
2019/11/23 - 2019/11/23
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rinnmamaさん
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表紙の写真・永平寺・・先日、NHKの再放送で永平寺の雲水さんの厳しさを目の当たりして、その真摯な姿に目が潤みました。
丁度、永平寺に訪れたばかりでしたので見入ったのですが、観光客がいない冬の厳しい映像は凛とした空気が伝わってきて、私が訪問した同じ場所とは思えませんでした。雲水修行の厳しさに耐える心根って、いつ芽生えるのでしょうか?凄いですね。
何十年ぶりシリーズ編(^^)山代温泉は行った事がありますが、芦原温泉は未踏なので温泉地は芦原に決定。
その後は特に決めていませんでしたが、私は東尋坊に行ったことが無いので、朝の天気次第で行こうとなり、次は昨日は色々と立ち寄って時間オーバーで行けなかった夫の希望地・永平寺へ。。
其の後は一乗谷朝倉氏跡にと計画したのですが途中で変更。。
といいますのは、朝は温泉に浸かって運転の疲れを取らせてあげたくて、ゆっくりの出発と永平寺が見ごたえありで、本日も時間オーバーになりまして、敦賀で海鮮丼が食べれない可能性が濃くなり中止しました。
「東尋坊」越前加賀海岸国定公園・安山岩。
地名の由来は今から千年以上前の平安時代に、この地から東へ約50キロ離れた平泉寺というお寺にいたお坊さんに名前に由来するそうです。
この後のいわれが書いてありますが凄いのです・・(パンフレットより)
「永平寺」曹洞宗大本山。
寛永2年(1244)に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です。
四方を山に囲まれた地に大小70余りの建物が並んでいます。
道元禅師は正治2(1200)に京都に生まれ、14歳の時に比叡山にて出家、24歳の春中国に渡り、天童山如浄禅師のもと厳しい修行に励まれ「正伝の仏法」を受け継がれ、28歳の夏に帰国。
その後、永平寺を開かれた(パンフレットより)
「七堂伽藍」寺院の建物を「伽藍」と呼びます。
伽藍には僧侶が修行をする清浄な場所という意味があり、禅宗寺院では特に主要な伽藍として「法堂」「仏殿」「僧堂」「庫院」「山門」「東司」「浴室」を指して「七堂伽藍」と呼びます。
中でも「僧堂」「東司」「浴室」は「三黙道場」といわれ、修行をする上で大切な場所とされます(パンフレットより)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝日・・間に合った~^^お早うございます。
昨日の曇天から一転・・快晴です~(^^)
やっぱり、晴れ女です! -
ご覧ください・・この幻想的な風景を。。。
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しばらく夢心地( ^ω^)・・・
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日が昇ったらこんな感じです。
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運転で疲れた夫は高いびき・・その間に朝風呂。。気持ちいいですね!
もう、そろそろ朝食へ・・と夫を起こして向かいました。 -
お粥があると嬉しい^^
シラスが美味しかった。。 -
朝食はどこも同じような感じですね。
沢山、食べれず残すのも気になり、夫の胃袋に^^; -
ロビー・・私がお土産を見ている間にコーヒーを注文したらしい^^;
お勧めいたしません(薄くて・・でも500円) -
こんなに天気がいいし、無風なので東尋坊に立ち寄ってみようと決定。
芦原温泉から近いですね!
初めは三国港の近くにある有名店で蟹を食べたかったのですが、昼のみなんですよね。旅館併設ですが高級過ぎて無理でした(蟹の時期でなければ良いかと・・)
九頭竜川は東尋坊近くの三国に流れ込むんですね・・ -
海鮮店も多かったです。
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2人で仲良くです・・・。。影ですが・・・。。(苦笑)
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人が小さく見えますね・・
千畳敷と呼ばれている場所からの向こう側をみると・・・こんな感じ -
イチオシ
透明度抜群・・入り江に遊覧ボートが係留されています。
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乗ろうか悩みましたが、夫の行きたい永平寺優先でパス^^;
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柱状節理・船着き場からの眺め
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詳しい説明があります。
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真ん中の小さな岩の右側が、千畳敷と呼ばれて場所。
先ほどの船着き場から遊覧船が出て行きました。 -
左側が三段岩と呼ばれている場所。
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下に降りてきました。三段岩の左下側の岩
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風が無いので歩きやすかった
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三国湾方面
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真冬の出で立ちで・・トイレで下着を1枚脱ぎました(え~ですよね^^;)
抹茶アイスでクールダウン。 -
このお店は船乗りチケット近くで、最後の店なのですが、一番お値打ち価格だった気がしました(アイスも含めて・・)
「海舟や」 -
さあ、昨日は時間切れで立ち寄れなかった、夫の希望の永平寺に向かいます。
11時48分・・16度って暖かいですよね~
お昼だよね!と言いながらも、お腹が空いていなくて。。 -
で・・道路から遠くに見つけてしまって(笑)
坂井市「丸岡城」戦国時代の天正4(1576)一向一揆の備えとして織田信長の命により、柴田勝家が甥の勝豊に築かせたそうです。 -
「丸岡城・霞ヶ城」
現存天守閣では最古の建築様式を持つ平山城で別名「霞ヶ城」
こちらは、春爛漫の桜の中に浮かぶ姿は幻想的で美しいそうです。
丸岡城築城400年を記念して日本庭園公園があるようですよ。 -
イチオシ
残念ながら本日は寄り道はご法度らしく、夫は車から降りてきてくれません(爆)
仕方がないので、仰ぎ見て1枚(下は桜の木々です) -
町営駐車場(400円)脇の綺麗な水路・・・
丸岡辺りで融雪施設の保守点検中で、橋桁の脇を通過中に放水作業をしていて、ビックリするくらいの水量・水圧でした。
道の融雪の水路の水を流していましたし、雪国の生活の一端を実感しました。 -
柿の古木も良いですね
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可愛い^^いい顔をしているから可愛がってもらっていますね
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永平寺川・・この先に「寂光苑」道元禅師・雅髪像があるようですが、時間が無くて立ち寄れず。
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「吉祥山永平寺」日本曹洞宗第一道場。
この後100枚近くは、永平寺の伽藍などで備忘録です。
長くなります。 -
2020年のカレンダー。
永平寺の伽藍の位置はこんな感じです。
「七堂伽藍」と呼ばれる建物の配置も見ごたえあります。 -
龍門/
左「汲流千億人」右「杓底一残水」の碑文が刻まれています。 -
「杓底一残水」たとえ、柄杓の底に僅かに残った水であっても、川を流れてやがて多くの人々を潤す。
道元禅師が川で水を使った後に、柄杓に残った水を仏法を説き川にもどしたという故事に由来しているという。 -
参道
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落ち葉・・
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表紙の通用門を通って・・「吉祥閣」
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案内図
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「傘松閣・さんしょうかく」素晴らしい格天井の絵画。
平成6年(1994)の改築で、1階は参拝にこられた方々の控室があります。
2階には156畳敷きの「絵天井の間」があり、昭和5年(1930)当時の著名な画家144名による230枚の色彩画が飾られている(パンフレットより) -
この違い棚も素晴らしかった。
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河合玉堂天井画
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このように天井画の画家の色彩画の説明があります。
傘松閣の後に「東司」があったのですが写せず。 -
ゆったりした気持ちになれる階段
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迅速・・奥深い言葉ですね。意外と難しい・・
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この階段も雲水さんが清めて下さいっているので、有難いと思いながら上がると修行かも・・
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「山門」僧堂に向かう階段より写す。最後にここからの写真があります。
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左側は渡り廊下になっていて「中雀門」の外階段と「山門」とつながっています。
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「僧堂」
明治35(1902)の改築です。
正面には「雲堂」の額が掛けられており、堂内には智慧の象徴である文殊菩薩さまが安置されています。
そして、菩薩様を囲むように、座禅のできる「単」と呼ばれる席が約90人分設けられています(パンフレットより) -
柔らかな日差し・・・
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渡り廊下も清々しくて・・水路も・・
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放送で建物を管理されている棟梁の方のお話も聞き入ってしまいました。
本当に色んな方に支えられて風雪に耐えている建物なんですよね。 -
年月を醸し出しています。
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右「仏殿」後に行きます。
階段上「法堂」 -
階段を黙々と上がります
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階段脇の設え・・水掃けでしょうか?
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階段横の景色・・急な岩肌を切り崩して建てられている事がわかります。
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「承陽門」この向こう側に「承陽殿・御開山御真廟」があります
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本来の順路を飛ばしてしまい先に「承陽殿」に向かってしまいました。
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「白山水」白山連峰に連なる湧き水で、御開山道元禅師の真前にお供えする霊水である。白山妙理権現は白山の守護神で、道元禅師との関わりは深く、法孫である曹洞宗の僧侶は現在も一人一人の守護神として朝夕祈りをささげている(案内板より)
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廊下の右の扉が白山水の場所です。
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先ほど見上げた「承陽門」で「承陽殿」からの眺め
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下の階段から見上げた門
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「承陽殿」道元禅師を奉祀する御真廟(ごしんびょう)が奥にあります。
「象陽」には仏法を承け伝えるという意味があり、日本曹洞宗の発祥の根源として、曹洞宗の聖地というべき場所です(パンフレットより)
「さらに案内板の説明」
明治14年の改築で正面壇上奥には、御開山道元禅師が奉安され、さらに本山3世、4世、5世、並びに?山禅師のご尊像をおまいりしている。
殿内には本山歴代禅師、及び宋門寺院住職の御位牌が祠られている。
また、正面左には本山開基波多野義重公の像を安置する。
正面上「承陽」の額は、明治天皇より道元禅師に贈られたものである。 -
更に奥に「孤雲閣」があるようです(入場できず)
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匠の技・・
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何とも言えない独特な形
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中雀門のある渡り廊下、向こうは「山門」
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「法堂」天保9(1843)の改築で間口18間、奥行14間、約420畳敷で七堂伽藍中最大の建築物である(説明版より)
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「法堂・法王法」住持が法を説く道場であり、正面にはそれを表す「法王法」の額が掲げられている。
中央には聖観世音菩薩がお祀りされており、現在は説法の他に朝課などの各種法要儀式が行われている(パンフレットより) -
雲水さんがお清めされていらっしゃったので・・ここのみ。。
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この灯りのみでは薄暗いでしょうね
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「光明蔵」でしょうか?
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結構、急ですが日本家屋の階段っていいですね!
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板戸・・雪避けに閉めるのでしょうか?
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中雀門のある廊下に来ました。
此処の床は石材ですね -
上側の伽藍「法王法」の額
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帰ります
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「仏殿」
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「仏殿」の裏側
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「仏殿」明治35(1902)道元禅師650回大遠忌記念の改築で、総檜造り宋朝様式の建築物である。
七堂伽藍の中心をなし須彌壇上には本尊釈迦牟尼佛、阿弥陀佛、彌勒佛の三尊佛が祀られ昼と晩の勤行等がなされる。
三世如来(過去=阿弥陀仏・現在=釈迦佛・未来=弥勒佛)
また、正面上に「祈祷」の額が掲げられているように、昼や晩にお勤めしています(パンフレット・外の案内板より) -
禅の逸話をモチーフにした彫刻がはめ込まれているのだそうです。
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「仏殿」
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「瑞雲閣」大庫院ノ一部分二シテ貴賓ノ接待所二充ツ・・と書いてあります。
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大庫院の階段部分も見事です。
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大庫院の建物でしょうか?大きいですね・・
「大庫院」昭和5年に改築、地下1階地上4階の木造建築で、主に仏膳と修行僧及び来賓の食事を整える所。
正面には護法韋駄天等を安置し、上階には来賓の接待室及び150畳敷の大広間がある(説明版より)
道元禅師は食事を作る側の心構えとして「典座教訓」をいただく側の心構えとして「赴粥飯法・ふしゅくはんぼう」をお書きになられています(パンフレットより) -
ここは先ほどと少し違うデザイン
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大好きな部分
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色んな合図に使われるのでしょうか
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大庫院の正面に祀られているのは、足の速いことで有名な守護神「葦駄尊天」
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これは昔の説明版のようです。
新しい説明版は現代語表示です。。 -
大すりこぎ棒「大庫院」の前に掛けられた長~いすりこぎ。
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立ち入り禁止ですが、階段裏も良いですね
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中雀門(真ん中で男性がいる所)へ行く廊下・向こう側からも来れます
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イチオシ
ほっこり^^
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上は「仏殿」外は覚皇宝伝(かくおうほうでん)という額が掲げられています。
七堂伽藍の中心に位置し、曹洞宗のご本尊であるお釈迦様(釈迦牟尼)が祀られています。 -
奥には「雲堂」の額が掲げられている「僧堂」。
雲水の修行の場であるから「雲堂」ともいうそうです。 -
前を見ますと「山門」がのぞめます。
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屋根の反りが優美ですね
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中雀門前の階段
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中雀門の廊下を上がったところ。
廊下が光り輝いて見事です・・雲水さん達のおかげですね -
浴室の上に祠がありますね
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「浴室」
僧堂・東司と共に三黙道場の一つで、私語の禁じられた大切な修行道場である。
ここには跋陀婆羅菩薩(ばつだばらぼさつ)が祀られており、この菩薩に三拝し開浴の偈(げ)をとなえ作法に従って身体だけでなく心も洗浄にすることを念じて沐浴する。月の内、四九日(しくにち)が沐浴日である(説明版より)
「沐浴する者千人なりとも、その湯浄きこと元の如し」の言葉の通り、自分だけ良ければいいのではなく、湯を大切に扱い、次に入る人に心を配り入浴します。
入浴は身も心も清浄となるための修行です(パンフレットより) -
ここも紅葉が綺麗でした。
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此処は大庫院はのはずれだと思います
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今から「山門」に向かいます。
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「山門」
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「山門」から」「中雀門」をのぞむ
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僧堂に向かう為の階段・急なのが分かる。
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「山門」「から「浴室」を望む
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「山門」へ上る階段。
寛延2(1749)の改築で永平寺最古の建造物である。永平寺の表玄関で両側には仏法の守護神である四天王が祀られている。上には道元禅師による「吉祥山永平寺」命名由来の額が掲げられている。更に階上には釈迦牟尼佛を中心に16羅漢・500台羅漢が祀られている(説明板より) -
「大梵鐘」
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遠くに「浴室」が見えます
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「祠堂殿」に向かう。
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「大祠堂殿」
昭和5年の新築で、全国各地の信徒から納められる御位牌を安置し、奥殿中央に地蔵菩薩を祀り、各種法要が行われる・・・ -
雪囲いの準備
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「舎利殿」
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見事な杉の木
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「護美箱」・・・
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「3分・ひといき座禅」コーナーあり。
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人生に定年はない・・・良い言葉ですね。
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はきものをそろえる・・孫にはくどいくらい言います。
毎日、丁寧に並べそろえてくれます。
大人になってからは無理ですから・・(夫^^;)
黙って直しておりますよ。。 -
テレビで永平寺の山林を手入れしている方のお話も素晴らしかった。
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有難うございました。夫も大満足。
チリ一つ・埃一つ無い空間は清々しくて、気持ちが爽やかになりました。
テレビ放映では年末に門前の方々のお手伝いで、今年入門の雲水さんが餅つきをする風景もありました。
もうじき、その日がきます。
それが過ぎると雪が降り積もる伽藍での厳しい修行です。
回廊の雑巾がけも更に厳しくなりますし・・厳しい修行の世界ですね。 -
門前町にて・・
お昼を食べそこなったので買い求めました。 -
夫は「一乗谷の朝倉氏遺跡」を見たいと向かったのですが、海鮮丼を食べるにはもう寄れないと変更。
この手前の田んぼで大きな物体が横ぎった・・猿の大群7~8匹はいたと思います。
稲穂の残りを食べているようでした。ビックリ!! -
15時・17度。
-
北陸道・・「鯖江」です。
子供たちと北陸にスキーに来た時以来かも^^; -
敦賀だ~~
-
ようやく、到着しました。
-
お腹ペコペコ・・選べる海鮮丼は大好きな三種です。
美味しかった~~ -
高いけど皆さん、気前よく買われています^^
-
お土産( ^ω^)・・・
蟹は高いし・・節約、節約^^
右の羽二重・チョコ味は美味しくて、足りなかった。
真ん中のハタハタは脂がのって美味しいそうです(私は苦手)
左の干物はお正月のつまみに・・ -
養老で休憩。。
-
楽しかった北陸の旅も無事に終わりました。
夫も無事、古希を迎えて良かった良かった。。
永平寺の写真を外せずに枚数オーバーでして、最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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