メトロポリタン美術館で、無料の日本人ボランティアガイドツアーに参加してみた。

2019/09/05 - 2019/09/05

Windows７が2020年の初頭にサポートがなくなるとかで
10年使った富士通のWindows7のパソコンから買い替えを決意。
二週間ほど前に近所のY電機で、NECのWindows10に買い換えました。
その時バロン妻、どさくさに紛れてiPhone10から
あの三眼レンズだったら、バロン妻でもいい写真が撮れるはずと
iPhone11Proに買い替え、ピッカピカにコーティングまでしてもらいました。
PCのデータの移行と、iPhone同士のデータ移行も何とかやりましたが
何しろ、初めてのWindows10は解りにくい
四苦八苦の今日このごろ、せっかく買った三眼レンズのiPhone11Proも
使いこなせていないままです。
それでも、何とかブログをかけるところまできました。
この回ではマンハッタン観光の読編です。

マンハッタン観光も残すところ三日になり
バロン妻、三日間の観光予定を立てました。
9月5日（木）
メトロポリタン美術館の日本人ボランティアガイドツアーに参加
メットプロイヤー美術館見学
9月6日（金）
クロイスターズ美術館見学
自然史博物館見学（ドネーション）
MOMA金曜日夕方無料開放に行く（これは改装中で閉館）
ホイットニー美術館見学（ドネーション）
9月7日（土）
ユダヤ博物館見学（無料日）
セントラルパーク散策
メトロポリタン美術館見学

この回では、9月5日のメトロポリタン美術館で日本人ボランティア
ガイドツアーに参加した様子と
メトロポリタン美術館入場券のセットで入館できる
メットプロイヤー美術館見学です。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

マンハッタンに来たらメトロポリタン美術館には行きたい
五年前に来た時も行きましたが、再度行きたい場所です。
五年前は、ニューヨークパスを買って利用しましたが、今回は二度目とあって
何とか安くいけないかバロン夫のいびきで眠れない
バロン妻は、夜中にせっせと検索しました。
メトロポリタン美術館も以前はドネーション（寄付）で入館できたようですが、何年か前からにニューヨーク市民以外は入館料がいるようになったみたいです。
そこで、
GetYourGuideというのを見つけここで入場券を買うことにしました。
メトロポリタン美術館入館料はアダルト＄25、シニア（65歳以上）＄17が
正規料金ですが、GetYourGuideは正規料金10％offです。
アプリをダウンロードしてバウチャーをget

ヒルトン クラブ ウエスト 57TH ストリート ニューヨーク ホテル

メトロポリタン美術館に行くには
マディソン・アベニューが北向きの一方通行なので
バスに乗るためマディソン・アベニューまでホテルから歩きます。
五年前に来たときは、タイムズスクエアのエジソンホテルからメトロポリタン美術館まで歩いて行ったもんですが、
情けないことに、今ではもっと美術館に近いミッドタウンのホテルからでも歩くのは嫌です。
美術館の中はすごく歩くから、無理すると後から堪えます。無理が効かなくなりました。

ヴァン クリーフ & アーペル 専門店

マディソン・アベニューのMadison Av/E57　Stのバス停で
M3のバスに乗りました。

メトロポリタン美術館に行くためにはMadison Av/E 81 St で降りるかMadison Av/E 83 St で降りるかバスの中でバロン夫婦もめました。
M3のバス停は82StにはなくGetYourGuideで買った入場券は
81Stの入り口から入ってくれと書いてあるので
Madison Av/E 81 Stで降りることにしました。

メトロポリタン美術館の正面入り口は82丁目で
GetYourGuideで入場券を買った場合は、正面左の81丁目沿いの
入り口から入るわけです。
入場券はアプリを見せればいいだけで手荷物検査をします。
その後、日本人ボランティアガイドツアーの集合場所に行きますが場所は正面入り口から入った
エントランスの右奥です。81丁目入口から入ると正面入口エントランスまでは館内から行くわけですが、わかりにくかったです。でも何とか到着、しかし今度はエントランスの集合場所がよく分からない。
インフォメーションで聞くと日本人スタッフがいて場所を丁寧に教えてもらえ助かりました。

メトロポリタン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

メトロポリタン美術館の日本人ボランティアガイドさんによるツアーは
無料です。火、水、木、金の11：15分から12：15分の一時間です。
予約制ではなくツアーの時間に合わせて集合場所に行きます。
この日のツアーは20人ほどの人数が集まりました。
2グループに分かれて始まりました。
まずは、エジプト美術からです。

しかしながら、この日は午後からここでパーティーがあるそうで
パーティー用具が置かれていて階段から上には上がれませんでした。
遠くからの説明でした。
説明によると
中央に見えるシェパードと呼ばれる神の神殿ホルスは。1956年に
エジプトから660の石に分けてアメリカに運ばれ
6年間かけて再現されたそうです。
周りにはナイル川を見立てた川も流れています。

この方が日本人ボランティアガイドさんです。
メトロポリタン美術館のガイドの資格を得るためには
英語とフランス語だけの講義を二年間受けなければいけないそうです。
ボランティアガイドなのでもちろん無給です。
でもメトロポリタン美術館公認のガイドなので
とても光栄なことだと思います。

ここは、アメリカ美術のコーナーで
ティファニー家にあったステンドガラス等の説明を受けました。
藤棚の背景の薄いグラデーションは大変難しい技術がいるそうです。

ティファニー家とはもちろん宝石のティファニーで
何代か前の当主の時代に屋敷が焼けてしまい
焼け跡からメトロポリタン美術館が探し出してきた
ステンドガラスのように説明を受けました。

今度は上を見上げます。
ビザンティン様式の柱

柱の装飾に使われている4種類の花の説明を受けました。

日本の刀の鞘を参考にしているとか
凝ってますよね

メトロポリタン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

タイルの装飾も素晴らしいです。

メトロポリタン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらのオベリスクも美しい装飾が施されています。

ツアーの移動中に目に留まったものです。
ベビーベット？

個々のステンドガラスの前でさっきのティファニー家で見た
ステンドガラスの違いを説明受けます。

次に来たのが少し離れた場所にあるオランダ絵画
フェルメールです。

「水差しを持つ女」

メトロポリタン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

オランダ絵画から移動して

ここの通路で新館と旧館の説明を受けました。

次は近現代美術のコーナー

メトロポリタン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

この作品は、イサム・ノグチ氏の作品
人体を表しているようです

ぐるっと回ってバランスの絶妙さと
イサム・ノグチ氏の人となりの説明を受けます。

次に来たのがアフリカ美術のコーナー

このタペストリー状のものは
近くで見るとその素材に驚かされます。

次に来たのがギリシャ、ローマ美術のコーナー

この古代の彫像の説明を受けます。

この彫像には重心を支えているつっかい棒のようなものがありません
このような大きな彫像はには必ず重心を支えるために何らかのものが
ありますが、それが一切ないということはこの彫像のバランスで
重心が支えられている。古代にこの技術があったのが偉大だそう

メトロポリタン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

最後の説明はここです。
来年は2020年の日本でのオリンピックにちなんで
ギリシャのコーナー
壺にはオリンピック発祥のオリンピアの様子が描かれているのを
説明してもらいました。
一時間のツアーで他の見学者の邪魔にならないよう
一番暇な時間であまり人が来ないところの説明になりますが
自分たちだけでは、見もしなかっただろう場所で詳しく説明を受けられて
とてもよかったし、知らないことばかりで大変勉強になりました。
参加して本当に良かったです。お勧めです。

入場券を買ったGetYourGuideのツアーガイドには、メトロポリタンを含む
三館には各一回の入場に限ると書いていましたが、ツアーに参加した人が
シールさえ持っていたら何回でも入れるよと教えてくれてので
日本語ツアーが終わった後、少し気分を変えて
近くのメトロとセットで入れるメットブロイヤーに行くことにしました。

E 75th Stを歩きます。

メットブロイヤーに到着
ここはもとはホイットニー美術館があった場所です。
今は移転しています。

メット ブロイヤー 博物館・美術館・ギャラリー

まず入って上の階から観てみました。

ウーム　人体なのか洋服なのか

メット ブロイヤー 博物館・美術館・ギャラリー

はてさて、なんて言っていいのやら

メット ブロイヤー 博物館・美術館・ギャラリー

ライオンのように見えます。

金属で作られたようなもの

メット ブロイヤー 博物館・美術館・ギャラリー

船ですね

個人的にはこれが一番面白かったです。
ビデオなんですが

蟻が葉っぱを運ぶシーンが延々と流れていますが
葉っぱと同じ大きさにカットされた各国の国旗も運ばれてきます。
日本の日の丸が運ばれてくるまで見ていました。

ガラスで作ったピラミッドのようなもの
バロン夫が不思議そうに眺めています。
というわけでメットブロイヤーはササっと見学し終えて
またメトロポリタン美術館に帰りました。

メトロポリタン美術館に帰ってまずは腹ごしらえです。
このあと、ゆっくり美術館を周りました。
メトロポリタン美術館は、二日間行ったので
また美術館だけでブログをアップしたいです。
ありがとうございました。

アメリカンウィング カフェ カフェ