2019/10/30 - 2019/11/06
68位(同エリア248件中)
ムッシュさん
トルコ周遊(10/30~11/6)のスタートは、トロイ遺跡です。
現代の”トロイの木馬”はPCのウイルスソフトですが、こちらはトロイア文明としては、4000年の歴史がある考古遺跡です。
2018年はトロイ遺跡が世界遺産に登録されて20年ということで、一年を「トロイ年」として観光に力が入ってたそうな。(ことしは2019年です。)
歴史」<トルコ大使館 文化広報参事官室 提供資料より引用>
トロイの考古遺跡は単に1つの古代都市遺跡ではありません。ここには、初期青銅器時代に遡る集落跡地が、1つの集落が衰退した後に、別の集落が築かれるようにして、少なくとも9代興った形跡があります。
最初の集落は紀元前30世紀に興き、その戦略的位置から商業都市として栄えた。この遺跡の住民は、エーゲ海を渡り黒海へ向かうためにダーダネルス海峡(現在のチャナッカレ海峡)を超えてくる商船に海峡使用料を課していました。この広大な遺跡には、アナトリア文明と地中海文明の最初の接触の跡があり、考古学上極めて重要な遺跡となっています。
トロイもヨーロッパの黎明期における文明の発展を知るのに極めて重要です。さらに、2000年以上も前にホメロスが長編叙事詩『イリアス』を書くために多大なる影響を及ぼしたこともあり、トロイは文化的にも重要な遺跡です。
- 旅行の満足度
- 4.5
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これからトロイに向かう。ヨーロッパ側のイスタンブルをからダーダネルス海峡を渡り、アジア側トルコに向かいます。
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こちら、アジア側の港です。
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トロイ遺跡の全貌。昔は栄えていました。
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この遺跡の変遷を示す。9代の変身が有ったとされる。
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遺跡の入り口です。
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遺跡内の歩廊を巡ります
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途中にありました。テントに覆われている、メガロン式住居の遺跡です。
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石組の技術はなかなかのもの。
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今や、数キロ先に海が見えるが、古代には城壁の近くまで海がきていたという。なるトロイは古代のエーゲ海交易の中心地だった。
こちらは、アレキサンダー大王時代の神に生贄を捧げる儀式を行った聖域 -
トルコ人のガイドさん。
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この石組は、小劇場です。
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シュリーマンが発掘調査を行った場所が残されています。その後の詳しい調査で、遺跡は9層からなる歴史を持つことが分かっていますが、シュリーマンが見つけたのは第II層Gで紀元前2500年-前2200年。
両側には縁石が設けられていますが、古代の人々がここを往来していたのであり、歴史のロマンを感じられる場所。 -
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通路をそのまま進むと、古代には、下方は海であり、港があったらしい。
今や、数キロ先に海が見えるが、古代には城壁の近くまで海がきていたという。遺跡のあるトロイは古代のエーゲ海交易の中心地だった。 -
これ、意味不明。
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トロイの木馬とは、ギリシャ神話で、ギリシャ(アカイヤ軍)とイリオスは10年も続く戦争が行われた。長い戦争によって膠着状態になり、ギリシャのオデュッセウスは一計を案じ、巨大な木馬を作って内部に兵士を忍び込ませ、夜になってから襲撃をして勝利したというもの。トロイアと呼ばれた地域なので、トロイの木馬となった。
実際にギリシャとの戦争があった事が歴史上認められています。 -
トロイの木馬。後ろ脚の真ん中にある階段を上がると中段の窓のあるフロアーへ、更に階段を上がると最上階へ上がれます。見晴らし台の役割。この木馬内に兵士は隠れていたという。
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この日宿泊したリゾートホテルからの風景
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リゾートホテルからの風景
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