2019/10/01 - 2019/10/07
577位(同エリア2313件中)
だいこくさん
今年2月に続き又 鹿児島へ行ってきました。
最大の目的は、旧1万円札(大判の聖徳太子)を手に入れる為。
城山展望所にある売店で千円以上を購入すると交換してもらえると
いうのです。
貫禄のある旧一万円聖徳太子札が懐かしくて欲しくて・・・
そして、おまけでなんとなく長崎に3泊した旅行記録です。
この記録No2は
〇 "くり屋" ・・・ 旅館とは言えず、民宿とも違う 合宿施設のような。
〇 "長崎鼻" ・・・ ここからの開聞岳の景色が素晴らしい。
〇 "川辺温泉" ・・・ 無骨で繊細な建築が、、、
南九州市川辺町平山にあります。
での記録です。
トップ写真は川辺温泉。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2019/10/03(木)
指宿の "白水館" 前のバス停から
鹿児島交通バスで約17分 "山川駅前"で下車。 -
中央、半島の上に幽かに赤い屋根が見えます。
今年2月に宿泊した "指宿フェニックスホテル" です。
山川港を跨いで大隅半島一体の景色が見渡せる景観のいいホテルでした。 -
正面には山川港。
大昔はカツオの漁港として栄えた場所です。
そんな漁港だったエリアを持つ
JR枕崎線 山川駅の前にある "くり屋" が今宵のお宿です。
荷物を預けて、本日の観光に向かいます。
次に来るバスは1時間後、
半島沿いに歩き、追って来るバスに、
捕まるころあいのバス停から乗ろうと思います。 -
途中、海岸線から外れ、荒れ果てたジャングルのような一画を覗きます。
ここが母の生まれ育った生家。
心の中で 来たよ・・・ って
ただそれだけで静かに離れます。
それだけで何か大役を果たしたような気がするのです。 -
ここは "山川駅" より約2Kmのフェリーなんきゅう のりば "山川営業所"
大隅半島の "根占港" を50分で繋ぐフェリーが出ています。
多い日で5便の運行、
上手く計画すれば、ここから佐多岬への観光も組めそうです。
バスまでにはまだ時間が有るので待合室の2階ホールへ上がります。
そこで散らかり放題の空間に、山川の歴史なる写真を見つけます。
有りました、昭和29年と言えば私の生まれた年です。
その写真の山川漁港には水揚げされたカツオがゴロゴロ横たわっています。
有りし日の活気が伝わります。
小さい頃の鮮明な記憶と重なり、
賑わっていたあの漁港はやはり現実だったんだと。 -
"長崎鼻" へ向かうバスが近づいて来ました。
桟橋よこにもハイビスカスが咲いています。 -
バスに乗る事約18分 "長崎鼻" 到着です。
以前来たのは 思い出せない程の昔。
なのに、この通りの雰囲気は何故か懐かしくて・・・
岬への道を下ります。 -
"長崎鼻" は薩摩半島の最南端に突き出た岬です。
そこから見える開聞岳の美しさは噂通りの景観美です。 -
強風の白波もその美しさに加わります。
-
徒歩10分程で長崎鼻灯台へ。
灯台下のベンチに腰をかけます。
来る人もまばらで、
来てもすぐに立ち去って行きます。 -
次のバス迄の約30分、
風と、岩に打ち寄せる波の音、キラキラ光る海原を前に、
五感を研ぎ澄まし、至福の時を過ごします。 -
来れた事に感謝です。
-
"長崎鼻"バス停から 約15分 "開門駅前"バス停へ移動。
そこからJR枕崎線の "開聞駅" から "西頴娃駅" に移動して来ました。 -
"西頴娃駅" から ひまわりバス(頴娃・川辺線)に乗り換えます。
鹿児島県南九州市が運行するコミュニティバス@100です。
1日4便の貴重なバスです。
バス時刻まで1時間の待ち時間をホームで過ごします。
無人駅、
都会では考えられません。
ホームへ自在に出入りできるなんて。 -
緑の中のちっちゃな花がとても可愛いです。
-
"頴娃高校前"バス停から ひまわりバスに乗る事約50分、
"中津町"バス停で降ります。
1日かかってでも行ってみたいと思った "川辺温泉"です。
地図を片手に徒歩10分程、
目の前に・・・・
有ります。
やったー! -
"川辺温泉" の存在を知ったのは数年前、
写真で見た建物に衝撃を受けました。
天然かけ流し温泉です。
「行けたらなぁ」という漠然とした気持ちに現実味を伴ったのが
"kodeyanさん"という方の旅行記。
具体的な交通手段が書かれていて、
「行けるんちゃうん、いや行けるよ、行ってみよう、」と、、、
そして、ここに立てています。 -
まるで、不審者のように建物の周りをウロウロ。
-
芸術作品だよね。
一体どないなってんの?
大阪のおばちゃんの地が出ます。 -
巨大舞茸?
-
雑に作られたこの精密さ。
-
温泉受付は奥、
手前に比べればやや普通。 -
前を素通りして、温泉棟を眺めます。
-
向きを変えれば広がる田んぼ。
-
いよいよ、温泉です。
受付前には二人の男性。
おいくらですか?と尋ねると自分は客だとの返事。
奥さんは今居ないから、お金払って入っていいよと。
そのおじさんに千円払って お釣り貰ったけれど、いくらだったけ?
料金より、中がどんななのか早く見たくてそれどころじゃなかったよ。 -
思った以上に小奇麗にされた脱衣所。
鍵付きロッカーもあります。
浴場からは鹿児島弁が聞こえてきます。
何人ぐらい先着がいるんだろうかと思いつつ、 -
恐る恐る戸を引き中へ。
4,5人の視線が一斉にこちらへ。
失礼しますと挨拶し、片隅の洗い場へ侵入。
よそ者ぶりは一目瞭然。
何処から来られたの?
この会話から後、この地の方々の温かさが身に染みます。
懐かしい鹿児島なまりの質問を浴びながら、
母と里帰りしたような安堵感。
浴槽はぬる湯・冷水・あつ湯の3つ
そして洗い場中央に四角い井戸風の源泉槽。
そんな端っこでなくこっちへおいでと源泉槽へ誘われます。
ボディシャンプーはこれをどうぞ、
おまけに、背中まで流してもらって、
(人に背中を流してもらうのは何時ぶりだろうかと・・・)
シャンプーは私のをどうぞと、使わせて頂きます。
まるで、時代劇に出て来る長屋風景。
井戸を囲んでの井戸端会議みたいなシーンです。
冷水とあつ湯の交合入浴方法まで伝授頂いて、
それはそれは楽しい温泉タイムでした。
「どこの温泉に行っても、やっぱり私はここのお湯が一番」
とおっしゃられたように、
ホントいいお湯でした。
帰宅後の今 あの時の会話を思い出します。
鹿児島の冷水は他とは違うから入りなさい(笑い)
いゃー本当に他とは違います(笑い)
いい温泉だから、帰っても宣伝してね(笑い)
はーい、宣伝しまくりますよ(笑い)
正月にはまたおいで、一人暮らしだからさ、
このお風呂に来たらあえるから、名前言わなくていいか?(笑い)
私達の顔写真は撮らなくていいか?(笑い)
皆さんの明るさ、優しさに感謝でした。 -
入浴を終え、向かいにある駐車場。
ここも面白そう、
窓も凝っています。 -
帰りのバス時刻が近づきます。
実は、"川辺温泉"の奥様のご厚意でバス停へ送ってもらう事になりました。
車も準備出来たようです。
ひまわりバス停 "中津町"へ送ってもらいます。
奥様の言うには、"中津町"というバス停を知らなかったそうです。
当然、ホームページにもアクセスに最寄りのバス停という表記はなく
殆どは地元のお客様、又は車が主流なのでしょう。
****
この温泉がもし全国区になった時の為に・・・
バス利用のお客様へ
ひわりバス (頴娃・川辺線) 頴娃図書館~文化会館 @100
最寄りのバス停 "中津町" 徒歩7分
頴娃方面から
JR枕崎線 "西頴娃"駅下車→ "頴娃高校前"バス停より50分乗車で
"中津町"バス停下車
特攻観音方面から
特攻観音入口から→徒歩2Km→ "霜出げんき館"バス停より24分乗車で
"中津町"バス停下車
以上
余計なお世話???(=^・^=) -
乗車した"ひまわりバス" 行きも帰りもほぼ一人。
@100 申し訳なくて。
JR枕崎線 "西頴娃"駅へ16:23戻りました。
来た時は無人駅でしたが、
切符売り場が開いています。 -
さあ、山川駅へ戻ります。
車内は学生専用列車さながら、
学生さんで埋まります。 -
途中 "西大山"駅で、窓を開けて開聞岳を撮ります。
いつ見ても山頂は隠れんぼ。
-
1便遅らせれば夕日時間だったかも。
-
JR枕崎線 "山川駅"到着
この駅も時間帯により有人駅になるようです。
アロハ姿のおば様が切符の回収をされていました。 -
今宵の宿 "くり屋"
見違える程、綺麗になりました。
1度目の訪れは40年以上前です。
覚えているのは、裸電球のポットン便所、
ハエがぶんぶん
当時の私には、
これが、宿なのと思う程の汚さに映ったと思います。
それが、原因で赤ちゃん抱いて鹿児島空港から一人 旅行途中で、
怒って帰った記憶が有ります。
確か母の知り合いが、予約してくれたんだとか・・・
(ごめんなさい。どんだけやなやつだったことか)
2度目は11年前ソロツーリングでここを訪れました。
なんせ当時の記憶が最悪過ぎて、それが逆に懐かしくて選んだ宿でした。
30年とは恐るべし。
最悪の記憶は払拭されるほど、変わっていました。
何より安くて、寝るだけなら十分。
お風呂も温泉です。
そして、3度目の今回。
どんだけ儲かってるん?と言いたくなるほど綺麗になってます。
相変わらずの煎餅布団ですが、
私は苦になりません。
旅館とは言えません、合宿所と呼ぶのがピッタリかな。
テレビも有料です。機械にお金を入れないと見れません。
廊下、トイレは総てセンサーライト
時々センサーが感知しないで怖かったり。
でも、駅に近いし、路線バスも、空港行きバスも停車する
交通便利な立地です。
昨夜の宿だと、こちらに3泊は出来る料金だし"(-""-)" -
合宿お得意様一覧です。
それだけ、歴史と信頼があるのかも。 -
食堂は17:30からのようす。
厨房は忙しそうです。
オーブンを使う焼き物は注文出来ないそうです。
何故なら、団体さんでオーブンがFULL活動だそうです。
でも、私が食べたいのは "かつおのたたき"
美味しいです!
NHK"こころ旅"で火野正平さんが、「うまい!」って言っていたっけな。 -
最後の締めに、野菜の味噌汁。
これも、美味しくて美味しくて。
日が落ちれば真っ暗で、周りに何もない山川駅前食堂 "くり屋"
何処から人が来るのと思う盛況ぶりです。
でも、うなづけます。
美味しいくて、量が多くて、居心地よくて・・・
ごちそうさまでした。 -
ほろ酔い気分で酔い冷ましに駅前へ。
-
JR枕崎線 夜の列車って大好き。
温かなような、淋しいような・・・ -
21:36の最終列車を見送って部屋へ戻ります。
今日も行きたかった所へ行けました。
とてもいい一日でした。
お布団引いて眠ります。 -
2019/10/04(金) 04:30
窓の外を見ます。
昨夜寝る前に消えていた駅にはもう煌々と電気がついています。
05:26の始発で "鹿児島中央" 経由 "熊本" です。 -
部屋を出る前に写真を一枚。
駅は目の前。
余裕の出発です、玄関へ向かいます。
(-_-;)
朝から事件です。
玄関が開きません。外へ出れません。
シーンと静まり返った暗がりの玄関、
宿の方は何処?
周りの目に着く扉を開けますが厨房の扉だったりで全部ハズレ。
始発に間に合わなければ、今日の計画が総て水の泡、と覚悟した時、
一人の宿泊客が洗面に・・・
その方の協力で、無事地下廊下から外へ出る事が出来ました。
朝からきもを冷やしました。
早朝出発は出口の確認を怠ってはいけないと教訓です。 -
列車は既に入線しています。
-
始発列車の静寂に踏み込む時の感覚。
かなり、好きかもしれません(^o^)
癖になりそうです。 -
列車の運転席の明かりがやけに眩しいです。
井上陽水さま
舟ではありませんが
♪ 夜の深さと 夜明けの近さを・・・
眞に感じています。 -
鹿児島中央駅06:47に着きました。
鹿児島中央駅07:06発 熊本駅08:02着の
新幹線さくら542号に乗り変えます。
その後、熊本港より高速船で島原半島、長崎県へ移ります。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- クリント東木さん 2019/10/30 22:46:23
- 投票ありがとうございます。
- だいこくさんへ
初めまして。鳥取旅行への投票、そしてフォローありがとうございます。私も鹿児島へ4泊5日で秘湯(?)を泊まり歩きましたが、川辺温泉は知りませんでした。なかなかユニークな作りで、温泉にも入ってみたいし、建物もこの目で見てみたくなりました。まただいこくさんの旅行記を参考にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
クリント東木
- だいこくさん からの返信 2019/11/01 00:17:19
- Re: 投票ありがとうございます。
- クリント東木さん
初めまして
大山登山、夢中で読ませて頂きました。大山って見た目とは違い大変な山なのですね。
私には到底無理なようです。
お花畑と、木道箇所だけ歩けたらどんなにいいだろうと、、、ズルイことつい考えてしまいます。
今回、雰囲気だけでも見せて頂けて楽しかったです。
岩井温泉にも興味があります。
こちらこそクリント東木さんの
旅行記、参考にさせて頂きます。
今後も よい旅をなさって下さいね。
だいこく
-
- pedaruさん 2019/10/26 06:30:24
- 温泉のすごい建物
- だいこくさん おはようございます。
表紙の写真に驚いて、どんな家なんだと、覗いてみましたら、更に想像を絶するアートな建物ですね。しかし、ここで経験したことは、温かくて心なごむものでした。
旅の思い出として、いつまでも心に残ることでしょう。
>ここが母の生まれ育った生家。
心の中で 来たよ・・・ って
ただそれだけで静かに離れます。
それだけで何か大役を果たしたような気がするのです。
美しいエピソードです、心を打ちますね。私も母が娘時代を過ごした無人の家を訪ねたことがあります。
だいこくさんの旅行記、読んでよかった。ありがとうございました。
pedaru
- だいこくさん からの返信 2019/10/26 20:43:40
- Re: 温泉のすごい建物
- pedaruさん
初めまして、だいこくです。
つまらぬ旅行記録に書き込み頂き恐縮しております。
母の足跡に触れる、気持ちにはきっと共通するものがあるのだろうとおもいます。
沢山 行きたい所があるというのに、最近 何故か回想旅行が増えています。
川辺温泉は、もし近くに寄られたら必見の価値はある建物、温泉でしたよ。
旅行中に受けた人の温かさは本当にいつまでも心に残ります。
与えられ分、どこかにお返ししないと思いつつ、借りが一杯たまってしまって、、、
pedaruさま、旅行記にまたお邪魔させて頂きます。
これからも、どうぞ良い旅を。
だいこく
-
- 旅猫さん 2019/10/25 07:16:45
- 長崎鼻
- 続けて読ませていただきました。
長崎鼻の絶景、やはり素晴らしいですね。
雨で立ち寄れなかったので、これまた羨ましいです。
川辺温泉、凄い建物ですね。
巨木風呂で有名なのですね。
面白そうです。
始発列車の静寂、夜行列車の出発前、そして夜の静寂(しじま)に佇む小さな駅のホーム。
好きです。
旅猫
- だいこくさん からの返信 2019/10/25 19:55:00
- Re: 長崎鼻
- 旅猫様
こんばんわ、
地方のとある駅の始発電車のしじまに感じる、独特の感覚に共感頂けた事、凄く嬉しいです。
只今、PC修理中で苦手なスマホからの返事なので短く終えます。
あー、旅猫様見たいに夜行列車、寝台列車に乗りたいです。
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