神宮前発のペルー料理店「べポカ」～ペルー出身のシェフがつくる最先端のペルー料理が食べられる人気店。ミシュランガイド東京ビブグルマン掲載店～

2019/03/02 - 2019/03/02

料理のジャンルで世界的に認知されているのは、フレンチ、イタリアン、中華、日本食、アメリカのファーストフードあたりなのかと思いますが、近年注目を浴びているのはタイ料理に加え、南米のペルー料理ではないでしょうか。東京にはたくさんのタイ料理店がありますが、ペルー料理のお店を探すとなると、最近数が増えてはいるものの、店数は絞られてくると思います。東京にあるペルー料理店の中でもグルメの間で別格扱いを受けているのは、新橋の「荒井商店」と神宮前の「べポカ」です。

今回訪問したのは「ぺポカ」です。2013年にオープンした「べポカ」が提供するペルー料理は、ルーツを大事にしながら、現代的なテイストを施している点で「世界のベストレストラン50」で毎年上位入賞をしているペルー料理の各店と共通していると言えます。ペルー出身のシェフがつくる料理は、味だけでなく、料理のアレンジや見せ方も鮮やかで、グルメを魅了しています。日本で最先端のペルー料理を食べてみたいという人には、ぜひお勧めしたい名店です。

エリア 原宿(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

JR山手線の原宿駅です。

マリオカートが走行していました。

竹下通りです。

あまりこない場所ですが、凄い人混みでびっくりしました。

昔は女子高生の街と言われていた原宿ですが、今はどうなのでしょうか。

洒落た公衆トイレです。

原宿と言えば、クレープが有名です。

どこでも見るようになったタピオカ系のドリンクです。

少し歩くと、人は大分少なくなりました。

家屋のデザインがお洒落です。

こちらは今風です。

熊野神社です。

落書きアートです。

こちらの建物も何とも言えないデザインです。

荒らされた自販機という感じですが、日本で見ると、どうしても意図的に落書きをしたように感じます。

アメリカの人気アニメ「シンプソンズ」の色の使い方と似ています。

レイカーズの32番は、永久欠番となったマジック・ジョンソンの背番号ですが、この人形はマジックに似ていないような気がします。

「べポカ」のすぐ近くの交差点です。

外観です。真っ黄色なので、すごく目立ちます。

建物自体は細長い造りです。

南米らしいデザインです。

時間が来たので、入店します。

ペルー料理のジャンルで、ミシュランガイド東京に掲載されているのは「べポカ」と「荒井商店」のみです。

カウンターの席に案内されました。

ティスティングメニューを注文しました。

店内もすごくお洒落です。

インカ・コーラです。

バーで食事をするのは、欧米ではよくあるスタイルです。予約がとりにくい人気のあるレストランでも、バーだとすんなり食事を出来ることが多いです。

飾られていたオブジェです。

最初の一品は、ペルー料理を代表する前菜「セビチェ」です。

魚は生の真鯛だったと思います。ライムの汁で味付けされています。

横に添えられているのは、ペルー産のとうもろこしです。

次は、「カウサ・レジェーナ」です。

ライムと唐辛子で味付けをしたマッシュポテトです。中に蟹や野菜が入っています。

見せ方が芸術的ですね。

次は、牛はつの串焼きです。

日本の串焼きに近いと思います。横にあるのは、芋です。

メインは、豚肉のコリアンダーソースです。

キヌアのピューレーの上に豚肉がのっています。

閉めは、ペルー料理の名物のひとつとして知られている「アヒ・デ・カジーナ」です。

鶏のスープで煮込んだ鶏、チーズ、ナッツ、唐辛子、ミルクがご飯の上にのっています。

ご飯は日本米を使っていましたが、これはインディカ米で食べたほうが断然おいしいと思いますね。

もちろんデザートもあります。

「ルクマ」アイスクリームです。「ルクマ」はペルー特産の果物です。

ミシュランの人形です。

このお店の評価に関しては、異存はありませんね。食事の質とサービス共に素晴らしかったです。日本にいながら、欧米で流行りのレストランで食事をしているような感じで、随所に料理のレベルと技術の高さが感じられました。

東京には他にもペルー料理のお店がありますが、ここで食事をするとペルー料理に対するイメージが大分変るかもしれません。

2階は主にテーブル席です。

大満足のディナーでした。