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ジャマイカに住むようになって1年を過ぎたところで、これまでなかなか足を延ばせなかったジャマイカ島の西海岸に出掛けた。私が住んでいる首都のキングストン(Kingston)は島の真ん中よりけっこう東寄りに位置しているので、西海岸までは大体200㎞ほど。今日日の日本では高速網が整備されてるので大した距離じゃないが、高速があまり整備されてないジャマイカでは結構な距離である。今回はこの西海岸辺りのウェストモアランド(Westmoreland)パリッシュ(Parish)に派遣されている協力隊員お二人に付き合って戴き、宿泊もさせて戴くと云うことで実現した。お二人には大感謝である。<br /><br />さて、土曜日の朝、7時には自宅を出発、ひたすら西を目指す。2月に行ったセントエリザベス(St. Elizabeth)パリッシュのYSフォールズ(YS Falls)への分岐路までは同じ道で、2回目になるとかなり気分が楽。そこからは初めての道だが、順調に進み、キングストンから約160㎞でウェストモアランドパリッシュに入る。私に取ってジャマイカの14のパリッシュで12番目。<br /><br />ウェストモアランドはジャマイカ島の最西端に位置し、島の南側を占めるパリッシュで、広さ的には14のパリッシュの真ん中くらい。人口は15万人足らずで、1833年に奴隷制度が廃止された後にインドから働きにやって来た人々の子孫が多い。この辺りには西暦500年頃から南米大陸からシボネイ族(Ciboney)がやってきてネグリル(Negril)の断崖に沿って住んでいた。植民地時代は土地が肥沃であり農業、特にサトウキビで栄えた。その中で1938年にフローム製糖会社(Frome sugar estate)で起こった暴動は、ジャマイカの歴史の道筋を変えた。これらの暴動の結果は44年の普通選挙権の成立へとつながり、結局これがジャマイカを自治と独立に導くことになった。現在のこのパリッシュの主産業は観光業で、ネグリルには高級リゾートホテルが建ち並んでいる。パリッシュの名前は島の最西端部と云うことで1703年に名付けられた。州都はサバンナラマール(Savanna la Mar)。<br /><br />最初に寄ったのはピーター・トッシュ記念碑(Peter Tosh Memorial)。11時過ぎに到着。ウェストモアランドに入って10㎞余りのベルモント(Belmont)と云う町にあるが、この辺りはコロンブス(Cristoforo Colombo)が1943年の2回目の航海で停泊したところで、ベルモントのすぐ北のブルーフィールズ(Bluefields)に、最初のスペイン人入植地の一つが建てられた。海の色はキラキラした水色ですごく綺麗。ピーター・トッシュはボブ・マーリー(Bob Marley)と並ぶレゲエのスーパースターで、87年にキングストンの自宅で三人組の強盗に襲われ射殺されたが、生まれたのがウェストモアランドのグランジヒル(Grange Hill)で、幼少期を母親の土地であったここで過ごしたことから、ここにメモリアルが造られた。ラスタカラーの派手な門を抜けると庭園が広がり、その中に派手なラスタカラーの大きな棺が東屋に収められている。基本的にはオープンな場所(門が全開になってないので入り難いが)で、自由に参拝できるところと思うが、他の人も書いているようだが、多分勝手にいて、勝手に説明して寄付を強要する輩がいた。2人いて、まるで主のように説明し付きまとう。挙句の果てには彼の家族に届けるのでUS$で20ドル出せって。質が悪いよね。完全無視できるならしたいが、1人ではなかなかそれも難しく、大ごとにならぬように500JM$(今のレートでは5US$にもならないが)だけあげたが、これで観光立国してるのかと云いたい気分だった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2760788027324537&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />11時45分、サバンナラマール(通称サブ)の町に入る手前にあるグァンゴスジャーク(Guango&#39;s Jerk)と云うレストランに到着。ここでサブ在住のお二人と無事合流。このレストランは17年9月にオープンした店で、本格的なジャマイカ料理を提供している。ラム酒メーカのアップルトン(Appleton)と提携してジャーク(jerk)チキンやポークからカクテルまで提供している。グァンゴスは店の周りに生えている木の種類で、この店の家具の多くもその木から作られている。さっそく昼食。私はジャークチキン1/4にサツマイモの付け合わせでティン(Ting)と云う炭酸飲料のペットボトルと併せて約1000JM$。ジャマイカでは外食はチキンばかりだが、ジャークチキンはあまり食べないので美味しかった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2760795190657154&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />1時前、3人で出発。最初に向かったのはウェストモアランド・ブルーホール(Blue Hole Mineral Spring)。サブからネグリルへ向かってA2国道を20㎞足らず進み、分かり難い枝道に入り、さらに7㎞程度進むのだが、分かれ道に入る案内は出てたけど分かり難いし、最後に曲がるところも分かり難い。ナビしてくださったMさん、さすが地元民(すでに2年足らず在住)、助かりました。道は思ってたほどは酷くなかったけど、1人じゃ大変だったわ。<br /><br />1時半過ぎ到着。ジャマイカには滝スポットが多いけど、ここは滝ではなくまあ云ってみれば大きな水溜り。まあ、その水が元気を回復させる治療効果があると云うミネラルたっぷりの湧水って云うのが売りではあるが。1200JM$(もしくは10US$)払って敷地内に入るとすぐに地表に大きな穴があり、のぞき込むと、おお深い。水面まで約7mあり、さらに水深は10m以上あるので、飛び込んでも人にぶつからない限りは全然大丈夫。と云っても泳げない人は駄目ですが。飛び込まずに梯子を使って降りることも可能。我々が見てる間には逆サイドや横から飛び込む方もいた。あと、スタッフはさらに高い木の上から頭下で飛び込んでさすが。<br /><br />ただ、この時には日も差してもいたんだけど、水が全然青くなかったなあ。隣のプールの水(同じ水を使ってる)は青かったし、多分日の具合で、午前中とかじゃないとあの青い色は見えないんだろうかと話してた。このホールの底の砂にもたっぷりとミネラルが含まれてるそうで、その砂でのマッサージも好評らしい(もちろん別途料金は掛かる)。ホールの上の丘にはホテルもあり、ネグリルの町が見下ろせるらしい(行ってないので真偽不明)。コンタクトのまま飛び込むとえらいことになるので私は飛び込まなかったけど、併設のプールの水もミネラルたっぷりだそうなので、浸かれば良かった?コスパを考えれば、ここに行くならやはり飛び込むべきだよね。同行のKさん、見事な飛込でした!<br /><br />ここは近年に開発されたところ(09年オープン)。07年にこの土地の地主がジャマイカで休暇を過ごしているアメリカ人をここに連れてきたことから、共同で観光開発することになったそうで、それまで水面から登る道がなかったところに梯子を掛け、プールやバー、ホテルなども建て、道も整備したそうだ。単なる商売と云うこと以外にも地元への経済効果も大きな一面と云うことで、今後の成功を祈りたいものだ。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2760800167323323&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br /><br />ネグリルへ続く。

ジャマイカ ウェストモアランド (Westmoreland, Jamaica)

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2019/04/06 - 2019/04/06

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旅行記グループ ジャマイカ西海岸

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ちふゆ

ちふゆさん

ジャマイカに住むようになって1年を過ぎたところで、これまでなかなか足を延ばせなかったジャマイカ島の西海岸に出掛けた。私が住んでいる首都のキングストン(Kingston)は島の真ん中よりけっこう東寄りに位置しているので、西海岸までは大体200㎞ほど。今日日の日本では高速網が整備されてるので大した距離じゃないが、高速があまり整備されてないジャマイカでは結構な距離である。今回はこの西海岸辺りのウェストモアランド(Westmoreland)パリッシュ(Parish)に派遣されている協力隊員お二人に付き合って戴き、宿泊もさせて戴くと云うことで実現した。お二人には大感謝である。

さて、土曜日の朝、7時には自宅を出発、ひたすら西を目指す。2月に行ったセントエリザベス(St. Elizabeth)パリッシュのYSフォールズ(YS Falls)への分岐路までは同じ道で、2回目になるとかなり気分が楽。そこからは初めての道だが、順調に進み、キングストンから約160㎞でウェストモアランドパリッシュに入る。私に取ってジャマイカの14のパリッシュで12番目。

ウェストモアランドはジャマイカ島の最西端に位置し、島の南側を占めるパリッシュで、広さ的には14のパリッシュの真ん中くらい。人口は15万人足らずで、1833年に奴隷制度が廃止された後にインドから働きにやって来た人々の子孫が多い。この辺りには西暦500年頃から南米大陸からシボネイ族(Ciboney)がやってきてネグリル(Negril)の断崖に沿って住んでいた。植民地時代は土地が肥沃であり農業、特にサトウキビで栄えた。その中で1938年にフローム製糖会社(Frome sugar estate)で起こった暴動は、ジャマイカの歴史の道筋を変えた。これらの暴動の結果は44年の普通選挙権の成立へとつながり、結局これがジャマイカを自治と独立に導くことになった。現在のこのパリッシュの主産業は観光業で、ネグリルには高級リゾートホテルが建ち並んでいる。パリッシュの名前は島の最西端部と云うことで1703年に名付けられた。州都はサバンナラマール(Savanna la Mar)。

最初に寄ったのはピーター・トッシュ記念碑(Peter Tosh Memorial)。11時過ぎに到着。ウェストモアランドに入って10㎞余りのベルモント(Belmont)と云う町にあるが、この辺りはコロンブス(Cristoforo Colombo)が1943年の2回目の航海で停泊したところで、ベルモントのすぐ北のブルーフィールズ(Bluefields)に、最初のスペイン人入植地の一つが建てられた。海の色はキラキラした水色ですごく綺麗。ピーター・トッシュはボブ・マーリー(Bob Marley)と並ぶレゲエのスーパースターで、87年にキングストンの自宅で三人組の強盗に襲われ射殺されたが、生まれたのがウェストモアランドのグランジヒル(Grange Hill)で、幼少期を母親の土地であったここで過ごしたことから、ここにメモリアルが造られた。ラスタカラーの派手な門を抜けると庭園が広がり、その中に派手なラスタカラーの大きな棺が東屋に収められている。基本的にはオープンな場所(門が全開になってないので入り難いが)で、自由に参拝できるところと思うが、他の人も書いているようだが、多分勝手にいて、勝手に説明して寄付を強要する輩がいた。2人いて、まるで主のように説明し付きまとう。挙句の果てには彼の家族に届けるのでUS$で20ドル出せって。質が悪いよね。完全無視できるならしたいが、1人ではなかなかそれも難しく、大ごとにならぬように500JM$(今のレートでは5US$にもならないが)だけあげたが、これで観光立国してるのかと云いたい気分だった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2760788027324537&type=1&l=8a89379cb0

11時45分、サバンナラマール(通称サブ)の町に入る手前にあるグァンゴスジャーク(Guango's Jerk)と云うレストランに到着。ここでサブ在住のお二人と無事合流。このレストランは17年9月にオープンした店で、本格的なジャマイカ料理を提供している。ラム酒メーカのアップルトン(Appleton)と提携してジャーク(jerk)チキンやポークからカクテルまで提供している。グァンゴスは店の周りに生えている木の種類で、この店の家具の多くもその木から作られている。さっそく昼食。私はジャークチキン1/4にサツマイモの付け合わせでティン(Ting)と云う炭酸飲料のペットボトルと併せて約1000JM$。ジャマイカでは外食はチキンばかりだが、ジャークチキンはあまり食べないので美味しかった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2760795190657154&type=1&l=8a89379cb0

1時前、3人で出発。最初に向かったのはウェストモアランド・ブルーホール(Blue Hole Mineral Spring)。サブからネグリルへ向かってA2国道を20㎞足らず進み、分かり難い枝道に入り、さらに7㎞程度進むのだが、分かれ道に入る案内は出てたけど分かり難いし、最後に曲がるところも分かり難い。ナビしてくださったMさん、さすが地元民(すでに2年足らず在住)、助かりました。道は思ってたほどは酷くなかったけど、1人じゃ大変だったわ。

1時半過ぎ到着。ジャマイカには滝スポットが多いけど、ここは滝ではなくまあ云ってみれば大きな水溜り。まあ、その水が元気を回復させる治療効果があると云うミネラルたっぷりの湧水って云うのが売りではあるが。1200JM$(もしくは10US$)払って敷地内に入るとすぐに地表に大きな穴があり、のぞき込むと、おお深い。水面まで約7mあり、さらに水深は10m以上あるので、飛び込んでも人にぶつからない限りは全然大丈夫。と云っても泳げない人は駄目ですが。飛び込まずに梯子を使って降りることも可能。我々が見てる間には逆サイドや横から飛び込む方もいた。あと、スタッフはさらに高い木の上から頭下で飛び込んでさすが。

ただ、この時には日も差してもいたんだけど、水が全然青くなかったなあ。隣のプールの水(同じ水を使ってる)は青かったし、多分日の具合で、午前中とかじゃないとあの青い色は見えないんだろうかと話してた。このホールの底の砂にもたっぷりとミネラルが含まれてるそうで、その砂でのマッサージも好評らしい(もちろん別途料金は掛かる)。ホールの上の丘にはホテルもあり、ネグリルの町が見下ろせるらしい(行ってないので真偽不明)。コンタクトのまま飛び込むとえらいことになるので私は飛び込まなかったけど、併設のプールの水もミネラルたっぷりだそうなので、浸かれば良かった?コスパを考えれば、ここに行くならやはり飛び込むべきだよね。同行のKさん、見事な飛込でした!

ここは近年に開発されたところ(09年オープン)。07年にこの土地の地主がジャマイカで休暇を過ごしているアメリカ人をここに連れてきたことから、共同で観光開発することになったそうで、それまで水面から登る道がなかったところに梯子を掛け、プールやバー、ホテルなども建て、道も整備したそうだ。単なる商売と云うこと以外にも地元への経済効果も大きな一面と云うことで、今後の成功を祈りたいものだ。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2760800167323323&type=1&l=8a89379cb0


ネグリルへ続く。

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