パースから電車と船でロットネスト島へ

2018/01/04 - 2018/01/04

　パース滞在２日目、日帰りでロットネスト島へ行ってきました。
　パースからロットネスト島に行くには、ツアーに入る他、船会社が提供するパース・フリーマントル港間の無料バスと島内バスとのセット券を利用する手もあります。ただ、パース発のものはフリーマントル観光の時間を一切とっていないので、結局、電車でフリーマントルに行き、町中を見てから港へ歩き、フェリーで島に渡ることにしました。島内の移動は、レンタサイクルにしました。居場所に関する情報が少ないクオッカを探し出しすためです。
　フェリーの会社はRottnest Expressの他、Sealinkもあり、Hillarys発着で遠回りになるもののPerthまで無料バスを出すRottnest Fast Ferriesもあることを現地で知りました。
　ロットネスト島に持っていくものとクオッカの撮影については、別の旅行記にまとめました。

エリア パース(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 船 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

パース駅からフリーマントル駅に行く電車は、だいたい１５分おきに出ていました。

電車の中で見かけた広告です。「見ざる聞かざる言わざる」かと思いましたが、そうではなく「迷惑行為を、見たり、聞いたら、（この電話番号に）話してください」という内容でした。

フリーマントルの一つ手前の駅付近です。大型船がいくつも停泊していて、港町であることを実感しました。

フリーマントルのEsplanade Hotelです。建物は国の遺産として登録されているそうです。

１５０を超えるショップが入っているフリーマントル・マーケットです。開くのは金土日だけで、今日は木曜なので閉まっていました。

HighストリートとMartketストリートの交差点に面しているNational Hotel。銀行が移転して空いた建物をホテルに変える際、銀行名Nationalを残したそうです。

タウンホールには、黄色い線が入っていました。街アートの一部だそうです。

タウンホールの近くにあるセントジョーンズ英国国教会です。

踏切を渡って、ビクトリア波止場に向かいます。

波止場のE Shed（E棟）前の、人と犬の銅像の横を通って、左手に見えるB Shed（B棟）に向かいます。Rottnest Expressの船は、このB Shedから発着しています。

11時25分発の高速船に30分乗って、ロットネスト島に着きました。乗船券とセットで予約したレンタサイクルは船の前方に積まれており、ここに上がって自分で乗る自転車を選んで、係員に降ろしてもらいました。

ヘルメット装着は義務なので、それも借りて島内サイクリングに出発です。船を降りた場所からこぎ出します。正面の建物はビジターセンターで、ここに地図やトイレがありました。

付近にはクルーザがたくさん停泊中でした。自家用船でロットネスト島に来る人も多いそうです。

島の北東の端にあるBathurst灯台です。階段を上がって近づいてみると、、、

西に、Pinky Beachが広がっていました。

ただ、この灯台からは、自転車で西に進めそうになかったので、一旦、ビジターセンターに戻りました。そこから、Digby Drive通りを西に進むと、左の木の下に、、、

クオッカだっ！

右のほうにもいました。しかもたくさん！　というわけで、しばらくここでクオッカの写真を撮りまくりました。詳しくは、別の旅行記で。

気が付くと13時。そろそろ島内サイクリングに出発しないと。ということで、Digby Driveを西に進み、

途中のY字路で右折して、Geordie Bay Roadに入りました。

さらに進んだ所のY字路で、左へ行きます。右へ行くとLongreach Bayのビーチがあるのですが、クオッカ撮影で時間を使ってしまったので、先を急ぎます。

Bovell Wayから見たGeordie Bayです。この近くにコテージがあるせいか、クルーザが多数停泊していました。そのままBovell Wayを進むと、しばらくして海が見えなくなって、

再び海が見えたのが、City of York Bay付近でした。このCity of Yorkは、1899年にこの湾で座礁した帆船の名前だそうです。

Bayの砂浜に向かって道を下ると、トイレと更衣室と水シャワーがある黄色い小屋があります。ここに、クオッカがいました！しかも、のそのそ、近寄ってきました。

これ幸いと写真を撮っていると、足の間に入ってきたり、固まって寝てしまったりと、どうも眠たいようです。こんなクオッカと戯れて、気がつくとあっという間に時が経っていたので、急いで海岸へ向かいます。

City of York Bayの水は、透き通っていました。

日差しが強いので、透明な水を通して、下の砂がよく見えます。

黄色い小屋に戻ると、まだクオッカがいました。でも、先を急ぎます。さよなら、眠いのに起こしてごめんね、クオッカさん！

Bovell Wayを南下して、Digby Driveに突き当たると東に向かいました。島の南側の海が見えてきました。

Mary Coveの近くです。こちらもきれいです。

東に走ると、またクオッカに遭遇しました。こちらは元気。でも、そんなにカメラに寄らないで！ピンボケしちゃうから！

クリスマスツリーのような木の横を通って東に進みました。本当はY字路でParker Point Roadに入って海沿いに進みたかったのですが、いつのまにかDigby Driveのまま進んでしまい、内陸部に入っていました。ここの景色はいまひとつです。

すると、またクオッカに遭遇しました。今度は二匹。大きさが違うので、親子かもしれません。

さらに進むと、数時間前に通ったY字路に来ました。先ほどは左のGeordie Bay Roadへ進みましたが、今度は右に進んでフェリー港を目指します。

ロットネスト島の地図上で、自転車で走った道をピンクでなぞってみました。クオッカを見た場所は、オレンジの矢印で示しました。ただ、見たのが１～２匹だけの場所は、よくわからないので示していません。

17時過ぎに島のフェリー港に着くと、長い行列ができていました。全員が乗り切れるのか不安になりましたが、大丈夫でした。18時ころフリーマントルに到着しました。

B Shedから、前を歩く人についていくと、すぐにフリーマントル駅に着きました。夕方ですが、パース行きの電車は空いていました。

パースのホテルに戻ったのは19時半ごろでした。