2019/08/13 - 2019/08/14
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Mirabellaさん
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スリランカの旅後半はゴールに照準を合わせた日程を組んでいた。スーツケースをホテルに預けて身軽に出掛けたくて前後の宿泊をコロンボにし、ゴール到着日はインド洋に沈む夕陽を眺める予定だった。コロンボから日帰りでも観光可能な小さな町ってことだから、初日はウナワトゥナにでも足をのばすつもりで、翌日は午後のアーユルベーダの予約に間に合うようコロンボに帰る計画だった。それがまさかゴールで大雨にやられるなんて。
確かにガイドブックを見て8月のゴールは時期的にイマイチな事に気付き、トリコンマリーに変更することも考えたが、それまでずっとゴールに行きたくて計画を立ててたもんだから、結局は変更しなかった。期待が大きかった分、落胆も大きかったけど、翌朝スッキリ晴れたゴールの町に少しながら救われた。
- 旅行の満足度
- 3.0
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コロンボでの宿泊はフェアウエイホテル。チェックアウト時に翌日の予約があることを確認してもらい、スーツケースを預かってもらう。
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駅への道は昨日のうちに下調べ済で、スーツケースが無いならトゥクトゥクは不要な距離。昨日は思いがけずトゥクトゥクでトラブったから、徒歩ってのが気が楽だった。大きめのバッグを肩にかけて歩いてるとドライバーからお声が掛かるが、そんなのはムシムシ。早めにホテルを出たから時間もあるし、駅の周囲の写真を撮る余裕もあった。
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当日チケットの窓口で切符を買い、ゴール行きのホームを確認。早く駅に着きすぎて、ゴール行きの列車はまだまだ来ない。
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ホテルは朝食付の予約じゃなかったから、駅で朝パンを買うつもりだった。
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スリランカでパンを買うと、包み紙がテスト用紙の裏紙だったりするようだけど、駅の売店ではちゃんとした紙に包んでくれた。車内販売のおじさんのパンだと包装紙は雑紙、ってのは列車で確認した。
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通勤通学の人達で混み合うフォート駅、外国人観光客の姿は少なかった。時間があるので売店で買ったパンをホームで食べる。パンはやっぱりカレー味で美味しかった。
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列車の発車時間は8:35だけど、8:20頃に1本の列車が到着したから、念のため近くの人に確かめたら、これがゴール行だと教えてくれた。列車に乗って、もう一度念のため乗客に確かめたら、やはりゴール行だと言われ安心。
この時まだ、列車の到着から発車までに時間がある事に気付いてなかったのだ。 -
車内は果物・おやつ・飲物etc. 次々と売りにくるから、せわしない。「いい加減もういいんじゃないの?」って言いたくなるくらい、何度も売りに来る。私は座れず立ちっぱなしだったけどスーツケースが無いから、立ってるのは平気だった。この車両って2等車なのか3等車なのか何も考えずに乗ったけど、結局どっちだったんだろ?車内は激混みってほどの、ひどい混みようではなかった。
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すっごく可愛かった男の子。景色を見たり、タブレットで遊んだり、隣のお父さんと遊んだり本当にキュートだった。ただ、お父さんがおやつの包み紙を窓から捨てるもんだから、子供も真似して風に乗せて飛ばしてしまうのが気になった。リンゴの芯なんかも、当たり前のように捨ててしまう。
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私が海を撮ろうとすると子供達がすっと場所を開けてくれた。ようやく見れたインド洋の海、まだこの頃は晴れていた。
コロンボを出発して2時間が過ぎた頃、いつからか隣に立ってたサングラスの男性に「次ゴール?」って聞くと返事をしてくれたが、分かりずらい英語で、次なのか、次の次なのか理解できなかったのだが、「コロンボから日帰りなら最終列車は15:30だよ」と教えてくれた。 -
ふと、なんでこの人私が日帰りだと思ったのか、ひっかかっり、ここから得意の妄想劇場が始まった。そういえば昨日偽シェフに「明日は列車でゴールに行ってコロンボに戻って、日本に帰る」って話たから、昨日のタダ乗りの仕返しに偽シェフが送り付けた刺客なんじゃないかと疑った。そう言えば、反対側の車両の入り口に立ってる悪そうな顔した男性も私を見てニヤニヤしてる。あの偽シェフいったい何人の殺し屋を雇ったんだよ。(苦笑)
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ゴールの一つ前の駅ヒッカドゥワでようやく席が空き、家族連れのおじさんが座るようにと手招きしてくれ、次がゴールだと教えてくれた。この時、外はすっかり大雨でテンション下がりまくりだった。
ゴールに到着し列車を降りると、別の席から「次がゴールだ」などと私を気にかけてくれてた男性が「一緒に行こう」と英語で声を掛けてきた。コロンボで教師をしていてゴールが地元なのだと言う。 -
駅からバスターミナルへと続くこの通路を二人で歩いてたのだが、やたら色んな質問をしてくる彼。適当に嘘の返事をしていたが、だんだんうっとうしくなってきた。「このホテルに行きたいんだけど」とホテルの名前を見せると「OK,Ok任せなさい」って調子なのを見て「あぁ、こいつもアカン奴か」と確認できた。彼がホテルの場所を知ってるはずがないやん。
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バスターミナルの階段を降りると新市街方面に向かおうとする彼に「自分で行けるから」とサヨナラした。ホテルは旧市街にあるんだから。
たまたま列車で親切にしてくれた人だし、この人は大丈夫かと思ったが「お前もか!」って気分だった。 -
雨が降る中を傘もささずに歩いたが、駅から旧市街は楽々歩ける距離。ゴールではのんびり過ごす予定だったから、雰囲気が良く寛げそうだった Yara Golle Fortを選んでいた。
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到着したのは12時頃、あともう少しで部屋の準備が整うとの事で、ウェルカムドリンクを頂きながら待った。
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シンプルだけど清潔感があるし、まだ新しそうなホテル。
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ちょっと写真ブレてますけど。
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クローゼットの扉には鍵が付いてて、中にはセキュリティBOXもあり。
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一つだけ残念だったのが、排水が悪くてシャワーの後に水が流れず、床に溜まったままになってたこと。これさえ無ければパーフェクトなくらいに満足なホテルだった。
さて、外は雨が降ってるけど部屋にいても仕方ないし、ランチに出掛けよう。ホテルで傘を借りようと思ったら、壊れた傘しかないだって。 -
「ディナーはこの店で」と決めてた、魚介が美味しいと評判のレストラン・エリータ。旧市街の中心部からは少し離れているけど、Yara Golle Fortならレストランのすぐ側だから夜でも安心。これも、今日のホテルを選んだ決め手の一つだった。
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雨のせいなのか、シーズンオフなのか、テロの影響なのか、観光客が少なくて抱いてたイメージと全く違っていたゴールの街。もっと観光客が溢れてると思っていたのに、なんだか淋しい。おまけに、どんどん雨は強く降ってきた。
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どこに向かっていたって、ランチするつもりだったココナッツサンボル目指してたんだけど、店を見たら営業してなさそうな雰囲気だった。ただ雨がひどくて、たまらず誰もいない店に入った。
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私に気付いた店員が奥から出てきたが、そのまま座ってて良いよと言って、その後、おしぼりだったかペーパーだったか忘れたが、雨をぬぐえる物を持ってきてくれた。
「良かったらランチの用意するけど?」と提案してくれたけど、私一人のためにビッフェの用意をしてもらうのも悪い気がして遠慮したが、今考えたら遠慮する必要は無かったか。 -
ココナッツサンボルの店員が「ペドラーズも良い店だよ」って言ってくれたから、来てみると確かに客が多かった。
写真は後から撮ったもので、この時は雨に降られて写真撮ってる余裕はなかった。 -
色んなオブジェが並んでたりとインテリアにこだわってる店で、韓国や中国の女子達がウロウロと写真撮りまくってた。
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カレーばっかり食べてるしサンド系にしたけど、途中で飽きちゃった。
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ランチの後、少し雨が落ち着いてたから海を見に来た。釣りしてる人がいたけど、ストルトフィッシングではなかった。やっぱりあれはウェリガマに行かないと見れないか。
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ゴールを優先してヌワラエリアやエッラを諦めたのに、まさか雨にやられるなんて。
この日のスリランカは雨の地域が多かったかも知れないけど、トリコンマリーにしておけばセーフだったんじゃないだろうか。 -
朝キャンディを出発して、そのままコロンボ経由でゴールに来ることもできるんだけど、それだと到着がサンセットに間に合わなさそうだったのも、昨夜コロンボ泊にした理由の一つだった。
それなのに。。。 -
町の外周を歩いて見よう。
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こういう木を見ると、ついガジュマルかと思ってしまう。
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ダッチホスピタルでさえ、観光客の姿がなかった。
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ホスピタル・ストリートを挟んで警察署。こちらもコロニアルな建物だけど、すぐ隣は廃墟だったりして。
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こちらの白い建物は裁判所でしょうか。
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すっごく重そうなのがぶら下がってる、これもガジュマル?
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立派な紋章が残るオールドゲートをくぐると、世界遺産の旧市街から新市街へと抜け出すことになる。
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明日の朝コロンボへ帰るには、良い時間の列車がなかったからバスにした。高速道路を走るハイウェイバスは、あの観光バスが集まってる辺りから発車した。ハイウェイバスは、マカラハマ行きではなくマクンブラバスターミナル行きに変更になってますからご注意を。
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雨の中、傘をささずに歩くのも嫌になったから、しばらくホテルでお茶を飲んだりして過ごし、夕方再び外に出てみると雨はほぼやんでいた。
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素敵な建物と思ったら、やっぱりホテルだ。
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ゴールのホテルは最初こちらのThe Goal Fortを予約していたが、後でYala Golle Fortに変更した。
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こちらも良さそうなヴィラ。
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ゴールでは、カフェにビートル型の車を停めておくのが流行りなのだろうか。私の旅行記にも3回登場してる。
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この町には3つの教会があり、その一つがプロテスタントのメソジスト教会
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旧市街のシンボル時計台に来てみたが、あぁ、なんて悲しい景色。
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この雨ではウナワトゥナまで出掛ける気にもなれず、小さなゴールの町をウロウロ歩いていた。
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スパセイロンでマッサージも一つの案だったけど、ひどいクチコミが多くてパスした。
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ランチしたペドラーズのカフェ
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ペドラースのギャラリー兼ピッツァ・ジェラートショップ。
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ゴールではショップの店内に野良犬が入ってきても追い出すことなく、そのまま放置されてたけど、ペドラーズのカフェでテラス席に案内された時に、足元で野良犬が寝転んでるのは苦手で、店内の席を選んだ。犬も雨宿りだったのは分かるんだけど、ちょっとドキドキしちゃうんで。
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雨がやんで海で遊ぶファミリーがいたけど、海水は冷たいだろうな。
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あいかわらず客の姿が見えないダッチホスピタル、かつてはオランダ軍の病院だった。
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夕暮れの街をブラブラと。
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ゴール・プリンターズホテルのレストラン、エレガントな良い雰囲気。
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自転車がマークのこのホテルも、ネットでチェックはしていた。
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そのお隣のホテルでは、テーブルにキャンドルが灯っていた。
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少し早いけどディナーにしようと、エリータにやってきた。
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この時、とりあえず先にドリンクだけ注文したのかな?マンゴーラッシーを飲みながら、じっくりメニューを読んでて気づいてしまった、支払いはキャシュのみだと。ガーン、カードで支払うつもりだったのに。
ATMならあちこちにあるよと言われたが、もうキャッシングはしたくなかったし、この店でディナーするほどの現金は残してないし、残念だったけど事情を話して、ドリンクだけ飲んで店を出た。 -
私がエリータにいる間に店に入ってきたのは一つのグループのみだった。しかも彼らも店員を話をしただけで、食事はせずに出て行ってしまった。
ホテルに戻る頃にはすっかり暗くなっていたが、レストランの隣の隣ぐらいの場所だから安心。 -
レストランに困ったら、ホテルで食べれば良いんだと気付き戻ってきた。
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フロントでエリータでの件を話して、何か食べたいんだけど?とたずねると、もちろんOkってことでダイニングに案内された。
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ここならWIFIも使えるし、なかなか良いチョイス。料理はカレーをオーダー、パイナップルジュースを飲みながら待っていると、
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なんと美味しそうなスリランカ風カレー。心がときめいた。(笑)
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すっごく美味しかった、マイルドな辛さのエビのカレー。
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ライスの上に色々のせて混ぜ混ぜしながら食べるカレー、スリランカに来たら、こういうのが食べたかったんだ。ホテルのスタッフも親切だったし、満足の夜となった。
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翌朝、朝食はダイニングではなくテラス席に案内された。
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驚いたのは、いきなりフルーツからスタートだったこと。最初お皿にはフルーツだけがのっていて、後からクレープが追加された。
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料理が運ばれてきたのは、その後。通常の朝食はパンやオムレツなんだけど、前日の16時までに申し込めばスリランカ風モーニングをオーダーできるってことだったから、フロントで頼んでおいたのだ。
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じゃっかん昨夜のカレーと重なってるのもあったけど、せっかくだからスリランカ風を満喫してやる。
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昨日の大雨が嘘のように、今朝は快晴。空が青~いのは幸せ。朝食を食べた後、そのまま散歩に出掛けた。
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昨日とは景色が違って見える。
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今日はクリケットの大会があるようで、試合前に彼らも練習してたのかな。
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緑が綺麗で、インド洋がすぐ目の前で、やっぱりゴールの町良い。写真撮って歩くのが楽しい。
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ゴールの旧市街には3つも教会があるというのに、仏教寺院はこの一つだけ。
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それは、ポルトガルに始まり、オランダとイギリスに占領支配されてきた歴史の影響。
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お洒落なホテルも見っけ。
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昨日は雨にも負けず写真を撮ってたけど、やっぱり今日の写真にはかなわない。
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緑のトゥクトゥクが目立ってた。
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こんな廃れた風景も、今日は素敵に見えてしまう。
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この日は、満月の日の祝日だから地元の観光客も多かったのかも。
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グレイ色じゃない海が見れて良かった。
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灯台の前に立つ白いモスク
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今日も来てしまったフォートプリンターズホテル。
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昔はこの機会で印刷してたんだな。
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こんな朝っぱらからオープンしていたギャラリー。
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ゴールが港町として発展した17世紀のオランダの植民地時代に建てられた、オランダ教会。
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真っ白なオランダ教会に対して、19世紀半ばに建てられた英国国教会のオールセインツ教会はサンゴ石で造られた壁が特徴。
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アマンリゾートホテルのアマンガラの白い建物、元はオランダ軍の総司令本部だった。ハイティーがお勧めらしいけど、アーユルベーダが良いかも。
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宿泊していたホテルの近くのカフェ、晴れた日に見たら良い感じだった。
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昨日とは全然違う景色に心も晴ればれ。
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これで納得してコロンボに帰ることができる。
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