2019/08/09 - 2019/08/16
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moonstoneさん
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2019年の夏休みはポルトガルへ出かけることにしました。おまけでスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラにも足を伸ばしてきました。
旅程は
サンチャゴ・デ・コンポステーラ
ポルト
アベイロ
コインブラ
バターリャ
オビドス
リスボン
です。
事前にあまり知識がなかったポルトガル。美味しい食べ物や美しい景色に出会う旅になりました。
2日目から3日目のアベイロからコイブラの観光をこちらにまとめます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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旧駅舎のアズレージョが素晴らしいとのことで立ち寄ったアベイロ駅。修復中でした。確かにこんなにボロボロになったら修復も致し方ないかも。単にトイレ休憩となってしまいました。
アヴェイロ駅 駅
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駅からアヴェイロの中央運河に。ここはポルトガルの水の都とのことですが、すごく観光地なイメージです。モリセイロという独特の形の船に乗ることも出来ます。
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今日はここでもなにかイベントが。出店を覗いたり路地に入ってみたり街歩きするには楽しい街でした。
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アベイロの街を1時間ちょっとフラフラしてからコインブラのホテルに。今日の宿泊はキンタ・ダス・ラグリマス。
ホテル キンタ ダス ラグリマス スモール ラグジュアリー ホテルズ ホテル
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ホテルの中には礼拝堂もあります。
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ペドロ王子とイネスの哀しい恋にまつわる物語の舞台となったこのホテル。ここでイネスが殺されたと言われている泉。この恋物語最後まで聞くとあまりに西洋的。私には理解できないところも。
涙の館 愛の泉/涙の泉 建造物
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宿泊した部屋の壁には詩人カモンイネスの詩の一節が書かれていました。
モンテゴの妖精達は涙を流し続け
彼女の哀しい死を記憶に刻み込んだ
そして永遠の記憶を求めて
流された涙は美しい泉となった
あの処刑の場所に出来た泉に
妖精達はイネスの愛という名前をつけた
泉は今でも湧き続けている
見よ、なんと清らかな泉が
花々に水を与えていることか
愛という名の泉から流れる涙の水をホテル キンタ ダス ラグリマス スモール ラグジュアリー ホテルズ ホテル
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今日はホテルのレストランで夕食です。
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ホテルの中庭もなかなか素敵です。
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出発の前にホテルの玄関前を。今日も雲一つない良いお天気です。
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4日目はコインブラ大学からスタートです。
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大学の門の前では学生達が歌ったり、ボールペンを売ったりしていました。夏休み中なのに学費を稼いでいるのかなと思ってちょっとだけど入れておきました。
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鉄の門の前のアテナイのモザイク。
コインブラ大学 建造物
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コインブラ大学、鉄の門。高いところに布が引っかかっています。どうやら学生達がタイを引っかけているようです。
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門をくぐると広い中庭が。本当に広くてびっくり。
コインブラ大学 建造物
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大学の創立者、ディニス王の像。
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大学内のジョアニナ図書館に入ります。蔵書は30万冊。「美女と野獣」の図書室のシーンのモデル?と言われているとか。そちらは写真撮影禁止でした。
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大学の図書館にはこんな資料も残されています。日本との長い友好の歴史を感じさせてくれました。
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帽子の間。元々は7世紀に造られた宮廷の広間で歴代の王の肖像画がかかっています。ここのアズレージョも修復中で丹念な作業の様子を見ることが出来ました。
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外の細い回廊に出ることが出来、そこからはコインブラの街並みを見下ろす事が出来ます。朝通ってきたサンタ・クララ橋や修道院もモンデゴ川の向こうに見えます。
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大学内を見学して再び中庭。この時計台の手前に礼拝堂があります。アズレージョに飾られた美しい礼拝堂です。礼拝堂内は撮影禁止でした。
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大学を出て街へと坂道を下っていきます。ファドの店の前の少し広くなったところに“ポルトガルの洗濯女”の像がありました。コインブラの街のそばを流れるモンテゴ川で洗濯をする女性の姿は、ポルトガルの風物詩となっていたそうで、ファドやシャンソンで歌われたそうです。
コインプラのファドは男子学生が愛する女性に捧げたセレナーデが多いそうでリスボンとは趣が違うそうです。時間があれば聞いてみたかったです。 -
アルメディーナ門をくぐるとお土産屋さんの並ぶメインストリートにでます。
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可愛らしい街並みです。ここから1時間の自由行動です。手作りのコンフェイユやコルクのアクセサリーをお土産に買ったりナタ(エッグタルト)を食べたりしていたら時間はあっという間でした。リスボンよりコインブラの方がお土産になりそうな可愛らしい小物がたくさんあったように思います。
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レストラン、ドン・ペドロでレイタオン・アサード(子豚の丸焼き)を頂きました。切り分けている場所によって評価はまちまちでした。マドリッドで頂いた子豚の丸焼きの方が私の好みには合ってたみたいです。
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午後からは世界遺産のバターリャ修道院を見学します。正式名は「勝利の聖母マリア修道院」1388年に建設が始まり16世紀初頭まで続いていましたが、未完です。建築様式はゴシック・マヌエル様式。
バターリャの修道院 寺院・教会
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教会部分。修道院の南側にありポルトガルでも1,2の大きさを誇ります。
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天井部分の装飾もとても美しいものでした。
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創設者の礼拝堂の中はジョアン1世と家族の墓所で王と王妃の棺が並んでいて、周囲の壁にはエンリケ航海王子を始めとした王子の棺が置かれていました。
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ジョアン1世の回廊。マヌエル様式の装飾が美しい回廊です。
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回廊の中庭から見上げた塔。マヌエル様式とはポルトガルを代表する16世紀初めの建築様式。ゴシック様式を基調として大航海時代の繁栄を思わせる貝・鎖・ロープ・天体儀などがデザインされているもの。
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参事会室。この部屋には柱が一本もなく設計者のアフォンソ・ド・ミンゲスが安全性を証明するため3日3晩をこの部屋で過ごしたそうです。今は第一次世界大戦の無名戦士の墓があり丙子に守られています。
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未完の礼拝堂。綺麗なアーチが並んで装飾も見事なのに空が見えます。ジェロニモス修道院建設のため途中で終わってしまったという説もあるそうですが、なぜここでやめてしまったのか…。
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バターリャ修道院とその前の広場に建つアルヴァレスの騎馬像。14世紀の終わり頃、ポルトガルでは王位継承戦争が起こり、王位を奪おうとする隣国のカスティーリャ王と、ポルトガルの王族ジョアン1世が争い、アルジュバロータの戦いでジョアン1世が勝利し王位を正式に継ぐことになりました。
その若いジョアン1世の下、全軍を指揮した司令官がアルヴァレス。彼自身も若干25歳という若さで地元の英雄となったそうです。この像では25歳には見えませんが…。 -
今日の宿泊はオビドス近郊のプライアデルレイマリオット。プライベートビーチを持つ大西洋岸のホテルです。部屋からは大西洋が見えます。荷物をおいていそいそと海岸に。
プライア デル レイ マリオット ゴルフ&ビーチ リゾート ホテル
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大西洋の波は荒く、水も冷たくてとても泳ぐ気にはなりません。
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大西洋に夕日が沈んでいきます。
旅もそろそろ後半に入ります。
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