2019/07/27 - 2019/08/04
13位(同エリア21件中)
タブラオさん
夏休みを利用して相方とスイス・イタリアに行ってきました。
当初は、まだ行ってない国ということでアイルランドに行く予定でした。ただアイルランドだけでは時間を持て余すためイギリスinの後、フェリーでアイルランドに渡る計画でしたが、イギリスのEU離脱騒動で雲行きが怪しくなったため断念。そこでヨーロッパでまだ行ってないところを探したところ、リヒテンシュタインが思い浮かびました。他に何を付けるか色々悩みましたが、大昔にツェルマットまで行ったのに悪天候で全く見れなかったマッターホルンと近くまで行ったにも拘わらず寄れなかったトレチメ・ディ・ラヴァレードとオルタ湖のサン・ジューリオ島に行くことにしました。
で、どうだったかというと、天気が日替わりで晴れたり雨だったりの繰り返しでしたが、要所要所では晴れ上がり、上の3つは全てリベンジできました。とくにマッターホルンは一日中至近距離で眺めていられて大満足でした。天気が不安定であったため毎日ハラハラ・ドキドキでしたが、その分、晴れ上がった時の喜びは格別でした。その一方、雨で暗~い気分の日もあり、海・山といった景色メインの観光は天気次第のため、難しさを痛感しました。ここ数年のドライブ旅行は、観光以外にホテルや食事も期待できたため、天気で外しても救いはありましたが、物価が高くてホテル・食事で奮発できない国では尚更難しいと感じました。
1日目 アムステルダム経由ミラノ着。この日はレンタカーを借りただけ。マルペンサ泊。
2日目 雨の中、ドロミテ地方に移動。ミズリーナ湖泊。
3日目 午前中、トレチメハイキング。午後マッダレーナ村に移動。メラーノ泊。
4日目 イタリアからオーストリア、リヒテンシュタインを経由しスイスへ。ミューレン泊。
5日目 雨のためハイキングを断念しグリムゼル・フルカ峠へ。予約していたブリエンツ湖畔のホテルが宿泊不能となりインターラーケン泊。
6日目 ゴルナーグラート鉄道でマッターホルンへ。マッターホルン麓のホテル泊。
7日目 ツェルマット観光の後、イタリア・オルタ湖へ。マルペンサ泊。
8日目 アムステルダム経由で成田へ。
⑦は7日目と8日目(最終日)の旅行記です。この日はツェルマット観光後、オルタ湖に移動し、夜はマルペンサに宿泊しました。午前中は雨でしたが、オルタ湖に着く頃には快晴となり、サンジュリオ島への上陸も果たすことができました。最後まで要所要所では晴れてくれて、この日も素晴らしい1日となりました。翌朝発のKLMでアムステルダム経由帰国しました。
この日の主なイベントは次の通りです:
●ツェルマット観光
●サンジュリオ島散策
●オルタ・サンジュリオ散策
●オルタ湖畔で夕食
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前日とは打って変わってこの日は朝から雨でした。当初の予定ではこの日の午前中にゴルナーグラート鉄道に乗る予定でしたが、雨を見込んで前日の内にゴルナーグラート鉄道にも乗り、行きたいところは全て回っておいて正解でした。
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朝方は雨がパラついていた程度でしたが、やがて雹が降り出し天気は荒れ模様に。
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前日が快晴でこの日は終日雨のようでした。翌日の天気予報は晴れでしたので、この日にマッターホルンを訪れた人は本当に気の毒でした。
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雹が降っている時は、風も強く天気は大荒れでしたが、前日にマッターホルンを満喫していたため、心は平穏でした。ところが、部屋からゴンドラリフトが見えるんですが、悪天候のため暫くゴンドラリフトが動いていないことに気付き、一瞬血の気が引きました。このまま悪天候が続いたら下山できなくなる!
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幸い、その後雹も止み風も収まったため、雨の中、Schwarzsee駅からツェルマットに降りることができました。
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ゴンドラリフトのツェルマット駅です。意外と立派な駅でした。
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ツェルマットの町は25年振りでしたが、こんなに家が多かったっけ? もっと小ぢんまりとした町の印象でしたが…
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ゴンドラリフトのツェルマット駅と鉄道のツェルマット駅とは、同じツェルマットでも端と端でしたので、ツェルマット市内を端から端まで歩かなければなりませんでした。幸いツェルマットに着いたら雨は止んでいて、ツェルマット市内を気持ち良く散歩することができました。
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ツェルマットの町は電気自動車しか走れません。25年前に来た時もそうでした。時折タクシーっぽい電気自動車が通り過ぎましたが、乗ってみるのも面白かったかもしれません。
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途中で面白い通りを発見。
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地震のない国だからこそ出来る技ですが、何のためにわざわざこんな不安定な造りにするのでしょう?
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ツェルマットのメインストリートです。大勢の人でごった返していましたが、オーバーツーリズムが言われるのもわかる気がします。
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リンツチョコレートのお店。上の左の写真のチョコレートの箱ですが、2箱で27スイスフランでした。下の写真のチョコレートが1箱当たり40個位入ってましたので、とてもお値打ちでした。
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Tasch行きの電車。行きに往復切符を買っていましたが、すっかり忘れていて、危うく帰りの切符を買うところでした。
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ほぼ1日駐車して23スイスフランでした。高いなあ。
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Taschを出たのは12時過ぎ。この日は18時30分にオルタ湖畔のレストランを予約していたため、ナビに従いオルタ湖まで150キロを移動しました。
写真は途中のシンプロン峠。シンプロントンネルは有名ですが、シンプロン峠は大した峠ではありませんでした。 -
スイス出国の検問だと思われますが、そのまま通り過ぎました。
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ここでイタリア入国ですが、ここもそのまま通り過ぎました。去年のアンドラでは痛い目に遭いましたが、今年は全てスムーズに国境を出入りできました。
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オルタ湖に着いたのは15時40分。途中の道はずっと曇り空でしたが、オルタ湖に着く頃には快晴になっていました。予め調べておいた公営の駐車場に車を停め、オルタ湖畔の町オルタ・サンジュリオまで歩いて行きました。オルタ・サンジュリオは湖畔の町だけあって道が入り組んでおり、こんな感じの狭い通路を抜けて湖畔まで出ました。
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オルタ・サンジュリオの細い通りを歩いていると、アイスクリームを持った可愛らしいお嬢ちゃんがこちらを目掛けて走ってきました。
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アイスクリームのお嬢ちゃん、こちらを見ながら立ち去って行きました。そんなに珍しいのかな? 確かにここに来るアジア人は多くないとは思いますが…
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向こう側に見えるのはオルタ湖に浮かぶ島、サンジュリオ島です。4年前の8月7日にもオルタ湖に来ましたが、その時は高台からサンジュリオ島を眺めただけで、サンジュリオ島には時間切れで行けませんでした。別にこのサンジュリオ島にどうしても行きたかったというわけではありませんでしたが、マッターホルンとトレチメ・ディ・ラヴァレードと同じリベンジ路線でサンジュリオ島にも寄ることにしました。
そのサンジュリオ島ですが、午後の時間帯は逆光になってしまい、写真写りはイマイチでした。 -
サンジュリオ島に行くっぽいボートのおっちゃんに、サンジュリオ島に行くのかと声を掛けたら、行くと言うので早速ボートに乗り込みました。気さくなおっちゃんで、写真を撮ってもいいかと聞くと気持ちよく応じてくれました。
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最初にボートに乗り込みましたが、ボートが一杯になるまで待っていましたので、結構な時間、中で待っていました。
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サンジュリオ島までボートですぐでした。着いてすぐにお土産屋がありましたが、それ以外大したお店もありませんでした。
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狭い島に建物がびっしり建っていましたが、中はこんな感じてとても道が狭いです。まあ車も通りませんからね。
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個人宅への入口なんでしょうが、観光地であるのと同時に人が普通に暮らしている島ですし。
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ビーチに繋がる階段ですが、これも立入禁止になっていました。
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こちらはレストランへの入口です。唯一のレストランなのかな? 小さな島ですし。
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湖畔に抜けられる小道がありました。
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プライベートビーチに抜ける道のようです。余り探検したら悪いような感じでした。
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ここの家の持ち主のプライベートな桟橋ぽかったです。観光客には余り居心地の良い島ではありませんでした。
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狭い島ですので、すぐに島を一周してしまいました。まあ予想はしていましたが、何もない島でした。サクッと回ってボートの発着所に戻ってきたら、行きのボートで来た人も何人かいましたので、他の皆さんも行くところがなかったようです。
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結局、サンジュリオ島には30分もいませんでした。まあ行くだけで目的は達成ですので、それで良かったんですが…
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すぐに戻って来ましたが、ボートに乗って島に行くこともなかなかないことですから、それなりに楽しませてもらいました。
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お世話になったボートとサンジュリオ島のツーショット。サンジュリオ島が逆光じゃなかったらなあ…
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サンジュリオ島でアイスクリームを食べられたら良かったんですが、売っていなかったため、オルタ・サンジュリオに戻ってきてからアイスクリームを食べました。イタリアンジェラートはどこで食べても美味しいです。
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サンジュリオ島からオルタ・サンジュリオの町に戻って来たのが午後5時前。レストランの予約時間の6時半まで時間があったため、4年前に車で来た時に、行き止まりでそれ以上行けなかったところまで行ってみることにしました。
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湖畔の道を通ってオルタ・サンジュリオの中心部から離れてみました。4年前に来た時も同じ場所からサンジュリオ島を眺めた記憶がありますが、その時は午前中に来たため、こんな感じの逆光ではありませんでした。
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前回来た時もこの標識を見た記憶があります。入っては行けない風な感じの標識でしたが、無視して進みました。
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前回は車でここまで来て、トンネルの狭さに流石にこれ以上は進めないと思い、引き返しました。その時は、サンジュリオ島へのボート乗り場近くまで車で行って、そこからサンジュリオ島に渡ろうと考えていましたが、流石に無理な計画でした。
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この狭い道を通るのは、住人以外は流石に勇気が要ります。
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狭い通りですが、上を見るとはみ出したバルコニーで読書をしている人も…。落ち着いて読書が出来ない気もするんですが…
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「Ristorante Venus」
オルタ湖畔のレストランを調べ、事前にこのレストランを予約して行きました。「10 Most Beautiful Lakes in Italy」を特集した英文記事でもこのレストランとオルタ・サンジュリオ島の写真が載っていましたので、サンジュリオ島が最も綺麗に見えるレストランだと思われます。 -
湖に面したテーブルをわざわざ指定して予約しましたが、いざ行ってみると湖に面した席は直射日光がもろに当たるため、結局日影の席にしてもらいました。
ちなみにお隣の家族ともお話する機会があったんですが、オーストラリアからこの地域に住むおばあちゃんに会いに来たそうです。お子さんは、日本食が大好きだとのことでしたが、モジモジしてて何も話してくれませんでした。 -
お味は余り期待していませんでしたが、とても美味しくいただけました。海鮮にハズレはありません。
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オルタ湖を出たのは午後8時前。この日は翌日の帰国に備えマルペンサ空港近くのホテルを予約していましたので、この時間からホテルまで移動しました。翌朝にレンタカーを返却する予定でしたので、その日の内にガソリンを入れたんですが、夜遅くであったため、有人のガソリンスタンドがなく、仕方なく無人のスタンドで給油しました。ところが、操作方法が全くわからず、近くにいた人に教えてもらいながら給油したのはいいものの、最初に50ユーロ現金を入れて、給油料金は21.02ユーロ。お釣りの28.98ユーロが出てくるはずが結局出てきませんでした。周りにいた人にも聞いてみましたが、空港近くのスタンドということもあり、観光客ばかりだったのか、わかる人もいなく、結局お釣を諦めました。解せない思いで、念のためホテルのフロントでこのレシートを見せて聞いてみましたが、おかしい仕組みだが、お釣は返ってこないと説明されました。これが最たるものではありますが、今回の旅行ではガソリンスタンドとの相性がとても悪かったようです。
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「Holiday Inn Express Milano Malpensa Airport」
最終日のホテルは初日に泊まったホテルと同じホテルでした。1泊2日朝食付・2人で79ユーロって、超良心的です。ホテルの前に駐車場があることを初日に確認しておきましたので、この日にレンタカーを返却せずに翌日返却しました。 -
お部屋も新しくて綺麗。おまけに広くて機能的。このお値段でしたら言うことなしの内容でした。次もまたここに泊まります。
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ホテルの朝食です。種類は多くありませんが、値段を考えれば満足な内容でした。
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ミラノの空港で車を返却するのは今回で3回目なんですが、案内が少ないためいつも迷います。今回もくるくる回ってしまいました。シェラトンホテルの真ん前を通り過ぎるとすぐにレンタカー建物の入口ですので、次回はシェラトンホテルを目印に行きたいと思います。
1週間の総走行距離は1,533キロ。山歩きしている時間も多かったため、走行距離はそれほど伸びませんでした。 -
空港に着いたら、まさかの大混雑。相当前に空港に行っていましたので、焦ることはありませんでしたが、航空会社スタッフのハンドリングが不味く、間違った列に並ばされる等、大混乱でした。Webで事前にチェックインしている場合、カウンターが違うことを後から知り、結果的にその後はスムーズに手続きが出来ました。Webでチェックインしてない人はまた一から並び直していましたので、今後、Webで事前チェックインしようと思いました。
旅行から帰ってきてから既に3ヶ月が経過していますが、ようやく最後まで辿り着きました。もう随分前のことのような気もしますが、あの素晴らしい景色は今でも脳裏に焼き付いています。最後までお付き合いいただき、有り難うございました。
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