳴らすのだそうです。 -
次は、ピークトラムに乗車します。
ピークトラム バス系
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どんどん高度を上げていきます。この日はちょっとガスっていて、展望は無理かもしれません。滞在中、あまり晴天はありませんでした。12月だから仕方ないよね。
ただし、気温は20度以上あり、長袖1枚で十分と、非常に過ごしやすい気温でした。 -
山頂駅に到着します。ただし、あの山頂駅の展望台は有料なのだ。
また雲が多くなっており、展望も厳しそうです。ビクトリアピーク 山・渓谷
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まずは無料の展望台を目指します。昔はここまで整備されていなかったと思うのですが。
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あちゃー、頂上からの展望は厳しかったです。この後、南側からどんどんガスが上がってきて、展望は絶望的になりました。
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山頂の商業施設。
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次は、香港島の南側のアバディーンへ移動し、そこから船へと乗ります。
アバディーンは、「香港」という名前の由来となった場所だそうです。この辺りには、昔香木がたくさん植わっており、それを燃やしていたことから、港ではいい香りが満ちているということで、「香港」という名前の由来となったそうです。香港仔 散歩・街歩き
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今回乗っている水上船と同じような「ジャンク船」がやってきました。
注目すべきは、船体全面にタイヤを張り巡らして、ショック吸収剤としているのが、面白かったです。 -
アバディーンの水上レストラン「ジャンボキングダム」。水の上に浮いています。
ちなみに、船で裏に行きましたが、裏は見てはいけませんね。まあ昔はもっとひどかったと思いますけど。ジャンボ キングダム (珍寶王國) 中華
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水上レストランには、送迎の船で向かうようです。
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水上生活者。船の中で生活しているそうです。住所もあり、エンジンで電気も使えます。
ただ、真水がないので、飲料水や風呂などの生活用水には苦労するとのことでした。昔からそういう生活をしており、慣れているので、陸には上がらないそうです。しかし、子供の世代になると、もう水上生活はやめて、陸に上がっている人が多くなっているとのこと。
また水上生活者は基本的に男性は漁師なので、午前中は漁に出ており、船で案内していただいたのは現地のおばちゃんでした。 -
水上生活者の船と、ビル群。非常に貧富の差が激しそうです。
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水上生活者といっても、クルーザーに住んでいるものから、もう少し汚い船にも生活している人もおり、非常に貧富の差が激しいなあという事を感じました。
水面は多少ゴミが浮いているだけで、さほど衛生面の事は気にはなりませんでしたが、時期によってはすごそうな気がします。 -
市街地に戻り、次はトラムに試乗します。
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トラムの2階からの眺め。やっぱり路面を歩いているのと見える景色は違いますね。
料金は均一料金です。速度は出ませんし、信号もあるので、歩くのとさほど速度的には変わらないという感じでしょうか。ただし、安いので、香港の人でも時間がある時などは使うことが多いそうです。 -
そういえば、トラムに乗る前にガイドさんが言っていたのが、このマンションが香港の中で一番高いと。建物の高さもそうだし、値段も一番高いと。
その関連で、デモの背景にある地価の上昇もガイドさんが言っていました。10年ぐらいで不動産価格が3~4倍になっているという事でした。 -
トラムから降りて、昼食のためにわざわざ九龍半島へ向かいます。香港島はビジネス街で皆さん昼食を食べに出かけるので、昼食ピークがあって非常に混み、時間が読めないとのことです。九龍半島ならば、観光客中心のこともあり、昼食の時間は読めるという事でした。そのため、昼食を食べにだけ、わざわざ九龍半島のノースポイント近くのレストランへ行きました。
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出てきた昼食の一部。飲茶セットみたいな感じで、日本人向けの中華です。あとこれに、チャーハンとマンゴプリンが付きます。
ツアーに参加すると、昼食の中華は日本人向けのものが多く、甘い中華は同じようです。辛いものはありませんでした。
また、この店では昼食バイキングをしていました。しかし、ガイドさんによると、昔はこの店はバイキングなんかやっていなかったとのことでしたが、さすがに観光客が少なくなってきたので、バイキングを始めたとのことでした。 -
昼食後は再び香港島南部、市街地とは反対側へ行きます。まずは、レパルスベイの天后廟へ。ガイドさんが説明したいということで、連れていかれました。
天后廟 (淺水湾) 寺院・教会
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門の前にいる狛犬ですが、球を握っているのがオスです。
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メスでは、手の下に、横になった赤ちゃんがいます。
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ガイドさんから、お参りの方法を説明されました。まずは右側の像を、右側の像から顔から筆、足までと、上から両手で撫でていくそうです。その後、左側の箱の上の部分を撫でてから、その手を握って、そのままポケットに入れるとのことです。
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観音様。航海の無事を祈るとともに、海で何かあっても家族を救ってくれる神様として、服の模様に「救」という文字が入っているのが特徴です。
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こちらが、天后様なのですが、木で良くは見えませんでした。
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道教において最高の利益がされるという不老長寿にちなんだ「長寿橋」。この橋を1回渡ると寿命が3日延びるとか。
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羊は、万物の精気が満ちる「陽」と発音が同じだから、吉祥の象徴とされているとか。
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愛と結婚をもたらす神様・月老と、婚姻石とだそうです。だから、このように赤い糸でぐるぐるになっているのか。
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レパルスベイビーチ。いかにも人工的に作った砂浜のような場所です。向かいには金持ちの別荘らしきものが。
昔、映画の「慕情」のロケ地だったのね。ガイドさんが言っていましたけど、さっぱりわからなかったので。レパルスベイ (淺水湾) ビーチ
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商業施設。レストランなどは、基本白人の子供達で混んでいました。別荘のあたりは基本白人が多いです。
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次はスタンレーに来ました。
スタンレープラザ (赤柱廣場) ショッピングセンター
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スタンレーマーケット近くにある岩山。多分、元々の地形はこんな感じだったのだろうなあと。
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スタンレーの桟橋で、ここから離島行きのフェリーが出ているようです。また、スタンレーマーケットも行きましたが、省略します。子供向けの玩具売場が多かったようです。子供のおねだり狙いでしょうか。
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スタンレー付近の別荘に関する不動産情報。ものすごく高いです。
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チムサチョイのペニンシュラホテル前でツアーは解散。一気に、リゾートから都会へとやってきました。
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