2019/08/27 - 2019/08/29
398位(同エリア936件中)
しおかさん
今年の夏は、大好きなポーランドに行くべく、3日間の夏休みと有給を繋げて1週間のお休み!
7泊9日でポーランドと、帰りにちょこっとロシアに寄り道。
毎日のように移動して、思い出の場所めぐりや、新しい街との出会いの連続。
大満足の1週間を過ごしました。
飛行機は安定のアエロフロート。
8月24日(土) 東京発 モスクワ乗り換えでワルシャワへ
8月25日(日) ワルシャワ→ルブリン
8月26日(月) ルブリン・ザモシチ
★8月27日(火) ルブリン→クラクフ
★8月28日(水) クラクフ・オシフィエンチム(アウシュヴィッツ)
★8月29日(木) クラクフ→ワルシャワ→トルン
8月30日(金) トルン→ワルシャワ
8月31日(土) ワルシャワ発 モスクワ乗り換えで東京へ
9月1日(日) 東京着
8月24日(土)
NRT 12:15 SVO 16:05 SU263
SVO 18:05 WAW 19:15 SU2002
8月31日
WAW 10:25 SVO 13:25 SU2007
SVO 19:00 NRT 10:30(+1)
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-
朝8時頃ルブリンを出発し、バス→電車を乗り継ぎクラクフ本駅に到着したのは12時。
写真はないけれど、クラクフ本駅のホームに降り立った瞬間、懐かしさで胸がいっぱいになった。
駅に到着後、宿へ。
今回の宿は、Kraków Główny からすぐのKraków Central Aparthotel。
バストイレ付きのツインが2泊で285zł(7,800円くらい)。
時期と立地を考えると激安。
室内も綺麗だし、シャワーも問題なく出る/流れるし、アメニティもきちんと付いている。 -
12時に到着する旨を事前に伝えていたので、早めにチェックインさせてもらえた。
部屋に荷物を置いて、早速観光。
まずは Barbakan。
この日は外観だけ見て素通り。 -
バルバカンの横を抜けて、フロリアンツカ通りを進む。
奥にはマリア教会が見える。
私はこのフロリアンツカ通りから見えるマリア教会がとっても好き。 -
いよいよ、次の通りはRynek。
マリア教会がワクワクを増幅させる。 -
どーんっ!とそびえ立つマリア教会。
よく考えたら私、マリア教会の中って入ったことないかも。 -
右手にはRynekが広がる。
ここは世界一広いRynekらしい。
Jesteśmy na rynku!!
この日を楽しみにずっと仕事を頑張ってきたのだ。
感無量。 -
こっちからの眺めも最高!
Rynekは、場所によって全く違う顔を見せてくれる。 -
お腹も空いたのでまずは腹ごしらえ!
Krakówで生活していた時、週に何度か訪れていたMamałyga。
Obiad dnia(日替わり定食)を食べるのがいつものお決まり。 -
ここはセルフサービスのお店。
カウンターで注文するスタイル。
カウンターの店員さんも、2年半前と変わらず。
あの頃は私のこと覚えてくれてたけど、さすがに2年半も経つと忘れてるみたい。
この日のスープは確かżurek,zupa pomidorowa(トマトスープ),ogrókowa(キュウリのスープ)から選んだ気がする。
私も妹もŻurekを選択。
久しぶりのmamałygaのżurek。
Smacznego!! -
この日のメインはチキンのカツレツ。
でもそれよりなにより付け合わせのポテトが美味しいの!
妹もたいそう気に入ってくれて大満足。
超満腹のお昼でした。 -
前はカウンターからおばちゃんがメイン料理を運んでくれたけど、
いつのまにか番号札で呼び出し制度に変わっていた。
そのせいか、若干の値上がり。
2年半前は14złだったのに、16złもした…。
日本の感覚からするとそれでも安いのだけれど、
ポーランド人からすれば、結構リッチなランチだと思う。 -
Mamałygaの近くにMichałekというCukiernia(お菓子屋)がある。
前回ポーランドにいた時には、偶然Tłusty czwartek(脂の木曜日)にぶつかった。
Tłusty czwartekはキリスト教の断食前日。
家中の油や砂糖を消費するために、ポーランド人はたくさんのpączkiを食べる。
この日1日で3つのpączkiを食べると幸せになるらしい。
先生たちにおススメのpączkarniaを聞くと、みんな揃って「Michałek!!」と答えてくれた。
そんなpączkiをどうしても妹に食べてほしくて訪れた。
テイクアウトでふたつ、ミニサイズを購入。 -
それがこちら。
伝統的なローズのジャムが詰まっているのだけれど、
甘すぎず、脂っこさもそんなにないのでペロリと食べてしまう。
お昼ご飯でお腹いっぱいだったので、部屋で食べようと宿に持ち帰る。
結局私はこの日、全くお腹が空かず、ふたつとも妹の胃袋に消えていった。
妹のお気に召したようでなにより! -
さあ!
ここからは時間がない中妹にこってこてのKraków観光を!
まずはrynekを通りWawel城へ。
Rynekのこの顔、いろんな方の旅行記で見て、ずっと「どこにあるんだろう?」と思っていたけど、
旧市庁舎の横だったのね!
この街で1ヶ月生活して、何度も何度もrynekには足を運んでいたはずなのに、初めて見た。 -
Wawel城!
-
ここは様々なセクションに分かれていて、
好きなところのチケットを購入して観光ができる。 -
サマーコースの遠足でひと通り見学済みの私は、
行ったことのない洞窟のチケットを購入。
妹はメインどころのチケットを購入。
興味がないところは自由に行動させてくれるのが妹と旅してていいところ。 -
妹のチケットはなんと1時間後。
私は時間指定なし。
ちょっと疲れていたのでカフェで休憩。
Sok zielony。14złかな?
めっちゃ高かったけど、キウイベースのフレッシュなスムージーで美味しかった。 -
妹はパフェ。
さっきお昼食べたのに中々ガッツリでおねえちゃんは驚き…。
私はこのスムージーが夜までお腹に溜まっていたというのに、
妹はpączkiまで…。 -
妹と別れて洞窟へ。
んー、ここは1回でいいかな笑 -
洞窟を出たところにはsmok(ドラゴン)。
たまーに火を噴く。
どうやら、誰かがネットで課金すると火を噴くらしい。 -
一度宿に戻って荷物を整理したら、別行動。
思い出の場所を目指してお散歩。
途中のスーパーで買ったヨーグルトドリンク。 -
45分くらい歩いたかな。
AGHを通り過ぎると、もうすぐ。 -
たどり着いたのは、nawojka。
学生寮。
たった1ヶ月だけどお世話になった、私のお家。
一度だけnawojkaのstołówka(学食)でご飯を食べたけれど、
美味しかったなあ。と思い出す。 -
長期休みには部屋が借りられるので、またいつかここに泊まりたいな。
-
Nawojkaを出た私は、いつもの道をひたすらに歩く。
たくさんのことを思い出した。
毎日自分を追い込んで、ひたすら勉強した日々。
週に2、3回通っていた八百屋さんで、毎回少しずつポーランド語でのコミュニケーションが取れるようになって嬉しかったこと。
5リットルのペットボトルの水を購入したスーパー。
朝の授業に備えて、日が昇りきる前、マイナス15度の中を、滑らないように歩いたこと。
友達の家でsernikを作った帰り道。
私を取り巻く環境はこの2年半でガラリと変わったけれど、
この道は変わらず私を迎えてくれた。
そしてたどり着いたのはかつての学び舎。 -
思い出巡りに満足したので、ちょっと遠回りして夕暮れ時のrynekを通ってBarbakan。
-
そして、地下道を通って、駅の方向へ。
駅のスーパーでヨーグルトを購入し、宿に戻る。
シャワーを浴びて早めに就寝。 -
翌朝、朝ごはんはこれまた通い慣れたBar mleczny(ミルクバー)へ。
Placki(ポテトパンケーキ)、żurek、naleśniki(クレープ)をシェア。
全部で35złとかかな?
Plackiはキノコソースで。
脂っこくて最後は結構キツかったけど、きのこのソースの美味しさで止まらない。
Żurekは「ここが1番美味しかった!」と妹が絶賛する美味しさ。
ここが1番リーズナブルなんだけどね。笑
Naleśnikiはチーズとブルーベリーソース。
さっぱり爽やかデザート。 -
織物会館の内部
各都市の紋章というか、イラストになっているのは知らなかった…。
これは先に訪れたLublin。 -
右側は以前訪れたWrocław。
小人の銅像で有名な街。 -
右側にはこの後訪れるOświęcimが。
この街にはかの有名なアウシュヴィッツがある。 -
こちらはToruń。
明日訪れる予定の街。
天文学者コペルニクスの出身地で有名。 -
これはたくさんの思い出が詰まったCieszyn。
かつてサマーコースで1ヶ月過ごし、世界中の友達とかけがえのない思い出ができた街。 -
左は首都Warszawa。
-
琥珀屋さんの看板。
アンバーが「アソバー」になってる。残念。
日本人的にはアンバーって馴染みがないよね。 -
ちょっぴり時間があったのでBarbakanの内部を見学。
7か8złだったような…。 -
内側から見るのも素敵。
-
11時過ぎのバスに乗って Oświęcim へ。
ここはかつて、ナチスドイツによってアウシュヴィッツ強制収容所が置かれた街。
この旅の始まりは妹の「アウシュヴィッツを訪れたい」という一言から始まった。
旅の最大の目的。
私は4度目のアウシュヴィッツビルゲナウ。
日本人ガイドの中谷さんのガイドを申し込んだ。
中谷さんのガイドは3回目。 -
こんな風に木が植えられているのも、当時のドイツの生活水準の高さを物語っている。らしい。
-
バラックはそれぞれ展示がなされている。
これは、当時収容された方々が持ってきたカバンの山。
かつて「ハンナのカバン」というホロコーストに関する児童書にもあったけれど、
カバンには名前と住所が大きく印されている。
けれども、このほとんどは持ち主の元に帰ることはなかった。
他にも靴の山、メガネの山、台所用品や、シューズブラシなど…
ホロコーストは遠い昔話ではなく、私たちに近い時代の出来事だということを感じる展示品がたくさんある。
中でも義足の山を前に毎回、足が止まる。
私の父は、私が産まれる頃にはもう、車椅子を使っていた、重度障害者。
この時代、ここに運び込まれていたら…
きっと父や私たち家族は、収容される前にガス室送りだろう。
アウシュヴィッツでの出来事を一番身近な恐怖として感じるのが、私にとっては義足の山だ。 -
毒ガスとして用いられたチクロンBの空き缶の山。
チクロンBは害虫駆除に用いられる農薬らしい。 -
死の壁。
ここでは政治犯をはじめ、何千人という人々が射殺された。
この壁に面する窓には木の板で覆いがしてある。
この壁の前に立たされた人々は、この壁に向かって何を思ったのだろう。何を祈ったのだろう。
壁に問いかけても、言葉が宙を舞うのみ。 -
ここはコルベ神父が点呼の際に立っていたという場所。
-
ガス室の跡にやってきた。
-
服を脱いだ囚人たちは、ここで何を思ったのだろう。
天井の穴から投げ入れられるチクロンB。
わずか15分ほどで、囚人たちは生き絶えたという。 -
亡くなった囚人をこの焼却炉で火葬するのも囚人の役目だったそう。
-
働かなければ明日は我が身…。
いったいどのような気持ちで…
想像するだけで胸が痛い。 -
アウシュヴィッツからビルゲナウは約3キロほど。
無料のバスが出ているのでバスで移動する。 -
真っ直ぐと続く線路。
-
何日もかけ、ヨーロッパの至る所からやってきた列車。
終点はここ、ビルゲナウ。 -
こんな貨車に80人もの人が詰め込まれていたという。
座ることもままならない。
そんな過酷な状況で何日も…。 -
ここに到着した時にはもう、亡くなっていた人もいるという。
-
バラックの跡。
レンガの煙突だけが残る。 -
お手洗い。
ここを使えるのも日にわずか2回ほど。 -
真紅の薔薇にこめられた祈りは、願いは。
-
Krakówに帰り着いたのは夜。
その足でKazimierzまでお散歩。
お昼を食べ損ねたので腹ペコ。
スタンドでZapiekanka(ポーランド風ピザ)を。
11zł
とにかくでかい!
でもパンが軽いのでどんどん食べられてしまう。 -
それからFrytki。
14zł。
シェアしながらrynekまで歩いて戻る。 -
夜のrynek。
どうしてもこの景色を見せたくて、疲れてる中歩いてきた。 -
旧市庁舎もいい感じ。
-
夜のrynekには甘酸っぱい思い出がある。
当時のことを思い出してひとり胸が苦しくなる。 -
綺麗だなあ。
-
昼間はbarbakanの前に待機している馬車も、夜はrynekに。
馬車越しのマリア教会。 -
馬車越しの織物会館。
この風景、落ち着くなあ。 -
いつまでも、ここで感傷に浸っていたいけれど、明日は朝が早い。
またいつか、この街で、この場所で素敵な時間を過ごせるように。
そう願ってここを去る。 -
Barbakanも、またね。
-
翌朝。6:40の電車に乗るために本駅へ。
ここからは妹と別れてひとり旅。
私はToruńへ。
…とその前に、Warszawaでワーホリ中のYさんとお茶をする。 -
朝ごはんに購入。1.6zł。
-
またね。
大好きな街Kraków。
いつか、また。
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