再び福井へ♪・・・秋の味覚・工芸品 ＆ そばの花畑を楽しむ旅①（準備＆丸岡城編）

2019/09/29 - 2019/09/30

　昨年12月の福井旅があまりにも良かったので再度挑戦です。
前回行けなかった　越前大野、丸岡城、鯖江市の河和田町（うるしの街）を訪れました。

この時期、福井県は　そばの花が満開でした。我々は初めて見る景色に感動です・・・♪
（9月29日～10月1日）
１日目　　大阪　→　福井　→　丸岡城　→　福井

２日目　　福井　→　鯖江　→　大野

３日目　　大野　→　平泉寺　→　福井　→　大阪　
（往復　JR利用、２日、３日目はレンタカー利用）


（表紙写真：3日目に訪れた平泉寺近くのそば畑）

エリア 永平寺・丸岡(福井)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

福井県の観光パンフレットは凄い！の一言です。

質の高さは全国1位かも・・と思います

私は訪れる都道府県の観光課に資料請求します。箇条書きで訪問地を記載すれば全ての市町村のパンフを無料で送って頂けます。

昨12月に頂いたパンフ2冊が特に目に留まりました。
「福井の老舗」と「ふくいしあわせ特産品コレクション」です。

福井の名産品（海産物・農産物・米・酒・菓子・工芸品）に目を見張りました・・・
その中の何軒かに興味を持ち、この旅をプランニングしました。

頂いた資料の一部です。

毎年ユニークな資料を発行されています。
例えば、右下の薄茶の小冊子は市民から推薦された「観光客に自慢したくなる名店」（飲食店）のガイド。65頁ですが、小さいので私も旅に携帯させてもらいました。
丼の絵の冊子は出来立てほやほや、色々な丼（海鮮・カツ・肉・天ぷら等）のガイド本で110頁もあります。
後列の「ふくのね」は県内で体験できる食・工芸・酒・歴史・自然・蕎麦のガイド本で季節ごとに発行、62頁。福井県人は器用になる筈です。私も参加したい工芸品作りが数個ありました。
地図も優れものです。県の地図は立体的画法で紙質もしっかりしています。これを見ただけで旅に行きたくなります・・・

ところで・・・〇県　〇村の資料は悲しいものでした。
宿のリストを請求したのですが、「作っていない」との回答・・予想では50軒～宿があるはずの村です。
最終編では辛口コメントも記します。

パンフの１つ「御酒飲帳」もお勧めの1冊なので紹介します。（91頁の厚さ）

福井の２８蔵元が掲載され、購入した蔵元では素敵なラベルを頂けます。
（一之谷ラベルは越前大野の蔵元で頂きました）
詳しい地図や蔵元の情報も掲載されています。

左上のピンクは今年のもの、青色は昨年の御酒飲帳です。
観光案内所、蔵元で頂けます。

旅行社の「JRとホテルのセットプラン」が安いので利用しています。

今回も色々見比べました。
北陸旅は金沢と芦原・加賀温泉は沢山プランがあるのですが、福井市内は2軒位しか設定がありません。鯖江や敦賀は皆無です（涙）

JTBのプランで決定・・・JR特急指定席往復＋福井のホテル1泊＋レンタカー2日間で　１人当たり18,150円でした。
我々の旅程は9月29日～10月1日でパンフレットでは年度の上期、下期に重なっていました。が、・・上期の設定でクリア出来ました。レンタカーも消費税増税日使用でしたが、８％の価格でOKでした。
2泊目の旅館（大野市）はじゃらんで予約しました。

JR代金は往復7,200円・・・めちゃいい値でしょ！（JTBのプラン名ですね）

大阪駅 9：12　→　福井駅　11：10（特急サンダーバード）

福井駅では駅構内のプリズムでコインロッカーに荷物を入れます。

プリズム福井 ショッピングモール

プリズムの駅弁店

カニは11月解禁ですが・・・年中売られているそうです。

真ん中の特選カニ飯を購入、1,500円也

桜むすび 福井駅プリズム店 グルメ・レストラン

丸岡城行は西口バスターミナルの1番から出ます。

1時間に2本あり。11時40分発に乗車します。

福井駅駅 駅

土・日は休日フリー切符がお得です。

京福バスセンター（東口）又は、西口の福井ウェルカムセンターで購入できます。
京福バス車中では運転手が持っていない場合は購入できません。

該当する　月・日を硬貨で擦って運転手に見せます。1,000円です。

約50分で終点　丸岡城です。
途中、丸岡町に入ってからはそば畑が広がり、とても綺麗でした。
恐竜が描かれたバスで到着しました。

バス停前は「一筆啓上茶屋」です。

丸岡城周辺の地図です。

周りはとても広々として気持ちが良いです。
お城は高い山城ではなく、田園地帯に建っています・・・

「一筆啓上茶屋」全景です。

お庭が広いです。我々は庭に面した外のテラスで頂きました。

一筆啓上茶屋 そば処 グルメ・レストラン

昼時で店内は満席・・・

そばの味は？？

駅弁の特選カニ飯も頂きました。外のテラス席なので・・・大丈夫です。

多分　冷凍なので、ちょっとパサパサしています。
この時期、カニの駅弁より焼き鯖弁当の方が良いかも。

「一筆啓上茶屋」は道の駅のような感じです。
坂井市の酒が並んでいます。久保田酒造、坪三酒造があります。

お店の方は親切で荷物を預かってもらえます。（無料）
我々はリュック2個をお願いしました。

ここで預けて正解でした。丸岡城は手ぶらで行きましょう！

丸岡城の地図

9月末なのに　彼岸花が満開

丸岡城 名所・史跡

丸岡城は階段の勾配が凄いです。

特に2階から3階へは ６７度です。

1階の階段は６５度・・　ビビる夫・・・

降りるときは夫婦とも後ろ向き、ロープにしがみ付いて・・でした。

先日テレビでも丸岡城が放映されていましたね。

普通の瓦では冬に凍って割れるので石瓦（笏谷石）で造られています。

これも笏谷石（しゃくたにいし）

お茶席を催していたので入りました。

珍しい流派です・・・

「文房流」ぶんぽうりゅう

抹茶ではなく、お煎茶です。
一度に沢山の人数分を入れますね。

お茶はとてもおいしゅうございました。お代わりも出来ます。

小学生のお嬢さんもお点前をしてくれました。

初体験の煎茶お茶席でした。

丸岡城を後に、福井駅に戻ります。（14:50発の京福バス）

丸岡城滞在は約２時間半です。

入場券に付いていた「一筆啓上、日本一短い手紙の館」にも立ち寄りました。子どもの手紙を読むと涙がこぼれました・・・

福井駅前の「ユアーズホテル」に泊まります。

前回泊まって気に入りました。

ユアーズホテルフクイ 宿・ホテル

ユアーズホテル　ロビー

ツイン客室　　

チェックイン後、駅前のお店をうろうろしました。
その記事は最終日の福井編に一緒に記します。

ユアーズホテル２階の　日本料理の名店「橘」

日曜日の夜、福井駅周辺は休みの店が多いので予約しました。
（テーブル席は1週間前の予約時に満席でした）

日本料理 橘 グルメ・レストラン

カウンター席に座りました。

料理長さんの許可を得て写した包丁・・・左上は鱧切り包丁だそうです。

先付：

柿の白和え、バイ貝のうま煮

寿司：

マグロ、タイ、マイカ、バイ貝、甘えび、シマアジ、穴子

３種は福井で水揚げされた魚
バイ貝が歯ごたえがあり美味い。

ハタハタ、富津金時のレモン蜜煮、生姜煮

生姜煮は深みのある味付けで、金時はレモンで甘みをうまく抑えていました。

丸岡町産のそば

お盆、器、箸は越前塗です・・・

デザート

私は桃の果実酒を頂き、ほろ酔いです・・・

夕食に頂いた寿司コース、我々は安い3,024円の方です。
この値段、驚きです。

優しい板長さん、おもてなし抜群の接客係の方、そして素晴らしい料理に感激です。

是非とも再訪したいです・・・お薦めです！

（ユアーズホテルは駅前再開発のために2020年3月末で終了になります。
　日本料理　橘の移転先は現在未定ですが、是非とも福井駅近くで再オープンして欲しいです）

ユアーズホテルの朝ごはん

焼き鯖寿司もたっぷりあります。

ユアーズホテルダイニング グルメ・レストラン

私の朝食　　　　どれもおいしゅうございました。
焼き鯖寿司、へしこ、越前そば、ソースカツ、小鯛の笹漬、花ラッキョウ、福井梅

福井名物は、ここでも存分に頂けます。




鯖江編に続きます・・・