2019/11/11 - 2019/11/13
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beanbagさん
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この旅行記のスケジュール
2019/11/11
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バスでの移動
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飛行機での移動
羽田空港(8:40発)→小松空港(9:45着)ANA751便
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バスでの移動
小松空港(10:00発)→福井駅(10:55着)京福バス
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電車での移動
福井(11:09発)→あわら湯のまち(11:50着)えちぜん鉄道三国芦原線
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バスでの移動
あわら湯のまち駅(11:56発)→東尋坊(12:23着)京福バス
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バスでの移動
東尋坊(13:54発)→永平寺(15:38着)京福バス
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バスでの移動
永平寺(17:01発)→永平寺口駅(17:15着)京福バス
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電車での移動
永平寺口(17:20発)→福井(17:42着)えちぜん鉄道勝山永平寺線
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この旅行記スケジュールを元に
目的は、4トラ日本地図の塗りつぶしです(笑)。
個人的には今年4月の沖縄旅行で47都道府県コンプリートしていますが、4トラ上では悲しいことに西日本の10県がまだ白いまま。若い頃は西日本がフランチャイズだったのに、旅行記もクチコミも書けないのは、「写真がない」の一言に尽きます。逆に言えばそれだけ日常的な地域。
この状況を打破すべく、使い残したANA株主優待券と夏の青春18きっぷを使って残り10県の弾丸旅行を計画していました。ところが、体調不良であえなく断念、航空券は払い戻すことに‥(18きっぷは未手配)。
9月中旬、体調が戻ったので再挑戦することにしましたが、日照時間の短い冬の18きっぷで10県を回るのは難しいと判断し、これを2つに分け、私鉄王国で18きっぷ向きではない福井と近畿3県を先に回ります。幸い株主優待券は11月末まで有効です。
行程は以下の通り。今回は福井・滋賀・奈良・和歌山の4県が攻略対象。写真を持って帰るのが目的なので、訪問地にこだわりはありません。なので、ベタな観光地ですが、これまで行ったことのない永平寺、延暦寺、高野山という日本仏教の3大聖地になったのはご愛嬌です。
《経路》
11月11日 横浜ー羽田空港ー小松空港ー福井ー東尋坊ー永平寺ー福井(泊)
11月12日 福井ー比叡山ー京都ー奈良ー大阪(泊)
11月13日 大阪ー高野山ー関西空港ー羽田空港ー横浜
11月11日(月)曇り時々晴れ、ところによりにわか雨
自宅を出る時は激しく降っていた雨も羽田に着く頃には上がり、その後も降ったり止んだりですが、傘を差すことは一度もなく「究極の晴れ男」の面目躍如です。
今回の旅は、全て公共交通機関を利用しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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最寄駅から空港バスで羽田に。大規模な製鉄所や製油所、発電所、巨大物流倉庫が立ち並ぶ非日常的なこの眺めが私は好きです。旅はすでに始まっています。
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いつもの羽田空港第2ターミナル。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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ラウンジで朝からビール。現役ではありませんから。
羽田空港国内線ANAラウンジ (本館北) 空港ラウンジ
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8:40発 ANA751便、小松空港行き。
新幹線嫌いの私は初めから空路一択ですが、北陸新幹線の台風19号被害を受け、3週間ほど前にB737-800(166席)からA321(194席)へ機材変更されています。 -
その通り満席。
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富士山が美しく見えます。
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砺波平野の散居村でしょうか。
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定時に小松空港着陸。
小松空港 (小松飛行場) 空港
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福井駅までバスで向かいます。
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福井北IC。この日はバスや電車でこの辺りを行ったり来たり。
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えちぜん鉄道福井駅
積木のような新しくておしゃれな駅です。 -
改札口もこの通り。なのに切符売り場は有人対応。
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ベンチに恐竜博士。県内あちこちの駅で見かけますが、椅子が一つ無駄になるというのは老人のひがみでしょうか?
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11:09発 えちぜん鉄道三国港行き。
駅舎も列車も立派です。銚子電鉄とは大違い。えちぜん鉄道 三国芦原線 乗り物
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ワンマン運行。無人駅では先頭出口を利用します。
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なのに、車掌さん(アテンダントと呼ぶらしい)がいる。
スタイルは銀河鉄道999のメーテルに似せたのでしょうか?知らんけど。
このアテンダントはサービス精神欠如、カメラを向けるとそっぽを向いてしまいました。 -
途中の田原町駅で見かけたこちらは福井鉄道F1000形電車FUKURAM。こちらもおしゃれです。
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九頭竜川を渡ります。
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単線の線路が真っ直ぐに。いいなぁ。
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列車交換。これも楽しみ。
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いつしか空には晴れ間も。巨大な穀物倉庫には「コシヒカリのふるさと」の文字が誇らしげに。
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そば畑でしょうか?
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可愛らしい駅名標。下のイラストには沿線の象徴的建物などが描かれています。
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あわら湯のまち駅で下車。
あわら湯のまち駅 駅
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ここからは路線バスで東尋坊に向かいます。
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前方席はこんな感じですが、後ろは中華系Youたちでいっぱい。
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雄島を過ぎると、
雄島 自然・景勝地
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12:23 予定通り東尋坊に到着、商店街です。
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まず向かったのは、
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宮内庁御用達のやまに水産です。
周辺のお店はどこも閑散としていますが、まさに独り勝ち(Winners Take All)。ネット社会の宿命を絵に描いたよう。越前がに やまに水産 グルメ・レストラン
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店内は昼食客で溢れています。
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この時期しか食べられない子持ちセイコ丼(3,500円)が目的。
メニューには載っていませんが、店員に尋ねると食べられるとのこと。11月6日から1月10日までの約2ヵ月間しか獲れない、メスのセイコガニを2杯丸ごと使い、内子、外子、足肉からカニ味噌まで堪能できます。満足。
高いように思いますが、店内で売っているセイコガニが1杯1,600~1,800円なので納得。福井駅ビルでは少し形が大きいのが1杯2,800円でした。 -
腹いっぱいになったところで東尋坊見物。
東尋坊 自然・景勝地
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ツワブキの群落。水仙ではありません。
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強風が吹き付ける冬の日本海。遊覧船は欠航。
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火サスの世界。とは言え、ホースシューベンドやグランドキャニオンを見ている私はたかを括って、ちょっと舐めていました。
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ここの良さは柵などなくて、自己責任で自由に歩き回れるところ。日本では珍しい鷹揚さ。試しに下まで降りてみます。
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今度は断崖の突端まで。体を持っていかれそうな強風が吹き付けるので油断できません。
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高さはそれほどでもありませんが、十分にスリルが味わえます。東尋坊の楽しみ方は、断崖ギリギリまで行って下を覗き込むことだと実感しました。
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雄島に光がさしています。
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バス停に戻る頃には、東尋坊タワーの向こうに青空が広がり、ときおり雷鳴が轟きます。
東尋坊タワー 名所・史跡
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次の目的地、永平寺までは芦原温泉駅経由、直通路線バスで向かいます。
1時間44分の長旅ですが、乗換不要です。 -
東尋坊出発時点は満席。あわら湯のまち駅で5~6名下車、残りは芦原温泉駅でほとんど下車しました。自動車社会の地方で路線バスを利用する地元客はおらず、途中、丸岡城で3~4名が降りるとその後は乗降がなく、ノンストップ貸切状態、始発から終着まで完乗は私一人でした。1,540円。
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途中の丸岡城の石垣は珍しい曲線。
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そして北陸地方で唯一現存する天守、重要文化財です。走るバスの車内から辛うじて天守を撮影。
丸岡城 名所・史跡
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バスは山に向かって走り続けます。
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永平寺口駅。誰もいません。
永平寺口駅 駅
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ひとしきり雨が降ったと思ったら虹です。
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半円形が全て見えます。
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15:38 定刻に永平寺バス停到着。
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閉門の17時まで1時間15分あれば十分でしょう。
曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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静かで美しい佇まい。紅葉が進行中。
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修行僧が写らなければ写真撮影OKなのが嬉しい。というか、これが国際標準。
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まず天井絵で有名な傘松閣。趣向を凝らした日本画が230枚並んでいます。
曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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山門から見上げる中雀門。
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山門には四天王像が。
曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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七堂伽藍は回廊で結ばれています。足の裏から伝わる冷たさが気分を引き締めます。
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仏殿
曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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修行僧は撮影禁止ですが、時を告げる打板を鳴らすこの僧は修行中でないと勝手に解釈。ちなみに、背の高い欧米系のお坊さんだったように思います。左手のスマホで正確な時刻を確認して板を鳴らします。呼応するかのように境内のあちこちから鐘や打板の音が響きます。
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時刻は午後4時、夕暮れです。
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法堂の祭壇。
曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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イチオシ
静謐で凛とした佇まいです。
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永平寺でもっとも神聖な場所と言われる承陽殿(じょうようでん)。1244年に永平寺を創設した道元禅師と、他の主要禅師の霊骨・尊像を安置しており、堂内は写真撮影禁止です。
訪れたちょうどこの時、大勢の僧侶が参加する勤行が始まり、間近で見学させていただきました。曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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承陽殿から望む承陽門。
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こちらは中雀門。
曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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大庫院の大すりこぎ棒。全長4メートルだそうです。
曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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山門中庭の紅葉。
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山門から見上げる僧堂。
伽藍はどこも静かで厳か、高い精神性を感じます。心が洗われるような心地良い参拝になりました。曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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閉門近くまで見学して、永平寺バス停に戻ります。土産物屋はほぼ閉まっています。
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17:01発 永平寺口駅行き。乗ったのは他に1人だけ。
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えちぜん鉄道永平寺口駅。この駅も新しくて可愛らしい。
永平寺口駅 駅
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MC6100形電車。愛知環状鉄道から譲り受けたもののようです。
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下り電車は高校生や通勤者で混んでいますが、上り電車は観光客などでこんな具合。それでもバスよりは利用者が多い。
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福井駅周辺は新幹線開業に向け整備が進んでいます。
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今夜の宿は駅前のこのホテル。
福井マンテンホテル駅前 宿・ホテル
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チェックイン後、駅ビルでお土産の買い物。
越前 田村屋 プリズム福井店 グルメ・レストラン
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お土産は滅多に買いませんが、今回は家人から特にリクエストがあったので、福井名物へしこを購入します。
右が東尋坊のやまに水産で買ったもので700円、左が田村屋の960円。食べ比べてみると、田村屋が洗練された万人向き、やまに水産がワイルドで臭みも残る濃厚な味で昔から地元で食されてきたへしこという感じです。 -
夕食はホテルフロントで教えてもらった回転寿司。
北のおやじ グルメ・レストラン
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豪華三種(のど黒炙り、大トロ、白海老)、青身三種(ぶり天身、ぶり、しめさば)、白身三種(鏡鯛、真鯛、えんがわ)、えび三種(甘えび、赤えび、白海老)
ネタが新鮮で、噂通りレベルが高い。 -
夕食のハシゴなんて普段はしませんが、越前そばをどうしても食べたかったのでもう一軒。
あみだそば 福の井 グルメ・レストラン
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とりあえずへしこで一杯。そばは辛味大根のつゆが効いて期待通りの美味しさ。ご馳走様でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 一休さん 2019/11/15 16:38:06
- 行けないな
- 一休は東京から北は行ったことがありません、若い頃は磯釣りで岩場を走っていましたが今では足腰が衰えて東尋坊は行けない、歩けないでしょうね写真を見ただけでゾッとします、のぞき込んだらたぶん目まいがして落ちますよ...こわー
- beanbagさん からの返信 2019/11/17 15:31:30
- RE: 行けないな
- 一休さん
コメントをありがとうございます。
いつもパタヤの旅行記を楽しく拝見しています。日本より現地にいらっしゃることの方が多いのでしょうか。
私は貧乏性なのであちこち駆け回るのが性に合っているようです。現地でゆったり過ごせれば良いのですが、なかなかそうなりません。
ご多分にもれず足腰の衰えを感じる今日この頃です。今のようなスタイルの旅行ができるのはあと数年でしょう。体の動くうちは機会を見つけてまたたびに出たいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
beanbag
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旅行記グループ 北陸・近畿4県 初冬の弾丸一人旅
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