2019/06/03 - 2019/06/03
20位(同エリア283件中)
かっちんさん
霧多布(きりたっぷ)は釧路と根室の中間に位置する浜中町にあり、「霧多布岬・アゼチの岬」と「霧多布湿原」等が見どころです。
海に突き出した霧多布半島は標高40~60mの海岸台地でできており、付け根に霧多布市街が広がり、その先に2つの岬がありいます。
東の端に「霧多布岬」正式には湯沸岬(とうふつみさき)、西の端に「アゼチの岬」があり、どちらも美しい景観が見渡せ、6月初旬にはタンポポやハクサンチドリ、エゾエンゴサク、その他の花が咲き誇ります。
浜中町は「ルパン三世」の原作者モンキー・パンチ氏の生まれ故郷で、TVスペシャル「ルパン三世 霧のエリューシヴ」の舞台にもなりました。
2011年から町おこしが始まり、浜中駅舎に等身大パネルや巨大ポスターが飾られ、霧多布エリアにはキャラクターの仮想店舗が並ぶ「ルパン三世通り」ができています。
霧多布岬までのアクセスは、路線バスの終点「霧多布温泉ゆうゆ」から3kmほど離れています。
今日は「宿房 樺のん」のガイドツアーにて奔幌戸(ぽんぽろと)海岸地層見学の後、アゼチの岬を経由して霧多布岬まで車で送ってもらい、帰りは霧多布市街まで歩いて戻ります。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・浜中町観光協会「霧多布岬」「嶮暮帰島」「湯沸岬灯台」
・Good! Hokkaido!「浜中の霧多布岬」
・北海道ファンマガジン「東西どちらの岬が好み?霧多布半島 東の霧多布岬 vs 西のアゼチの岬」
・北海道地質百選「霧多布湿原」
・日本マンホール蓋学会「浜中町」
・モンキー・パンチの故郷 北海道浜中町「ルパン三世宝島プラン」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
霧多布岬周辺の案内図
海に突き出した霧多布半島。
付け根に浜中町の中心街「霧多布市街」、西の端に「アゼチの岬」、東の端に「霧多布岬(湯沸岬)」があります。
「アゼチの岬」は琵琶瀬湾に面し、ゴメ島、小島、嶮暮帰島(けんぼっきとう)が見渡せます。
「霧多布岬」は太平洋に面し、岬から「霧多布岬展望台」まで遊歩道が設置され、浜中湾と奔幌戸(ぽんぽろと)海岸の断崖が見えます。
昭和35年(1960)に発生したチリ地震津波によって、本土と霧多布半島を繋いでいたトンボロ(陸繋砂嘴)が破断し、現在の霧多布大橋が建設され、霧多布半島が島のようになっています。 -
霧多布大橋と霧多布市街(アゼチの岬から)
手前が琵琶瀬湾、奥が浜中湾。
津波対策の堤防が、2つの湾の海岸線に設置されています。 -
イチオシ
「アゼチの岬」
琵琶瀬湾に浮かぶ「小島」、その先に畑正憲氏が動物と暮らした「嶮暮帰島(けんぼっきとう)」が見えます。 -
タンポポ(アゼチの岬)
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霧多布岬と湯沸岬灯台
ガイドツアーの車で霧多布岬の入口に来ました。 -
タンポポにとまるアゲハチョウ(霧多布岬)
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浜中湾(霧多布岬入口)
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イチオシ
紫色の「ハクサンチドリ」(霧多布岬)
赤紫色の花が一般的ですが、紫色は独特かも・・・ -
「エンコンソウ」(霧多布岬)
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「オオバナノエンレイソウ」(霧多布岬)
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「エゾエンゴサク」(霧多布岬)
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タンポポ畑と湯沸岬灯台(霧多布岬)
平成28年(2016)に北海道で唯一「恋する灯台」として認定されました。
霧多布岬の名のとおり、晴れているかと思えば急に霧が立ち込め、恋をしたときの気持ちのように世界を見えなくさせてしまいます。
その中で祝福の赤白色をまとって立つ灯台の姿は、恋する2人の未来を導くシンボルのようだとか・・・ -
この階段を降りると太平洋が望める「霧多布岬」
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立入禁止の門番「ウミネコ」(霧多布岬)
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先端の岩礁(霧多布岬)
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波間に浮かぶ「ラッコ」(霧多布岬)
水族館ではなく、海に浮かぶラッコを見たのは初めて。
水に濡れた丸い頭に足を上げた格好は可愛い!
霧多布岬ではラッコをよく見かけるそうです。 -
浜中湾(霧多布岬)
霧多布岬の北側に広がる浜中湾。
奔幌戸(ぽんぽろと)の海岸線が見えます。 -
タンポポの綿毛がコロコロ(霧多布岬)
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眺めのいい遊歩道(霧多布岬)
霧多布岬展望台へ通じている遊歩道。 -
碧い海にそびえ立つ岩(展望台下)
尻尾を上げたオットセイが陸地に遊びに来ているように見えます。 -
海鳥がとまりやすい岩の頂上(展望台下)
黒い海鳥は「ウミウ」です。 -
ウミウの住みか(展望台下)
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「ユキワリコザクラ」(遊歩道)
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「エゾエンゴサク」(遊歩道)
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「スミレ」(遊歩道)
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「ハクサンチドリ」(遊歩道)
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展望台から眺める霧多布岬
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イチオシ
黄色く染まる霧多布展望台
青い海は浜中湾。 -
一面がタンポポ畑(展望台)
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展望台の下へ降りる道
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マッチ箱のようなバンガロー(霧多布キャンプ場)
展望台をあとにし、霧多布市街へ歩いて向かいます。 -
イチオシ
馬の親子(霧多布)
昔は昆布漁で収穫した昆布を干し場まで運ぶ労力に馬が使われたそうです。 -
お乳を飲む子馬(霧多布)
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漁村の集落(霧多布)
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遠くに奔幌戸海岸(霧多布)
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砂利を敷き詰めた昆布干し場(霧多布)
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デザインマンホール(霧多布)
霧多布岬と町の花「エゾカンゾウ」、町の鳥「エトピリカ」をデザインした浜中町のマンホールです。 -
名物「昆布そば」(霧多布市街)
そば処「善」で昼食をいただきます。
白い冷や麦のような蕎麦に昆布を載せたもの。 -
モンキー・パンチさんのサイン色紙(そば処)
そば処「善」には平成10年(1998)に来られています。 -
ルパン三世通り(霧多布市街)
浜中漁協向かいにある通りです。
漁師になった「ルパン三世」のお出迎え。 -
ルパン三世通り(霧多布市街)
あるときは女盗賊になる「峰不二子」。 -
イチオシ
仮想店舗「霧多布座」(霧多布市街)
街灯サインの「不二子」は色っぽい・・・ -
仮想店舗「PUB FUJIKO」(霧多布市街)
MEMBERS ONLY「ルパン以外お断り」。 -
ルパンの相棒「次元大介」のマンホール(霧多布市街)
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「ルパン三世」のマンホール(霧多布市街)
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浜中駅
「浜中漁協前」バス停から、くしろバス「浜中線」で浜中駅に来ました。
駅前で「石川五右エ門」と「次元大介」がお出迎え。 -
モンキー・パンチの故郷「浜中町へようこそ」(浜中駅)
大きなポスターです。 -
どこまで買うのかしら~(浜中駅)
きっぷ売り場には「不二子」が・・・ -
花咲線根室行きの列車(浜中駅)
この列車でさらに東の落石駅へ向かいます。 -
「ルパン三世」より「あばよー」(浜中駅)
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原野の中にある「厚床(あっとこ)駅」(花咲線の車窓)
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旧初田牛駅(花咲線の車窓)
厚床駅を過ぎると、平成31年(2019)3月16日に廃止された初田牛(はったうし)駅を通過します。
駅名標は外されていましたが、ホームと待合室が残されています。 -
別当賀(花咲線の車窓)
車掌車を利用した待合室がある「別当賀(べっとが)駅」に停車。 -
列車を見ている「エゾシカ」(花咲線の車窓)
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イチオシ
原野を走る花咲線(落石駅)
落石駅で列車を降り、今晩の宿「カジカの宿」へ向かいます。 -
懐かしい「国鉄コンテナ車」(落石駅)
鉄道関係の倉庫にしているようです。 -
落石駅の駅舎
8年ぶりに降りる落石駅ですが、以前と変わっていません。
霧多布岬へ行くには不便なところでしたが、ガイドツアーを利用しようやく実現しました。
明日は花の咲く落石岬を訪れます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- はくさんちどりさん 2019/11/19 10:57:37
- 平地でハクサンチドリ見れるんですね!
- かっちんさん、こんにちは! いつも旅行記楽しく拝見させていただいております。
まだ未決定ですが、夫婦で来年は北海道へ行きたいね、と話していたところなので、霧多布でハクサンチドリを見ることができるのなら、外せないスポットですね。
6月上旬だと、畑の苗定植も終わり、ちょうど良い時期で、考えるだけで楽しみですが、後は気力・体力と金力だけです(笑)。
はくさんちどり
- かっちんさん からの返信 2019/11/19 22:47:42
- RE: 平地でハクサンチドリ見れるんですね!
- はくさんちどりさん
こんばんは。
ニックネームは「ハクサンチドリ」が大好きなので付けられたのですね。
先ほど落石岬の旅行記前編を投稿しました。
ここにもハクサンチドリが咲いています。
ぜひ、来年の6月上旬に道東をぜひ訪れてみてください。
かっちん
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