2019/11/10 - 2019/11/12
214位(同エリア1451件中)
ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん
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北陸観光フリーきっぷを使った富山の旅その3、黒部峡谷トロッコ電車を黒薙駅で降りて散策、最終日はカーシェアで立山方面や鉄道では行きにくい場所を中心に富山の橋を巡ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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黒薙駅から沢沿いの道を上流へ登っていきました。2つの橋をスッキリと見渡すのはどちらも難しそうです。
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こちらは水路橋。
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【音沢発電所 跡曳水管橋】(正式名称不明)
下路ワーレントラス。
上流にもう一つ水路橋がありました。出し平で取水しているようです。 -
【黒薙遊歩道】
この先も黒薙温泉まで道が続いています。宇奈月温泉の源泉はこの黒薙温泉、引湯管でお湯を引いています。
次回は秘境、黒薙温泉に是非泊まってみたいです。黒薙温泉 温泉
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【黒部峡谷鉄道 黒薙支線】
黒薙駅から支線が岩山の中へ伸びています。非電化らしいですが、黒薙駅付近は電化されていて、EDVが収まっていました。黒薙第二発電所へと続いているようです。
本線で使われているPCマクラギは、ガードレールも締結できるようになっています。 -
このエメラルドブルーの川面と紅葉のコントラストは、黒部峡谷独特の魅力と言っても良いかもしれません。左の吊橋は引湯管用のものでしょうか。
黒部峡谷 紅葉
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宇奈月に戻ってきました。
右奥は弥太蔵吊橋と弥太蔵橋。弥太蔵水路橋や建設予定の弥太蔵谷発電所等、あちこちに弥太蔵さんの名前が出てきます。何者でしょうか。山彦橋 名所・史跡
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【黒部峡谷鉄道 山彦橋】
1986年竣工、スパンドレルブレーストアーチ。
駅に着いたら土砂降りの雨、小降りになるまでしばらく駅で雨宿り。新山彦橋 名所・史跡
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【黒部峡谷鉄道 ED11+ハフ10】
1934年東洋電機製造。
トロッコ広場に保管。下立口駅の北にED13もあるのですが、今回は割愛しました。 -
【やまびこ展望台】
肝心の旧山彦橋はよく見えません。やまびこ展望台 名所・史跡
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【宇奈月温泉駅】【富山地方鉄道 16010形(元西武5000系)】150
レッドアローに乗って、宇奈月を後にします。宇奈月温泉駅 駅
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【黒部峡谷鉄道 ED8+ハフ26・27】【新黒部駅】
機関車は1934年東洋電機製。
新黒部駅前の駐車場に展示されています。
新幹線に乗換えて富山へ。新黒部駅 駅
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【電鉄富山駅】【富山地方鉄道10030形(元京阪3000系)】(中)
ダブルデッカーはちらっと見かけましたが写真は撮れませんでした。残念。でも大手の旧車を使って後世に残してくれるのはありがたい。宿へ向かいます。電鉄富山駅 駅
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【桜橋】
1935年、2ヒンジソリッドリブアーチ。
最終日、カーシェアで県内の橋を巡ります。大川寺経由で立山方面へ。桜橋 名所・史跡
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【常西合口用水 第三隧道(吐口)】(大川寺隧道)
常西合口用水はデ・レーケの指導により1893年に完成しました。左岸に多数あった用水取水水門による土砂の堆積が常願寺川洪水の一因と分析し、これをまとめて安全な上流に設置し用水路を整備したもの。またしてもデ・レーケ!
ポータルが石造からコンクリート造に改修されていますが、『澤無涯』の扁額は残っています。上は大川寺駅のホーム桁。 -
【観光橋】
1929年竣工、RC床版桁。
常西合口用水をもう少し下流へ行くと、佐々成政が整備させた「佐々堤」があるようです。 -
【富山地方鉄道 上滝線常願寺川橋梁】
1974年竣工、下路ワーレントラス。
先代は富山県営鉄道1931年竣工の上路プレートガーダーでした。 -
イチオシ
【富山地方鉄道 岩峅寺駅】(いわくらじ)
立山鉄道が1921年開業。立山線と上滝線の接続駅。
レトロな雰囲気を残した建物です。明治時代の富山駅との設定で、映画「劔岳/点の記」にも登場しました。立山方面へ向かいます。岩峅寺駅 駅
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【富山地方鉄道 有峰口駅】
富山県営鉄道が1937年開業。
足場が組まれていますが、補修/補強工事でしょうか。富山県営鉄道時代の「小見駅」の文字も残っていますが、見納めかもしれません。
※リニューアルされて小見駅の文字も残りました。有峰口駅 駅
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【富山地方鉄道 千垣橋梁】(ちがき)
1937年竣工、2ヒンジスパンドレルブレーストアーチ。
この旅5橋目!富山はスパンドレルブレーストアーチの宝庫です。
中央付近を除いて、主桁と下弦材の中間辺りに連結材が配置されているのが特徴的。 -
【本宮砂防堰堤】
1937年竣工。貯砂量約500万m3は日本最大級!
1891年デ・レーケのまとめた常願寺川改修計画がベースになっています。ここもデ・レーケ!
【重要文化財】(常願寺川砂防施設)
副堰堤に架かる吊橋は心のかけ橋、奥のアーチは立山大橋。 -
【富山地方鉄道 小見架道橋】(正式名称不明)
1937年頃竣工、上路アーチ。
菅橋にも似た良い感じの曲線を描いています。 -
【富山地方鉄道 真川橋梁】
1955年頃竣工、上路プレートガーダー。
奥の方で、丁度ケーブルカーが戻ってきました。立山も紅葉は見頃です。 -
イチオシ
【北陸電力 千寿橋】(常願寺川水路橋)
1932年竣工、中路ブレーストリブタイドアーチ。
水路は下流の小見発電所へと向かっています。水路橋はどれも渋い!今は水管上が管理用道路になっていますが、設計時は専用軌道となっていました。今回の旅で最も美しい橋です! -
千寿橋のスケルトンを描いてみました。
寸法は判読しづらかったので、間違っているかもしれません。 -
【加藤製作所 4t機関車】
立山砂防軌道で活躍。 -
【トロッコ展示レーンの古レール】
左 SCRANTON 2 79 STEEL スクラントン製鉄
右 jis 15 2048 GODO 合同製鐵 -
【立山砂防工事専用軌道】
スイッチバックを繰り返して、列車が山を降りてきました。
黒部峡谷鉄道は電化762mmのナローでしたが、こちらは非電化610mmです。 -
この専用軌道も、立山カルデラ砂防博物館が行なっている、「立山カルデラ砂防体験学習会」に参加すれば乗ることができるようです。連続18段、合計38段のスイッチバック等面白そうです。(実施率は50~70%、雨天等で中止になります)
※資料は立山カルデラ砂防博物館より立山カルデラ砂防博物館 美術館・博物館
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【左岸連絡水路橋】(豊水橋)
2008年竣工、RCアーチ。
旧橋のイメージを継承した設計です。
高山本線猪谷方面へ向かいます。 -
イチオシ
【高山本線 猪谷川橋梁】【キハ120形】
1930年竣工、上路ワーレントラス(2,3)+上路プレートガーダー(1,4,5)。
ワーレントラス両端の縦桁はプレートガーダーに載っています。 -
ワーレントラス端部の垂直材が台形になっていて、上弦材と横桁を省略し直接縦桁を受けています。設計者のこだわりが感じられます!
常虹の滝 自然・景勝地
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イチオシ
【高山本線 第二神通川橋梁】
1930年竣工、下路プラットトラス(1)+上路プレートガーダー(2,3,6)+上路ワーレントラス(4,5)。
撮り鉄さんに持って来いの素敵な橋ですが、残念ながら列車は来ませんでした。 -
【笹津橋】
1941年竣工、RC開腹アーチ他。
【登録有形文化財】
展望広場を整備してくれてますが、よく見えません...奥の橋は(新)笹津橋。笹津橋 名所・史跡
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【高山本線 第一神通川橋梁】
1929年竣工、上路プラットトラス(1-6)+上路プレートガーダー(7,8)。 -
【落合橋】
1932年竣工、3径間下路曲弦プラットトラス。
この橋が歴史的鋼橋に載っていないのは解せません。 -
【神通大橋】
1956年竣工、下路ランガートラス(1-3)+PC単純桁(4-10)。
大抵のランガートラスはトラス頂部の位置に垂直材が配置されていますが、この橋はトラスの谷の位置になっています。
どこかで見た色だと思ったら、黒部峡谷で観てきた色でした。 -
【北陸新幹線 神通川橋梁】
2015年竣工、4径間連続PCエクストラドーズド橋。 -
【高山本線 新神通川橋梁】
1907年(明治40年)AmericanBridge社製、1908年(明治41年)開通、下路プラットトラス(ピン結合)
以前観てきた大糸線の第一姫川橋梁は斜材等が改造されていましたが、こちらはほとんど未改造のシュヴェドラートラス!
元々は北陸本線の橋でしたが、1960年(昭和35年)に下流側に新橋が架設され、高山本線用に転用されました。新幹線ができて観ずらくなってしまいました。 -
【富山地方鉄道 架道橋】(正式名称不明)
垂直補剛材がJ型スティフナー!歩道部の桁を受ける橋脚も。明治時代の桁かもしれません。
【富山地方鉄道 10030系】
京阪の3000系がベースの車両です! -
【富山電気ビルデイング】【富山地方鉄道 7000形】
1936年築。黒部峡谷鉄道といい何かと電気と関わりの深い街です。
【登録有形文化財】富山電気ビルデイング 名所・史跡
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【すし玉 朝とれ地物盛り11貫】
車を返してお昼にしました。
白海老やホタルイカ、カニ、甘海老、鰤等、富山の魚のセットです!廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン
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【富山地方鉄道富山市内軌道線 富山駅】
路面電車を少し観ていきます。
富山駅の高架下で富山ライトレールと接続する工事をしていました。2020年に富山地方鉄道が吸収合併するそうです。富山駅 駅
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【インファンド工法】
溝付きレールを樹脂で固定して、振動・騒音を抑える工法を採用しています。緑化軌道も観たかったのですが、止めてしまったのでしょうか、見当たりませんでした。 -
【富山地方鉄道 T100形】
アルナ車両製。真ん中の車両には端部も含め台車がなく、両脇の車両に支えられた3車体2台車の連接車です。橋に例えるならカンチレバートラスといった所でしょうか。 -
【金沢駅】
新幹線で金沢へ。フリー区間です!鼓門 名所・史跡
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【北陸鉄道 北鉄金沢駅】【8000系(元京王3000系)】
この狭い空間でコンパウンドカテナリー!!北鉄金沢駅 駅
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【特急しらさぎ】【681/683系】5064M
金沢から特急しらさぎに乗って帰路につきます。金沢駅 駅
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【輪島朝市弁当/高野商店】
かき飯、サザエのいしる煮、ぶり角煮、たらの子旨煮等、酒のつまみにピッタリの弁当で旅の締めくくりです。
前から乗りたかった黒部峡谷鉄道を絶好の紅葉の時期に乗れ、橋も素敵な橋ばかりで大満足の旅でした。次は雪の大谷を観られる時期に来たいと思います。
トータル 橋35、SL/EL/DL等10、建物4、他15 を巡る旅でした。
その1はこちら→ https://4travel.jp/travelogue/11567214
その2はこちら→ https://4travel.jp/travelogue/11567763高野商店 金沢駅 ほくりくの駅弁 グルメ・レストラン
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