今年２度目のパリゆる旅(2日目10/11)　サンジェルマンにお引越し～歩き倒す

2019/10/10 - 2019/10/16

今年GWに娘とパリ旅をしてからちょうど6か月。
わけあって今年２度目のパリ行きを決行することに。
当初は私ひとりの旅になるはずが、出発の二週間前に突如娘が一緒に行きたいと言い出し。しかし私と同じJAL便はすでに調達できず、別便のAFにてパリ待ち合わせすることと相成りました。
再び娘と二人のパリ珍道中。前回は初パリの娘の意向重視の旅でしたが、今回は私主導で私の行きたいところに娘がついてくるというラクチンな旅に。
前回の旅ですっかりサンジェルマンの居心地の良さに惚れた私は今回もサンジェルマン周辺のホテルに滞在することにしました。

二日目。朝ごはんを食べてからモンパルナスのホテルをチェックアウト。
サンジェルマンのホテルにチェックインしなおしです。
(メトロの駅としては4号線のSaint-Placide駅なので正確にはモンパルナスとサンジェルマンの間くらい）
この日は乗り物を使わず、ひたすら歩きに歩いた日でした。
足取りを写真とともにご覧ください(笑)

エリア パリ(フランス)

モンパルナスの朝です。
昨夜ガレットを食べたガレット通りを再び訪れました。
夜のモンパルナスを徘徊していた時にたいそう賑わっていたお店をチェックしていて
朝食はこちらでと決めていました。

ガレット通りの入り口にあるカフェ、Lili et Riton。
お店の中から外を見た風景。
通勤途中の近所のパリジャンパリジェンヌたちを眺めているだけで楽しい。
パリの人は歩くの早いですね。
東京のサラリーマンよりも早いかも。

昨夜の賑わいとはうって変わって、静かな朝のカフェです。
内装が下町のパリそのものという雰囲気でとても素敵でした。

天井に昔の新聞が敷き詰めてあるんです。
小粋な演出に思わずパシャリ。

クラシックなパリの朝ごはん。
ここの朝の担当ギャルソンさんもフランス語オンリーで、逆に好感が持てます。
地元のおじさんが代わる代わる来てはおしゃべりしてコーヒーを飲んでいくような
飾らないお店。

外観です。
この静かなカフェが夜になると、お酒を飲みに来る人々で大混雑。
昨夜お客の顔、お店の人の顔を見ていて
とにかくみんな楽しそう！
良いお店なのはすぐにわかりました！

この交差点の向こう側。あちらも夜はカフェが大賑わい。
お店によっては22時までハッピーアワーをしていたり、
要するにいつ行っても安くお酒を飲めるということですね(笑)
サイコー！

ホテルに戻ります。
あとはチェックアウトするだけです。

ホテルのロビーのガラスの向こうが箱庭のような一角です。
一晩だけでしたが、お世話になりました。

スーツケースをガラガラ引っ張ってえっちらおっちら
モンパルナスから
メトロ4番線のSaint-Placide駅すぐ目の前のホテル
Best Western Aramis Saint-Germain にチェックインしました。
こちらも小さいお部屋。

早速テレビをつけたら画面が映らなくて、
あちこちコードをいじったりしてもダメ。
フィリップス社製のいいテレビだったんですがね～。
フロントに電話して係のおじさんに来て見てもらいましたが
にっちもさっちもいかず、
「お部屋を変わりますか？」と提案され(笑)
もう荷物をあちこちにしまった後だったので
（お部屋に入るとまず荷物を自分のうちのように引き出しやクローゼットに
しまうのが習慣なんです）
面倒くさくて「ここでいいです」と返答し。
するとおじさん申し訳なさそうに
「では明日お二人が日中お出かけしている間に修理を呼びますが
それでいかがですか？」と。
テレビっ子の私は「それでぜひ！」
交渉成立です(笑)

ホテルのエントランス。
小さくて目立ちませんが、目の前が地下鉄とバス停があり
めちゃくちゃ便利な地の利でした。

ホテル前の交差点。
モンパルナスとサンジェルマンデプレを結ぶレンヌ通りのちょうど真ん中あたり、
周りにはH&MやMANGOなどファストファッションブランドや
パトリックロジェなどショコラトリーの名店が。
ホテルの裏のほうに5分ほど歩くとボンマルシェという便利さでした。

画面右の補修工事中の建物には
スーツケースのブランドLIPAULTが入っています。

ホテル前の交差点をラスパイユ通りに入るとすぐに
ビオマルシェが開かれていました。

ハーブと香辛料のお店。
娘はハーブの詰め合わせを買っていましたね。
数種類香りをかがせていただきましたが、どれもクラッとくるほどいい香り。
ニースの太陽を思い出しました。

こんな小さいお洋服のお店も。
いちいち可愛い。

野菜も元気そう！
私の大好物アーティチョークがありますね。
スペインに住んでいた頃よく食べていました。
ホテル滞在の身では買ってもどうしようもないので泣く泣く素通り。

外側から見たビオマルシェ。
写真はありませんが、
マルシェのパン屋さんで6個いくらのフィナンシェを
バラで売ってもらい、お行儀悪いですが
その場でむしゃむしゃ食べました(笑)
美味しかった～

ラスパイユ通りを抜けて小路へ。
調べました！
シェルシュ＝ミディ通りらしいです。

扉シリーズ

老舗パン屋さんポワラーヌ。
有名なクッキー目当てに来ました。
素朴でお母さんの味でした。

お昼ご飯はこれまた有名なEggs&Co.
エッグベネディクトを食べに来ました。

2階に通され、小さいスペースにぎゅうぎゅうのテーブル。
空間がオープンな二部屋に分かれていて、私たちが通されたのは
ほぼほぼ観光客だけの空間でした。
地元の人は別のスペースだったような。

それでも店員さんは手際よく愛想よく、
不快な対応もなく、お食事も美味しくて満足でした。
天井も低くて昔のパリの建物なんだなーという。

手前が私のエッグベネディクト、
奥は娘の何オムレツだったっけ(笑)

扉シリーズ

おなか一杯になり、またてくてく歩いて
みんな大好き
シティファルマへ。
爆買いほどではないけれどちょい買い程度で(笑)

まあそれなりの荷物になりましたが、そのままサンジェルマンデプレへ出ました。
サンジェルマンデプレ教会。
この佇まいが大好きです。

そして向かい側は
前回朝食を食べに行ったレ・ドゥ・マゴ。
今回は素通りです。

ドゥマゴの前からボナパルト通りに入り、横のジャコブ通りを進みます。

素敵すぎて寄り道。
ホテル・デ・マロニエ。
ほんとうはこういうホテルに泊まりたいんですよね～。
料金表があったので眺めたら、まあそれなりのお値段でした(笑)

こんな階段素敵すぎてもう

扉シリーズ

釜銭商店が！

こういう小路の日陰が大好きです。

Furstenberg広場。
ここ来てみたかったんです。

木陰が秋ですね。

ビュシ通りのほうに抜けます。

ビュシ通り。
急ににぎやかです。
サンジェルマンのこういう緩急が好きなのかも。

ここも気になっていました。
Hotel prince de condor

そのままセーヌ川に抜けます。

左にシテ島。

ポンヌフ

サン・ミシェル橋

シテ島に入りました。
左の建物の行列はサント・シャペルとコンシェルジュリーに入る行列ですね。

サントシャペルとパレ・ド・ジュスティス

そしてそして。
反対側に歩くと。

半年前は近づくこともできなかった
ノートルダム大聖堂にここまで大接近できるようになっていました（泣）

側面です。

ステンドグラスの聖人たちも煤けていますね。

修復のためのやぐらは組んでいるものの、下手に手を付けると
崩れ落ちてしまう恐れもあるとのことで
さくさく工事がすすめられないのだそうです。

それでも側面のクロワトル・ノートルダム通りを
通り抜けられるようになったのは大進歩ですね。
半年前はここは通行禁止で、住民だけが通行証で通り抜けていたことを思えば。
（その当時の写真を半年前のパリ旅行記に載せています）

暖かい気持ちになり、そのままサンルイ島へ。

アイスクリームを食べようと、テイクアウトコーナーではなく
カフェの中に入りました。
（歩きすぎて足が痛かったというのが本音です）

フランボワーズとハイカカオのソルベ。
ソルベですが、さっぱりすっきりというよりは、
濃厚！

こちらが隣のテイクアウトコーナー。
ずっとこのように行列でした。多分地元民。

サンルイ島はこういう小さなお店がぽつぽつあって素敵です。
マリオネットのお店。

ちょうど近所の小学校の下校時間のようで、子供やママたちが
たくさん繰り出していました。
サンルイ島の小学生ってすごすぎません？

橋を渡ってサンジェルマンに帰ります。
ノートルダムを見せてくれてありがとう！
復活を願っています！

ちょっとだけ川べりを歩こうと下に降りてみました。

まだ見足りないノートルダム(笑)
ありがとう！

川べりのサンジェルマン側、小さな公園Square Rene Viviani。
何年か前、中山美穂さんのパリ案内で放映していましたね。
小さくてかわいい公園でした。

サンジャック通りに入ります。
こういう古い建物大好きです。

サン・セヴラン教会。
外から見るだけ。
本当は一人旅なら教会を片っ端から入って静かに座っていたいんですが。
娘と一緒なのでつい遠慮していまいます。

こういう裏通りをずっと歩いていたい。

サンジェルマン大通りにでました。

前回泊まったホテルの近所にある映画館で
ダウントンアビーをやっていました！
観たくて観たくてしょうがないんですが、時間が合わず断念。
日本では来春公開予定でしたかね。

オデオン通りを抜けてオデオン座。
前回泊まった界隈はとても親近感。

オデオン座を通り過ぎてリュクサンブール公園方面へ。

リュクサンブールに入りました。
もうこの辺りを歩くころには足が棒。

平日の夕方なんですが、まったりしてる人がいすぎ(笑)

公園の中をずんずん歩き

木漏れ日も感じつつ
（この時点で18時くらいだったかと）

レンヌ通りに帰ってきました。
力尽きてホテルの隣のカフェで夕飯を。
いかがわしいお店に見えますが、ちゃんとしたカフェレストランです(笑)
むしろ地元の人で大賑わい。

おなかが空きすぎて
食事の写真を撮り損ねましたが、
お肉をいただきました（雑）

夜のレンヌ通り。
伝わりづらいですが、品のいい賑わいぶりです(笑)

ホテルの階段。
この日はまったく乗り物に乗らず、ひたすら歩く歩く。
朝からここまでの動きでパリの地の利をご存じの方はお分かりと思いますが、
めちゃくちゃ歩きました！
もうヘロヘロです。
おやすみなさい。