2019/05/07 - 2019/05/07
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2019年5月7日(火)とうとう帰国の日です。
フランクフルト空港18:05発の便ですので、2時間前の16:00頃に空港に到着すればよいとして、それまでどこで過ごそうか。
この旅に出発前からいろいろと悩みました。
プランはざっと6パターン。
●その1:2015年に工事中でがっかりだった橋を見てソーセージをいただくべくレーゲンスブルク再訪。
●その2:2017年雨に祟られ職人広場でソーセージをいただいたのみのニュルンベルク再訪。
●その3:ロマンティック街道の小さな町、ランツベルクへ。
●その4:美しい図書館を訪ねるべくウルム郊外のヴィブリンゲンと、併せてウルムも少し。
●その5:一気にフランクフルトまで行き、近郊の町かフランクフルトをゆっくり楽しむ。
●その6:ウルムオンリー!
いずれも捨て難く悩みましたが、1~4まではどれも時間が滞在時間が中途半端になってしまったり、滞在時間を延ばすと空港着が遅くなったり。
5のフランクフルトもいいのですが、フランクフルトやその近郊の町はまた何度もチャンスがあるはずと、結局、町をゆっくり見て、空港へも余裕をもって到着できるウルムのみを訪ねることに前夜遅くまで悩んで決定しました。
写真が多くなってしまいましたが、まずはドナウ河畔までお付き合い下さい。
以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記の日です。)
4月30日(火) 福岡~羽田~フランクフルト~ゲンゲンバッハ
5月 1日(水) ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
5月 2日(木) ゲンゲンバッハ~ドナウエッシンゲン
~コンスタンツ~メーアスブルク
5月 3日(金) メーアスブルク~ユーバーリンゲン~リンダウ
~メーアスブルク
5月 4日(土) メーアスブルク~シュトゥットガルト
~シュヴェービッシュ・ハル
5月 5日(日) シュヴェービッシュ・ハル~アウクスブルク
5月 6日(月) アウクスブルク~ドナウヴェルト
~ディンケルスビュール~ネルトリンゲン
~アウクスブルク
☆5月 7日(火) アウクスブルク~ウルム
~フランクフルト国際空港より帰国便
5月 8日(水) 羽田~福岡
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
6:45頃起床して天気予報をチェック。
気温も低くもなさそうだし、雨も降らないようです。ほっ。 -
8:00少し前にホテルをチェックアウト。
宿泊料はチェックイン時に前払いしているので楽ちんです。
アウクスブルク中央駅までは5分もかからない距離ですが、余裕を持って出発しました。 -
途中のビルの壁のアインシュタインさん。
これからあなたのホームタウンへお邪魔致します。 -
駅に到着。南口から入ります。
-
入ってすぐのこの自販機でパックのフルーツジュースを購入しました。
あとでご紹介しますがなかなか美味しいジュースでした。 -
ホームへ出ます。
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8:17発のフランクフルト行きのICでウルムまで。
早めに着いてしばし待ちました。 -
そしてICが到着。
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乗り込みました。
結構空いていてゆったり座ってウルムまで。 -
発車しまーす!
-
早速朝ごはんを。
チョコクロワッサンと先程自販機で買ったフルーツジュース。
これがなかなか美味。そして飲みかけでもキャップをしっかり閉めればペットボトルのように持ち歩け、でもペットボトルより小さいので邪魔にならない。
またどこかで出会って買いたいわ~。 -
長閑な車窓の景色を楽しみながら、美味しく朝食をいただきました。
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パセリかブロッコリーのようなこんもりした立木。かわいい♪
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こういう畦道のある畑の風景も大好きです。
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快晴とはいかないけれど、まあまあのお天気。
どうぞウルムも晴れていますように。 -
畑の中にソーラーパネル。
遮るものがないですからね。晴れれば太陽浴びまくりですね。 -
もこもこした木立ち。
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鉄塔と菜の花畑(またはからし菜畑?)。
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やはり黄色の絨毯は和みますね~。
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途中駅。
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そしてアウクスブルクから45分ほどでウルム中央駅に到着致しました。
2010年に訪ねて以来、9年ぶり2度めのウルムに降り立ちます。 -
シュヴェービッシュ・ハルからアウクスブルクへ移動の際、ここウルム中央駅周辺もかなりの大規模工事中なのを見ていました。
ホームの先の方、クレーンが立って工事の雰囲気が漂っていますね・・・。 -
ロッカーにトランクを入れて(確か1番ホームにあったような記憶)、駅構内へ。
-
この町には2010年に一度来たことがあります。
あぁ、この辺のお店でカリーブルストを買って列車で食べたな~、と思い出します。 -
そして、駅前へ出てびっくり!
何ですか?この立ち並ぶクレーンは! -
駅舎もこのとおり足場が組まれて。
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フェンスの網目から覗くと駅前の地面は大きく掘られて。
-
線路部分のみならず、駅舎や駅前まで大工事中でした。
-
工事中のオレンジのフェンスの向こうに大聖堂が。
9年前の記憶では、駅前にはバスやトラム停などがあったような。
アインシュタインさんのモニュメントもあったと思いますが、どこかに移動されているのかな~? -
などと考えていたら右から1番トラムがやって来ました。
写真では見えづらいですが、行先が”Soflingen”と掲示されています。
南ドイツで最も美しいといわれる「ヴィブリンゲン修道院」の図書館へは、このトラムで行けるのです!(途中バスへの乗り継ぎも必要ですが。)
今回かなりかなり惹かれましたが、時間が何とも中途半端になるので断念してここウルムをじっくり見ることに。
ヴィブリンゲン、いつかきっと訪ねたいと思います。 -
トラムが通過するとこのように殺風景な工事現場。
-
振り返るとこの駅舎もかなり古そうですものね~。
リニューアル時期なのでしょうね。 -
道を渡って中心部へ向かいます。
小学校低学年でしょうか。かわいい一団が前を歩いています。 -
駅から延びるバーンホフ通りを進むと、見覚えのある町並み。
9年前の記憶が蘇ってきました。 -
時刻は9時少し過ぎ。朝のコーヒーを楽しむ人たち。
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かわいいパンのスタンド。
-
すると、見えてきました「ウルム大聖堂」が。
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あら、ここにミューラーがあったかしら?
前回訪ねた時は日曜日で、お店はことごとく閉まっていたのであまり記憶に残っていないのかもしれません。 -
この通りにはパン屋さんがやたらと多かったです。
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こちらも。
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そして「ウルム大聖堂」前のミュンスター広場に到着しました。
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大聖堂は後ほどゆっくり拝見するとして、まずはドナウ河畔へ向かいます。
大聖堂南側のたくさんの尖塔。 -
THEゴシック!という感じですね。
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壁の日時計。
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東の塔付近。
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こちらは大聖堂の奥(東側)に延びる通りでしたでしょうか。
左の建物の壁に並んでいるのはカリヨンのような鐘? -
大聖堂南側のレストラン。
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壁にはかわいいビールのロゴ。
後ほどいただくことになるとはこの時は思っていませんでした。 -
そして「ウルム大聖堂」の南側のマルクト広場にラートハウス。
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こちらのラートハウスは壁絵が素晴らしいのです。
ドナウ川沿いに位置したため中世より交通の要所として栄え、12世紀には帝国都市に認められたこの町。
その繁栄を物語るようなラートハウスですね。 -
1階にはラーツケラーが。
こちらでランチもいいな~、とメニューをチェックしました。 -
東側へ移動しました。
ここからは大聖堂も望めます。 -
ラートハウス東面。
右の屋根のぎざぎざ(これも破風と呼ぶのでしょうか?)が美しい。 -
壁には天文時計も。時刻は9:30になるところです。
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1370年に建造されたこの建物は、交易の町らしく初めは商館として建てられたものだったそう。町の発展に伴い議会のための会議場が必要となり、この場所が会議場と定められたことで1419年に公式に市庁舎となったという歴史を持ちます。
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北側とここ東側は人間的な美徳といった人生をテーマにした壁絵が描かれているそう。
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南側の広場へ出ました。
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泉の中心には金の塔が。
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ラートハウス南側の壁。
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こちらにも一面に壁絵が。
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この町が交易都市として発展していった様子が描かれているそうです。
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広場南側にはスズメのモニュメント。
ここウルムにはスズメ伝説というものがあるそうです。
その昔、この町に多くの建物を建てようとした際、木材が門を通らない!
門の上ではスズメが小枝を縦に咥えたり横に咥えたりしながら巣を作っている。
その様をヒントに木材を縦にして運ぶことにより問題を解決したというもの。
そういえばこのスズメも小枝をくわえていますね。 -
このスズメのモニュメントのすぐ横から南へ延びる緩やかな下り坂の小道。
正面にそびえるのは「肉屋の塔」です。 -
そう、進んだ先にはドナウ川。
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通り沿いの木組みの家。壁の木骨が凝っています。
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木組みって本当にいろいろな表情、雰囲気がありますよね。
似ているようで同じものはない。全てが唯一無二といった感じがします。 -
「肉屋の塔」まで来ました。塔のてっぺんに2つのかわいい丸。
モザイク屋根は苔むして歴史を感じさせます。 -
では、塔の下をくぐります。
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内側も石造りですが天井には木材が。
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振り返ると歩いてきた道。奥の黄色い壁が先程のラートハウスです。
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塔をくぐるとその先にもうひとつアーチ。
上部は遊歩道です。 -
そして、そこを先へ進めばドナウ川へ!
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河畔はきれいに整えられ、芝生があり歩道があり、ベンチまで。
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あら、先程駅を出たところで会ったこども達かしら?
本当にかわいらしい一団さん。 -
こちらは東の方向。
ドナウはこちらへ流れて遥か東の黒海へ注ぎます。 -
川沿いのフェンスには白い鳥が3羽。
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スズメにしては大きいですね。クロウタドリかな?
クロウタドリはスズメ目ツグミ科なのだそう。それでスズメに似ているのですね。
(と、クロウタドリと決めている私。) -
あ、飛び立っていきます。
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こちらが西側。
この旅の前半で訪ねたドナウエッシンゲンから流れ出て、ここまで旅してきたドナウ川。 -
こちらにはカモが泳いでいました。
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河畔から見る「肉屋の塔」。
手前は遊歩道。古えの城壁だそうです。 -
壁には「Metzgerturm」~肉屋の塔のプレートが。
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城壁の内側へ戻って、この階段を上がると・・・
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緑いっぱいの遊歩道へ。
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階段すぐそばのこちらの素敵な建物。
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壁を見ると、音楽学校ですって!
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イチオシ
高い位置から眺める木組みの家の屋根。大好きなテイストです。
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では、遊歩道を歩きます。まずは西の方へ。
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北側には「肉屋の塔」。
1349年に建てられたこの塔。北西に傾いているそうです。そういえわれるとそんな感じが・・・。
「肉屋の塔」という名前と塔が傾いているのにはこれまた伝説が。
昔、この町の肉屋達がソーセージを嵩増しする為におが屑を混ぜ、それに気付いた市民が肉屋をこの塔に閉じ込めました。
激怒した市長がそこへやってきた時、太っちょ肉屋たちが塔の角に押し集まって、塔が傾きましたとさ。
でも実際には、この辺が湿地帯のために傾いている、ということだそうです。 -
城壁の歩道から眺めるドナウ。
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逆の東側へは後ほど歩きます。
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遊歩道沿いにもかわいい建物たち。
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その間から「大聖堂」の塔が覗きます。
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木組みばかりではなくカラフルな建物も。
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ブルーのフェンスのベランダにはお花の鉢がズラリと。
手前のパープルの花の咲く木と素敵に調和しています。 -
この木組みはまた壁の模様が独特で。
これからこの先の「漁師の一角」へ参ります。
続きは次の章で。
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