台風の中の鳥取旅（皆生温泉　游月）

2019/10/11 - 2019/10/12

台風19号の影響で、鳥取県も夕方から雨や風が強くなってきました。
何とか、強行日程ではありましたが鳥取砂丘から鬼太郎ロードの観光を終え、19時少し前に本日の宿「皆生　游月」に到着です。

私達夫婦にとって、数える位しか利用していないハイクラスの宿への宿泊。
珍しいので、観光とは切り離し別仕立てといたしました。（どんだけレアな宿泊なんだ。)

ここは皆生の老舗旅館「松月」の姉妹館として、2019年5月に新築グランドオープンした新しい「ホテル」でもなく、旧来の「旅館」でもない、新たなリゾートをご提供する「RYOKAN」をコンセプトとしているようです。

ただ、温泉好きの私にとっては部屋付き露天風呂は憧れで、今まで娘夫婦から頂いた旅行券を利用した伊勢志摩の旅館「ばさら邸」（宿泊記は↓）
https://4travel.jp/travelogue/11031971
以来ですが、今回は鳥取の綺麗な海やや山を眺めて・・・・とはならず、楽しみにしていた海と溶けあうインフィニティ露天風呂も、荒れ狂う海と強風の中、滝修行のような感じの体験となりましたが、美味しい料理を頂き、しばしの非日常を体験いたしました。

エリア 皆生温泉(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

「皆生 游月」入口です。

旅館のHPを見て、釘付けになった屋上展望露天風呂。
HPは↓
https://kaike-yugetsu.jp/

朝焼けの中、ゆっくり温泉につかって、一日の始まりを迎えたいという思いで、この旅館に決めたといっても過言ではありません。

游月のﾊﾟﾝﾌﾚｯﾄです。

部屋はｵｰｼｬﾝﾋﾞｭｰ。
すぐ前が皆生海水浴場ですが、海を見ながら入る事ができる、部屋のﾍﾞﾗﾝﾀﾞに設置された浴室です。

この洗面ｴﾘｱを中央に、次のｼｬﾜｰﾙｰﾑが右に、左は浴室（ﾍﾞﾗﾝﾀﾞ）に分かれています。

ﾍﾞﾗﾝﾀﾞの浴室ｴﾘｱには洗い場やｼｬﾜｰ等無いため、体を洗ったりはこちらの利用となります。

ｶﾞﾗｽで区切られたﾍﾞｯﾄﾙｰﾑとは、利用時にはﾌﾞﾗｲﾝﾄﾞで視線を隠すようになっています。

小さな子供連れには便利な、和室付の部屋です。

お願いすればﾍﾞｯﾄ利用でなく、こちらに布団を並べて就寝することも可能です。
小さい子供だけ、別にここで寝かしつけるという事はしないと思うのですが、子供用布団の必要確認の際に、敷く場所を確認して欲しいですね。

私達はﾍﾞｯﾄ利用です。

さて、到着が遅くなったので直ぐに食事ﾀｲﾑとなりました。

お品書きです。

一品一品、丁寧に提供されていきます。

先付け。

小茶碗。

お造り。

境港であがったお魚との事ですが、鳥取の魚は美味しいですね。

焼き物、炊き合わせ。

あこう鯛の脂がのった味を、炊き合わせで口中をさっぱりとさせてくれます。

箸休め。

内子を固めて上に載せています。

強肴は鳥取牛です。

鳥取って魚だけでなく、鳥取ｵﾚｲﾝや大山鶏等、肉も美味しいんです。

食事は紫蘇ご飯。
白飯も用意されていますので、日野米の味わい楽しむことができる、白飯も良いですね。

ﾃﾞｻﾞｰﾄ。

右は栗のｱｲｽでしたが、凄く美味しかったです。

大満足の食事でした。

翌朝、台風の強風の中、屋上ｲﾝﾌｨﾆﾃｨ露天風呂で滝行をして、部屋で湯につかる風呂好きｵｯｻﾝの図。

風は強かったですが、雨は降っていなかったので滝行というより風に立つﾗｲｵﾝという感じですかね。
誰も入っていないｲﾝﾌｨﾆﾃｨ露天風呂に30分位つかって、この天気でも気持ちが良いのだから、天気の良い時は天国のような気分だろうなと、ﾘﾍﾞﾝｼﾞを誓いました。

海は大荒れ。

ﾃﾄﾗﾎﾟｯﾄに大波が打ちつけています。

朝食も品数豊富なﾋﾞｭｯﾌｪでした。

和洋品数が豊富で、お腹一杯となりましたが、窓からのこの景色を見て、友人達と今日の対策を相談します。
松江の堀川巡りも運休とのことで、近くの日吉津ｲｵﾝでお土産を見て、そこで解散することとしました。

倉吉在住の時に良く見ていた、地元TV局の番組を懐かしく見させてもらいました。

地元出身のｱﾅｳﾝｻｰが多く、名前や出身地、学校まで知られているというのは地元密着のTV局ならではですね。
〇根ｱﾅ、頑張っていてくださいね。

日吉津ｲｵﾝで、私の大好物、倉吉銘菓「打吹公園だんご」を購入。

台風の強風の中、R9で鳥取経由し鳥取自動車道から中国道、新名神と無事帰還いたしました。
途中、大山町から琴浦町の辺りは停電で、信号機も消えていましたが、鳥取道に入ると少し風も和らぎ、佐用辺りでは青空も見えていました。

関東、東北、信州等広範囲に被害を及ぼした台風19号。
被災された地域の方々が、一日でも早く普通の日常を回復できることを切に願います。

今回、これまで。

この旅行記へのコメント （2）

• へびおさん 2022/11/20 13:24:27

  嵐の中の温泉もまた乙

  まつじゅんさん
  
  こんにちわ
  素敵な旅館に宿泊されて羨ましい！
  台風でインフィニティが感じられず残念でしたがそれはそれで良い思い出になったのではないでしょうか。
  昨年鳥取を旅行してとても好きになったので、来年は母を連れて大山周辺に行ってみたいと思っています。
  大山辺りで2泊するか1泊を皆生温泉にするかで悩んでいて、皆様の旅行記を読みあさっています（笑）
  

  まつじゅんさん からの返信 2022/11/21 10:36:13

  Re: 嵐の中の温泉もまた乙

  へびお　様
  
  拙い私の忘備録へのご訪問&コメントありがとうございます。
  
  私、いわゆる良い旅館＝高い旅館への訪問歴は極めて少ないので、皆生の高い部類のの旅館への宿泊で、嬉しく舞い上がってアップしました。
  大山はペンションか大山ロイヤル位しか宿泊は無いですが、こちらも風情があって良いところです。
  ただ、冬は寒いし雪もありますので、どちらかと言えば皆生をお勧めします。
  私は皆生温泉も良いですが、境港のお宿野及も、検討の中に含める事をお勧めします。
  皆生は冬シーズンはカニが売りになる旅館が多く、地物の松葉蟹は高いです。。。
  そのため、宿泊は米子や境港のホテルで、近くの料理屋さんでカニを食べるのがリーズナブルに楽しめて好きです。
  境港は美沙や魚山亭等、美味しいお店が多い気がします。
  
  お母さま連れとなると、旅館がいいのかもしれません。
  そうであれば、倉吉、三朝温泉にも是非お立ち寄りくださいませ。
  
  5年前まで鳥取県民時代の忘備録も残っていますので、是非ご覧いただき鳥取を楽しんで頂ければと思います。
  
  良い旅を！
  
  matujyunn