2019/11/01 - 2019/11/02
431位(同エリア1419件中)
めんまさん
秋になると毎年行っている場所があります。
それは宮城県にある亘理町。
何をしに亘理町まで?
それは郷土料理「はらこ飯」を食べに行くっ!!
というお楽しみ旅行なんです。
もう6年目くらいになるでしょうかね。
毎年通いたくなるくらい好きなんですよねぇ。
ここらでちょっとまとめてみましょう。
2013年からのラインナップ、集めてみました(笑)
-
【2013年9月】初めて食べたのは田園さんで。
初心者も安心の人気の大型店です。
この時はこの料理が初めてでしたので本当に
感動したんですよ。鮭といくらの宝石箱に。 -
【2014年9月】
はらこ飯グランプリで優勝したという
与香朗寿司さんに初めて行ったのがこの年でした。
他店とは違う温かい炊き込みご飯が美味しくて
落ち着いた雰囲気の店内が妙に居心地が良かったです。 -
【2016年9月】
3回目は、2011年の津波でお店が流されてしまい
たまたま再オープンというおめでたい日に訪問した
あら浜さんです。大衆的ではないちょっと背伸びのお店かな。
その時はまだはらこ飯が季節ではなかったので
アナゴせいろを食べたのですが、今回は念願のはらこ飯。
この時は副菜が豪華だったのでハーフサイズにしました。 -
同じ日。与香朗寿司さん。
1日に2回食べてもおいしいはらこ飯(笑)
ここのはね、本当にホッとする味なんですよ。 -
【2017年9月】
またまた与香朗寿司さんへ。
安定のおいしさと居心地の良さ。
家庭的な優しい味付けですが鮭の臭みがなく絶品。
この時は少しイクラが白っぽくなってますね。 -
同じ日のお昼は持ち帰りのはらこ飯。
おしか商店
ここの鮭は厚切りでごろっとしています。
ごはんとの馴染みが与香朗さんには負けるかな。
でも外ではらこ飯が食べられるなんてちょっと嬉しい。 -
【2018年11月】
安定の与香朗寿司さんで。はぁ~、宝石箱(笑) -
【2018年12月】
同じ年の12月、はらこ飯シーズンが終わる前にと
駆け込みいただいたのが松寿司さん。
小鉢の「氷頭なます」がまた絶品でした。
はらこ飯はお寿司屋さんが美味しいのかも、
と思わせるお店でした。
さて色々食べましたが今年はどこへ行こうかな。
それと合わせて今回は「変な名湯」めぐりも
予定に入っているので楽しみです。 -
11月1日(金)
午後2時出発して東北へ向かいます。
しつこいようですが、静岡を通って西に行くより
北へ行くほうが何か気が楽なんですよね~
福島県は会津に到着して、まずは夕食。
今日のところははらこ飯以外で。
会津はソースカツどんが有名らしいので
豚太郎(とんたろう)さんへ。
夕食には少し早い時間でしたが
お座敷席がわぁ~っと広がる広い店内には
誰もいませんでした。 -
メニューがたくさんあって迷いますが
せっかくなのでご当地物のソースかつ丼と -
お店の名前が入った「豚太郎ラーメン(牛肉)・塩」を。
注文が終わるとすぐになにやら運んできました。
これ、前菜らしい(笑)
これとビールがあれば完結っていう感じの量でした(笑)
つまみながらしばし待ちます。 -
さ、ソースかつ丼が来ました~
うわ~~、量が多い!!!
肉厚っ!味噌汁もデカっ(笑) -
肉の厚みの割に衣が薄いのと
ソースが甘ったるくなく酸っぱいのでお箸が進みます。
と言ってもさすがにご飯は少し残してしまいました。
夫のラーメンも牛肉たっぷりで脂多めのアツアツ。
スープも野菜と牛の味が良く出ていて
なんだか癖になりそうな味。美味しかったですよ~ -
道の駅たじまでトイレ休憩をしてから
今回の変な名湯一つ目である
会津みなみ温泉 里の湯へ。
名前だけ見ると普通の良さ気な温泉なのですが
ここ、なんと電気屋さんがやっているお店なんです。
外観が電気屋さんなので
うっかりするとここが温泉なんて
気づかずに通り過ぎてしまいそう。 -
夜なので写らなかったのですが、昼間は
Panasonicの看板が目立つのでさらに電気屋さん感が!
谷地電気さんっていうんですね。 -
中に入るとちゃんと銭湯風の作りになっていますので
お金を払い(350円)男女別風呂へ。
脱衣所で服を脱いでいると、ちょうど出てきた
おばあちゃんにこんばんは、と挨拶。
するとおばあちゃんが
「こんばんは。・・・先生かい?」
「へっ・・・・・? 違いますよぅ~なんで先生?」
「あらそんなんだ? 若ぇから先生かどおもた」
あははは~、と笑って浴室に入ります。
若いと(実際若くない)何で先生なんだ??? -
中は湯気が籠っていて3人入ればいっぱいの浴槽が
一つありました。岩風呂のように装飾してあります。
赤いのは非常ボタン。電気屋さんならでは、ですかね。 -
よく見ると赤い湯の華が大量に漂っていました。
小さなお風呂なのに、地元の方が入れ替わり入っていて
おばちゃんたちとずっとおしゃべりをしていたので
髪は洗えなかったけれど楽しかったです。
お風呂で知らない人とおしゃべりするの大好きです。
渡辺謙の話で盛り上がった後
近くでおすすめの温泉も教えてもらいました。
会津からさらに山の方へいった金山町というところにある
天然炭酸泉のせせらぎ荘がいいらしいですよ。
今度行ってみたいなぁ。
会津から那須方面へ。
黒磯のドン・キホーテで時間つぶしをして
道の駅那須高原友愛の森で車中泊です。 -
11月2日(土)
ちょっと早めの8時に起きて出発です。
空は快晴~秋晴れで気持ちが良い~
朝一で向かいますのは、「変な名湯」の
本に載っていたところ。
ここは楽しみだったんですよ~
タイトルは
「あなたも絶句することうけあいの、
現在進行形アルマゲドン温泉だ!」
ということなんですが想像できないかもしれません。
なんだか「廃墟」らしいんですよ。
場所は有名な那須湯元温泉とすぐ近くなのですが
道一本外れたところ。
細い山道を車で行くと駐車場がありました。
大きめの車だと駐車するのも一苦労な場所です。 -
車を停めて細道を歩いて行くと一台の自動車がやってきました。
私の前で止まると、「お風呂?」と聞くので
どうやら温泉宿のご亭主らしい。
ご亭主はこれから出かけるらしいんだけれど
しばらく悩んだ挙句、勝手に入っていいと
入浴を許可してくださいました。
ヨカッタ~。一足遅ければ入れないところだったわ~
で、お宿に向かいますとこのような景色が。
右下が今回入る温泉「老松温泉 喜楽館」ですが
周りの「元ホテル」も全部廃墟です。 -
恐る恐る近づいてみると宿の入り口が見えます。
「名湯 老松温泉」とあります。 -
ドアのガラスには案内の紙が貼ってありました。
-
後ろの受付(だったところ)はこちら。
カーテンが閉まっていて今は使っていないようです。
あ、料金は先ほどご主人にお支払いしました。 -
入口の横を見ると崩壊した部屋を見ることが出来ます。
なんでこうなっちゃったんだ。 -
内も外もわからずとにかく崩れています。
-
入口を入ると階段があるのでここを下りますが
写真では伝わりにくいですが暗くて怖い雰囲気でした。 -
ここを下っていくと洗面コーナーがあります。
が、天井も壁も痛みが激しい。 -
奥まで進むと温泉らしい暖簾がかかっています。
女湯の前の床がグニャグニャしていて
抜けそうで危険でした(笑) -
恐怖心を抑え、いざ入湯!!!
うわぁ~~~~床も壁も板張りでいい感じ!!!
しかも硫黄の香りがしています。
手前の湯舟は空でしたが
奥がかけ流しのお湯で満たされています。 -
2,3人入れるくらいの湯舟です。
-
お湯の吹き出し口には析出物がたんまり。
-
本には「優しい弱アルカリ泉」だと書いてありましたが
けっこう硫黄の匂いがしますよ。
温度もやや熱めですが良い感じです。
昼間の日差しが入り白く濁ったお湯が
きらきらと輝いていました。 -
帰りに建物の中に源泉を引いているところを発見しました。
何か得した気分です。
とまぁこんな風に相当変わった温泉でした。
せっかくお湯がこんなに良いのですから
このまま朽ちていかないように管理をして
いただきたいものですが
それもご主人の気の向くまま、なのかな。
行きたい方は早めにいかれるといいのかも(笑)
つづきます。
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旅行記グループ
はらこ飯ツアー2019
この旅行記へのコメント (2)
-
- 多良さん 2019/11/22 23:06:40
- 予想外の想定外(爆)
- はらこ飯グランプリで優勝したという「鮭といくらの宝石箱」・・・たまりませんね~\(^o^)/
そこへ「ソースかつ丼」そして「牛肉たっぷりのラーメン」・・・
気絶・・・・・しました。。。(゜.゜)
「電気屋さんの温泉」これまた珍しい!!!
変な名湯大賞候補かも~♪
廃墟のなかの「名湯 老松温泉」も味わい豊~♪
病気を治しに行く温泉ですが、先に温泉を治したい!!!
っていうか・・・やっぱり・・・めんまさん・・・グルメなのかも~\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
多良
- めんまさん からの返信 2019/11/23 00:18:22
- グルメではないんですが
- 食べるのは好きですよ~
はらこ飯を知ってからその美味しさに虜になりました。
魚介も好きですが、特に肉が好物でして(笑)
美味しいものと穴場の温泉と猫が好きです。
変な名湯シリーズは今後もしばらく続くと思いますので
また見に来てくださいね~
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