雲南省　麗江古城5泊目（７）束河古鎮へ路線バスに乗って訪れた（2019．9・21）

2019/09/17 - 2019/09/22

写真は束河古鎮の四方街の広場で観光客を待っている
馬車です。
引っ張るのは体格の小さな馬種のようですが大勢の
観光客を乗せて頑張っていました。
古鎮は茶馬古道の中で重要なところでしたので
かつてはこのような馬たちがお茶を馬車の乗せて運んでいた
のでしょう。
今回の旅で想定外の事態発生のため麗江古城に5泊することに
なったおかげで束河古鎮まで足を延ばすことができました。
麗江古城からの距離は7キロ程度です。
路線バスの利用方法に慣れてきましたので11路バスで訪問します。
麗江古城南門の近くにある忠叉市場から乗車し束河路口で降車、
そこから歩いて15分程度で束河古鎮の入り口に着きます。
バス料金は一人分で2元（約34円）です。
庶民の足である路線バスを利用すると旅の移動が安くて助かります。

＜今回の旅行スケジュール＞

9月13日（金）
10:45羽田空港Ｔ1発CZ3086（中国南方航空)⇒
広州白雲国際空港T2、
14:25着、入国審査
16:45広州白雲国際空港T2発CZ3487⇒
雲南省昆明長水国際空港19:45着
昆明　標高１，９００ｍ
(ホテル）ジンホワインターナショナルホテル
（9／13イン、9／14アウト1泊）
ジンホワ インターナショナル ホテル
(Jinhua International Hotel)
錦貨国際酒店「貨は貝は十と書く」ツイン
　宿泊は3月に続いて今年2回目
1泊1部屋187元3,179円税込でブッフェ朝食込み、
昆明駅７００ｍ各クレジット可。
デポジット不要。
Trip.comでログインして予約した。
650011 中国 昆明 官渡区 No. 96 Beijing Road
北京路96号
昆明空港27ｋｍ空港バス２号線Ｂは26時まで運行。
空港バス２号線25元の終着駅の錦江大酒店ホテルの
すぐ隣がホテル入口なのが便利、
空港からメトロは6元、乗換２回あり1時間

9月14日　２泊目
ジンホワ インターナショナル ホテル
(Jinhua International Hotel)

中国での列車、昆明駅8：58発　大理11：11着　
9月15日　
昆明駅8：58発　大理11：11着　
D8688、2等　車両07、０１D、　０１F窓
9月15日から17日
大理のホテル、朝食なし
Pure Comfort Inn 大理古城素色精品客桟
NO.443,Yuer Road, Dali Ancient Town City,
大理市, 671003, 中国 -
大理古城 玉洱路下段443号（本庄子魚旁巷子往里50米）
(大理市, 671003)
電話: [phone]
チェックイン9月15日(日)13:30アウト 9月17日(火)
合計料金CNY 368.64、８路バス3元で古城近くへ1時間

９月１７日　
大理発１０：08　麗江着１２：47
13.92ドル手数料6ドル合計１９．９２ドル　
K9621　軟座　車両０５　座席０３ｂ０３ｃ

9月17日麗江　標高２，４００ｍ
2泊　朝食付き
Lijiang Gemmer Hotel?江格麦?酒店
No.48 Wenhua Alley Shangyi Avenue
Gucheng District,
麗江市, 674100,
?尚街文?巷48号 (?江, 674100)
電話: [phone] 　バスタブ付き
チェックイン 9月17日(火) アウト 9月19日(木)
　キングベッド CNY 556.98 6 % VAT 込 CNY 33.42
合計料金 CNY 559.40　8849円　
玉龍雪山風景名勝区は現地ツアーで行った。
　ロープウエイ到達４，５０６ｍ
＜以下は想定外の事態が発生したため麗江の宿泊を
３泊延長した＞
チェックイン 9月1９日(木) アウト 9月２２日(日)
3泊で８０４．６元でブッキングドットコムで
追加予約した。
キャッシュで朝食付き800元（12,800円）にまけてくれた。
1泊あたり1部屋が4,200円でした。
キングベッドとダブルベッド、奥にはカウチもある。
アップグレードしてくれた。
ペットボトルの水が3本あったので3人部屋です。
子供となら5人くらいは泊まれそうです。
　　香格里拉のホテルは支払ってしまったり
　　キャンセルできない日程だったのだが
　　仕方がない。
　　香格里拉1泊2881円支払い済みと
　　香格里拉3,241円キャンセル不可の同じホテル。
クレジット払いなら３％プラスになる。
前日にスマホから予約したがスマホがなかったら不便だった。
9月22日(日)昆明
20:15麗江三義空港発MU5924(中国東方航空)⇒
昆明長水国際空港
21:15着
　トリップコム、2人で13,384円3月16日
楽天カード支払い済み
昆明(ホテル）（9／22イン、9／24アウト2泊）
ジンホワ インターナショナル ホテル
(Jinhua International Hotel)
錦貨国際酒店「貨は貝ではなく十と書く」
374元（6,358円税込、朝食込）
650011 中国 昆明 官渡区 No. 96 Beijing Road
北京路96号
6：20始発のメトロ6元か空港バス25元で空港へ1時間、
実際は３５分乗車

9月24日（火）
10:30昆明長水国際空港発CZ3482⇒
広州白雲国際空港T2、12:40着
14:40広州白雲国際空港T2発CZ3085⇒
羽田空港Ｔ１、19:45着

エリア 麗江(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

束河古鎮への行き方。
これは束河古鎮に行くとき乗車駅の忠又市場バス停で撮影した
路線バスの運行路線図です。
11路バス利用で目的地の束河路口まで一人分料金は2元（32円）
でした。
バス料金はコインも使えます。
お札を入れる前にコインを入れる料金ボックスがあります。
ホテルのフロントに教えて頂いたダブルデッカーバスでは
ありませんが11路バスがすぐ来たのでドライバーに行き先を確認して
乗り込みました。
（ドライバーには必ず行き先を書いたメモを見せて確認します）
忠叉市場は始発に近いバス停だったので乗客はまだ少なく
座って行くことができました。
目的地まで30分程バスに乗りますが道路は広くて立派です。
束河路口で降り、そこから束河古鎮までは徒歩で15分位です。
ここではバスが混んでいても私たちが乗車すると若者に席を譲って
いただけることがよくありました。
中国では年配者を敬うマナーがまだ残っているのでしょうか。
私たちも年配の方や小さな子供づれが乗車してきたら席を譲る
ようにしていました。
しかし年配だと思っても実際は私たちより若いかもしれないので
確実に年寄りだと思える方に席を譲るようにしました。
（自分はいつまでも若いと思っているのが問題です）

運航票の下に表示されているが玉龍雪山行きのバスも
停まっていました。
立派な観光バスタイプで料金は15元と書いてありました。
晴れたらこのバスを利用して玉龍雪山まで行けば良かったかな？

麗江古城 城・宮殿

到着した場所の束河路口のバス停で向かいに渡り
帰りのバス停も確認した。
古鎮には歩いて15分以上かかって到着した。

バス停から15分位あるくと束河古鎮の
入り口が見えてきた。
もうすぐだ。

古鎮からの帰りにここでバスを待っている
人たちがいたので麗江古城へのバスを待っているのかと
英語で聞いてみた。
ツアーの人たちみたいで「違います。」と英語で答えて
私たちのことを心配してくれた。
（道に迷った年寄りに見えたのかな？）
この人たちは屋根のある場所で待っていただけらしい。

快速バスで麗江鉄道駅までのバス料金が5元と書いてある。
ここから麗江古城行きの路線バスがあれば15分も歩かなくて
楽なのに。
仕方がないので大通りに引き返し降車したバス停まで15分位
歩いて引き返した。

古鎮のチケット売り場を出たところに快速バス停（15元）近くで
タクシー乗り場を見つけた。
乗合タクシーのようで内部を見ると一人しか乗車していない。
タクシーの運転手に料金を聞いてみると1台50元とのことであった。
フロントにはバスターミナル、飛行場と書いてあった。
帰りにもう一度見たがいつ発車するかわからないので降車したバス停
まで歩いた。

古鎮のチケット売り場前。
馬車の乗り場かな？
古鎮の外では馬車が待っていた。
今日は肌寒くてライトダウンを着てもまだ寒い。
ホッカイロは左右のズボンのポケットに入れていた。

11番のダブルデッカーのバスも見かけた。
6番バスだったか束河古鎮の方角で
たくさん見かけたが行き先が分からない。

ところでこちらの車は横断歩道では必ず停まってくれる。
中には急ブレーキをかけてまで停まってくれた車もあった。
外を歩いている老人が少ないので心配になったのだろうか？
ゆっくり渡ると悪いので急ぎ足で横断した。
一部の信号は緑の時間が短く急がないと途中で赤に変わる。
自信のない人は緑に変わるのを待ってから急いで渡った方が良い。

この門の中の左に立派なチケット売り場の建物があり
待合室もあった。
パスポートを見せると60歳以上は半額の15元でした。
簡単なチケット売り場と入り口は駐車場の近くの別の場所に
もあった。

馬車にも乗っても良かったのだが古鎮内は狭いので
歩いてもあまり疲れない。
麗江古城と違って石畳も平らで歩きやすく整備されていた。

束河古鎮 文化・芸術・歴史

馬車がたくさん走っていた。
茶馬古道の名残だ。
いまはお茶の代わりに観光客を運んでいる。

麗江古城より狭くて観光客も少なく
空いているという印象がする観光地だ。
旅行日程に時間がない場合は特に来なくても
良いと思う。
この束河古鎮は高倉健さんの映画「単騎、千里を走る」
のロケ地となったところなので健さんフアンには興味が
ある場所だと思う。

古鎮の四方街では雑誌の写真撮影なのか
美男美女が撮影の最中だった。
女性が両足を出して大股を開いていたので
ビックリした。

他の観光客も興味（？）を持ったのか
写真撮影をしている。

最後に男性モデルは逆立ちポーズをしていた。
何のためのパフォーマンスなのかわからないが
面白かった。

街をブラ歩きしていると「単騎、千里を走る」
という看板を掲げたレストランがあった。
内部ではスクリーンがあり映画を上映していた。
この映画は日本だけでなく中国でも人気が高いと
聞いたことがある。
父親と息子の関係の難しさ描いた内容だが
健さんが遠慮がちだが深い父親の愛情を表現していたのが
印象的だった。
当たり前だが親子の感情は日本でも中国でも同じだと思う。

麗江古城と同様に束河古鎮にも小さな三眼井があった。
井戸の中に数粒のご飯粒が沈んでいた。
この辺りは高い山々に囲まれて水質の良い水が豊富に
湧きだしているのだろう。
中国は水が少ないというイメージがあったが
大理や麗江付近は水が豊かで水の味も美味しい。
こんなところだったらゆっくり旅の足を休めても良いと思った。

太鼓などの実技指導は30分でいくらと書かれていた。
実際観光客が受けていた。
映画「単騎、千里を走る」ではこの舞台で地元の京劇
を演じるシーンがあったと記憶している。
帰国したらもう一度映画を視聴してみたい。

古鎮の中を水郷が流れている。
水郷の流れを縁取る花が美しい。

私たちは水郷の橋を渡り古鎮の奥へと進んでいく。

途中で肉感的な神様の像が現れた。
水のシンボルが描かれていたので
水天宮のようなの像だと思った。

古鎮の中央部には小さな市場もあった。

古鎮のお土産屋さんは
麗江古城と同じようなお店がある。
孫たちにと珍しいキーホルダーを買った。
お店のおばさんに孫たちの名前を紙に書くとその漢字の一文字が
書かれているキーホルダーを見つけてくれた（料金は1個で10元）。

入り口の立派なチケット売り場の待合室にある
昔の束河古鎮の写真。
麗江古城と比べると規模は小さめだ。
待合室にあるトイレのペーパーは入り口手前にあり
自分で巻き取って持っていくやり方だった。

帰りの11路バスも束河路口から乗車した。
混んでいて立っている人もいた。
乗り込んだら若者がさっと席を譲ってくれた。
（若者のマナーは日本より良いかもしれない。
日本は殆ど乗客が老人なので譲りようがない。）
乗客は後から後から乗ってきてすぐに満員だ。
七星街で降りてホテル近くのバス停まで2路バスに
乗り換える。
降りたバス停でも混んでいた。

３００ｍほど１駅前のバス停に戻って
古城口始発の2番に乗り換えてホテルの近くにある
バス停に着いた。

ホテルに帰ってきてスタッフのジョージと
プーアール茶で乾杯。
彼は英語を話すので助かった。
彼に飛行場まで無料で送っていただいた。
3泊以上なので送りは無料との事だ。
又ATMを使いたいと言った時
車で連れて行ってくれると言った。
麗江では何とか間に合ったので昆明で銀行に行って
元を手に入れた。
彼が居ないときはどうだろうか。
人柄の良い好青年だ。

夕飯に出かけた。
ホテルから古城方面に5件目くらいのところに
広東料理店があったので入ってみた。

薄味で美味しいレストランだった。
看板に書いている「〇味軒」の「奥」に似た漢字は
広東料理という意味だ。
日本人の味の好みに合うと思う。

麗江旧市街 旧市街・古い町並み

店に入るとまだ時間が早かったのか
客は少なかった。

炒飯は16元（256円）で薄味で美味しい。
上の写真は牛肉麺24元（384円）でしっかり味がついて
美味しい。
お茶は3元（50円）、
封印された袋に入った滅菌済みのお皿セットが
一人1元（16円）だった。
箸も殺菌済みだった。
この店は清潔な印象だ。

翌日、昆明に帰るため空港に行く前の15時頃に
このレストランをもう一度訪れた。
機内食が出ないと思ったので遅い昼食兼夕食を食べた。
牛肉麺の牛肉が昨日よりたくさん入っていた。
（前日も来たのでおまけしてくれたのかも）
もう一つは卵か何かのおかゆを注文した。
お店の若いウエーターさんに
「美味しくて日本の味と同じだ。」というと
彼はニッコリとして喜んでいた。
「君が作ったの？」と聞くと
「そうです。」という。
男性はウエーター兼コックさんだったのだ。
麗江から昆明行きのフライトでは登場してすぐ
ペットボトル入りの水のみをくれた。

帰国の時の広州行きの国内線のフライトでは機内食がでた。
カレーライスのようなピリ辛味での食事が出て
美味しかった。

お店のメニュー一覧。

メニューの種類は多いが注文してみると
「没有（メイヨウ）：無い。」と言われた。
時間が早すぎてまだ準備ができていなかったのかも。

右の一番上の牛肉麺を美味しかったので二日続けて頼んだ。

前々日にはこのレストランの近くで繁盛しているあまりきれいでは
ないお店に入ってみた。
野菜炒め12元（192円）、トマトと卵炒め12元（192円）などと
お値段は安かったが味が濃く2つとも同じ味付けで塩辛かった。
（日本人の口には会わなかった）

広東料理店はメニューもお洒落だった。

ホテルのジョージに聞いたらここに友人がいると言っていた。
夕方にはホテルの朝食食堂でマツタケ入り鶏肉料理をおすそ分け
して頂いた。
ジョージの家族が夕食を頂いていた。
若いジョージは何とオーナーのご子息なのだそうだ。
麗江古城内のマツタケ鍋店が良いと薦めてくれたが
お店の場所も分からないしホテルから近いこのレストランが
良かった。

ホテルから南門街バス停は歩いて10分位だ。
古城中心部から石畳を歩くと疲れるので
外側のアスファルトの道路を回った方が疲れないと思う。
路線バス料金は2元（32円）と書いてある。

南門街バス停の掲示板。
裏側にも運航表が載っている。
下を見ると麗江火車駅バスターミナルに行くバスもあった。
バスはすぐ来るので便利だ。
バスが走っているときもスマホのGPSで現在位置が確認できるので
進行状況が分かって安心できる。
私たちはスマホのおかげで旅人として一歩進化することができた。
日本で中国の百度地図をダウンロードしておいた。
3か月前スマホに変更したが1年位前から準備したら
もっと良かっただろう。