2019/11/10 - 2019/11/12
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ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん
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北陸観光フリーきっぷを使った富山の旅その2、黒部峡谷トロッコ電車に乗って紅葉狩りです。
黒部峡谷鉄道について
元はアルミ精錬の電源確保の為、関西電力の前身の一つ、日本電力による黒部川電源開発の資材運搬用軌道として建設。
1923年桃原(現宇奈月)~猫又間の建設に着手、1926年運転開始。その後順次延伸し、1937年欅平まで全通。1953年同区間の鉄道事業の免許を取得していた関西電力が営業運転開始。1971年関西電力から子会社の黒部峡谷鉄道が免許を譲受して今に至っています。トロッコでの旅客輸送の合間を縫って、工事用列車も多数運行しています。
延長:20.1km
軌間:762mm
電圧:直流600V
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
【富山地方鉄道 宇奈月川橋梁】
1923年頃竣工、上路ワーレントラス+上路プレートガーダー。
塗装の塗り替えもかなりさぼっていて、施設の適切な保守ができていないように思います。鉄道事業は三セクのあいの風とやま鉄道と合併、重複区間の廃止等で経営の合理化を図り、施設管理を近代化した方が良いように思います。 -
【橋の模型】
青色の塗装なので、モデルは後曳橋でしょうか。記念撮影用に造られたようです。車両も含め結構良く出来ていますが、沓座が宙に浮いて吊られているのは許せません。蛍光灯も邪魔です。 -
イチオシ
【黒部橋(旧山彦橋)】(左)
1924年竣工、2ヒンジスパンドレルブレーストバランストアーチ。
我が国初の同形式橋梁。すばらっ!
1986年上流に新橋ができるまで黒部峡谷鉄道の列車が渡っていましたが、今は遊歩道として渡ることができ、宇奈月のランドマークになっています。奥は新山彦橋、貨車を挟んだ工事用列車が通過しています。
帰りにじっくり観ることにして、いよいよトロッコ電車に乗り込みます!山彦橋 名所・史跡
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【黒部峡谷鉄道 宇奈月駅】【黒部峡谷鉄道 EHR101】
客車は窓のない普通車(トロッコ)と窓のある特別車・リラックス車があり、それぞれ料金が異なります。宇奈月駅 駅
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席が取れないと行程に支障が出るので、行きのみネットで予約しました。帰りも予約できますが帰りは比較的分散するので、団体さんとかぶらなければ予約なしでも普通車には乗れると思います。席は2号車等、号車のみ指定される指定席。片道¥1,980.-!!
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【湖面橋】【宇奈月ダム】
紅葉真っ盛りです。行きは殆どの区間で右側が谷、左側が山となるので、普通車右端に陣取りました。ヒートテックの肌着にネックウォーマーや指出し手袋、カイロ等防寒装備を準備していきましたが、曇っていて朝の冷え込みが緩んだ為、セーターは脱ぎました。 -
【新柳河原発電所】【柳橋駅】【発条転轍器】
1993年運用開始。
ヨーロッパの古城のような建物。建物内部まで線路が繋がっています。
宇奈月ダムの建設で水没する柳河原発電所の代替として建設されました。新柳河原発電所 名所・史跡
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イチオシ
【猿の吊橋】
エメラルドグリーンの川の色が青みを増して紅葉とのコントラストが良い景色です。 -
【黒部峡谷鉄道 森石橋】
1925年竣工、2ヒンジソリッドリブアーチ。
昭和初期にしては太いアーチリブを使った贅沢な造りです。 -
【黒薙駅】
この駅は帰りに下車するので、後曵橋や跡曵水路橋は後程。
行きで下車すると、乗車する時に満員で次の列車を待たされる危険性があると思い、帰りに寄る事にしました。黒薙駅 駅
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【出し平ダム】
1985年竣工、越流型直線重力式コンクリートダム
このダムで取水した水は、 跡曳水路橋を通って新柳河原発電所へ送られています。出し平ダム 名所・史跡
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【冬期歩道】【出平駅】
トロッコが運休する冬の間は、線路脇に設置されたトンネル状の歩道を通って、寮や合宿所に業務文書や生鮮食料品などを毎日運ぶそうです。
ほとんどが峡谷の路線なので、少し平らな所が広いと○○平と呼ばれているようです。
普通車で寒いのにご覧の通りの混雑ぶりです。 -
【目黒橋】(旧猫又側線橋)
1934年竣工、フィーレンディール+上路プレートガーダー。
桁は1934年日本橋梁㈱製。
フィーレンディールを観るのは京都の保津峡橋以来、感動です!
この変な形をした橋脚は猫又堰堤跡です。 -
こちらが堰堤として使われていた時代の写真です。
出典:土木学会土木貴重写真コレクション -
【黒部峡谷鉄道 ボハフ1000形+ボハ1000形】【猫又駅】
単線なので途中何度か宇奈月行きの上り列車とすれ違います。
座席は4人掛けx9列。最後尾の客車には車掌さんが添乗しています。猫又駅 駅
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【黒部峡谷鉄道 鐘釣橋】(かねつりばし)【錦繍関】
1928年竣工、2ヒンジスパンドレルブレーストアーチ。
この写真ではどんな橋か全く分かりません。錦繍関 自然・景勝地
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欅平駅に谷底から撮った写真が展示されていました。
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【鐘釣駅】
水平区間が短いためスイッチバックします。鐘釣駅 駅
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【黒部峡谷鉄道 EDV37】
側面のV字ラインは近鉄で見たような・・・ -
【黒部峡谷鉄道 小黒部橋】(小黒部谷橋)【第41号トンネル】
1929年頃竣工、上路プラットトラス。
この橋は横から撮った画像が見当たりません。オブローダーの方、誰か撮りに行ってくれないかな~。 -
【欅平駅】
縦列に2編成が同時に停まれる超長いホーム、降車用(奥)と乗車用(手前)で分けているようです。ナローとて侮れません。欅平駅 駅
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この先、保守・工事用のルートを見学する『黒部ルート見学会』や北アルプスの山々を展望できる『黒部峡谷パノラマ展望ツアー』もあるのですが、それはまたの機会に。
※関西電力HPより -
【黒部川第三発電所】
1940年運用開始。
谷側の線路が発電所へ向かって急坂を下っていてインクラインになっています。普通鉄道とインクラインの線路が繋がっていて、発電所への資材運搬に使われているようです。レストイン欅 グルメ・レストラン
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【客車連結部】
ピンが差し込まれているようなので、ピン・リンク式連結器でしょうか。
こんな形初めて観ました。 -
改札を出たら真っ先に帰りの切符を購入。
でも、行きはトロッコの寒さに耐えた人も帰りは窓付きに乗る人が多かったので、慌てて買わなくても良いかもしれません。 -
【奥鐘橋】(おくかねばし)
1962年竣工、スパンドレルブレーストアーチ。
峡谷の写真を撮っていたら予報通り雨が。傘やら防寒装備・三脚やらで大型ザックでの旅行です。奥鐘橋 名所・史跡
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イチオシ
【旧奥鐘橋】【河原展望台】
奥鐘橋の下に、旧橋の主塔が残存。左は祖母谷川砂防堰堤。
雨を浴びて紅葉が一層鮮やかになりました。 -
【人喰岩】
この少し手前にヘルメット置き場があるのですが、誰も使っていません。
この先の名剣温泉や祖母谷温泉も行ってみたいですね。 -
【黒部峡谷】
この辺りになると枯れ木も目立ち、紅葉のピークは過ぎているようですが、まだ見頃です。峡谷を沢伝いに30分程下ると、「特別天然記念物」・「特別名勝」の猿飛峡があります。猿飛峡 自然・景勝地
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【黒部峡谷鉄道 EDR21】
帰りの列車がやってきました。
レールの継ぎ目はここも相互式継目です。 -
帰りは1列独占!左右どっちも邪魔者はいません。(笑)
トンネル内はかなり冷え込みます。 -
【小屋平ダム】【小屋平駅】
1936年竣工、越流型直線重力式コンクリートダム。
沿線の殆どの発電所等の施設に引き込み線があり、一般客は乗降できない駅が設置されています。(途中で乗降できる駅は黒薙駅と鐘釣駅のみ)小屋平駅 駅
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【黒部峡谷鉄道 ウド谷橋】【第34号トンネル】
この橋は、冬になるとレール・枕木・橋桁・架線・架線柱等の設備を撤去して両側のトンネル内に収納。トンネルの扉を閉め、雪崩に備えて冬じまいするそうです。
行きは機関車に近い2両目(2号車)でしたが、帰りは最後尾から2両目(5号車)。曲線では前の方の車両が見渡せ、写真映えするのでお薦めです。 -
【万年雪】
溶けて無くなってしまったようです...
と思ったら、沢の左の窪地に白い物が見えます。これかも知れません。 -
【黒部峡谷鉄道 橋】(名称不明)
上路プレートガーダー。
上路ワーレントラスの仏石橋もあるのですが、仏石に気を取られて撮り損ねました... -
【黒部川第二発電所】
1936年運用開始。
河道を左岸側に誘導して、河床に堆積した土砂等を除去していました。見たこともないバカでかいダンプがいます。コマツのHM400、これも分解してトロッコで運搬したのでしょうか... -
【1995年7・11水害】
前回大糸線の旅で国界橋を流失させた1995年の7・11水害、富山では猫又谷から大量の土砂が流出、猫又ダムが跡形もなく埋め尽くされる等、甚大な被害を受けました。堆積土砂の除去は永遠の課題かもしれません。
※黒部河川事務所資料より -
【黒部峡谷鉄道 オシ3】【出平駅】
車両限界の小さい黒部ならではの大物車。アーチバー台車が渋い!出平駅 駅
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【柳河原発電所 跡曳水路橋】(あとひき)
1927年竣工、メラン式RC開腹アーチ。
昭和初期にこの山奥によくこんな橋を架けられたものです。
この他に弥太蔵水路橋や森石水路橋もあるようです。
【土木学会選奨土木遺産】 -
イチオシ
【黒部峡谷鉄道 後曳橋】(あとびき)
1925年竣工、2ヒンジスパンドレルブレーストアーチ。
黒薙駅から黒薙川沿いに道があり、後曳橋を反対側から観られるそうなので行ってみました。後曳橋 名所・史跡
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【黒薙駅】(くろなぎ)
構内踏切を渡って山道を登ります。
遮断器等はありませんが、列車が来ると警報が鳴って渡れなくなるので、5分前に戻るように駅員さんに言われました。黒薙駅 駅
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階段を登って振り返ると、黒部峡谷鉄道の長い列車が先頭から最後尾まで1枚に収まりました。
(途中少し隠れていますが・・・)
その3に続きます。https://4travel.jp/travelogue/11569072
その1はこちら→ https://4travel.jp/travelogue/11567214
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この旅行記へのコメント (2)
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- 横浜臨海公園さん 2019/11/19 18:48:51
- 富山
- 橋梁学会さま、こんばんは。
旅行記を拝見させて頂きました。
地鉄はかなり乗り心地が悪く、軌道整備に金を掛けていないのは一目瞭然
本当に運賃はバカ高いにも拘らず、国鉄車輛乗入時代から、あの会社は冬季豪雪期が在るとは申せ、乗り心地は当時の国鉄簡易線以下で、もう少し軌道関係に資金を流用すべきと感じます。
橋梁、写真で拝見した限りですが、ペイント塗替えがなされていない様子がアリアリです。
横浜臨海公園
- ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん からの返信 2019/11/19 20:43:30
- Re: 富山
- こんばんは。
仰る通りです。2008年には中加積駅付近で脱線事故が起き、業務改善命令が下るのも時間の問題かもしれません。
これに対し、その3で登場しますが、路面電車はかなり先進的で、この際普通鉄道は切り捨ててしまおうと目論んでいるのか、と疑ってしまいます。実際には少ない予算の中で何とか遣り繰りしての現状なのだとは思いますが・・・
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