トランジットでボゴタ１泊　ロス・台北経由で関空へ

2019/05/02 - 2019/05/04

カルタヘナからボゴタのエル・ドラド空港に到着したのは21:30頃。さっきまでのジメジメとした暑さが嘘のようにボゴタは寒かった。ボゴタの気温のことなど全く頭になかったもんだから、膝が丸出しの格好で到着してしまったが、みなさんいつの間に着替えてたのか、そんな夏服の人は見かけなかった。
今回は空港とホテルに滞在しただけのボゴタ、次回は街も歩いてみたい。

4/25 13:10KIX - 15:05TPE
4/25 19:20TPE - 16:00LAX
4/25 23:55LAX - 05:35GUA(4/26)
4/28 12:57GUA - 13:47SAL
4/28 14:51SAL - 18:50BOG
4/28 22:45BOG - 00:28UIO(4/29)
4/29 05:50UIO - 06:40CUE
4/30 07:40CUE - 08:32UIO
5/1 03:20UIO - 05:00BOG
5/1 07:17BOG - 080:49CTG
5/2 19:50CTG - 21:20BOG
5/3 12:40BGT - 18:20LAX
5/4 12:15LAX - 17:05TPE(5/5)
5/6 08:30TPE - 12:10KIX

エリア ボゴタ(コロンビア)

• 旅行の満足度: 3.5

今日のホテルはエル・ドラド空港からすぐのHOTEL HABITEL（アビテル）、かなり早くから予約していたせいもあるが、他のエアポートホテルと比べてかなり安かった。事前にメールで、シャトルバスは１５分間隔で乗り場は２階の５番ゲートと案内をもらっていた。ゲートに立っているとシャトルバスが見えるので、バンが停まっている場所まで乗りにいかないと、ゲートの前までバスは来ない。

シャトルバスに乗ると、セニョール二人が「最近は女一人で旅して、どうのこうの」話してたから「私のことか？」と思って聞いていたのだが、バスを降りてフロントへ行くと、彼らを含むチェックイン待ちの男性陣が「お先にどうぞ」とすっと場所を開けてくれるという、ジェントルマン揃いだった。

一人旅への配慮か、単に空いてただけなのか分からないが、１階の部屋で移動が楽だった。お部屋はシンプルだけど清潔で良い感じ。

このホテル、お手頃価格なのに朝食付きで内容も充実していた。コーヒーはセルフではなく席までサーブしにきてくれる。ボゴタでトランジット１泊なら、またこのホテルを利用したい。

翌朝、空港のアビアンカのカウンターに行くと思いがけない落とし穴が待っていた。昨日カルタヘナの空港で揉めたESTAの件が繰り返され、ビックリ。ESTAの事なんて、すっかり忘れていた。『明日ボゴタでちゃんとするから』と訴えたから通過させてもらえただけだったのだ。今回は何を言い返そうとESTAの有効期限を見せないと発券できないと相手にされず『WIFIFが必要なら、そこら辺のカフェにでも行ってみなさい』と退けられた。

フアン・バルデスに行ったものの『ここにはWIFI無いよ』と断られ撃沈、近くに他のカフェは見つからない。途方に暮れてINFORAMATIONに行くと、救いの女神が現れた。３０分間無料WIFIがあることを教えてくれ、ついでに設定も手伝ってもらえた。
おかげで無事ESTAのサイトに入ることができ、有効期限が分かる画面をスクショして、再びチェクインカウンターの列に並んだ。ちなみに、このスクショ画面は搭乗の際にも再びチェックされた。

ロス行きの搭乗ゲートで待っていると、隣に座った男性が話しかけてきた。ボゴタ出身だけどロス在住らしく、妹さんが日本を旅行した時の写真やハチ公の慰霊祭の動画を見せられたりして、話が止まらなくなっていた。ハグとかしてきて、やたらフレンドリーなんで「大丈夫かなこの人？」と警戒もしていたのだが、搭乗が始まった時に席の番号を聞かれ教えると、なんと通路を挟んで隣同士だと分かりゾっとした。そんな偶然ってある？

ボゴタからロスへのフライトではドクターを探すアナウンスが流れたので、トイレに行った時に隣で並んでいた女性に聞いてみると、黄熱病のブラジル人がいたようだ。その後、看護師を探すアナウンスも聞いたけど、偶然にドクターが飛行機に乗り合わせてることが凄い。
２０年以上ぶりだったLAXのシャトルバス乗り場。前回はNYから日本へのフライトが急遽LAX経由に変更になり、ユナイテッド航空がヒルトンのホテルとミールクーポンを用意してくれたのだった。あの時の旅は遅延＆フライトキャンセル続き、NYのホテルはPC故障でチェックインできず、ようやくキーを貰って部屋に行くとドアがチェーンロック掛かってる、などトラブル続きで大変だった。

シャトルバスに乗りクラウンプラザホテルに到着すると、チェックインを待つ長い長い列ができていた。大都会ロスのエアポートホテルって、こういう混雑が普通なのかな？フロントの男性がスペイン語話す方でラッキーだったが、都会の人は早口すぎる。

バスルームはやや古めかしい感あったが、部屋はゆったりとしていて、まずまず。もう少し照明が欲しかったかな。

エレベータで同乗していた男性がピザをテイクアウトしてたんで、その時に今夜は私もピザを食べようと決めた。ホテル１階のレストランエリアに行ってみると、窯で焼いてくれるピザの店があった。レジの女性に「ビールは無いの？」と聞いた時に「BEER」と言わず無意識に「セルベッサ」と言ったのか定かでないが、「あら～、スペイン語話すの？」って感じで急にフレンドリーに接してくれ、取り皿やフォークナイフ、ペッパーなども手渡された。このピザ、美味しかった～！

この日は、ボゴタからロスの移動だけで観光もせずに一日が終了。

翌朝、電話でチェックアウトができるのが便利だった。

プライオリティパスだとKALラウンジは利用できない時間帯だったので、免税店をブラブラしたついでに、特に必要でもない土産物などを買ってしまう。ここでもレジのお兄ちゃんが同僚に「彼女スペイン語話してるぞ」って言うから「私、英語苦手なのよ」って答えると、何故か妙にウケてくれ面白かった。私も、あんな陽気に仕事がしたい。(笑)

エバー航空の搭乗ゲートは、隔離された淋しい場所にあった。

機内ではSUSUって女の子が、マフィアにさらわれた友人を救い出すメキシコが舞台の映画を見てた。ロスから台北へは日本上空を通過するので複雑な気持ちになる。

航空券を予約した時は、GWの旅の最後に約２０年ぶりの台湾を楽しんで帰るのも良いだろうと思ったのだが、17:30頃に桃園国際空港に到着しタクシーでホテルに移動、少し夜市に出掛けて翌朝また空港に戻るというのは、結果的には面倒なだけだった。

今夜のホテルはマジェスティ、スタッフの接客は良いが古めかしいホテルで、もう利用することはないだろう。空港から近い桃園に宿泊したが、やっぱり台北まで出た方が良かったように思う。

せっかく１泊するのだから、さほどお腹は空いてなかったが、ホテルから１５分ほど歩いて桃園の夜市にやってきた。露店が並ぶ通りに入った途端、人が続々と歩いていた。

有名な牡蠣オムレツを食べてみたけど、上にのってるピンクの甘いソースが私は苦手だったな。台湾グルメは、また別の機会に楽しむとしよう。

翌朝、8:30のエバー航空で帰国した。今回の旅はフライト数が多かったので、乗継ぎ失敗のないよう余裕を持たせた分、時間の無駄も多かったが、全てのフライトが遅延なく飛んでくれ予定通りに旅することができホッとした。面倒な経由にも懲りず来年もエバーで予約しているので、次はどの国に行こうか早く決めたい。