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豪華客船にっぽん丸で行く、瀬戸内国際芸術祭2019。<br />豊島沖に停泊した船から小船(通船)に乗り換え、アートな島々を巡ります。<br />午後は、昭和レトロな佇まいが残る、女木島に上陸です。

船旅 瀬戸内国際芸術祭/昭和レトロな女木島

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2019/10/21 - 2019/10/21

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luceさん

豪華客船にっぽん丸で行く、瀬戸内国際芸術祭2019。
豊島沖に停泊した船から小船(通船)に乗り換え、アートな島々を巡ります。
午後は、昭和レトロな佇まいが残る、女木島に上陸です。

旅行の満足度
4.5

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  • 午後、にっぽん丸を後にして、船で女木島に向かいます。

    午後、にっぽん丸を後にして、船で女木島に向かいます。

  • サロンのような船内。約20分の小さな船旅です。

    サロンのような船内。約20分の小さな船旅です。

  • 途中、男木島の横を通りました。<br />船から、山口啓介さんの作品「歩く箱舟」が見えました。一度見たら忘れられない奇妙なインパクトがある作品は、遠くからでも、すぐに認知できました。

    途中、男木島の横を通りました。
    船から、山口啓介さんの作品「歩く箱舟」が見えました。一度見たら忘れられない奇妙なインパクトがある作品は、遠くからでも、すぐに認知できました。

  • 船は女木島につきました。<br />対岸に見えるのは、高松の街です。

    船は女木島につきました。
    対岸に見えるのは、高松の街です。

  • 船を降りるとまず目に飛び込んでくるのは、「カモメの駐車場」という作品です。

    船を降りるとまず目に飛び込んでくるのは、「カモメの駐車場」という作品です。

  • それから、モアイ像。<br />このモアイ像は、昔、テレビ番組でイースター島の倒れたモアイ像のレポートを見た、高松市の建設会社の方が像を立てるための協力をしたいと、ここで引き起こす練習台として使ったものなんだそうです。<br /><br />なんでこんなことを知っているかというと、女木島は、こえび隊と呼ばれる解説ボランティアの方がガイドをしてくれたから。<br />説明を聞きながら回るのは勉強になります。

    それから、モアイ像。
    このモアイ像は、昔、テレビ番組でイースター島の倒れたモアイ像のレポートを見た、高松市の建設会社の方が像を立てるための協力をしたいと、ここで引き起こす練習台として使ったものなんだそうです。

    なんでこんなことを知っているかというと、女木島は、こえび隊と呼ばれる解説ボランティアの方がガイドをしてくれたから。
    説明を聞きながら回るのは勉強になります。

  • ガイドさんとともに向かった建物は…。

    ガイドさんとともに向かった建物は…。

  • 映画館です! これも作品。<br />依田燿一朗さんの「女木島名画座」です。<br />映画「ニューシネマパラダイス」を彷彿をさせる銀幕のスタアたちの絵が並びます。<br /><br />ここでは、作品を作った依田さんが、切符もぎよろしくスタンプを押す係をたまにやっているそうです。

    映画館です! これも作品。
    依田燿一朗さんの「女木島名画座」です。
    映画「ニューシネマパラダイス」を彷彿をさせる銀幕のスタアたちの絵が並びます。

    ここでは、作品を作った依田さんが、切符もぎよろしくスタンプを押す係をたまにやっているそうです。

  • 島には映画館がありません。定期的にここで上映会が開かれているそう。<br />

    島には映画館がありません。定期的にここで上映会が開かれているそう。

  • 次は休校になっている小学校に向かいます。

    次は休校になっている小学校に向かいます。

  • 展示されているのは、大竹伸朗さんの「女根」です。

    展示されているのは、大竹伸朗さんの「女根」です。

  • 大竹さんの住む宇和島の浜辺に流れ着いたブイを使ったシンボリックな塔。

    大竹さんの住む宇和島の浜辺に流れ着いたブイを使ったシンボリックな塔。

  • まるで熱帯のよう。根付く植物にキッチュなネオン管などが組み合わさったカオスな作品に、大竹作品ならではのパワーを感じます。

    まるで熱帯のよう。根付く植物にキッチュなネオン管などが組み合わさったカオスな作品に、大竹作品ならではのパワーを感じます。

  • 食物はこの作品のために植えられたものだそう。<br /><br />

    食物はこの作品のために植えられたものだそう。

  • 小学校の校舎が蛍光カラーに彩られています。<br />女木島は過疎で、子供がいません。いつか、島に子供が戻ってくるよう、廃校にはせず。建物を残しているのだそうです。

    小学校の校舎が蛍光カラーに彩られています。
    女木島は過疎で、子供がいません。いつか、島に子供が戻ってくるよう、廃校にはせず。建物を残しているのだそうです。

  • さて、次に向かうのは…。<br />

    さて、次に向かうのは…。

  • 小さなお店プロジェクト。幾つかのアーティストの作品が集結しています。<br />卓球台は、にっぽん丸の船内にもあった、原倫太郎+原遊さんの「ピンポンシー」です。

    小さなお店プロジェクト。幾つかのアーティストの作品が集結しています。
    卓球台は、にっぽん丸の船内にもあった、原倫太郎+原遊さんの「ピンポンシー」です。

  • 金沢21世紀美術館の「スイミングプール」で、日本での知名度がアップしたレアンドロ・エルリッヒの「ランドリー」。

    金沢21世紀美術館の「スイミングプール」で、日本での知名度がアップしたレアンドロ・エルリッヒの「ランドリー」。

  • 「世界はどうしてこんなに美しいんだ」という作品。<br />タイトルは、フランクルの「夜と霧」から。

    「世界はどうしてこんなに美しいんだ」という作品。
    タイトルは、フランクルの「夜と霧」から。

  • 「um… 心のマッサージサロン」なる作品。なぜ心の…なのかは座ればわかります。

    「um… 心のマッサージサロン」なる作品。なぜ心の…なのかは座ればわかります。

  • リョン・カータイ+赤い糸の「ウェデイングショップ」。<br />ここでテーブルを挟み友好を深めてもらい(ぶっちゃけいえば婚活)、最終的には、ここで結婚式を挙げてもらうことがプロジェクトの最終目的なんだそう。<br /><br />前日の北川フラムさんの講演では、実際、結婚までこぎつけたカップルがいたけれど、別のところで式を挙げてしまったんだ…との裏話が披露されました。

    リョン・カータイ+赤い糸の「ウェデイングショップ」。
    ここでテーブルを挟み友好を深めてもらい(ぶっちゃけいえば婚活)、最終的には、ここで結婚式を挙げてもらうことがプロジェクトの最終目的なんだそう。

    前日の北川フラムさんの講演では、実際、結婚までこぎつけたカップルがいたけれど、別のところで式を挙げてしまったんだ…との裏話が披露されました。

  • 2階には、女木島の方々が、昔、ご自身が結婚した時の写真を掲げて写った写真が並んでいます。<br />これも、リョン・カータイの作品です。<br />ウェデイングショップとの連動を感じます。

    2階には、女木島の方々が、昔、ご自身が結婚した時の写真を掲げて写った写真が並んでいます。
    これも、リョン・カータイの作品です。
    ウェデイングショップとの連動を感じます。

  • 風の番人という作品です。

    風の番人という作品です。

  • これはアートではありませんが、海水浴の脱衣所。<br />小さな島は、夏は人で賑わうのでしょうか?

    これはアートではありませんが、海水浴の脱衣所。
    小さな島は、夏は人で賑わうのでしょうか?

  • 島の神社です。

    島の神社です。

  • 振り返れば海。沖合の島は、源平合戦で知られる屋島です。

    振り返れば海。沖合の島は、源平合戦で知られる屋島です。

  • 神社の横で展示されている「BONSAI deepening root」は、大人気。常に列ができていました。

    神社の横で展示されている「BONSAI deepening root」は、大人気。常に列ができていました。

  • 古民家を利用した盆栽の展示で、一度にたくさんの人が入れないから並ぶのですね。

    古民家を利用した盆栽の展示で、一度にたくさんの人が入れないから並ぶのですね。

  • 盆栽作家として有名な平尾成志さんの作品が並びます。<br />この作品群は「島盆栽」をファクターとして「根付く」ことがテーマとして構成さてているそう。<br /><br />瀬戸内芸術祭のテーマは「海の復権」。<br />アートを通じた島起こしが、それぞれの作品の根っこにあることを感じました。

    盆栽作家として有名な平尾成志さんの作品が並びます。
    この作品群は「島盆栽」をファクターとして「根付く」ことがテーマとして構成さてているそう。

    瀬戸内芸術祭のテーマは「海の復権」。
    アートを通じた島起こしが、それぞれの作品の根っこにあることを感じました。

  • 最後にレアンドロ・エルリッヒのもう一つの作品「不在の存在」も見ました。撮影NGなので、建物だけ。

    最後にレアンドロ・エルリッヒのもう一つの作品「不在の存在」も見ました。撮影NGなので、建物だけ。

  • アート作品ではありませんが、島にはカラフルで素朴な絵があちこちに見られます。

    アート作品ではありませんが、島にはカラフルで素朴な絵があちこちに見られます。

  • 港に戻ります。<br />「20世紀の回想」という作品。近づくとピアノからメロディが流れてきました。

    港に戻ります。
    「20世紀の回想」という作品。近づくとピアノからメロディが流れてきました。

  • カモメに見送られ、島を後にします。<br />約2時間の駆け足でしたが、たくさんの作品を見れて、そこそこ満足しました。

    カモメに見送られ、島を後にします。
    約2時間の駆け足でしたが、たくさんの作品を見れて、そこそこ満足しました。

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