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9月終わりの土曜日、ジャマイカ島の一番西に位置するウエストモアランド(Westmoreland)教区(Parish)に足を延ばした。この教区には世界的にも有名なリゾート地、ネグリル(Negril)があり、そこは4月始めに訪れたのだが、その時には時間が取れずに寄れなかった滝と洞窟が目的地。ただ、この半年の間にひとつ悪い変化が。それは非常事態宣言(States of Public Emergency, SOE)。治安の悪化を背景として4月末に発令されたものが半年近く経ってもまだ続いている。現地の隊員の話では、普段の生活に直接影響することはないそうだが、教区への出入りに対して検問が行われており、また軍用車の往来も多いそうで、間接的には感じているそうだ。と云っても、事前にJICAに届けを出したが、問題なく受け付けられたので、行こうとしている観光地に関しては問題ないようである(実際に何も問題もなかった)。<br /><br />片道200㎞余りあり、うち高速は50㎞ほどしかない道程になるので、朝6時半前には家を出る。至極順調に進み、2時間ほど走ってセントエリザベス(St. Elizabeth)教区のサンタクルーズ(Santa Cruz)で一休み。そこから40分ほどでウエストモアランドに入るが、あったあった検問。6月に同じく非常事態宣言が出ている北海岸沿いのセントジェームズ(St. James)教区に入った時、一度経験しているが、この時はツアーだったので、自分の車で検問を受けるのは初めて。徐行しただけで、停められることもなく通過できたが、デカい銃を持った軍人さんは緊張する。日本ではまあ経験しないことですが、ジャマイカでもどんどんなくなることを祈る。<br /><br />で、10時半前、Google Mapのカーナビであと5分で到着と云うところまで来てトラブル。道が無くなった・・・。嘘~。これじゃ、まるで「ポツンと一軒家」だわ。幸いにすぐにUターンでき、5分ほど戻り、迂回して辿り着いたが、ジャマイカでのGoogle Mapのルート、時々信じられない道を出すんだよな。前にも一度あって、書いたことがあるが、全く知らない道なので、行ってみないと分からないのが困る。国道から別れてから結構穴が多く空いてる道を30分近く走って来てたが、確かにこの引き返した5分の道は酷かった。カーナビじゃないと絶対行けないなあと思いながら走ってたのだが、実際にいろんな意味でいけない道だった。まあ、観光地を謳ってるのに、全く道案内がないのが、ジャマイカの特徴でもある。私が観光隊員だったら何とかしたいことではあるが、残念ながら畑違い。<br /><br />10時45分頃、最後に騙されて時間をロスしたが、無事最初の目的地のメイフィールド滝(Mayfield Falls)に到着。ここは2社(?)がツアーを提供しており、片方はオリジナル(Original Mayfield Falls)を名乗り、もう一つは単にメイフィールド滝(Mayfield Falls)としており、事前に調べるとオリジナルの方が川を歩くのが長く、写真を撮りたい人にはオリジナルじゃない方がいいと云う情報があったので、そっちに行こうと思ったのだが、オリジナルへの入口は簡単に見つかったが、もう一つの方は近くまで行ったと思うのだが、駐車場がないようで、よく分からない。特に拘りはないので、即諦めてオリジナルに進むとこっちはちゃんと駐車スペースがあった。<br /><br />入口まで進めば更衣室や有料ロッカーもあるらしいが、特に何か持って行く必要があるものもないので、車で水着に着替え、防水ケースに必要なお金や車のキー、スマホを収め、靴もウォーターシューズに履き替え、入口に進む。この時間(土曜の朝の11時)、他に客がいないのが何とも云えないが、まずは入場料を払う。20US$と云われたが、ジャマイカの運転免許証を見せ、レジデントを主張したら、1000JM$でいいとのこと。ラッキー。何も掲示もなかったけど、云ってみるもんだ。で、ガイドがいるか、1人で行くかと聞かれて、気持ち的には1人で気楽に行きたいのだが、初めてのところでいくら何でも無理と思い、ガイドを頼む。ツアーの終わりになって、初めてガイド料は別と云われたが、まあ予想通りだったので、とりあえず1000JM$でどうかなと渡したら、意外にすんなり受け取ってくれた。入場料が安く済んだし、他の客がいなかったのでマンツーマンガイドだったし、少ないなとは思ったんだけど・・・<br /><br />11時過ぎ、ツアーに出発。30分ほど川を遡る。滝と云うか、瀬が続く。このところジャマイカは雨が多かったせいか、流れは結構早くて、歩くのが疲れる。時々深い淵があるが、背が届かないところはなかった(まあ、これは人に依るが)。時々瀬と云うよりは小さな滝くらいの落差のものもあり、ガイドに手を引いてもらいながら登る。ガイドの兄ちゃんは親切で、手も引いてくれるし、進むコースも指示してくれるし、何ヶ所かでスマホを寄こせと云って、写真を撮ってくれる。やっぱガイド料もう少し上げたら良かったなあ・・・、何しろマンツーマンだったし。<br /><br />最後、説明はなかったが、多分洗濯機(Washing Machine)と呼ばれている約3mの滝で折り返し。兄ちゃんの指示で、滝の下で記念撮影。滝の中まで入れとの指示もある。水量が多いので、痛くはないが、流されるし、結構大変だった。滝(Falls)となっているが、滝らしい滝はここだけで、あとは瀬とかカスケード(Cascade)の連続で、ジャマイカに来てから滝は9か所目だと思うが、他の滝とは全く違い、なかなか楽しかった。ネット情報だとカスケードは全部で21だそうだ。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3243787069024628&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />戻りは川は歩かずに山道を下る。行く時には、そんなに長くは感じなかったが、ほとんど下りだが帰り道は遠く感じた。20分くらいは掛かったと思う。ガイド料を渡して、車まで坂道を登り、12時15分くらいにメイフィールド滝を後にする。マンツーマンだったので、多分早く終わったように思う。混んでると2時間は必要かな?<br /><br /><br />後半へ続く

ジャマイカ ウエストモアランド再び(Mayfield Falls, Westmoreland, Jamaica)

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2019/09/28 - 2019/09/28

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旅行記グループ ジャマイカ西海岸

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ちふゆ

ちふゆさん

9月終わりの土曜日、ジャマイカ島の一番西に位置するウエストモアランド(Westmoreland)教区(Parish)に足を延ばした。この教区には世界的にも有名なリゾート地、ネグリル(Negril)があり、そこは4月始めに訪れたのだが、その時には時間が取れずに寄れなかった滝と洞窟が目的地。ただ、この半年の間にひとつ悪い変化が。それは非常事態宣言(States of Public Emergency, SOE)。治安の悪化を背景として4月末に発令されたものが半年近く経ってもまだ続いている。現地の隊員の話では、普段の生活に直接影響することはないそうだが、教区への出入りに対して検問が行われており、また軍用車の往来も多いそうで、間接的には感じているそうだ。と云っても、事前にJICAに届けを出したが、問題なく受け付けられたので、行こうとしている観光地に関しては問題ないようである(実際に何も問題もなかった)。

片道200㎞余りあり、うち高速は50㎞ほどしかない道程になるので、朝6時半前には家を出る。至極順調に進み、2時間ほど走ってセントエリザベス(St. Elizabeth)教区のサンタクルーズ(Santa Cruz)で一休み。そこから40分ほどでウエストモアランドに入るが、あったあった検問。6月に同じく非常事態宣言が出ている北海岸沿いのセントジェームズ(St. James)教区に入った時、一度経験しているが、この時はツアーだったので、自分の車で検問を受けるのは初めて。徐行しただけで、停められることもなく通過できたが、デカい銃を持った軍人さんは緊張する。日本ではまあ経験しないことですが、ジャマイカでもどんどんなくなることを祈る。

で、10時半前、Google Mapのカーナビであと5分で到着と云うところまで来てトラブル。道が無くなった・・・。嘘~。これじゃ、まるで「ポツンと一軒家」だわ。幸いにすぐにUターンでき、5分ほど戻り、迂回して辿り着いたが、ジャマイカでのGoogle Mapのルート、時々信じられない道を出すんだよな。前にも一度あって、書いたことがあるが、全く知らない道なので、行ってみないと分からないのが困る。国道から別れてから結構穴が多く空いてる道を30分近く走って来てたが、確かにこの引き返した5分の道は酷かった。カーナビじゃないと絶対行けないなあと思いながら走ってたのだが、実際にいろんな意味でいけない道だった。まあ、観光地を謳ってるのに、全く道案内がないのが、ジャマイカの特徴でもある。私が観光隊員だったら何とかしたいことではあるが、残念ながら畑違い。

10時45分頃、最後に騙されて時間をロスしたが、無事最初の目的地のメイフィールド滝(Mayfield Falls)に到着。ここは2社(?)がツアーを提供しており、片方はオリジナル(Original Mayfield Falls)を名乗り、もう一つは単にメイフィールド滝(Mayfield Falls)としており、事前に調べるとオリジナルの方が川を歩くのが長く、写真を撮りたい人にはオリジナルじゃない方がいいと云う情報があったので、そっちに行こうと思ったのだが、オリジナルへの入口は簡単に見つかったが、もう一つの方は近くまで行ったと思うのだが、駐車場がないようで、よく分からない。特に拘りはないので、即諦めてオリジナルに進むとこっちはちゃんと駐車スペースがあった。

入口まで進めば更衣室や有料ロッカーもあるらしいが、特に何か持って行く必要があるものもないので、車で水着に着替え、防水ケースに必要なお金や車のキー、スマホを収め、靴もウォーターシューズに履き替え、入口に進む。この時間(土曜の朝の11時)、他に客がいないのが何とも云えないが、まずは入場料を払う。20US$と云われたが、ジャマイカの運転免許証を見せ、レジデントを主張したら、1000JM$でいいとのこと。ラッキー。何も掲示もなかったけど、云ってみるもんだ。で、ガイドがいるか、1人で行くかと聞かれて、気持ち的には1人で気楽に行きたいのだが、初めてのところでいくら何でも無理と思い、ガイドを頼む。ツアーの終わりになって、初めてガイド料は別と云われたが、まあ予想通りだったので、とりあえず1000JM$でどうかなと渡したら、意外にすんなり受け取ってくれた。入場料が安く済んだし、他の客がいなかったのでマンツーマンガイドだったし、少ないなとは思ったんだけど・・・

11時過ぎ、ツアーに出発。30分ほど川を遡る。滝と云うか、瀬が続く。このところジャマイカは雨が多かったせいか、流れは結構早くて、歩くのが疲れる。時々深い淵があるが、背が届かないところはなかった(まあ、これは人に依るが)。時々瀬と云うよりは小さな滝くらいの落差のものもあり、ガイドに手を引いてもらいながら登る。ガイドの兄ちゃんは親切で、手も引いてくれるし、進むコースも指示してくれるし、何ヶ所かでスマホを寄こせと云って、写真を撮ってくれる。やっぱガイド料もう少し上げたら良かったなあ・・・、何しろマンツーマンだったし。

最後、説明はなかったが、多分洗濯機(Washing Machine)と呼ばれている約3mの滝で折り返し。兄ちゃんの指示で、滝の下で記念撮影。滝の中まで入れとの指示もある。水量が多いので、痛くはないが、流されるし、結構大変だった。滝(Falls)となっているが、滝らしい滝はここだけで、あとは瀬とかカスケード(Cascade)の連続で、ジャマイカに来てから滝は9か所目だと思うが、他の滝とは全く違い、なかなか楽しかった。ネット情報だとカスケードは全部で21だそうだ。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3243787069024628&type=1&l=8a89379cb0

戻りは川は歩かずに山道を下る。行く時には、そんなに長くは感じなかったが、ほとんど下りだが帰り道は遠く感じた。20分くらいは掛かったと思う。ガイド料を渡して、車まで坂道を登り、12時15分くらいにメイフィールド滝を後にする。マンツーマンだったので、多分早く終わったように思う。混んでると2時間は必要かな?


後半へ続く

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