2019/05/07 - 2019/05/07
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町の南側、東側を歩いて「ウルム大聖堂」へやって来ました。
1377年起工だそうですから、そこから650年近くも経つのですね。
当初は教区教会としての着工から市民の威を見せるためとして大聖堂並みの規模にするよう設計の変更が行われ、鐘楼の完成は1890年と、気の遠くなるような年月を経て現在の姿に。
ですが、第二次大戦でウルムの町の大部分が破壊された中、この大聖堂は難を逃れたそうです。
以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記の日です。)
4月30日(火) 福岡~羽田~フランクフルト~ゲンゲンバッハ
5月 1日(水) ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
5月 2日(木) ゲンゲンバッハ~ドナウエッシンゲン
~コンスタンツ~メーアスブルク
5月 3日(金) メーアスブルク~ユーバーリンゲン~リンダウ
~メーアスブルク
5月 4日(土) メーアスブルク~シュトゥットガルト
~シュヴェービッシュ・ハル
5月 5日(日) シュヴェービッシュ・ハル~アウクスブルク
5月 6日(月) アウクスブルク~ドナウヴェルト
~ディンケルスビュール~ネルトリンゲン
~アウクスブルク
☆5月 7日(火) アウクスブルク~ウルム
~フランクフルト国際空港より帰国便
5月 8日(水) 羽田~福岡
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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町の東側から商店街のようなかわいい通りを歩いて「ウルム大聖堂」の北東側に到着しました。
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歩いて来た通り。楽しい通りでした。
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尖塔を含めて高さが162メートルほどあり、現在でも教会堂建築としては世界一の高さだそう。
展望台が141メートル地点に設けてあり、768段の階段で上がることができます。
2010年に訪ねた際、意を決して上りました。
残念ながら小雨模様の天候下でしたので、この日のようないいお天気の日に再トライできればよかったのですが、時間・体力ともに余裕もなく、そもそも工事中でこの時期は上ることはできなかったようです。 -
ゴシック様式の特徴ともいえる尖塔がいくつも並びます。
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こちらは東側。内陣のあたりの外側ですね。
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東側の塔。
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西側の塔。下の部分には覆い(足場)が掛かっています。
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では、こちらの北側の入口から中へお邪魔します。
扉上部のファサードの素晴らしいこと。 -
ズームするとその精巧さがわかります。
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イチオシ
そして堂内へ。
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まずはこちらにキャンドルを灯し、手を合わせました。
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この大聖堂は身廊は大アーケードと高窓のみの2層式、16世紀に側廊それぞれの中間に柱列が置かれ身廊と合わせて5廊式となったそうで、その数多くの柱、前後左右の壁に彫像などの装飾が多数施されています。
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美しい身廊。
正面の内陣は、残念ながら修復中のようですね・・・。 -
内陣に近づくとやっぱり柵が・・・。
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工事の足場を背にした磔刑像。
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身廊の天井はリブヴォールト式。
天井高は42mもあるそうです。 -
柱には数々の聖人像。
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もちろん反対側の柱にも。
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イチオシ
この大聖堂は身廊の途中に説教台があります。
後の柱には説教壇。 -
その上部の装飾も見事。
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側廊もこの美しさです。
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こちらは北側の壁だったでしょうか。
(時間も経過し、もはやどの部分かわからなくなっております。) -
角にも数々の紋章のようなプレートが。
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収蔵品の数がとにかくすごいです。
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どこを見ても、
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こんな風に。
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柱や天井が素晴らしく、上ばかり眺めていました。
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説教台付近で団体さんがガイドを聞いていました。
言葉がわかれば近くで聞き耳を立てるんですけどね。(笑) -
こちらは恐らく南側の側廊。
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南側のステンドグラス。
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こちらも。
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そういえばこの大聖堂のステンドグラスには、アインシュタインが残した公式が刻まれているものがあるのでした。
でもそれがどこの場所のステンドグラスだったか、記憶は全くないし、wi-fiだのみのスマホはここでは役に立たず調べることもできない。
あ~、失敗しました。 -
ま、しょうがないので、美しい堂内を楽しむとしましょう。
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こちらは恐らく内陣付近の南東の辺り。
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この美しい品、何と呼ぶのでしょう?
教会の装飾や収蔵品に詳しいと見学するもの楽しいでしょうね。
ともあれ、黒いアイアンの柵といい、中央の塔といい、石造りの囲いといい、素晴らしいの一言。 -
南の壁にもプレートがずらり。
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こちらにも。
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近くの柱の下部にはこんな彫りが。
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内陣右手には絵画。
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これは木製の祭壇でしょうか。
上部の彫りがすごい。 -
内陣左の説教壇。
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柱の聖人像。
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身廊の西側を望む。
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パイプオルガンはシンプルですが、その下の部分にはやはり美しい彫りが。
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南側からの光で聖人像が照らされています。
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こちらは古えの扉でしょうか。
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南西の角にはこの大聖堂の塔部分の模型がありました。
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アインシュタインのステンドグラス、どこだっけな~としつこく探しましたが見つけられず。
でも西側扉付近の高い場所らしいので、この近くだったのかもしれません。 -
最後に南側の側廊から堂内を見納めて、
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西の扉からお暇しました。
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「大聖堂」前のミュンスター広場では何やら催しが。
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西側の扉付近も柵で囲まれていました。
歴史的建造物には付き物の修復。中を拝見できてよかったです。 -
イチオシ
扉上部の美しいファサード。
天井部分が水色なんて、ちょっと意外でした。 -
堪能させていただきました。ありがとうございました。
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広場北側の建物の時計では11:30になるところ。
そろそろランチへ参りましょう。 -
広場の催しは緑の保全などに関することだったのでしょうか。
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広場北側の泉。
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では、ランチへ参ります!
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