2019/10/07 - 2019/10/11
81位(同エリア134件中)
ワンダラーさん
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紅葉が始まった東北の山々をメインに、三陸海岸の津波被災地や学生時代に歩いて訪問した地を再訪。
それらを繋ぐ町の観光ドライブの一人旅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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今朝は早起き、宮古の田老海岸で、太平洋からの日の出を拝む。
太平洋からの日の出は清々しい。 -
田老海岸の名所の三王岩は、想像したよりも小さい。
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田老の街の中、道の駅近くに、震災遺構として「田老観光ホテル」が保存されている。津波の悲惨さが分かる建物。
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宮古から八戸への北リアス海岸は、三陸道無料区間は部分的にしか完成しておらず、主に国道45号線での移動になる。
風景が、南リアスの沈降海岸から北リアスは隆起海岸の海岸段丘に変わる。
その中での目玉の景観といえば、観光ポスターにもよく取り上げられるここ北山崎の断崖の景観。 -
スケールの大きさは、階段上下なしで行ける第一展望台からでも十分に堪能できるし、周辺整備もよくなされている。
ただ、南方向に断崖が続くので、日中は逆光線になる。
朝の内に訪問したのが大正解。 -
前回訪問時は、東風が親潮の上でつくった海霧で断崖が見えなかった。
今回は、解説板通りの景観が見られて、リベンジを果たす。 -
第一展望台の周囲は芝生などきれいに整備され、ビジターセンターもある。
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北山崎の北、黒崎展望台に移動。
ここも海岸段丘の上だが、一方通行の道を先ず突端近くの黒崎展望台まで行く。
北側の海が順光線で、きれいな青に見える。 -
黒崎展望台には無料の望遠鏡が設置されているので感激。
他の客もいないので、見放題を楽しむ。 -
黒崎展望台の北、野田の海には大きな網が仕掛けられているのも見える。
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展望台から一方通行の道を車で進むと、すぐに黒埼灯台などがある地区に達する。
北緯40度シンボル塔、カリヨンの鐘、伊能忠敬記念碑など見どころが多い。
国民宿舎もあり、ここに泊まれば太平洋からの日の出が見られそう。 -
黒埼灯台 は、海抜130mの海岸段丘の断崖の上に建つ12m弱の、日本の灯台50選に入る名灯台
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三陸道無料区間を使い、八戸はパスして45号線を十和田市に向かう。
十和田市中心部は、戦後間もなく軍馬補充部用地が払下げられた際に、碁盤の目状の道路の中央に町の官公庁用地が整備され、「駒街道」という愛称で、馬に因んだアートなどがいくつもある。
右が次の訪問地、十和田市現代美術館の入口。 -
表紙写真の十和田市現代美術館の花模様の馬のモニュメントに歓迎されて入ると、
常設展示会場で、高さ4mの女性像に迎えられる。
館内の作品は、1作品を除いて撮影できるのも嬉しい。 -
この作品は、「アザラシが氷の穴から頭を上げて見たのは熱帯風景」というようなアート。
霧の中、水面中央にある丸いのがアザラシの頭。 -
上の写真のアザラシの胴体が、海面の氷に見立てられた天井から下がっている。
テーブルの上のイスに登って、天井の穴からアザラシのように頭を出して見ると、前の写真の光景が見られる趣向。 -
こちらは、赤、オレンジ、透明アクリルの数万体の人形彫刻がぶら下がる、輪廻転生のモチーフという。
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企画展が面白いという。
「生きものが私と出会うとき2019.9.14~2020.1.13」で印象に残った、ミノムシにカラフルなミノをつくらせた生物アート。 -
企画展で印象に残った、動物園のビーバーに杭をかじらせたという生物アート。
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企画展で印象に残った、透明な殻にヤドカリを棲まわせたり、イソギンチャクを展示する生物アート。県内の浅虫水族館の協力という。
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企画展で印象に残った、透明なアンモナイトの殻のレプリカにタコを棲まわせて面白い動きを見せる映像アート。
生きている実物ならば、もっと迫力があろうが、このように動くのは短時間か。 -
十和田市現代美術館から徒歩圏の北東方向の住宅街に移動し、十和田カソリック協会の清楚な建物を見学する。
昭和7年に三本木教会の建替えとして建築された木造建築というが、デザインも洗練しているし、保存状況も良いように感じる。何よりも配色が気に入った -
次の見学地は、南東側に徒歩圏の太素(たいそ)公園という森にある新渡戸記念館。
鳥居は、神社ではなく門だという。 -
十和田市は、新渡戸家の敷地内に建てた市立の新渡戸記念館を廃止したが、
裁判所で係争中で、新渡戸稲造博士(左)もは市の対応にはお嘆きだろう。 -
十和田市立新渡戸記念館の銘板は残っているが、市は廃止済という。
現在は、平日にボランティアが「志」で見学を受け付けている。
青森県に入る核処理施設の交付金などを投入して耐震補強をして、維持して欲しい文化施設だと感じる。 -
太素公園の森の中央部は新渡戸一族の墓所で、こちらは新渡戸稲造博士の墓所。
新渡戸家は、放牧地としか使えなかった火山灰地に用水を引き、農地を開拓した篤志家。
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