2019/11/23 - 2019/11/25
319位(同エリア2313件中)
ゆみナーラさん
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ふと思いつきで急きょ決行した素朴で地味なこの旅だったけれど、結果として今思い返しても心が温かくなるような思い出に残る旅で、コロナでしばらく海外に行けないことを考えると、本当に行っておいて良かったと感じる。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- タイガーエア台湾 ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11月の小旅行といえば、例年香港でサクッと旨いものを食べに行くのがほぼルーティンとなっていたけれど、混乱も収まる様子もなく大好きな街が荒れているのも見たくはないので、いまや台湾に移住申請する香港人が増えたのと歩調を合わせ、私も今回は台湾に行くことにした (・∀・)
11/22 成田第三ターミナル peach635便は18:50発 -
いつも台北ばかりではつまらんので今回は初の高雄に到着。
空港内のシュールなカードのネオンサイン。
ひとつひとつのちょっとした野暮ったさが、嗚呼台湾に来たな、と思わせてくれる。 -
(>▽<)ノ Hi!!
Welcome to Taiwan -
そしてこちらにはヘンタイカメラ
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空港の地下から出ているMRTに乗り換え、15分ほどで宿のある最寄りの高雄駅へ。
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MRT駅の地上にある台鉄高雄駅は現在大規模改修工事中のため複雑になっており、宿のある方向への出口が分からずかなり迷ってしまった(T_T)おまけにまだ0時だというのにやたらと近代的な駅構内には通行人がほとんどおらず、台北に比べとても無気味であった。
ようやく路上に出ることが出来、安宿や出稼ぎ者向けの店などが立ち並ぶ南華路という通りを南にエッチラオッチラ数分歩く。 -
文化遺産級の旅社がありました、シュールですね~。
宿の口コミを見たら中は古いだけでなくかなり汚いらしいけど。 -
高雄での宿、Single Inn Kaohsiung 女性用エコプランシングルルーム(歯ブラシ・タオルなし)2600円。
→https://www.booking.com/hotel/tw/single-inn-kaohsiung-station.ja.html
予約サイトの写真には窓がついていたのにこの部屋は安いためか四方が壁で残念ながらテレビもなく、とても清潔だけど圧迫感極まりなく独房にいるようで、私はせいぜい一泊が限度かも。
しかし高雄駅から近く六合夜市にも歩いて行けるし、後述する利点もあるので寝るだけの中継地としては最高ではある。 -
深夜1時過ぎの六合夜市に参上。
閑散とした感じではあるけれど、ポツポツとお店が開いててよかった
(・▽・)六合夜市 市場
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観光客にも人気のパパイヤミルクの店。
鄭老牌木瓜牛奶 スイーツ
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パパイヤミルク、牛乳感がとても強くマターっとしてる。氷があまり入っておらず温くて甘め、もうちょっと冷たいほうが飲みやすいし美味しいと思う。
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喧噪の後の静かな通り
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東山鴨頭 ∧( ‘Θ’ )∧
アヒルの頭をシロップや麦芽糖の入った香辛料スープで煮込んで揚げて乾燥させてを繰り返して作る珍味だそうです。今までは匂いや色で敬遠していたけれど、鴨・ガチョウ・鳩・ウズラ・七面鳥と、トリ肉以外で食べられる鶏は今まで有難く頂いてきた鳥好きとしては、やはりこれは避けて通れない宿命だとようやく観念。 -
鴨頭、鴨翅、内臓、鴨舌、鴨屁股、鴨掌、鴨腿・・・・
おばちゃんはこれは心臓、これは頭、などと一つ一つ丁寧に教えてくれた。頭と舌と首を注文したものをボールに入れるとそれをさっと高温の油で1分ほど揚げてくれて、食べやすくカットしてくれて出来上がり。 -
鴨頭の店を進み、右手にある六合夜市海産粥の屋台裏にある虱目魚粥の店。深夜までやっている飲食店はさすが少ないためか、店先の電灯に虫が群がるかのように、路上に出された席にはこの辺りだけ人が集まっていた。
看板を指さしたら紙のメニュー表を渡されたので、魚皮湯と肉燥飯を注文。 -
先ほどの鴨頭とともに、一人深夜の宴開始(・∀・)
11月後半だというのに、この時間でも半袖で充分なほど過ごしやすい。 -
サバヒーの皮のスープ。実は初めてなのだけど、さっと湯通ししてあるだけの新鮮な魚皮を、付け合せの醤油とわさびにつけて頂くと、これがマジうまいのだった。
そのままで食べても良いし、醤油に漬けた魚をスープに戻すとスープの薄味に締まりが出てさらに良い。 -
台湾の屋台ではよく人が群がっているアレがコレ。タイで食べた鴨のクチバシ揚げ・パークペットトートの旨さにハマり込んでから、きっとこれも、必ず美味しいに違いない、と密かに思い続けること約10か月。
・・・味はのど飴かべっこう飴で、とにかく食べづらい。アタマは手や歯で頑張ってかち割って、隙間の柔らかい身(これは結構おいしい)をほじくり出して食べる。舌はゴムみたいでしゃぶったり噛り付いたりどこまで食べるものなのか分からなかったけれど、とりあえず歯の隙間に引っかかってしまった。 -
夜道、ガランドウの夜道ですね~。途中ゲイのたまり場があったくらい。
でも寒くない夜道って、歩いていてもぜんぜん寂しくないのよ。 -
さて、この宿を選んだ理由は何と言っても3人は余裕で入れるこの大浴場!!!
基本アウトバスのシングルルームのみなので各階毎にトイレとシャワールームはあるけれど、恐らく日本人ほど大浴場を好んで入る人も少ない為か、これまでのレビューを見てもほとんど貸切でゆっくり入れると好評判。脱衣所もあり、シャワーも三か所ありました。疲れが本当にとれるよね。 -
11/23 気温27度
10時前には宿を出て高雄市内は素通りし、見どころが多そうな台南観光に向かうこととした。
現在工事中の駅手前に移設された1940年建造の旧駅舎は、展示館として一般公開されています。高雄車站 旧駅舎 史跡・遺跡
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これまでの歴史のことよりもこれからの高雄駅地下化再開発についての資料ばかりで、ちょっと残念。
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2023年にはこうなるようですね(・∀・)
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駅前には会社ごとに分かれての各方面行き長距離バス乗り場がある。今回は3日しかないので急ぎ列車での旅となったけれど、本当はバス旅のほうが断然風情があり好きなのです。鉄道では網羅していない場所にもダイレクトに行けるしね!
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立派な台鉄高雄駅
広さの割に日中でも人が少ない。高雄駅 駅
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おそらく移動式特急型インフォメーション。下に足がくっついてるし。
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台南までの指定席を購入し、構内のセブンイレブンへ。タピオカミルクティ味のパイナップルケーキはなかなかお土産によさそう。
しかしこの商品は、その後どのセブンイレブンでも見ることはなかったので残念。 -
可愛い列車型の飲み水を購入。
ここの店員さんも御多分にもれずとても親切で、ここをこう捻って、こうしてこうやって開けるのよ。なんてわざわざ教えてくれた。 -
セブンで購入したパールフレッシュミルクティ。珍珠は専門店には劣るけど、ミルクはさっぱりだけどコクがあって、コンビニ物ながらとても美味しかった。
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莒光号(急行)で台南まで約40分。
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台湾のゆるキャラ・喔熊(Oh!Bear)。
なんで台湾にクマ。と思って調べたら、1000m以上の中央山脈地帯には台湾黒熊と呼ばれるツキノワグマの一種が700頭以上はいるとのこと。 -
車内だよ。快適快適
こん時はまだ余裕しゃくしゃく -
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台南に到着ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿
台南駅 駅
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週末だからか、下車する観光客でかなりの混雑。
残念ながら趣のある駅舎は改装工事中のため、シートですべてが覆われ何も見ることが出来ませんでした ヽ(`〇´)ノ -
改札を出て左手のバイク屋では、中にあるカウンターのさらに奥に進むと、右手に大小コインロッカーがある。ただし使えるのはコインのみで持ち合わせがなく断念。
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そこで駅右手の「行李房」の表示に沿って進んだところ、この別のバイク屋では1回30元で荷物を預けておくことができました。
さて身軽(^^)(^^)(^^) -
駅前広場。思っていた以上に台湾南部は都会でした。
私の中にある30年は昔の古い古い台湾のイメージは、おそらく東部に行けば少しは残っているのかな。 -
駅ロータリー左手沿いにあるバス停に、観光に便利だと聞いていた市バスの99台江線がちょうど来ていたのでとりあえず乗る。
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安平地区に行くらしいので、そのまま乗車。
距離では車で20分程度の場所なのだけど、路線図のとおり結構な迂回ルートであるのと道路混雑のため、到着までに立ち乗りのまま40分以上はかかった。
よって、タクシー利用を強くお勧めします。 -
後ろから来たバスのフロントがぐでたまで埋まっていた。
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グーグルマップを見ながら、とりあえず安平豆花の近くで下車。
多少並んだけれどまもなく着席することが出来ました。一人だとなんでも空くのが早いんだよね。同記安平豆花 (安平2店) スイーツ
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つるんとコシのある竹炭黒豆の豆花で喉を潤す。
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【徳記洋行】かつてのイギリスの貿易会社の建物とな。
徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー
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【安平樹屋】1本のガジュマルの木がこのようになってしまったすんごい場所 (・o・)
下から -
上から
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とりあえず記念撮影
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神々しい。安平地区自体は完全な観光地という印象ですが、ここは本当に見る価値あり。
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【安平老街】安平古堡を取り囲む古堡街から老街にかけてはそれはもうすんごい人で、台北の淡水老街が10倍広がったような原宿の竹下通りみたいなところだった。
安平老街 (延平街) 旧市街・古い町並み
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【安平古堡】を壁の外から。
世界初の株式会社といわれるオランダ東インド会社が1624年にこのフォルモサの地を占領し、安平古堡を建造したのが歴史の始まりということで、とりあえず安平地区については、中国語が読める人はウィキ(→https://zh.wikipedia.org/wiki/安平區)を読んでみてね!私は読めないけど(>▽<!!!5555安平古堡 史跡・遺跡
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【開台天后宮】よくある道教寺院。廟の前が広場になっている、安平観光の中心地。
安平開台天后宮 寺院・教会
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バス停で市内に向かう2番のバスをしばらく待ってみたけれどまったく来る気配がないので、タクシーに乗り次の目的地へと向かった。
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【南興鱔魚意麵】台南といえばやっぱりプリっぷりの田鰻!!!!鰻の仲間ではなく沼や田んぼなどにいる淡水魚で、鰻から油を抜いたような味とコリッとした口触りのよい食感が特徴。
代表的なのはあんかけ汁なし意麺だけど、私はドロっとしたあんかけそばが苦手なので、乾炒意麵を注文。
11~23:30 無休 -
5席ほどしかない狭い店内。ちょうど数人のお客さんが引いた後で見晴らしが良い。
高雄の屋台のおばちゃんや駅の水売りのお母さんと同じく、この店のお兄さんも指差し旅行者に対して申し訳ないほどとても優しい。 -
乾炒鱔魚意麵と、これにかける為に日本から持参したさんしょう。
すんごく美味しそうですヽ(^o^)丿 台北の「阿輝炒鱔魚」で以前食べて感動したのですが、本場の方がずっとずっと美味しそうですヽ(^o^)丿 -
田鰻を上にした図。
新鮮で臭みのないはじけるような弾力のある田鰻と、平打ちで焼そばに似た揚げ意麺、シャキシャキの玉葱との三重奏に言葉を失う。
塩・醤油・砂糖・黒酢・酒を使った甘酸っぱい味なので、山椒を振り掛けると食べる速さが3倍になるほどより旨くなった。サンショウ\(^o^)/バンザイ -
【集品蝦仁飯】も一つ、台南名物と言えば蝦仁飯というものがある。
田鰻の店から徒歩5分ほどの場所にあるこの店は地元の人や旅行客に人気があるようで、安平に向かうバスからちょうど昼時に見えた時は、店の外に大勢の行列が出来ていた。
9:30~20:00 無休集品蝦仁飯 地元の料理
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ちなみにこちらは通りを挟んである1922年創業「矮仔成蝦仁飯」。日本料理屋で修業した創業者がその後露店経営の際独自に蝦飯を考案したのが始まりだそう。小奇麗な店の前にはこの時間でも列が出来ています。
集品は元々矮仔成から意見の不一致により枝分かれした店とのこと・・・閑話休題(-。-)y-゜゜゜集品蝦仁飯に戻ります。 -
名物の蝦仁飯にしておけばよいものを、ついいつもの悪い癖で欲張ってしまい、肉を追加した肉絲蝦仁飯を注文してしまった。
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蝦仁肉絲飯と荷包蛋、香腸。
せっかくの蝦飯が全然見えないほどに細切り豚肉が乗ってしまっており、きっとこういうものなのだろうけれどこれがまたパサパサ(T_T)
ご飯の上に乗っけようとせっかく注文した荷包蛋も、山盛りの肉のせいで行き場がない。
香腸は思っていたとおり、甘いソーセージでした。 -
ようやく肉を平らげて姿を現した蝦飯。
ニラも入ったご飯に蝦出汁がしっかりまわっており、エビエビ・蝦っぽさ全開の香りがよい!しっとりしており、スイスイパクパクと行けます。
肉追加ではなく蝦をさらに追加したメニューがあるので、そちらが断然お勧め(・Д・)b -
膨れた腹をさすりながら林百貨店まで歩こうと思ったけれど、実はこの時風邪をこじらせており体調不良だった為、大通りからタクシーを拾った。
体調が悪くても予定通りの日程をこなすというのはかなりしんどいものである。 -
皆様ご存じ【林百貨店】
→https://ja.wikipedia.org/wiki/ハヤシ百貨店林百貨店 建造物
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センスの良い雑貨や衣料品、お菓子がそろっています。
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台湾には日本以上に、昔の日本が大切に残されており、台湾で統治時代の古い建物を見るたび、本当に台湾の人々に感謝するばかりです。
生きていれば100歳位になるうちの祖母がよく、「高砂族はね」なんて話していたことを思い出す。 -
【国立台湾文学館(旧台南州庁)】1916年建造 馬路圓環にあります。
国立台湾文学館 博物館・美術館・ギャラリー
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文学館の向かいにある【元台南合同庁舎】1938年建造
台南消防署 (台南市消防局中正消防分隊) 建造物
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素敵なショーウィンドウ
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【元台南測候所】1898年建造
気象博物館として内部見学ができますが、土日祝は残念ながらお休み(T_T)気象博物館 (旧台南測候所) 博物館・美術館・ギャラリー
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フォトジェニックな小道、カメラを構えた若者たちが多かった。
左手のおばあさんがいい雰囲気でした。 -
雰囲気のある街角
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駅に向かって歩いていると、さらにこれまた味のあり過ぎる、レトロというか崩れ落ちてしまっている建物を発見ヽ(^。^)ノ
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中を覗くとこれは歴史遺産ではなく、先日火事があったようでした(爆
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ほな本編のメイン目的地である、嘉義へとレツゴー3匹!!!!!
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