2019/10/07 - 2019/10/11
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ワンダラーさん
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紅葉が始まった東北の山々をメインに、三陸海岸の津波被災地や学生時代のに訪問した地を再訪、それらを繋ぐ町の観光ドライブの一人旅。
八甲田山は10月9日でしたが、今年は、紅葉最盛期には1週間ほど早かった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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先ず、愛称が「奥入瀬ろまんパーク」という「道の駅奥入瀬」に立ち寄る。
名前の通りまさに公園で、駐車場は、何と350台もあるという広い道の駅。
手っ取り早くいえば公園に道の駅を併設したような施設で、初めて訪問するとその規模に驚かされる。
八甲田山などの山波が迫っていて青空にきれいに映える。 -
十和田市からの国道102号は、奥入瀬渓流入口の焼山から奥入瀬渓流・十和田湖に向かうので、国道103号ゴールドラインを青森市方向に進むと、八甲田山の紅葉が始まっている。
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蔦温泉、谷地温泉と趣のある秘湯宿を過ぎて猿倉温泉入口まで登ると紅葉が目立つ。
八甲田山の紅葉は、山腹に多い常緑のアオモリトドマツ(オオシラビソ)のコントラストで、ナナカマドの赤や、ダケカンバの黄葉の樹々が引き立つ。 -
国道103号線の目玉観光地は猿倉温泉と酸ヶ湯温泉の間にある標高980mの睡蓮沼。
道の両側に10台ほど停められるスペースとバス停があり、水面には夏はエゾヒツジグサが咲く。 -
周囲の草紅葉がきれいで、陽が差すと黄金色に輝く。
草が増えて、年々、湖面が狭くなってきているのではないかと心配だ。 -
睡蓮沼に初めて来たのは、もう50年以上前で、バスを降りて見た北八甲田の峰々の美しさは忘れられない。
その後もよく訪れ、八甲田大岳1,584mや小岳、石倉岳など登った峰々を見上げる機会が多い。写真は一番きれいな高田大岳1,552mだが、今日は西風が強すぎて頂上に雲がかかる。 -
青空も出ているのだが、紅葉見物は難しい。
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少し待つと主峰八甲田大岳1,584m方向も陽が当たって輝き始める。
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常緑のアオモリトドマツ(オオシラビソ)も元気で、青空が広がる。
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これが晴れた日の睡蓮沼からの北八甲田連峰の解説板。
左から石倉岳1,202m、硫黄岳1,360m、主峰大岳1,584m、小岳1,478m、高田大岳1,552mと稜線がつながる。 -
睡蓮沼前の国道103号線の南側は、南八甲田連峰になるが、女性的な滑らかな山波が特徴。
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南北八甲田連峰の間の峠道にあたるので、この辺りは風の通り道で、黄葉も飛ばされ勝ち。
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国道103号線は、サミットの傘松峠に向けて登って行く。
正面には、南北八甲田連峰十八峰の中で唯一の全山岩峰の山の石倉岳1,202mが聳える。溶岩の岩が積み重なった山体は迫力がある。 -
この時は、国道103号線はサミットの傘松峠1,020mの前後が紅葉の盛り。
傘松峠を越えると酸ヶ湯温泉に向けて下って行く。
風当りが弱い沢沿いは紅葉がきれい。 -
酸ヶ湯温泉の手前に地獄沼がある。標高は920mと睡蓮沼よりも低い。
西風が強いので、風上のこちら側は雲がビュンビュン飛んで行く。
湖の周囲には熱水や噴気が出る地獄があって、その温泉がかつての爆裂火口跡に流れ込む。 -
ひときわ赤いのはナナカマドか。
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こちらも酸ヶ湯温泉の手前になるが、東北大学植物園八甲田山分園 で、地獄沼の反対の道路の西側にある。
入園料無料で日の出から日没まで公開(但し6月1日から10月末日まで)という見学し易い施設。 -
今年は暖かいせいか10月9日でもアザミ類などが咲いていた。
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地獄沼、東北大学植物園の次は、300年の歴史がある有名な酸ヶ湯温泉。
正面が酸ヶ湯温泉旅館の大きな建物で、昭和29年に国民保養温泉地第一号に指定された。
もう秘湯とはいえないが、混浴のヒバ仙人風呂を含めて、湯治場的な雰囲気を残している。 -
酸ヶ湯温泉から103号線を少し下った所に、黒石市に降りて行く国道394号線の分岐があり、そこから1キロ余り下ると荒川の深い谷を渡る城ヶ倉大橋(全長360メートルの日本一の上路式アーチ橋)がある。
橋の上は遮るものがないので紅葉の名所になっているが、標高が下がるので紅葉はまだ。
黒石市経由で、五所川原市に向かう。 -
五所川原は昔に訪れたが、当時は、「立佞武多(たちねぷた)の館」はなかった。
高さ22~23mというねぷた屋台は組み立て式で、解体して翌年まで保管されていたという。 -
1996年(平成8年)に立佞武多行事が復活し、2004年(平成16年)に大型の立佞武多を製作し、常設展示・保管するスペースとして開館し、観光の目玉となった。
奥の2基を下から見上げると、圧倒的な高さだ。 -
こちらが3基目の立佞武多。
夜の祭りなので館内は暗くして電飾とお囃子BGMで臨場感を演出し、盛り上げる。 -
エレベータで上がり、上から見下ろながら廊下を下がっていく趣向。
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大型のねぷたは年に一基製造され、それを3年間使用するため、常に3基のねぷたを解体せずに保管している。
6階建ての巨大施設で、ねぷたが出陣するための大型扉もある。 -
五所川原インターから無料の津軽道を国道7号線まで戻り、弘前市方向に進むと大きな道の駅「なみおか」がある。
愛称が「アップルヒル」というだけあって、敷地内にもリンゴが実っている。 -
リンゴ屋のテントも出ているが、品種を見比べて買うにはよい。最盛期にはバケツ一杯500円とかも以前に買ったが、まだ最盛期ではないので割安感はなかった。
自家用に、この先、道路沿いのリンゴ農家の直営売店で、出荷できないサイズ、形、キズなどあるリンゴを、バケツ一杯500円とかで買うことにする。
今日は、碇ヶ関温泉へ。
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