厚岸・霧多布旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<br />「霧多布湿原(きりたっぷしつげん)」は、道東の厚岸郡浜中町にある湿原です。<br />国内5番目の広さの湿原は面積が3,168ha。6月から9月までさまざまな花が湿原を彩り、「花の湿原」と呼ばれています。<br />湿原南側の高台には「琵琶瀬(びわせ)展望台」が設置され、そこから眺める「霧多布湿原とその中を蛇行して流れる川」は絶景そのものです。<br /><br />今晩の宿は、展望台近くの「宿房 樺のん(かばのん)」。霧多布湿原と太平洋に挟まれた高台にある静かな宿です。<br />ここで海の幸、山の幸を味わい、翌日は「奔幌戸(ぽんぽろと)海岸」のガイドツアーに行きます。<br />「奔幌戸」には色の違う2種類の砂岩泥岩互層(タービダイト)など、珍しい地層が見られます。<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・浜中町観光協会「琵琶瀬展望台」<br />・グッド!北海道!「浜中の琵琶瀬展望台、霧多布ベストビューの一つ」<br />・2007-ラムサール条約登録湿地関係市町村会議「霧多布湿原」<br />・北海道HP「厚岸道立自然公園」<br />・三河の植物観察「センダイハギ」<br />・北海道自然探検ジオサイト107の旅「奔幌戸海岸」、北海道大学出版会、2016年5月25日<br />・樺のんHP<br />・樺のん日記「奔幌戸(ポンポロト)の地層と花」、2019年6月3日<br />・日本地質学会北海道支部、北海道地質百選「奔幌戸東海岸の根室層群」<br />・GSJ地質ニュース「浜中湾-霧多布の白亜系~古第三系根室層群」Vol.1 No.12、2012年12月<br />・ウィキペディア「オジロワシ」「霧多布湿原」「ヨシ」「タービダイト」<br />・ブリタニカ国際大百科事典「根釧台地」<br />

6月初旬の霧多布湿原と奔幌戸海岸ガイドツアー2019~ワタスゲの湿原と珍しい地層~(道東)

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2019/06/02 - 2019/06/03

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かっちん

かっちんさん


「霧多布湿原(きりたっぷしつげん)」は、道東の厚岸郡浜中町にある湿原です。
国内5番目の広さの湿原は面積が3,168ha。6月から9月までさまざまな花が湿原を彩り、「花の湿原」と呼ばれています。
湿原南側の高台には「琵琶瀬(びわせ)展望台」が設置され、そこから眺める「霧多布湿原とその中を蛇行して流れる川」は絶景そのものです。

今晩の宿は、展望台近くの「宿房 樺のん(かばのん)」。霧多布湿原と太平洋に挟まれた高台にある静かな宿です。
ここで海の幸、山の幸を味わい、翌日は「奔幌戸(ぽんぽろと)海岸」のガイドツアーに行きます。
「奔幌戸」には色の違う2種類の砂岩泥岩互層(タービダイト)など、珍しい地層が見られます。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・浜中町観光協会「琵琶瀬展望台」
・グッド!北海道!「浜中の琵琶瀬展望台、霧多布ベストビューの一つ」
・2007-ラムサール条約登録湿地関係市町村会議「霧多布湿原」
・北海道HP「厚岸道立自然公園」
・三河の植物観察「センダイハギ」
・北海道自然探検ジオサイト107の旅「奔幌戸海岸」、北海道大学出版会、2016年5月25日
・樺のんHP
・樺のん日記「奔幌戸(ポンポロト)の地層と花」、2019年6月3日
・日本地質学会北海道支部、北海道地質百選「奔幌戸東海岸の根室層群」
・GSJ地質ニュース「浜中湾-霧多布の白亜系~古第三系根室層群」Vol.1 No.12、2012年12月
・ウィキペディア「オジロワシ」「霧多布湿原」「ヨシ」「タービダイト」
・ブリタニカ国際大百科事典「根釧台地」

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
JRローカル
旅行の手配内容
個別手配
  • 紅白の「花咲線ラッピングトレイン」のお見送り<br /><br />花咲線茶内駅で降り、宿のお迎え車(事前予約、有料)で今晩の宿「宿房 樺のん」へ向かいます。<br />

    紅白の「花咲線ラッピングトレイン」のお見送り

    花咲線茶内駅で降り、宿のお迎え車(事前予約、有料)で今晩の宿「宿房 樺のん」へ向かいます。

  • 「宿房 樺のん」の場所<br /><br />霧多布湿原と太平洋の両方が見渡せる高台「琵琶瀬展望台」の近くに宿があります。<br /><br />茶内駅から約15km離れており、車で16分ほどのところ。<br />

    「宿房 樺のん」の場所

    霧多布湿原と太平洋の両方が見渡せる高台「琵琶瀬展望台」の近くに宿があります。

    茶内駅から約15km離れており、車で16分ほどのところ。

  • 「渡散布入口」バス停<br /><br />宿の前にある「渡散布(わたりちっぷ)入口」バス停は、周辺に民家が無いので宿泊客専用です。<br /><br />くしろバス「霧多布線」が、釧路~厚岸~渡散布入口~霧多布温泉間を運行しています。<br />頻度は少ないのですが、事前に調べておけば利用できる価値があります。<br />

    「渡散布入口」バス停

    宿の前にある「渡散布(わたりちっぷ)入口」バス停は、周辺に民家が無いので宿泊客専用です。

    くしろバス「霧多布線」が、釧路~厚岸~渡散布入口~霧多布温泉間を運行しています。
    頻度は少ないのですが、事前に調べておけば利用できる価値があります。

  • ログハウスの「樺のん」<br /><br />釧路出身のご主人が2002年にオープンした宿です。<br /><br />宿からは霧多布湿原と反対側に太平洋が見えるロケーションです。<br />

    ログハウスの「樺のん」

    釧路出身のご主人が2002年にオープンした宿です。

    宿からは霧多布湿原と反対側に太平洋が見えるロケーションです。

  • 霧多布湿原に沈む夕陽(宿の近く)<br /><br />6月初旬、道東の日の入り時刻は18:52。<br /><br />お風呂に入った後、あわてて夕陽を見に行きました。<br /><br />霧多布湿原を大きく蛇行する一番川が赤く染まっていきます。<br />

    霧多布湿原に沈む夕陽(宿の近く)

    6月初旬、道東の日の入り時刻は18:52。

    お風呂に入った後、あわてて夕陽を見に行きました。

    霧多布湿原を大きく蛇行する一番川が赤く染まっていきます。

  • 根釧原野の西側にそびえる阿寒の山々(宿の近く)<br /><br />左から阿寒富士と雌阿寒岳、間を置いて雄阿寒岳です。<br /><br />「根釧原野(こんせんげんや)」は釧路川以東、根室海峡にかけて展開する広大な台地のこと。<br /><br />かっちんの中学生時代は根釧原野と習った記憶があるのですが、これは未開発時代の呼称。<br />最近は「根釧台地」と呼びます。<br />

    根釧原野の西側にそびえる阿寒の山々(宿の近く)

    左から阿寒富士と雌阿寒岳、間を置いて雄阿寒岳です。

    「根釧原野(こんせんげんや)」は釧路川以東、根室海峡にかけて展開する広大な台地のこと。

    かっちんの中学生時代は根釧原野と習った記憶があるのですが、これは未開発時代の呼称。
    最近は「根釧台地」と呼びます。

  • 夕焼け雲(宿の近く)<br /><br />陽が沈んだ後、夕焼けで空が赤く染まります。<br /><br />富士山のように見えるのは雄阿寒岳です。<br />

    夕焼け雲(宿の近く)

    陽が沈んだ後、夕焼けで空が赤く染まります。

    富士山のように見えるのは雄阿寒岳です。

  • 夕食(宿)<br /><br />19:00からダイニングルームで夕食です。<br /><br />さんまの塩焼き、刺身、野菜など、地元の味を美味しくいただきます。<br />

    イチオシ

    夕食(宿)

    19:00からダイニングルームで夕食です。

    さんまの塩焼き、刺身、野菜など、地元の味を美味しくいただきます。

  • ドリンクコーナー(宿)<br /><br />夕食後、コーヒー、紅茶、お茶などが用意されているので、談話しながらくつろげます。<br /><br />客室は2階に3室あり、屋根裏部屋のような造りですが狭さを感じません。<br />

    ドリンクコーナー(宿)

    夕食後、コーヒー、紅茶、お茶などが用意されているので、談話しながらくつろげます。

    客室は2階に3室あり、屋根裏部屋のような造りですが狭さを感じません。

  • 翌朝の日の出(3:48琵琶瀬展望台から)<br /><br />霧多布市街地にかかる雲から朝日が昇ります。<br /><br />「琵琶瀬展望台」は宿から550mほど離れたところにあります。<br /><br />これは早起きした家内の写真です。<br />

    翌朝の日の出(3:48琵琶瀬展望台から)

    霧多布市街地にかかる雲から朝日が昇ります。

    「琵琶瀬展望台」は宿から550mほど離れたところにあります。

    これは早起きした家内の写真です。

  • 海霧の漂う幻想的な風景(3:58琵琶瀬展望台から)<br /><br />湿原と海に挟まれた琵琶瀬の集落です。<br />

    イチオシ

    海霧の漂う幻想的な風景(3:58琵琶瀬展望台から)

    湿原と海に挟まれた琵琶瀬の集落です。

  • オレンジ色に染まる琵琶瀬湾(4:02琵琶瀬展望台から)<br />

    オレンジ色に染まる琵琶瀬湾(4:02琵琶瀬展望台から)

  • 朝日の当たる「樺のん」<br /><br />6:00過ぎ、ようやく目覚めたかっちんは「琵琶瀬展望台」まで散歩に出かけます。<br />

    朝日の当たる「樺のん」

    6:00過ぎ、ようやく目覚めたかっちんは「琵琶瀬展望台」まで散歩に出かけます。

  • 緑の草原(宿の周辺)<br /><br />このあたりは太平洋と霧多布湿原の間にある小高い海岸段丘で、草原になっています。<br />

    緑の草原(宿の周辺)

    このあたりは太平洋と霧多布湿原の間にある小高い海岸段丘で、草原になっています。

  • 遠くに渡散布の岬(宿周辺)<br /><br />海岸段丘の海に面した端は、波の浸食により切り立った崖「海食崖」になっています。<br />

    遠くに渡散布の岬(宿周辺)

    海岸段丘の海に面した端は、波の浸食により切り立った崖「海食崖」になっています。

  • 琵琶瀬展望台周辺の案内図<br /><br />琵琶瀬展望台に5分ほどで到着。<br /><br />この展望台から「広大な霧多布湿原」と「荒々しい太平洋」の景観が楽しめます。<br />

    琵琶瀬展望台周辺の案内図

    琵琶瀬展望台に5分ほどで到着。

    この展望台から「広大な霧多布湿原」と「荒々しい太平洋」の景観が楽しめます。

  • 霧多布湿原の広大なパノラマ(びわせ展望台バス停)<br /><br />霧多布湿原の中を大きく蛇行する二番沢川が見えます。<br />

    イチオシ

    霧多布湿原の広大なパノラマ(びわせ展望台バス停)

    霧多布湿原の中を大きく蛇行する二番沢川が見えます。

  • 枯れ草の残る霧多布湿原(琵琶瀬展望台から)<br /><br />霧多布湿原には4本の川(一番川、二番沢川、琵琶瀬川、泥川)が大きく蛇行して流れ、河口で川が合流しています。<br /><br />薄茶色の湿原は冬の枯れ草です。<br />

    枯れ草の残る霧多布湿原(琵琶瀬展望台から)

    霧多布湿原には4本の川(一番川、二番沢川、琵琶瀬川、泥川)が大きく蛇行して流れ、河口で川が合流しています。

    薄茶色の湿原は冬の枯れ草です。

  • 夏の霧多布湿原(2011年7月27日に訪れた時の写真)<br /><br />7月になると湿原が草で覆われ、緑の湿原に変わります。<br /><br />このときの旅行記もご覧ください。<br />『霧多布湿原(お花畑)と芸術作品のような昆布干し(北海道)』<br />https://4travel.jp/travelogue/10918389

    夏の霧多布湿原(2011年7月27日に訪れた時の写真)

    7月になると湿原が草で覆われ、緑の湿原に変わります。

    このときの旅行記もご覧ください。
    『霧多布湿原(お花畑)と芸術作品のような昆布干し(北海道)』
    https://4travel.jp/travelogue/10918389

  • 湿原の周りで暮らす集落(奥琵琶瀬地区)<br /><br />湿原東部の琵琶瀬湾には漁港があり、集落の人々は近海の魚介の水揚げや昆布漁を行っています。<br /><br />

    湿原の周りで暮らす集落(奥琵琶瀬地区)

    湿原東部の琵琶瀬湾には漁港があり、集落の人々は近海の魚介の水揚げや昆布漁を行っています。

  • 太平洋を進む漁船(琵琶瀬展望台から)<br />

    太平洋を進む漁船(琵琶瀬展望台から)

  • 窓岩(琵琶瀬展望台から)<br /><br />平成6年(1994)10月4日釧路地方を襲った東方沖地震は奇岩「窓岩」の上部を崩してしまいました。<br /><br />この写真のように、窓岩の先にある岩と重なると、窓岩が復元したように見えます。<br />

    窓岩(琵琶瀬展望台から)

    平成6年(1994)10月4日釧路地方を襲った東方沖地震は奇岩「窓岩」の上部を崩してしまいました。

    この写真のように、窓岩の先にある岩と重なると、窓岩が復元したように見えます。

  • タンポポの綿毛(琵琶瀬展望台付近)<br />

    タンポポの綿毛(琵琶瀬展望台付近)

  • 真っ白な綿毛(琵琶瀬展望台付近)<br /><br />タンポポとは違うような・・・<br />

    真っ白な綿毛(琵琶瀬展望台付近)

    タンポポとは違うような・・・

  • 菜の花のような「キガラシ」(琵琶瀬展望台付近)<br />

    菜の花のような「キガラシ」(琵琶瀬展望台付近)

  • 大きな葉の「ラワンブキ」(琵琶瀬展望台付近)<br />

    大きな葉の「ラワンブキ」(琵琶瀬展望台付近)

  • 森の中に佇む「樺のん」<br /><br />宿に戻って来ました。<br />

    森の中に佇む「樺のん」

    宿に戻って来ました。

  • 丸太で囲まれたダイニングルーム(宿)<br /><br />食事や談話ができるところです。<br />

    丸太で囲まれたダイニングルーム(宿)

    食事や談話ができるところです。

  • 朝食(宿)<br /><br />7:00から洋食の朝食です。<br /><br />トースターが各食卓に用意され、パンを焼きます。<br />

    朝食(宿)

    7:00から洋食の朝食です。

    トースターが各食卓に用意され、パンを焼きます。

  • 窓から見える裏庭と霧多布湿原(宿)<br /><br />宿の奥様の話では、ときどきエゾシカが裏庭に遊びに来るそうです。<br /><br />では、ご主人の車で「奔幌戸海岸のガイドツアー」に出発します。<br />

    窓から見える裏庭と霧多布湿原(宿)

    宿の奥様の話では、ときどきエゾシカが裏庭に遊びに来るそうです。

    では、ご主人の車で「奔幌戸海岸のガイドツアー」に出発します。

  • 霧多布湿原(琵琶瀬展望台付近)<br /><br />ご主人お勧めの絶景ポイントです。

    霧多布湿原(琵琶瀬展望台付近)

    ご主人お勧めの絶景ポイントです。

  • 琵琶瀬木道<br /><br />霧多布湿原を間近で観察できる「琵琶瀬木道」に寄ります。<br /><br />湿原に延びる全長500mの木道を先端まで歩きます。<br /><br />ここは琵琶瀬地区で、NPO法人「霧多布湿原ナショナルトラスト」が保全活動を行っています。<br />

    琵琶瀬木道

    霧多布湿原を間近で観察できる「琵琶瀬木道」に寄ります。

    湿原に延びる全長500mの木道を先端まで歩きます。

    ここは琵琶瀬地区で、NPO法人「霧多布湿原ナショナルトラスト」が保全活動を行っています。

  • 湿原一面が「ワタスゲ」の群落(琵琶瀬木道)<br /><br />宿のご主人によれば<br />「例年通りであれば、6月中旬から下旬ころが見ごろになるワタスゲですが、琵琶瀬木道、仲ノ浜木道、MGロードなどでは、もうピークに近づく頃の雰囲気!<br /><br />しかし、例年より早いこともあり、湿原内の草が緑になりきってなくて、枯草の中にワタスゲがあるので、「もったいないな~」っていう感じになっています。」<br /><br />5月の気温の高い日が続いたことと、今年は濃霧の日が少なかったことが原因しているようです。<br />

    湿原一面が「ワタスゲ」の群落(琵琶瀬木道)

    宿のご主人によれば
    「例年通りであれば、6月中旬から下旬ころが見ごろになるワタスゲですが、琵琶瀬木道、仲ノ浜木道、MGロードなどでは、もうピークに近づく頃の雰囲気!

    しかし、例年より早いこともあり、湿原内の草が緑になりきってなくて、枯草の中にワタスゲがあるので、「もったいないな~」っていう感じになっています。」

    5月の気温の高い日が続いたことと、今年は濃霧の日が少なかったことが原因しているようです。

  • 白い綿が浮かんでるような「ワタスゲ」(琵琶瀬木道)<br />

    白い綿が浮かんでるような「ワタスゲ」(琵琶瀬木道)

  • 草の緑に映える白い「ワタスゲ」(2019年6月22日の写真)<br /><br />実は霧多布湿原を20日後に再訪しており、このときの写真です。<br />

    草の緑に映える白い「ワタスゲ」(2019年6月22日の写真)

    実は霧多布湿原を20日後に再訪しており、このときの写真です。

  • 「シロバナスミレ」(琵琶瀬木道)<br /><br />木道の脇に咲いています。<br />

    「シロバナスミレ」(琵琶瀬木道)

    木道の脇に咲いています。

  • 黄色い「センダイハギ」(琵琶瀬木道)<br /><br />根茎は太く、花は総状花序に蝶形花が多数つきます。<br /><br />

    黄色い「センダイハギ」(琵琶瀬木道)

    根茎は太く、花は総状花序に蝶形花が多数つきます。

  • 青紫色の気品のある「クシロハナシノブ」(琵琶瀬木道)<br /><br />「湿原の貴婦人」とも呼ばれています。<br />

    イチオシ

    青紫色の気品のある「クシロハナシノブ」(琵琶瀬木道)

    「湿原の貴婦人」とも呼ばれています。

  • 隠れるように咲く「クロユリ」(琵琶瀬木道)<br />

    隠れるように咲く「クロユリ」(琵琶瀬木道)

  • 湿原を流れる泥川とヨシ(琵琶瀬木道)<br /><br />木道の先端にあるテラスに到着。<br /><br />ここから先は泥川(正式な名前)とヨシの茂る湿原です。<br />

    湿原を流れる泥川とヨシ(琵琶瀬木道)

    木道の先端にあるテラスに到着。

    ここから先は泥川(正式な名前)とヨシの茂る湿原です。

  • 奔幌戸の地図<br /><br />浜中湾の北端に「奔幌戸(ぽんぽろと)漁港」があり、その漁港から東の「奔幌戸海岸」へ出ると、ゆるく傾斜した2層になった見事な地層の露頭が見えます。<br /><br />「奔幌戸」は公共交通機関がなく、霧多布の路線バス「榊町」バス停から約7km、姉別駅から約6.7kmのところにあります。<br /><br />当初は歩くつもりでしたが、観光協会からクマが出る恐れがあると聞き、「樺のん」に宿泊しガイドツアー(3時間、3,600円×2名)を利用することにしました。<br /><br />

    奔幌戸の地図

    浜中湾の北端に「奔幌戸(ぽんぽろと)漁港」があり、その漁港から東の「奔幌戸海岸」へ出ると、ゆるく傾斜した2層になった見事な地層の露頭が見えます。

    「奔幌戸」は公共交通機関がなく、霧多布の路線バス「榊町」バス停から約7km、姉別駅から約6.7kmのところにあります。

    当初は歩くつもりでしたが、観光協会からクマが出る恐れがあると聞き、「樺のん」に宿泊しガイドツアー(3時間、3,600円×2名)を利用することにしました。

  • オジロワシ(幌戸川)<br /><br />ガイドツアーは奔幌戸海岸へ向かいます。<br /><br />奔幌戸の手前にある幌戸川では、オジロワシを見かけました。<br />

    オジロワシ(幌戸川)

    ガイドツアーは奔幌戸海岸へ向かいます。

    奔幌戸の手前にある幌戸川では、オジロワシを見かけました。

  • 奔幌戸海岸に到着<br /><br />ここからは日本地質学会の「北海道自然探検ジオサイト 107の旅」の書籍を参考にして紹介します。<br />

    奔幌戸海岸に到着

    ここからは日本地質学会の「北海道自然探検ジオサイト 107の旅」の書籍を参考にして紹介します。

  • 対照的な岩相を示す根室層群(奔幌戸)<br /><br />露頭上部の白色を帯びた2枚の厚い地層が「珪長質凝灰岩(けいちょうしつ ぎょうかいがん)」。<br /><br />下部の黒灰色の地層は通常の砂岩泥岩タービダイトです。<br /><br />タービダイトとは海底堆積物の一種で、混濁流の堆積物を指します。<br />級化層理が発達した砂岩・泥岩の互層を特徴としています。<br />

    対照的な岩相を示す根室層群(奔幌戸)

    露頭上部の白色を帯びた2枚の厚い地層が「珪長質凝灰岩(けいちょうしつ ぎょうかいがん)」。

    下部の黒灰色の地層は通常の砂岩泥岩タービダイトです。

    タービダイトとは海底堆積物の一種で、混濁流の堆積物を指します。
    級化層理が発達した砂岩・泥岩の互層を特徴としています。

  • 波の穏やかな奔幌戸海岸<br />

    波の穏やかな奔幌戸海岸

  • 奔幌戸の地層<br /><br />上部地層と下部地層の違いが、はっきりわかります。<br />

    奔幌戸の地層

    上部地層と下部地層の違いが、はっきりわかります。

  • 奔幌戸の地層<br />

    奔幌戸の地層

  • 奔幌戸の地層<br /><br />白っぽく見えるタービダイト砂岩は比較的厚く、上位ほど粗粒になっています。<br />

    奔幌戸の地層

    白っぽく見えるタービダイト砂岩は比較的厚く、上位ほど粗粒になっています。

  • 崩れたタービダイト砂岩の破片(奔幌戸)<br />

    崩れたタービダイト砂岩の破片(奔幌戸)

  • 砂岩と泥岩が積み重なるダービダイト(奔幌戸)<br />

    砂岩と泥岩が積み重なるダービダイト(奔幌戸)

  • 空を見上げると「オジロワシ」(奔幌戸)<br />

    空を見上げると「オジロワシ」(奔幌戸)

  • 岩の隙間に咲く「イワベンケイ」(奔幌戸)<br /><br />地層だけでなく植物の花も見れます。<br />

    岩の隙間に咲く「イワベンケイ」(奔幌戸)

    地層だけでなく植物の花も見れます。

  • 海岸に咲く紫色の「ハマエンドウ」と白い「ハマボッス」(奔幌戸)<br />

    海岸に咲く紫色の「ハマエンドウ」と白い「ハマボッス」(奔幌戸)

  • 「ガリガリ君」の顔みたいな地層(奔幌戸)<br />

    イチオシ

    「ガリガリ君」の顔みたいな地層(奔幌戸)

  • 色の違うタービダイト砂岩(奔幌戸)<br />

    色の違うタービダイト砂岩(奔幌戸)

  • 美しい渦巻き模様(奔幌戸)<br /><br />砂がつくる渦巻き構造(コンボリューション構造)は、地震時の液状化が原因と見られています。<br />

    美しい渦巻き模様(奔幌戸)

    砂がつくる渦巻き構造(コンボリューション構造)は、地震時の液状化が原因と見られています。

  • 綺麗な砂浜(奔幌戸)<br /><br />漂流物のない綺麗な砂浜です。<br />

    綺麗な砂浜(奔幌戸)

    漂流物のない綺麗な砂浜です。

  • 淡い紅紫色の「ユキワリコザクラ」(奔幌戸)<br /><br />湿った岩場に咲き、明るい彩りを添えています。<br /><br />この後、霧多布岬へと向かい、次の旅行記に続きます。<br /><br />「宿房 樺のん」は8年前にも泊ったことがあり、ご夫婦の親切なおもてなしが受けられる宿です。<br />奔幌戸海岸を訪れる人はまれで、異なった地層をはっきりと見ることができました。<br />

    イチオシ

    淡い紅紫色の「ユキワリコザクラ」(奔幌戸)

    湿った岩場に咲き、明るい彩りを添えています。

    この後、霧多布岬へと向かい、次の旅行記に続きます。

    「宿房 樺のん」は8年前にも泊ったことがあり、ご夫婦の親切なおもてなしが受けられる宿です。
    奔幌戸海岸を訪れる人はまれで、異なった地層をはっきりと見ることができました。

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