ウズベキスタン6 - サマルカンド、シャフリサーブス

2019/08/10 - 2019/08/17

世界史の授業で興味を持った中央アジア、友人が旅行を計画していたので夏休みに便乗することに。初めて訪れるエリア、初めての旧共産圏なので色々と楽しみな旅です。

この旅行記はシャフリサーブスまで日帰り旅＆サマルカンド滞在の思い出です。

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

翌朝、8月中旬なのに朝夕は涼しく空気も乾いているので窓を開けると気持ち良い空気が入ってきます。

ラ アルガマク ホテル

胃腸が疲れてる感じだったので(食べ過ぎ)、朝食は果物だけ。

今日は日帰りで世界遺産の町シャフリサーブスまで出かけます、昨日の夕食後ホテルに戻る途中に大きめのホテルに立ち寄って、カーチャーター料金を尋ねたところ50米ドルだったので予約をしていました。

ラ アルガマク ホテル

指定の時間に待ち合わせ場所に行くと運転手さんも待っていて早速出発です。サマルカンド市街を抜けると遠くに山が見えてきました、シャフリサーブスにはあの山を越えていきます。

ウズベキスタンに行く前は勝手に砂漠の国だと思っていましたが、緑豊かな国であちこちで農地を見かけました。これはブドウ畑。

途中で以前使われていた検問所を通過、今回はフリーパスでしたが運転手さんはシートベルトを締めていました。

標高の高い所で放牧しているようで、時々牛が道を横切ります(笑)

峠を越えてあとは下り道。

シャフリサーブスの市街地を通り歴史地区まで約2時間のドライブでした。

シャフリサブス歴史地区 旧市街・古い町並み

思っていた以上に整備されていてきれいな歴史地区ですが、平日だからか？閑散としていました。

シャフリサブス歴史地区 旧市街・古い町並み

ここにも立派なティムール像があり、結婚式の写真を撮ったりしていました。ここシャフリサーブスはウズベキスタンの英雄ティムールの出身地。

アムール ティムール像 モニュメント・記念碑

アクサライ宮殿の形跡は門しか残っていませんが、かなり大きく宮殿の規模を想像すると力を持っていたということが分かります。

アク サライ宮殿跡 城・宮殿

門の前にいる人を見るとその大きさが！

歴史地区で2時間程観光をしたのでサマルカンドへ戻ります。

アク サライ宮殿跡 城・宮殿

サマルカンドとシャフリサーブスの州境にサマルカンドのモニュメントがあり、車が停まってくれたので記念撮影。

モニュメントの辺りは少し開けていてお菓子やドライフルーツが売られていました。

帰り道も牛が横切ります(笑)

サマルカンドでは出発したホテル前で降ろしてもらい、半日観光でしたが遠出した分疲れたので夕飯までホテルの部屋で一休み。

胃腸が疲れていたのと食べ慣れた物を欲していたので、韓国料理屋さんで夕食をしました。

サマルカンド最終日、この庭で朝食を頂くのも最後。雰囲気も気候も最高でした！

ラ アルガマク ホテル

サマルカンドでまだ訪れていないエリアへ向かう途中でレギスタン広場の前を横切ります。何度来てもついつい立ち止まって見てしまう。

レギスタン広場 広場・公園

レギスタン広場の横から乗り合い電動カート(10円)が出ているので、それに乗ってショブバザールの辺りまで移動しさらに先へ。遠くに見えてるのがハズラディヒズルモスクで初代大統領のお墓もあり、至近距離では撮影禁止だったためこの距離から。

ハズラティ ヒズル モスク 寺院・教会

やって来たのはサマルカンド観光のメインのひとつ、シャーヒ・ズィンダ廟群。青いタイルで装飾された廟群が午前中の光に映えて美しい。

シャーヒズィンダ廟群 建造物

どの廟もその形やタイルが細かくてどれも見入ってしまいます。

シャーヒズィンダ廟群 建造物

中の天井部分もタイルで装飾されています。

シャーヒズィンダ廟群 建造物

午後は逆行になるため午前中の観光がおススメと聞いていましたが、午前中に来て正解でした。

シャーヒズィンダ廟群 建造物

シャーヒ・ズィンダ廟群の観光を終えてハズラディヒズルモスク前の東屋で休憩。遠くには最後に行くビビハニムモスクが見えています。

観光で来ている年配のウズベキスタンの方にどこから来たのか尋ねられ、日本だと答えると『ウズベキスタンと日本は仲良し』というようなジェスチャーを返してくれ嬉しかったです。

一息ついた後、途中民家くらいしかなくて不安になりながら歩くこと1キロちょっと、アフラシャブ博物館に着きました。それ程大きい博物館ではないので1時間程で見て回る事ができました。

写真撮影をする場合は入場料と別料金だったので、撮影はしませんでした。

アフラシャブ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

博物館を出て戻ります、アフラシャブの丘の中も歩けるようですが午後で日も高く暑すぎるので来た道を選択(笑)

アフラシャブの丘 自然･景勝地

15時頃にだいぶ遅めの昼食にウズベキスタン風うどんのラグマンを頂きました。サワークリームが乗ってるのが中央アジアっぽいですね。

ちょっと休憩のつもりが、気持ち良い風が通るので1時間半も滞在してしまいました。

休んで元気も出たので観光再開！ビビハニム廟へ。画像では分かりにくいけどドームのタイルの隙間から雑草が生えていて見てて面白い(笑)

こちらは地下に下りる事が出来たので行ってみると、お祈りをしている人たちがいました。

ビビハニム廟 建造物

サマルカンドで最後になる観光地はビビハニムモスク。入口が巨大！

ビビハニム モスク 寺院・教会

中庭にはコーランを置く台もあり、こちらも大きい。

ビビハニム モスク 寺院・教会

このモスクは長い間使われていなかったため廃墟になっていたそうです、今は修復がされていますが廃墟のような場所もありました。

横の裂け目から中に入ってみます。

ビビハニム モスク 寺院・教会

中にはタイルが置かれていたので、これから修復されるのかもしれません。

これでサマルカンドの観光終了！

ビビハニム モスク 寺院・教会

バザール横からレギスタン広場辺りまで乗り合い電動カートで移動してホテルまで歩いて戻り、預けていたスーツケースを受け取ってタクシーでサマルカンド駅へ。

駅の敷地には鉄道の利用者しか入れないため敷地の前でタクシーを降りるとサマルカンド市電が見えました。乗ってみたかったなー。

ウズベキスタンは空港も駅も立派。

サマルカンド駅 駅

17時半と18時にタシュケント行きのアフラシャブ号があるため駅の中は混んでいましたが、17時半のアフラシャブ号が出た後は席に余裕ができました。

サマルカンド駅 駅

17時50分頃にアナウンスがありホームへ移動して待っていると時間通りにアフラシャブ号が到着、この列車の始発駅はブハラではなくカルシでした。2時間半程の旅なので座席が1-2配列でゆったりとした1等車を利用

アフラシャブ号 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

席の横は荷物置き場のようになっていて、国鉄や政府関係の荷物も運んでいました。

発車後すぐにドリンクを持ってきてくれたのでウェルカムドリンクだと思ってハーブティーを貰ったら後で集金(250円)にやって来ました…車内販売だったようです。

アフラシャブ号 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

発車して30分程すると車内サービスでパンとネスカフェが配られました。こちらは無料(笑)

アフラシャブ号 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ブハラーサマルカンド間の速度は160km/hしか出していませんでしたが、サマルカンドータシュケント間の最高速度は230km/h！記念に撮影。

アフラシャブ号 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ほぼ定刻の8時20分にタシュケント駅に到着、揺れはありますが快適な旅でした。

ウズベキスタン到着初日に使ったYandexタクシーという配車アプリを利用して、駅からホテルまで向かいます。明日がウズベキスタン滞在最終日です。

タシケント駅 駅