2019/10/16 - 2019/10/22
297位(同エリア1022件中)
お砂糖猫さん
モロッコの旅、いよいよ最後の目的地マラケシュです。
メディナのスーク巡りに華麗なアラベスク模様に溢れたバヒア宮殿とサアード朝の墳墓群、もちろん欠かせないジャマ・エル・フナの屋台ごはんも!
マラケシュもなかなか時間が足りませんでした。
まぁ今回はモロッコの王道観光都市をさわりだけ体験してみる、ということを目的をしていましたので、そこそこ満足しました。
行き足りないところは次回、個人手配で心行くまで再訪したいと思います。
□10月16日 羽田からカタール航空でドーハ乗り継ぎ、カサブランカ着。車でシャウエンへ移動。シャウエン泊
□10月17日 シャウエン観光。車で移動しヴォルビリス遺跡観光。フェズ泊
□10月18日 フェズ観光。イフレン→エルフード→メルズーガへ移動。サハラ砂漠でテント泊
□10月19日 トドラ渓谷へ移動。アイット・ベン・ハッドゥ泊
■10月20日 アイット・ベン・ハッドゥ観光。ティシカ峠を経てマラケシュ泊
■10月21日 マラケシュ観光。車でカサブランカへ移動。カタール航空で帰路
■10月22日 ドーハ乗り継ぎ、羽田着
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 旅工房
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マラケシュ到着の手前、ティシカ峠のオルガンオイル店に寄りました。
どちらにしろマラケシュで買う予定だったからラッキー。
アルガンオイルの本場・エッサウィラにある「アッサイス・ウーゼカ」の支店?みたいでした。
ちゃんとした店で買えそうでよかった。ティシカ峠 山・渓谷
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アルガンの実を潰して絞る過程を説明して、石臼で挽くところを体験させてくれたりします。
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左:食用のアムルー(アーモンドペーストとアルガンオイルのスプレッド)180dh
右:化粧用のアルガンオイル130dh
カードは使えないけどドル・ユーロ・円が使えます。
どんだけ日本人が来るのか。 -
併設のレストランでランチ。
ここのミントティーはミントの葉がダイレクトにin。
そしてさすがアルガンオイル店。食用アルガンオイルとアムルーが出てきます。
スープはもはやお馴染みのハリラ。 -
メインは卵のタジン(「ベルベルオムレツ」と紹介された)と、
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チキンのタジン。
ここのもおいしくいただきました。 -
デザートは再び謎の果物。
13:00に出発していよいよマラケシュに向かいます。 -
約1時間半後、マラケシュのムーレイ・イドリス宮殿前の広場に到着!
またドライバーとは別れ、荷運びの人がトランクをリヤカーに乗せて宿まで連れて行ってくれます。 -
マラケシュの宿はリアド・ララベスク。
ジャメ・エル・フナまでほぼ1本道なので結構便利です。メディナ散策に便利、こじんまりとしたリアド by お砂糖猫さんRiad Arabesque ホテル
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こじんまりとしていますが、おしゃれ感のある中庭。
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今回、初めて中庭に面した1階のお部屋になりました。
狭いけど天井が高く、設えもかわいい。 -
ここのウェルカムドリンクはオレンジジュースでした。
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一息ついたら早速出かけるぞー
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まずはバヒア宮殿!
ガイドブックには10dhとあったんですが、なんと70dhでした。値上がりにも程がある
(後でネットで見たらモロッコ人は10dhだけど外国人は70dhという説もあり……真偽はわからず)。バヒア宮殿 城・宮殿
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観光客で混み合ってます。
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壁のアラベスク模様も見逃せないですが、バヒア宮殿は天井が美しい!
みんな上を向いて天井を撮ってます。 -
バヒア宮殿は19世紀後半にアラウィー朝の宰相によって建てられた、マラケシュを代表する華麗な宮殿。
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150もの部屋があるそうです。
なんか順路を見失って適当に見ていたんですが、見逃してるとこがありそう…… -
スペインのアルハンブラ宮殿もそうでしたが、イスラム建築の細やかで壮麗な装飾は本当に素敵。
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バヒア宮殿は今も国王が滞在することもある現役の宮殿だとか。
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完全には14年の歳月を要したそう。
これほどの彫刻だから、さもありなん。 -
壁の大理石やゼリージュの腰壁もいいけど、この木の扉もいい。
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会議室の天井。
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そもそもはアラウィー朝の宰相が奥さんや妾を住まわせるために建てた宮殿。
中庭を囲むように4人の奥さんの部屋がありますが、バヒアとはその4人のうちのひとりの名前だそうです。 -
バヒア宮殿内の何室かを使ってAmine Cherradiという人の個展をやっていました。
ファンタジーかつアラビアンな雰囲気の絵で、結構バヒア宮殿に似合ってます。 -
続いてバブ・エル・メッラー広場を通り、サアード朝の墳墓群に向かいます。
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観光用の馬車がいます。
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Moulay el Yazidモスクを見ながら進み、
アル マンスール モスク 城・宮殿
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サアード朝の墳墓群に到着。
やっぱりガイドブックでは10dhとあったのに実際は70dhでした。
ここもかなりの人出。
しかも中では12円柱の間を見るための長蛇の列!サアード朝の墳墓群 史跡・遺跡
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アラウィー朝の前の王朝、サアード朝のスルタンが眠る墓所。
1917年に空撮されるまでその存在は忘れられていたという。
写真の部屋は礼拝堂。 -
こっちは3つのミフラーブの間。
ここと礼拝堂、あと列を為している12円柱の間、計3つの部屋に分かれています。
お墓ですがここも華麗な彫刻で囲まれた素敵な空間。
……ですが、バヒア宮殿と同じ値段なのはちょっと高く感じるな。 -
サアード朝の墳墓群の営業時間は17:00までなんですけど、12円柱の間が長蛇の列すぎて17:00までに入れないぞこれ……
と思ってたけど、17:00過ぎても追い出されなかったわ。
17:00までに中に入っていればいいみたい。 -
ということで、ようやく見られました、12円柱の間!
イタリア産の大理石で出来た柱が並ぶ壮麗な空間です。 -
この部屋に眠るのはアル・マンスール王。
サアード朝の全盛期を築き、マンスール=勝利者と呼ばれた王です。 -
優美な装飾もさることながら、この部屋は狭い一箇所しか覗くところがないので列ができてたんですねー
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さてサアード朝の墳墓群の見学を終え、アグノウ門へ。
12世紀にできたアグノウ門はメディナで最も古い建造物だそうで。アグノウ門 建造物
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バブ・エル・メッラー広場の方へ戻ります。
道々には色々な店が。これはデーツ山盛り屋台。 -
スパイススークを覗き見。
スパイス以外のものも結構あります。スパイス スーク 市場
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円錐に盛られたスパイスが雰囲気出してますねー
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Rue Riad Zitoum el Kedimを北上して、
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ジャマ・エル・フナに着いたぞ!
広ーい、賑わってるージャマ エル フナ広場 広場・公園
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ジャマ・エル・フナといえばオレンジジュース屋台、ですよねー
早速1杯! Lサイズで10dh。うん、うまい。 -
事前にネットで調べた情報によると、4番か14番の屋台が美味しいらしいので探します。
4番は見つからなかったけど14番を発見!
さすが美味しいと噂の屋台、混んでますけどギリギリ座れたのでラッキー。 -
魚介のミックスフライ40dh。おいしーい
平べったい骨つき白身魚、どうやって食べようかと思ってたら、周りの地元民は器用に手で食べてるので真似します。
左上にあるのはパン用のソース。パンと合わせて5dh。 -
日が落ちてますます賑わうジャマ・エル・フナ。
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スイーツ屋台を発見。
これは一体どういう味なんだろう……甘そうだな、とか思いながら見ていたら、 -
謎のドリンクとともに謎のスイーツが盛られて出てきちゃいました。
そしてこのドリンク……おわあぁぁぁ、なんだこれめっちゃクローブ効いてる、喉が焼ける!!
スイーツも食べても何だか正体がわからない、異国すぎる味で甘いのかどうなのかもわからない。
けどとにかくドリンクのインパクトが強すぎる。
ドリンクとスイーツで10dh。 -
ドライフルーツ屋台でデーツを100グラム購入。
10dhでした。安い!
ノリノリでポーズ決めてくれる屋台の人。 -
リアドに戻ってきました。
シャワー浴びようとして、全然お湯にならない……よもやここもお湯出ない感じ?と思ったら、まさかの「H」と「C」の表示が逆!!というオチもありつつの、モロッコ最後の夜でした。 -
おはようございます。早くも最後の朝です。
ここの朝食はモロッコパンじゃなくてフランスパンでした。
あとは目玉焼きがいい感じの半熟加減。 -
通りでは三角の形をしたお菓子、ブリワットが大量に並べられています。
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朝のジャマ・エル・フナは閑散と。
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クトゥビアを眺めながらムハンマド5世通りを進みます。
クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会
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本日はまず新市街へ向かっております。
11月16日広場を抜けてさらにその先。 -
ホテル・ラディソン・ブルーもあるショッピングコンプレックスの地下にカルフールがあるので、会社員の責務を果たしに来ました。
ラディソン ブル ホテル マラケシュ カレ エデン ホテル
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そう、お土産です。
このデーツチョコは個包装だし、癖もないのでばら撒き土産に向いてますね。 -
これは自分用に。
ミントティーのティーバッグ、18.5dh。 -
ガイドブックにも載ってるクッキーも。
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会社員の責務を果たしたのでメディナに戻ってきました。
日本人にはお馴染みのショップ、ミチを探します。 -
このムアッシンモスクの辺りまでは順調に進んでいたんだけど、ここから先さっぱりわからなくなっちゃった。
そして道行く人や辺りの店主が「ミチ、ミチ」と言うので案内してくれるのかと思いきや…… -
「ここがミチだよ」って……
いや違うよね?!
色んなとこの店主が自分のとこのバブーシュを指して「ミチ」と言うんだよね。
どうも好意的に解釈すれば、「ミチ」を「バブーシュ」の意味だと勘違いしている?
悪意をもって見れば、嘘をついてる……? -
もはや現在地もわからん……もうミチは諦めよう。
そのとき、偶然にももう一つ行きたかったスーク・シェリフィアが現れました!
何をどうやってたどり着いたのか、自分でも不明。 -
このスークの2階、カミッサという店でゼリージュ柄の素敵バブーシュ400dhを購入。
ここ、カードOKです。 -
カミッサのすぐ外にいた猫、すごく懐っこかったなー
はーかわかわ -
そろそろ時間が迫ってきてます。
急いでジャマ・エル・フナに戻って昼食は広場を見下ろせるカフェ・ドゥ・フランスで。
運良くテラス席の広場を見渡せる位置をゲット。ジャマ・エル・フナを見下ろしながらモロッコ料理 by お砂糖猫さんカフェ ド フランス カフェ
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モロッコに来てタジン鍋はめっちゃ食べたけど、もうひとつの代表料理、クスクスを食べてない!
ということで最後の食事はクスクスです。
クスクス・メゾン(野菜と牛肉のクスクス)85dh。 -
リアドに戻ってトランクを受け取り、集合場所のムーレイ・イドリス宮殿前の広場へ向かいます。
昨日と同じ荷運びの人が現れ、運んでくれました。
14:00前に車でカサブランカ空港へ向けて出発。 -
16:40に空港に着き、ドライバーさんとお別れ。
長い間お疲れ様でした。
カサブランカ空港の手荷物検査、靴まで脱がされて厳重だなと思いきや、手に持ってたペットボトルは没収されずに搭乗してしまったよ。
20:00前に離陸。さようならモロッコ。ムハンマド5世国際空港 (CMN) 空港
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翌2:30(ドーハ4:30)ドーハ到着。
ドーハからの出発が少し遅れ、7:40ごろドーハを離陸。
羽田には23:15ごろ着きました。
ちょっと遅れたおかげで乗るつもりだった最終のバスに乗れずオタオタしましたが、概ね順調だったモロッコ旅。
今度行く機会があれば、フェズ・マラケシュに2泊はしたいとこだなードーハ国際空港 (DOH) 空港
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旅行記グループ
2019年10月モロッコ
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