秋のムーミンバレーパーク

2019/11/10 - 2019/11/10

フィンランドに留学経験のある北欧好きの友人とムーミンバレーパーク。
私らは近所なので、家から30分の北欧！
北欧行くよりずっと近いぞ。
二人でヨーロッパあるあるを探しながらお散歩。アトラクションに乗るよりも空気を楽しむ感じ。フィンランドのもそうらしい。

紅葉がきれいで。11月後半が見頃かな。
湖に映り込んで美しい。

エリア 飯能(埼玉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

11月14日は埼玉県民の日！
県内の遊園地はあちこち安くなったりするのです。ムーミンバレーパークも前後期間含め、300円オフ。5人で行けば一人ただ、五回行けば1回ただ。飯能駅の売店（トモニー）で購入。今回はこれを持ってLet's go into the park!

11月の青空。暑すぎない天気。ムーミンバレーパーク日よりじゃないかーー

傘が終わって、秋のエントランスは旗。

ヨーロッパぽい！
祭りのあとだかなんだか分からないけど、街並みにこういう旗が飾られていることが多いのです。コッツウォルズの村にもありがち。冬になると街並みが寂しいからかしら

晴天。ここにくると自然がいっぱいで、人工的な建物が見えないのがすごくいい。

フィンランドは湖がたくさんある国で、フィンランドの人はその湖の畔に必ずサマーハウス（別荘）を持っている。人口が少なくて湖はたくさんあるから、一つの湖に一つのサマーハウスしかないこともあるんだって。湖を眺めて週末を過ごす、そんなことを思い出すこの景色は最高にフィンランドみたいだと。

カヌー乗り場。サマーハウスは湖に降りられるようになっているから、これもすごくフィンランドぽいそう。

この建物、フィンランドの田舎にあるのと色合いも形も同じで懐かしい。そうです。

レトリーバーのイベント中で、たくさんのワンちゃんが来園し、ワンちゃんグッズの店や露店が並んで華やか。コンテストもしてたみたい。可愛いワンちゃんに会えるのもこのパークの良い点。

イギリスでは犬のしつけに厳しくて、飼い主は必ず一定期間プロに預けるなどしてしつけないといけない。だからどの犬もすごくいいこで日常生活の中にいる。公園の散歩にリードもいらないし（トラブルになりそうならつなぐ）、電車にも乗れる（アジア出身の人は驚く）。

ということで、一緒に来園できるってヨーロッパぽいです。

パークに入る前に、北欧ビュッフェをLAGOMで。大人一人2500円。飲み物別。
12時半頃はまだ空いていたけど、1時過ぎには行列が出来てた。

前菜コーナーのスモークサーモン、ニシンのマリネ、ローストビーフ。ニシンは北欧のご馳走。オランダやイギリスでも似たのを食べます。懐かしい

北欧なメインディッシュ。
ミートボールのクリームソース。北欧風ハンバーグ、ヤンソン氏の誘惑　などなど。
ちらし寿司や煮物といった日本食もあり。

大きなターキーレッグ。これを食べればけっこう元が取れる。

景色を見ながらすごく幸せなご飯。

スープも北欧らしい。ピザが焼き立てで最後にのせたので北欧ぽい物が隠れちゃったけど。キュウリとディルのサラダはすっごくあちらの味わいがして感動。思わずもう一度もらいに行った。

お代わりした皿。北欧＆ヨーロッパなもので固めてみた。
ニシンのマリネ、ミートボールのクリームソース、ハンバーグ、キャロットラペ、ゆで野菜、玉子のペースト、ツナのペースト、茶色いパン、じゃがいも、野菜と肉の煮込み。お酒が欲しくなってラズベリーのビールを頼みました。甘くて飲みやすい。ベリーのビールというのもヨーロッパの定番なのです。

デザートに小さなケーキ、アイスもあってそちらもちゃっかり食べました。お腹いっぱい。居心地が良すぎて2時間近くここで過ごしてしまった・・・くつろぎすぎ。

外のテントを覗いてみる。フィンランドの珈琲チェーン、ロバーツコーヒーのコーヒー豆。珍しいしパッケージがおしゃれなのでお土産に。マグもあちらのテキスタイルメーカーの柄。かわいい。

クリスマスマーケット。このこびとさん欲しい。

ギターを弾く子、羊を抱える子などいろんなこびとさんがいます

羊。
イエスキリストが羊小屋で産まれるので欠かせないクリスマスのモチーフ。
イギリスで一番ありふれた生き物なので、羊グッズを見ると私はイギリスを思い出す。北ヨーロッパは大体同じかな。

カヌー工房のククサ、ダーラナホースも忘れずに見つつやっとエントランス。
（ククサは幸運をもたらす木のコップ。ダーラナホースに自分で色を塗るワークショップも良い！）

わんこかわいい。

ムーミン屋敷。

今日もまた売り切れで入れなかった。

また来る楽しみができました

紅葉

灯台。

灯台のまわりはベンチがあって。湖の畔のベンチは気持ちよくて眠くなる。小さな音量で音楽が流れて雰囲気いいの。ほんとに寝てる人もいた。ベンチに座るのが娯楽なのもヨーロッパあるある。ベンチに座るだけで楽しいと思えることって、忙しい日本では叶わないことかと思ってましたが、ここでは叶うんだな。

スナフキンのテント

この辺がパークのはじっこ。いつかここでスナフキンに会いたい

ヘムレンさんのツリーハウス。山の上にある。意外に登るのが大変。観光してるつもりがいつの間にか山登りなこともヨーロッパでよくあるよね、と語り合う。

吊り橋とツリーハウスは、子ども専用アトラクションで大人は付き添いしか登れない。

おさびし山。

エンマの劇場。
ムーミンかわいいーーー

20分前に陣取れば正面で見れる。中を歩くシーンがあるので次回は岩に座ってみようかな

スナフキンかっこいい。

イケメンなせいだけじゃなく、スナフキンになりきってることがかっこよさのポイントなんだ。

ムーミンはすっごく動くよ

ミイもなりきってて素敵

ムーミンパパとムーミン。帽子をとると見分けつかないの図

山で拾った怪しげな帽子を被るパパ

案の定、外れなくなる

ムーミンママ「何をふざけてるの？」
ムーミンパパ「ほんとに外れないんだ」

このあとポンッと外れた。
リアクションかわいいから。

使い道のない帽子をゴミ箱にするムーミン一家。玉子を捨てたら雲が出てきて･･･乗って踊る！！このシナリオ一の名シーン。

ピタリ。

最後のシーンで動きを止めるムーミンたち。ここも大好き

フィナーレ。

ステージからみんなに挨拶

着ぐるみでこんなに踊る･･･いっぱい練習するんだろうなあ

アトラクションは一つだけ入場。

海のオーケストラ号。

水や風を感じる4Dアトラクション。予想以上の迫力。赤ちゃんが驚いて号泣。小さい子には怖いみたいなので、年齢制限するべきかも。

大人にはすごく楽しい。

海のオーケストラ号の中。こんな風にぷりっとしたムーミンが出てくるの。たくさんのキャラが出てきて一度や二度じゃ全部見つけられないよ。

コケムス。

5月に来たときは入れず、知らなかったけど･･･ここ、いい。

2－3階はムーミン美術館になっています。複製原画のコーナーすごく良かった。
次回は最初に来てじっくり眺めたい。

飛び出す絵本みたいなの。

等身大で入り込んで写真も撮れるの。

スナフキンのとなりに座れたり。

ひとりぼっちのモラン。

モランの足下に花が咲く。

グラフィックと組み合わせて、今時な展示。

一緒に記念撮影できますよコーナー。

ムーミンは子どもの身長サイズ。

このジオラマもすごい。8ｍの大きさなのに、めちゃくちゃ細かい。

3階からは全体像が見れて。

空には飛行おにが飛んでいて。

谷のあちこちに住人たちがいて、徐々に光に照らされて。

お茶会。

顔の消えた女の子。自分を取り戻さないと顔が戻らない。深いエピソードです。

家もくるくる回る。このドールハウスだけでもすごいクオリティ。ずーっと見れる。

コケムス2階のカフェ。アラビアのムーミンマグで出てくるのうれしー。ニョロニョロって椅子に座れたのか！！

カルダモンミルクティー。甘くてスパイシーなチャイ。カルダモン、北欧の香り。

6時過ぎの暗くなったムーミンバレーパーク。
ムーミン谷のハーヴェストという仮装をしてきた人はムーミンと記念写真が撮れるというイベントのために劇場に電気がついていた。

ライトアップした水浴び小屋。

夜も素敵なんだけど、都心から遠いからか皆帰るのが早い。

人がいなくなった森を歩いていると、しーんとして、不思議な気持ち。この暗さはヨーロッパみたい。あちらは暗闇を大切にしているから。

たくさんの余白がある優雅な空間の使い方、自然がそのままなところ。それもきっと北欧なんだ。

夜のエントランス。イルミネーションがいい感じ。

また来よう！

次回は初めての冬のムーミンバレーパークだな。

お土産はパークで買わなくてもぺぺ（飯能の駅ビル）、まるひろ（東飯能の駅ビル）にも。どちらも品そろえ豊富。ぬいぐるみ、お菓子、服、本、雑貨、文具、食器、手芸屋さんでは布も。フィンランドのメーカー「ノードクヴィスト」のムーミンパッケージ紅茶やエコバックも。

ムーミングッズはいまや市民の生活に入り込んでいる！
市内のカフェにもさりげなくムーミン。
そんなところもフィンランドみたいよと褒められた　笑
フィンランドではムーミンは国民的キャラとして愛され、グッズを持っているんだって。