フィヨルドに囲まれた美しい森の町　オスロ街歩き

2019/05/25 - 2019/06/02

＜ストックホルム→オスロ＞ボルボが展示されているストックホルムの空港を離れ、NorwegianというLCCでオスロに着きました。オスロ空港と市内は約47ｋｍ離れています。Flytogetという特急が20分程度で走りますが196クローネ（約2500円）と高いです。ノルウェー国鉄Vyは5分ほど余分に時間がかかるだけなので110クローネ（約1380円）のVyを選択しました。Flytogetは空港出口にも利用促進の宣伝をしていますが、設備が豪華なのとわかりやすい10分間隔というのが売りだけで、運賃が高いため国鉄Vyを利用する人も多かったです。
オスロではオスロパスという観光施設・交通機関乗り放題券を445クローネ（約5600円）で購入し、トラムで向かいました。アーケシュフース城は石造りの重厚な城も立派ですが、城から眺めるオスロフィヨルドの眺望も見事でした。城は13世紀末ホーコン5世マグヌソン王により建築されたものの、火災で焼失。17世紀デンマーク王により再建されました。長年要塞の役割を果たしましたが、19世紀からは軍事色がなくなり、王室の墓にもなっています。

エリア オスロ(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ノルウェー・エアシャトル ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜ストックホルム→オスロ＞ボルボが展示されているストックホルムの空港を離れ、NorwegianというLCCでオスロに着きました。

オスロ空港と市内は約47ｋｍ離れています。Flytogetという特急が20分程度で走りますが196クローネ（約2500円）と高いです。

Flytogetは空港出口にも利用促進の宣伝をしていますが、設備が豪華なのとわかりやすい10分間隔というのが売りだけで、運賃が高いため国鉄Vyを利用する人も多かったです。

行き先表示版（写真のFの印がFlytogetで10分間隔に出ています。赤い印LとRが一般車両Vyです。

ノルウェー国鉄Vyは5分ほど余分に時間がかかるだけなので110クローネ（約1380円）のVyを選択しました。

宿泊場所（P　Hotels　Oslo）から中央駅に向かう途中、オスロ大聖堂が見えてきます。

中央駅から地下鉄に乗り、

ムンク美術館に行きます。

1963年にムンクの生誕100年を記念して開館しました。ムンクがオスロ市に寄贈した25000点を収蔵しているとのことですが、公開されているのはスペースの都合上、僅かでした。

叫び

マドンナ

＜オスロ・アーケシュフース城＞オスロではオスロパスという観光施設・交通機関乗り放題券を445クローネ（約5600円）で購入(オスロ中央駅併設のサービスセンターにて)し、トラムで向かいました。

アーケシュフース城は13世紀末ホーコン5世マグヌソン王により建築されたものの、火災で焼失。17世紀デンマーク王により再建されました。

長年要塞の役割を果たしましたが、19世紀からは軍事色がなくなり、王室の墓にもなっています。

内部の写真は城を中世の砦からルネサンス式に改修したデンマーク王クリスチャン４世の間です。資料によると、壁に飾られたタペストリーは17世紀初めにブリュッセルで制作されたもので、城の中で最も価値のある作品とされています。

アーケシュフース城は石造りの重厚な城も立派ですが、城から眺めるオスロフィヨルドの眺望も見事でした。

アーケシュフース城から市庁舎へ向かうため、道（Kongens　Gate）を北上し、Bankplassen公園の前で。

市庁舎前広場です。高速道路は景観上、ちょうどこの地下を走っており、全く見えません。

セブンイレブンでえびサンドを購入します。

＜オスロ市庁舎＞建設は1931年に開始されましたが、第二次世界大戦で一時中断され、1950年に落成を迎えました。

＜オスロ市庁舎＞内部にはヨーロッパ最大の巨大な油絵（24m　×12.6m）があります。

毎年12月10日にノーベル平和賞授与式が行われます。ノルウェーの建築家、アーンスタイン・アーネバーグとマグナス・ポールソンによってデザインされました。

市庁舎では多くのカップルが結婚式を挙げていきます。

ノーベル平和センター（写真）は平和賞受賞者の功績が展示されていました。

バスで民族博物館に向かいます。ノルウェー全土から集められた170以上の古民家が展示されています。

その隣のヴァイキング船博物館では800年代から50年使用された女王の船オーセバルク号が展示されていました。とても1000年以上前の船とは思えません。

その後、バスでオスロの中心に戻り、

写真は国立劇場です。

写真は現在も国王が暮らしている王宮です。1848年に完成しました。完成した当時、ノルウェーはスウェーデン支配下にあったため、王宮前には当時のスウェーデン王が馬に乗った銅像があります（写真に小さく写っています）。

続いてトラムに乗り、ヴィーゲラン公園に着きました。

ここには212もの彫刻が置かれ、650体の人間が刻まれています。

彫刻を造ったヴィーゲランは作品の解説を拒否しており、

どう感じるかは人それぞれということです。

１人当たりGDPが８万ドル（日本は４万ドル）で世界３位、北海原油もあり高福祉国のノルウェーでも写真のように物乞いを見かけます。ロマ（古くはジプシー）と呼ばれる人々で、ＥＵになり国境が自由に越えられることで、ルーマニア他からノルウェー、スウェーデンに来ています。

「ホームレスです、お腹が空いた」と紙に書いて主張する男性も居ますが、ノルウェーはキャッシュレス社会で、私も一度も紙幣とコインを見たことがなく、恵みようもありません。

夕食はベトナム人経営のお店で寿司を握ってもらい、宿で食べました。持ち帰りだと軽減税率適用です。115クローネでした。（約1420円）