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初秋の頃、道後温泉本館が耐震補強のため改築されるとの話を聞き、その前に一度訪れておこうと思い立ち、急遽、伊予路への旅を計画した。<br />以前訪れた時は、松山市内に泊まり、道後温泉は日帰りだったので、今回は道後温泉に宿を取ることにする。<br />そして、これまで訪れたことがなかった内子と大洲の街も歩いてみることに。<br />帰りがけには、青春18きっぷのポスターで一躍有名となった下灘駅にも立ち寄る二泊三日の旅程とした。

道後の湯と歴史ある街を歩く【1】~千年の湯と道後の歴史~

81いいね!

2018/11/08 - 2018/11/09

35位(同エリア992件中)

9

58

旅猫

旅猫さん

初秋の頃、道後温泉本館が耐震補強のため改築されるとの話を聞き、その前に一度訪れておこうと思い立ち、急遽、伊予路への旅を計画した。
以前訪れた時は、松山市内に泊まり、道後温泉は日帰りだったので、今回は道後温泉に宿を取ることにする。
そして、これまで訪れたことがなかった内子と大洲の街も歩いてみることに。
帰りがけには、青春18きっぷのポスターで一躍有名となった下灘駅にも立ち寄る二泊三日の旅程とした。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス JR特急 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 今回は、四国への旅と言うことで、馴染みの夜行列車『サンライズ瀬戸』を利用。<br />今となっては、唯一無二の夜行列車。<br />人気のある列車ではあるが、新しい車両は造らないだろうから、あと数年と言ったところか。<br />この国から、夜行列車が消える日もそう遠くはない。

    今回は、四国への旅と言うことで、馴染みの夜行列車『サンライズ瀬戸』を利用。
    今となっては、唯一無二の夜行列車。
    人気のある列車ではあるが、新しい車両は造らないだろうから、あと数年と言ったところか。
    この国から、夜行列車が消える日もそう遠くはない。

    サンライズ瀬戸 乗り物

  • いつものように、B寝台シングルを取った。<br />ソロと比べると広いので、こちらのほうが長時間の旅には良いのだ。

    いつものように、B寝台シングルを取った。
    ソロと比べると広いので、こちらのほうが長時間の旅には良いのだ。

  • 翌朝、目が覚めると列車は定刻通りに走っている。<br />雲が多く、どんよりとしているが、雨にはならないようだ。

    翌朝、目が覚めると列車は定刻通りに走っている。
    雲が多く、どんよりとしているが、雨にはならないようだ。

  • 岡山駅で『サンライズ出雲』と別れ、宇野線を進む。<br />途中から本四備讃線に入り、四国へ向けて瀬戸大橋を渡って行く。<br />瀬戸内海の多島美が車窓を飾る。

    岡山駅で『サンライズ出雲』と別れ、宇野線を進む。
    途中から本四備讃線に入り、四国へ向けて瀬戸大橋を渡って行く。
    瀬戸内海の多島美が車窓を飾る。

  • 瀬戸大橋を渡り終えると、列車は大きく左へと曲がって行く。<br />1年ぶり5回目の四国上陸だ。

    瀬戸大橋を渡り終えると、列車は大きく左へと曲がって行く。
    1年ぶり5回目の四国上陸だ。

  • そして、『サンライズ瀬戸』は、坂出駅に7:09に到着。<br />東京駅から9時間余りの旅だった。<br />ちょうど通勤通学の時間帯で、ホームには高松駅へと向かう乗客で混み合ってた。

    そして、『サンライズ瀬戸』は、坂出駅に7:09に到着。
    東京駅から9時間余りの旅だった。
    ちょうど通勤通学の時間帯で、ホームには高松駅へと向かう乗客で混み合ってた。

  • 乗り換える列車の発車時刻まで時間があるので、駅近くを散策することにする。<br />外に出て振り返ると、新幹線の駅のような立派な建物だった。<br />ただ、駅周辺には何もなく、構内にあった土産物屋で時間を潰す。

    乗り換える列車の発車時刻まで時間があるので、駅近くを散策することにする。
    外に出て振り返ると、新幹線の駅のような立派な建物だった。
    ただ、駅周辺には何もなく、構内にあった土産物屋で時間を潰す。

    坂出駅

  • 7:51発の特急『いしづち1号』に乗車。<br />隣の宇多津駅で岡山から来た特急『しおかぜ1号』の後ろに繋がり、伊予国の中心、松山駅へと向かう。<br />車窓に広がる瀬戸内の景色が美しかった。

    7:51発の特急『いしづち1号』に乗車。
    隣の宇多津駅で岡山から来た特急『しおかぜ1号』の後ろに繋がり、伊予国の中心、松山駅へと向かう。
    車窓に広がる瀬戸内の景色が美しかった。

  • 列車は、10:05に松山駅に到着した。<br />坂出駅からおよそ2時間15分。<br />ずいぶん早くなったものだ。<br />以前訪れた時はディーゼル車だったので、隔世の感がある。

    列車は、10:05に松山駅に到着した。
    坂出駅からおよそ2時間15分。
    ずいぶん早くなったものだ。
    以前訪れた時はディーゼル車だったので、隔世の感がある。

    松山駅 (愛媛県)

  • あまり変わってないであろう松山駅の駅舎を出て、すぐ向かいにある路面電車の停留所へ。<br />背の低い駅舎があり、そして路面電車が走っている。<br />街の玄関口としては、理想的な風景がここには残っている。

    あまり変わってないであろう松山駅の駅舎を出て、すぐ向かいにある路面電車の停留所へ。
    背の低い駅舎があり、そして路面電車が走っている。
    街の玄関口としては、理想的な風景がここには残っている。

    松山駅前停留場

  • しばらく待つと、道後温泉行きの電車がやってきた。<br />乗っていた乗客がどっと降り、車内はガラガラになってしまった。

    しばらく待つと、道後温泉行きの電車がやってきた。
    乗っていた乗客がどっと降り、車内はガラガラになってしまった。

  • 駅前を出て、松山城の麓に沿って走って行く。<br />一度訪れた街だが、松山城以外はほとんど記憶にない感じだ。<br />30年近く前の話だから、街並みも大きく変わっていることだろう。<br />そんなことを感じながら車窓を眺めているうちに、終点の道後温泉駅に到着。<br />25分ほど掛かっていた。

    駅前を出て、松山城の麓に沿って走って行く。
    一度訪れた街だが、松山城以外はほとんど記憶にない感じだ。
    30年近く前の話だから、街並みも大きく変わっていることだろう。
    そんなことを感じながら車窓を眺めているうちに、終点の道後温泉駅に到着。
    25分ほど掛かっていた。

    道後温泉駅

  • 道後温泉駅の瀟洒な駅舎を出ると、駅前に坊ちゃん列車が展示されていた。<br />運転しない時は、ここに置かれているようだ。

    道後温泉駅の瀟洒な駅舎を出ると、駅前に坊ちゃん列車が展示されていた。
    運転しない時は、ここに置かれているようだ。

  • とりあえず、宿の位置を確かめるために歩きはじめる。<br />すると、駅近くの広場に大きなからくり時計があった。<br />これは、かなり新しそうだ。

    とりあえず、宿の位置を確かめるために歩きはじめる。
    すると、駅近くの広場に大きなからくり時計があった。
    これは、かなり新しそうだ。

    坊っちゃんカラクリ時計 公園・植物園

  • その近くには、野球のユニフォーム姿の銅像が立っていた。<br />その像の主は、松山市出身の俳人で、野球に夢中だったと言う正岡子規である。<br />幕末生まれの子規が野球をしていたと言うのは、かなり面白い。

    その近くには、野球のユニフォーム姿の銅像が立っていた。
    その像の主は、松山市出身の俳人で、野球に夢中だったと言う正岡子規である。
    幕末生まれの子規が野球をしていたと言うのは、かなり面白い。

    正岡子規像 名所・史跡

  • しばらく歩くと、今宵の宿『オーベルジュ道後』が見えて来た。<br />客室の下の階がイタリアンレストランになっている。<br />受付は後にして、とりあえず散策を続ける。

    しばらく歩くと、今宵の宿『オーベルジュ道後』が見えて来た。
    客室の下の階がイタリアンレストランになっている。
    受付は後にして、とりあえず散策を続ける。

    オーベルジュ道後 宿・ホテル

    2名1室合計 11,200円~

    階下に美味しいイタリアンの店があるホテル by 旅猫さん
  • まず立ち寄ったのは、湯神社。<br />道後温泉の湯の神様に、まずはご挨拶を。

    まず立ち寄ったのは、湯神社。
    道後温泉の湯の神様に、まずはご挨拶を。

    湯神社(四社明神) 寺・神社

  • 湯神社からさらに奥へと歩いて行くと、ご当地マンホールを見つけた。<br />松山市のもので、市の花である藪椿が描かれている。

    湯神社からさらに奥へと歩いて行くと、ご当地マンホールを見つけた。
    松山市のもので、市の花である藪椿が描かれている。

  • 道の突き当りに、長い石段が現れた。<br />その石段を登って行くと、朱色の楼門が見えてくる。<br />これが、道後七郡総守護と称えられた伊佐爾波神社だ。<br />それにしても、この石段は手強い。

    道の突き当りに、長い石段が現れた。
    その石段を登って行くと、朱色の楼門が見えてくる。
    これが、道後七郡総守護と称えられた伊佐爾波神社だ。
    それにしても、この石段は手強い。

  • 135段ほどあるという石段を登り切りると、ようやく楼門の前に出た。<br />楼門は鮮やかな朱塗りだが、両脇に続く回廊は落ち着いた色合いで対照的。<br />現在の社殿は、松山藩第三代藩主松平定長により造営されたものだそうだ。

    135段ほどあるという石段を登り切りると、ようやく楼門の前に出た。
    楼門は鮮やかな朱塗りだが、両脇に続く回廊は落ち着いた色合いで対照的。
    現在の社殿は、松山藩第三代藩主松平定長により造営されたものだそうだ。

    伊佐爾波神社 寺・神社

  • 本殿では、ちょうど神事が執り行われていた。

    本殿では、ちょうど神事が執り行われていた。

  • 回廊を歩いて行くと、透塀で囲われた本殿が見えてきた。<br />屋根が前後に二つ連なる独特な造りだ。<br />この造りは八幡造と呼ばれ、全国に三例しかないそうだ。<br />何とも言えない美しさがあった。<br />

    回廊を歩いて行くと、透塀で囲われた本殿が見えてきた。
    屋根が前後に二つ連なる独特な造りだ。
    この造りは八幡造と呼ばれ、全国に三例しかないそうだ。
    何とも言えない美しさがあった。

  • 参拝を終えた後、いよいよ道後温泉の象徴である道後温泉本館へと向かう。<br />前に訪れた時は入らなかったので、今回は奮発して、1,550円の個室休憩を選んだ。<br />三階にある個室で休憩できるほか、霊の湯と神の湯両方に入ることもできるのだ。

    参拝を終えた後、いよいよ道後温泉の象徴である道後温泉本館へと向かう。
    前に訪れた時は入らなかったので、今回は奮発して、1,550円の個室休憩を選んだ。
    三階にある個室で休憩できるほか、霊の湯と神の湯両方に入ることもできるのだ。

    道後温泉本館 温泉

  • まず通されたのは、三階にある個室。<br />小説『坊っちゃん』の中では、『上等』と呼ばれた部屋だ。<br />部屋からの眺めも良く、とても落ち着ける。

    まず通されたのは、三階にある個室。
    小説『坊っちゃん』の中では、『上等』と呼ばれた部屋だ。
    部屋からの眺めも良く、とても落ち着ける。

  • 部屋には、浴衣とタオルも付いている。<br />早速着替えて、霊の湯へと向かう。<br />霊の湯は、最高級とされる庵治石や大島石使った高級感あふれる浴室。<br />湯も柔らかで、肌に優しい。<br />無色透明な湯だが、温泉らしさを強く感じる。<br />これが、千年湯の底力なのだな。

    部屋には、浴衣とタオルも付いている。
    早速着替えて、霊の湯へと向かう。
    霊の湯は、最高級とされる庵治石や大島石使った高級感あふれる浴室。
    湯も柔らかで、肌に優しい。
    無色透明な湯だが、温泉らしさを強く感じる。
    これが、千年湯の底力なのだな。

  • 神の湯にも入ったが、こちらは巨大な銭湯のような雰囲気で、浴室が二つあった。<br />こちらは410円で入れるので大いに賑わっていて、落ち着いて入れないので、早々に退散した。<br />部屋に戻り、火照った身体を休める。<br />担当の方が、お茶と坊っちゃん団子を持ってきてくれた。<br />二階の休憩所だと、団子ではなく煎餅が出されるそうだ。

    神の湯にも入ったが、こちらは巨大な銭湯のような雰囲気で、浴室が二つあった。
    こちらは410円で入れるので大いに賑わっていて、落ち着いて入れないので、早々に退散した。
    部屋に戻り、火照った身体を休める。
    担当の方が、お茶と坊っちゃん団子を持ってきてくれた。
    二階の休憩所だと、団子ではなく煎餅が出されるそうだ。

  • 三階の一角には、夏目漱石が湯上り後に寛いだという部屋が、坊っちゃんの間として解放されていた。<br />自由に見学できるので、覗いてみると、写真や胸像などが飾られていた。

    三階の一角には、夏目漱石が湯上り後に寛いだという部屋が、坊っちゃんの間として解放されていた。
    自由に見学できるので、覗いてみると、写真や胸像などが飾られていた。

    坊っちゃんの間 名所・史跡

  • 窓から外を眺めると、温泉街がよく見える。<br />ちょうど、地元の幼稚園児たちが列をなして歩いて行く。

    窓から外を眺めると、温泉街がよく見える。
    ちょうど、地元の幼稚園児たちが列をなして歩いて行く。

  • 皇族専用の浴室『又新殿』を案内していただいた後、外へ出た。<br />道後温泉本館は建物自体も見応えがあるので、ぐるりと一周することにする。

    皇族専用の浴室『又新殿』を案内していただいた後、外へ出た。
    道後温泉本館は建物自体も見応えがあるので、ぐるりと一周することにする。

  • 裏に回ると、又新殿の御成門がある。<br />この門は皇族の方が通る門だが、今は使われていないそうだ。

    裏に回ると、又新殿の御成門がある。
    この門は皇族の方が通る門だが、今は使われていないそうだ。

  • 霊の湯棟と神の湯本館の間辺りに、大きな岩が置いてあった。<br />玉の石と呼ばれるもので、神話に関するものらしい。<br />道後の湯を掛けながら祈願すると、願いが叶うというようなことが書いてあった。

    霊の湯棟と神の湯本館の間辺りに、大きな岩が置いてあった。
    玉の石と呼ばれるもので、神話に関するものらしい。
    道後の湯を掛けながら祈願すると、願いが叶うというようなことが書いてあった。

    玉の石 名所・史跡

  • 神の湯本館は三階建てでかなりの規模がある。<br />先ほどまでいた個室はこの建物の三階にあるようだ。<br />二階は、大広間になっていて、手頃な料金で寛げる。<br />この建物は、明治27年(1894)に建てられたもので、120年あまりもの間利用されている。

    神の湯本館は三階建てでかなりの規模がある。
    先ほどまでいた個室はこの建物の三階にあるようだ。
    二階は、大広間になっていて、手頃な料金で寛げる。
    この建物は、明治27年(1894)に建てられたもので、120年あまりもの間利用されている。

  • 一周し終わり時刻を見ると、13時半を回ったところ。<br />まだお昼を食べていなかったので、ちょうど向かいにあった道後麦酒館に迷わず入ることにする。<br />まずは、ペールエールとビール酵母入りじゃこ天、たこわかめかまぼこを注文。<br />かまぼこは、写真と実際が違い過ぎてちょっとがっかりだった。

    一周し終わり時刻を見ると、13時半を回ったところ。
    まだお昼を食べていなかったので、ちょうど向かいにあった道後麦酒館に迷わず入ることにする。
    まずは、ペールエールとビール酵母入りじゃこ天、たこわかめかまぼこを注文。
    かまぼこは、写真と実際が違い過ぎてちょっとがっかりだった。

    道後麦酒館 グルメ・レストラン

  • 続いて、アルト系のマドンナ麦酒を追加。<br />料理は、南予地方の地鶏だという『浜千鳥』のもも肉を使ったコロコロ焼なるものを食べてみる。<br />熱々で出て来たが、普通の鶏肉と変わらない。

    続いて、アルト系のマドンナ麦酒を追加。
    料理は、南予地方の地鶏だという『浜千鳥』のもも肉を使ったコロコロ焼なるものを食べてみる。
    熱々で出て来たが、普通の鶏肉と変わらない。

  • 〆に、スタウト系の漱石ビールを頼む。<br />これはかなり濃い目で、ガツンと来た。<br />三杯目だったので、飲み切るのに一苦労した。

    〆に、スタウト系の漱石ビールを頼む。
    これはかなり濃い目で、ガツンと来た。
    三杯目だったので、飲み切るのに一苦労した。

  • 店を出ると、道後温泉本館の前に人力車が停まっている。<br />そこだけ観ると、明治から大正時代の光景だ。

    店を出ると、道後温泉本館の前に人力車が停まっている。
    そこだけ観ると、明治から大正時代の光景だ。

  • 駅前へ戻るため、本館向かいの商店街へと入る。<br />すぐのところに雑貨屋があり、店頭にはトトロの大きなぬいぐるみが置かれていた。<br />その傍らには、映画を真似て、東電鉄の七国山行のバス停もある。<br />停留所名が稲荷前ではなく、道後温泉になっていた。

    駅前へ戻るため、本館向かいの商店街へと入る。
    すぐのところに雑貨屋があり、店頭にはトトロの大きなぬいぐるみが置かれていた。
    その傍らには、映画を真似て、東電鉄の七国山行のバス停もある。
    停留所名が稲荷前ではなく、道後温泉になっていた。

  • 雑貨屋の近くで茶色いトトロ、いや猫が座っていた。<br />そっと近付き、旅猫姿の撮影に成功。<br />久しぶりに撮れて嬉しい。

    雑貨屋の近くで茶色いトトロ、いや猫が座っていた。
    そっと近付き、旅猫姿の撮影に成功。
    久しぶりに撮れて嬉しい。

  • 道後温泉駅前から、バスで石手寺へと向かう。<br />温泉街を抜け、5分ほどで到着。<br />石手寺は、四国八十八箇所第51番札所。<br />境内の入口辺りには、雑然と石仏などが置かれている。<br />どことなしか、調和がとれていない印象があった。

    道後温泉駅前から、バスで石手寺へと向かう。
    温泉街を抜け、5分ほどで到着。
    石手寺は、四国八十八箇所第51番札所。
    境内の入口辺りには、雑然と石仏などが置かれている。
    どことなしか、調和がとれていない印象があった。

  • 参道の一部は隧道のようになっていて、両側に店が並んでる。<br />薄暗く、少し不気味な感じだ。

    参道の一部は隧道のようになっていて、両側に店が並んでる。
    薄暗く、少し不気味な感じだ。

  • その参道で、可愛い猫さんを見かけた。<br />立ち姿が凛々しく、品がある。<br />どうにかして後ろ姿をと思ったが、ずっと壁を背にしていた。

    その参道で、可愛い猫さんを見かけた。
    立ち姿が凛々しく、品がある。
    どうにかして後ろ姿をと思ったが、ずっと壁を背にしていた。

  • 諦めて、本堂へと向かう。<br />暗がりを抜けると、大きな仁王門が現れた。<br />鎌倉時代の文保2年(1318)に建立されたもので、国宝だそうだ。

    諦めて、本堂へと向かう。
    暗がりを抜けると、大きな仁王門が現れた。
    鎌倉時代の文保2年(1318)に建立されたもので、国宝だそうだ。

    石手寺 寺・神社

  • 仁王門を潜り境内へと入る。<br />正面に本堂があり、右手に三重塔が聳えている。<br />どちらも重要文化財だそうだ。

    仁王門を潜り境内へと入る。
    正面に本堂があり、右手に三重塔が聳えている。
    どちらも重要文化財だそうだ。

  • その三重塔は、均整の取れた姿でなかなか美しい。<br />鎌倉時代末期に建てられたものだそうだ。

    その三重塔は、均整の取れた姿でなかなか美しい。
    鎌倉時代末期に建てられたものだそうだ。

  • 本堂にお詣りした後、御朱印をいただく。<br />流麗な書で、筆運びに見惚れてしまった。

    本堂にお詣りした後、御朱印をいただく。
    流麗な書で、筆運びに見惚れてしまった。

  • 再びバスに乗り、道後温泉街へと戻る。<br />公園北口子規記念館前バス停で降り、すぐ近くの道後公園へ。<br />道後公園は、伊予守護河野氏の居城湯築城があった場所。<br />現在も、外堀と内堀が残されている。

    再びバスに乗り、道後温泉街へと戻る。
    公園北口子規記念館前バス停で降り、すぐ近くの道後公園へ。
    道後公園は、伊予守護河野氏の居城湯築城があった場所。
    現在も、外堀と内堀が残されている。

    道後公園 (湯築城跡) 公園・植物園

  • その公園の一角に、日本最古の湯釜が置かれていた。<br />749年に作られたらしい。<br />明治頃まで、1200年近くも使われていたと言うから驚きだ。

    その公園の一角に、日本最古の湯釜が置かれていた。
    749年に作られたらしい。
    明治頃まで、1200年近くも使われていたと言うから驚きだ。

    湯釜 名所・史跡

  • 公園の近くに、子規記念博物館もあったので立ち寄ってみる。<br />館内は、正岡子規に関する展示が多く、夏目漱石が松山に赴任していた時に下宿としていた愚陀佛庵の一階部分も原寸大で再現されていた。

    公園の近くに、子規記念博物館もあったので立ち寄ってみる。
    館内は、正岡子規に関する展示が多く、夏目漱石が松山に赴任していた時に下宿としていた愚陀佛庵の一階部分も原寸大で再現されていた。

    松山市立子規記念博物館 美術館・博物館

  • 博物館を見学した後、宿へと向かう。<br />受付時、愛媛らしく、みかんジュースがいただけた。

    博物館を見学した後、宿へと向かう。
    受付時、愛媛らしく、みかんジュースがいただけた。

    オーベルジュ道後 宿・ホテル

    2名1室合計 11,200円~

    階下に美味しいイタリアンの店があるホテル by 旅猫さん
  • 部屋は7.5畳の和室。<br />布団はすでに敷いてあり、旅館らしくていい感じだ。

    部屋は7.5畳の和室。
    布団はすでに敷いてあり、旅館らしくていい感じだ。

  • 荷物を置き、早速温泉に浸かる。<br />大浴場は思ったよりも広くて、小奇麗だった。<br />湯は源泉掛け流しと謳っているが、そこは何とも言えない感じだ。<br />先ほど浸かった道後温泉本館の湯と少し違う感じがする。<br />奥道後からの引き湯かもしれない。

    荷物を置き、早速温泉に浸かる。
    大浴場は思ったよりも広くて、小奇麗だった。
    湯は源泉掛け流しと謳っているが、そこは何とも言えない感じだ。
    先ほど浸かった道後温泉本館の湯と少し違う感じがする。
    奥道後からの引き湯かもしれない。

  • 入浴後、夕食を摂るため温泉街へ出た。<br />駅前に出ると、まだ坊っちゃん列車が展示されている。<br />夜、光に映し出される姿を観ると、『銀河鉄道の夜』を思い起こさせる。

    入浴後、夕食を摂るため温泉街へ出た。
    駅前に出ると、まだ坊っちゃん列車が展示されている。
    夜、光に映し出される姿を観ると、『銀河鉄道の夜』を思い起こさせる。

    坊っちゃん列車 (伊予鉄道) 乗り物

  • 駅前から、道後温泉本館へと続く商店街を歩いて行く。<br />すると、目の前に猫さんが現れた。<br />この日3匹目。<br />これほど猫さんに会うのも珍しい。<br />道後は、猫たちに優しい街なのかもしれない。

    駅前から、道後温泉本館へと続く商店街を歩いて行く。
    すると、目の前に猫さんが現れた。
    この日3匹目。
    これほど猫さんに会うのも珍しい。
    道後は、猫たちに優しい街なのかもしれない。

  • 商店街の突き当りを左に曲がると、華やかで大きな建物が見えた。<br />外湯の椿湯と飛鳥乃湯だ。<br />その向かいに、趣のある食堂があるのを見つけたので、そこに入ることにした。

    商店街の突き当りを左に曲がると、華やかで大きな建物が見えた。
    外湯の椿湯と飛鳥乃湯だ。
    その向かいに、趣のある食堂があるのを見つけたので、そこに入ることにした。

    椿食堂 グルメ・レストラン

  • 引き戸を開けて中へと入る。<br />カウンター席とテーブル席があったが、空いていたのでテーブル席へ。<br />座って店内を見渡して目に留まったのは、「いなり完売」の文字。<br />イラストまで添えられていて、いかにも衝撃的。<br />稲荷寿しが、この店では有名なのかもしれない。

    引き戸を開けて中へと入る。
    カウンター席とテーブル席があったが、空いていたのでテーブル席へ。
    座って店内を見渡して目に留まったのは、「いなり完売」の文字。
    イラストまで添えられていて、いかにも衝撃的。
    稲荷寿しが、この店では有名なのかもしれない。

  • 品書きには、そばとうどんが数種類ずつと、ラーメンが載っている。<br />あとは、飲み物とおでんぐらいのようだ。<br />鍋焼きうどんが看板のようだが、ここはラーメンとした。<br />出て来たそれは、微妙に濁りのあるスープと蒲鉾が特徴的だ。<br />麺が柔らかく好みではなかったが、素朴な味わいで悪くはなかった。

    品書きには、そばとうどんが数種類ずつと、ラーメンが載っている。
    あとは、飲み物とおでんぐらいのようだ。
    鍋焼きうどんが看板のようだが、ここはラーメンとした。
    出て来たそれは、微妙に濁りのあるスープと蒲鉾が特徴的だ。
    麺が柔らかく好みではなかったが、素朴な味わいで悪くはなかった。

  • 店を出て宿へと戻る。<br />再び商店街を歩いていると、今度は、キジ白柄の猫さんが。<br />しかも、こちらに背を向けているではないか。<br />これはと思い、ゆっくりと近付き、旅猫姿を撮影させてもらう。<br />まさか、一日に二度も撮ることが出来るとは。

    店を出て宿へと戻る。
    再び商店街を歩いていると、今度は、キジ白柄の猫さんが。
    しかも、こちらに背を向けているではないか。
    これはと思い、ゆっくりと近付き、旅猫姿を撮影させてもらう。
    まさか、一日に二度も撮ることが出来るとは。

  • 宿に戻り部屋で寛いでいると、急に小腹が空いて来た。<br />下の食堂で軽く何かを食べようかと思ったが、見れば、ピザのルームサービスが出来ると書いてある。<br />これは良いと思い、すぐに電話をして届けてもらうことにした。<br />しばらく待つと、熱々出来立てのマルゲリータが届けられた。<br />夜食にしては大きすぎると思ったが、世界一にもなったことがあるという本格薪窯で焼いたピザは美味しく、完食してしまった。<br />お腹も満たされ、あとは寝るだけ。<br />明日は、内子から大洲へと旅をする予定だ。

    宿に戻り部屋で寛いでいると、急に小腹が空いて来た。
    下の食堂で軽く何かを食べようかと思ったが、見れば、ピザのルームサービスが出来ると書いてある。
    これは良いと思い、すぐに電話をして届けてもらうことにした。
    しばらく待つと、熱々出来立てのマルゲリータが届けられた。
    夜食にしては大きすぎると思ったが、世界一にもなったことがあるという本格薪窯で焼いたピザは美味しく、完食してしまった。
    お腹も満たされ、あとは寝るだけ。
    明日は、内子から大洲へと旅をする予定だ。

    イル・ポジターノ グルメ・レストラン

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  • だいこくさん 2019/11/09 00:16:28
    サンライズ夜行列車
    旅猫様
    こんばんわ だいこくです。

    頭からサンライズ瀬戸から始まる旅行記にドキリ・・・食いつきました。

    ここ数日、この列車の事で最寄り駅に質問に行ったり、
    ネットで寝台の種類や料金、時間等を調べたりの最中でした。

    >この国から、夜行列車が消える日もそう遠くはない。
    この一文には何かしらぐさりと来るものがありましたよ(>_<)
    急がなくては、、、乗る前に消えてもらっては困ります。
    なので、来年の1月 東北旅行からの帰りに東京からの便を予約できるように
    チャレンジしてみる事にします。

    旅猫様の撮られる猫の背中にはその猫の人生?(猫生?)を感じるのは
    私だけでしょうか? 
    面白そうなので一度私も後ろ姿に挑戦してみます。
    上手く撮れれば旅行記にUPしてみますね。

    道後温泉本館『上等』と言われるお部屋は本当に特別感が有りますね。
    三色団子にお茶
    茶たくがおそれおおいって感じです。

    完食されたピザも美味しそう、何だかお腹減って来ました。
    この辺で失礼します。
                     だいこく





    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/11/09 08:25:53
    RE: サンライズ夜行列車
    だいこくさん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    サンライズも、かなり古株になって来たので、そろそろやばいと思います。
    このご時世、新しい寝台車が造られることはないでしょうから。
    早目に乗っておくことをおすすめします!

    > 旅猫様の撮られる猫の背中にはその猫の人生?(猫生?)を感じるのは
    > 私だけでしょうか? 
    猫も人も、背中が語るのでしょう(笑)
    ぜひ、挑戦してみてください。
    猫は警戒心が強いので、そっと近寄らないと逃げてしまいます。
    人慣れした奴は、逆にすり寄ってきてしまいますし(笑)

    道後温泉本館の『上等』は、なかなか良かったです。
    日本情緒が感じられ、とても寛げますよ。
    窓から眺める温泉街もいい感じです。
    ピザも美味しかったな。

    旅猫
  • pedaruさん 2019/11/08 07:18:16
    道後温泉
    猫旅さん おはようございます。

    ここで変なところを押したようです、挨拶だけでコメント終わり、という訳には
    行きませんので、続きを・・・

    何年か前に夫婦で道後温泉に行きましたが、せっかく計画を立てて楽しみにしていたのですが、土壇場で旅行に来て他人に裸を見られたくない、などとごねられて入館を断念しました(外人かっ!)。予定では「上等」に上がるつもりでしたが残念。

    「上等」の部屋は素敵ですね、欄間など日本建築の美を鑑賞できますね。

    後姿の猫を撮り続けているのですね、正面より後ろのほうが撮りやすいと思いますが、素人の浅はかさなのでしょうか?猫は気ままなだけに撮りずらいでしょうね、気づかいのある猫なんて見たことありません(笑)。

    次は内子だそうですが、どんな猫旅になるか楽しみです。

    pedaru

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/11/08 19:59:43
    RE: 道後温泉
    pedaruさん、こんばんは。
    書き込みありがとうございます!

    道後温泉まで行って、本館に入らなかったのは残念でしたね!
    「上等」は、とても居心地がよく、眺めも良かったです。
    日本建築は、落ち着きますね。

    猫の後ろ姿は、4トラに登録して以来ずっとプロフ写真に使っています。
    今の猫さんで、十代目くらいかも。
    猫は、後ろを取られるのが嫌みたいです。
    背後から襲われるのを警戒する、野生の習性なのかもしれません。
    すぐに感づかれて、逃げられてしまうか、こちらに寄ってきてしまいます。

    内子も良い街でした。
    アップに時間が掛かると思いますが、ぜひお立ち寄りください。
    旅猫
  • pedaruさん 2019/11/08 07:03:32
    道後温泉
    猫旅さん おはようございます。
  • 墨水さん 2019/11/06 22:08:47
    オーベルジュ道後。
    旅猫さん、今晩は。
    オーベルジュ道後の御部屋の布団、ショボくない?。(笑)
    寝台車の方がマシかも?。(笑)
    でも、道後温泉本館個室は、感じ良さそうですね~っ。
    猫の後ろ姿は、旅猫さんのテーマですから、改めて見ると面白いですね。
    「後ろ姿」には、頑張って欲しい所です。(笑)
    墨水。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/11/08 19:51:41
    RE: オーベルジュ道後。
    墨水さん、こんばんは。

    いつもありがとうございます。
    部屋の布団は、地方の駅前旅館並みでした(笑)
    寝台車よりはかなり上等でしたよ。
    道後温泉の上等部屋は、なかなか良かったです。
    眺めも良かったですし。
    猫の後ろ姿は、4トラ始めてからずっとプロフに使っています。
    今は何代目だったかな。
    これからも、頑張って狙っていきます!

    旅猫
  • エヌエヌさん 2019/11/04 15:58:08
    こんにちは!
    旅猫さん

    読んでたらまた道後に行きたくなってしまいました。
    まだ一月しか経っていないのに・・・

    本館の個室を堪能されたのですね。
    11月なら湯上り後も楽だったのでは?
    自分は7月で暑くてまいりました。

    同じ道後の湯でも昨年自分が泊まった所も道後からの引湯ですが
    どうにもあたりが違う気がしました。
    本館の方がまろやかというか・・・

    最後に登場した猫
    タマちゃんと言ってすごく良い奴です。(#^.^#)

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/11/04 17:55:35
    RE: こんにちは!
    エヌエヌさん、こんばんは。
    書き込みありがとうございます。

    本館の個室はとても寛げました。
    窓からの風も心地よくて。
    本館の湯は、やはりまろかかですよね。
    肌に優しく、とても柔らかい感じ。
    宿のとは、明らかに違いますね。

    あの猫さんは、タマちゃんと言うのですね。
    可愛かったです。

    旅猫

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