2019/08/14 - 2019/08/15
208位(同エリア1793件中)
ぶんさん
2019年の夏休みはヨーロッパへ。特にテーマもなく、あえて言うなら未訪問国を多く周りつつエーゲ航空ステータス(SA*G)の回数修行(残2回搭乗)をこなすというのが目的になるのかも。
ただ10日間ある旅行期間のうちの前半は、予約済みのチケットをいくつも破棄するなど、何度も下手を打ってしまいました。
さて、旅も後半に入りいったんヨーロッパを離れます。流れが変わると良いのですが。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 航空会社
- エーゲ航空
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ギリシャ編(https://4travel.jp/travelogue/11532798)からの続き。
午前零時ころにチュニス・カルタージュ空港に着いて、長蛇の列のイミグレをのんびり通過したらそのままベンチ泊。空が明るくなり、タクシーでチュニスの鉄道駅(Gare de Barcelone)へ移動。相場がどんなものかはよく知りませんが、事前に調べたところ、空港敷地内からだと10ディナールより安くならないらしいので、10ディナールで行ってもらいました。 -
6時過ぎの列車で、円形闘技場遺跡のあるエル・ジェムへ。3時間半ほどの所要時間で運賃は1等で800円程度でした。
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エル・ジェム駅に到着。途中の行き違い待ちか何かで、結局約1時間半遅れて着きました。ここまで大幅に遅れないと思ったのですが・・。
駅舎も地中海様式の白と青。 -
駅を出るとすぐに闘技場が見えてきます。
チュニス方面から列車でやって来ると、到着直前に右手に見ることが出来ます。 -
駅から10分ほど歩いて闘技場に到着。
入場料は外国人が12ディナール。一応手荷物検査あり。 -
お昼という時間帯もあるのでしょうが、ローマのコロッセオのようにツーリストでごった返すといった状況ではなく、チュニジア人ファミリーと欧州人ツアー客がちらほら。おかげでゆっくり回れます。
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闘技場内部から鉄道駅方向。
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3世紀頃に建てられたとの事ですが、保存状態はかなり良好のようです。
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とはいえ、大きな地震が来ればひとたまりもなさそうですが、この辺りはどうなのでしょうか。
エジプトやイタリアでは大きな地震がありましたが。 -
円形闘技場としてはは世界で三番目に大きいとか。
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夜になるとコンサートなどのイベントが開かれるそうです。
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完全な円形をとどめていないのは、17世紀頃にケロアーンのグランモスクなどに石材が使われた為とされています。
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なので当然ケロアーンも訪問するつもりでしたが、この時間から向かってもモスクの開館時間に間に合わないことが判明、順番をミスりました。
なのでこの後は、スースだけ寄ってチュニスに戻ることにします。 -
エル・ジェムから乗合タクシーのルアージュで約一時間でスースに到着。
メディナ(旧市街)までそれほど遠くなさそうな感じがしたので、ルアージュ乗り場から歩いてみましたが、カレフの塔が見えるこの辺りまで20分かかってしまいました。しかもアップダウンあり(^^;;。
チュニスへの帰りはタクりました。 -
南側からメディナに入って行きます。
カブリ門付近はひっそり。 -
場所によっては青と白を基調とした地中海様式で。
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海側に向かって下りていくにつれ、お土産店や日用品店が増えてきました。
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ほとんど観光客のいないローカルなエリアに出てきたようです。
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メディナの北側(海側)の入口近くにあるリバドの塔からの眺望。眼下にはグランモスク。
リバドの塔やグランモスクが面しているファルハット・ハシェド広場のあたりは、先ほどと打って変わって観光客の多いエリア。 -
メディナを一望。
ヨーロッパ旅行を一旦ブレイクするような形で飛んで来ましたが、ヨーロッパとは明らかに異なる空気に良い刺激を受けました。 -
翌日は、19時30分発のシチリア行きGrimaldi linesのフェリーの時間までフリー。
カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイードと周る予定でしたが、お昼近くまで宿でのんびりしてしまったので、シディ・ブ・サイードはパスとなりました。
私はエーゲ航空マイラーなので、ああいう所に行きたくなれば、修行も兼ねてサントリーニ島かどこかへ飛ぶことにしますf^_^。 -
宿の最寄駅Republique駅からメトロ(という名のトラム)と郊外電車TGMを乗り継いで、カルタゴ遺跡群の最寄りの駅カルタージュ・ハンニバル駅で下車。
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駅から海の方向へ下りて、「アントニヌスの共同浴場」へ。
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この国随一の観光スポットですが、あまりに暑いせいか観光客が数えるほどしかいませんでした。
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なので、ゆっくりのんびり周れました。
でもやっぱり暑い・・。 -
この方向(右側が海)に大統領官邸が隣接しているそうで、大きな国旗が掲げてありました。
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「アントニヌスの共同浴場」から10分ほど丘を上って、「ローマ人の住居跡」へ。
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屋敷(別荘?)跡。
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床のモザイク画。
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少し丘を上ったところにあるローマ劇場。
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円形劇場の前の道端にも遺跡らしきものがありました。
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ゴミがたくさん落ちている裏道を通って(・_・;
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ビュルサの丘の上にあるサンルイ教会へ。
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隣接する「ポエニ時代の住居跡」。
この辺りがカルタゴ遺跡の中心地になるそうです -
時間になったので、預けた荷物を取りに一旦宿に戻ります。
港のあるラ・グレット地区はカルタゴとチュニスの間。荷物を持ち歩いていればチュニスまで戻る必要はないのでしょうが、さすがにそんな事はしていられないので止むを得ません。 -
荷物をピックアップして、タクシーでラ・グレット港へ。
宿の近くでタクシーを探すも、通るタクシーはどれも実車中。交通量の多い地域なのでタクシーなんてすぐに捕まるものと思っていましたが、捕まるまで40分ぐらい要しました。 -
車内からこの様子が見えたので、近くでタクシーを降りました。ここまで約20分、メーターで7ディナール。
一見列をなしてちゃんと並んでいるように見えますが、すぐ終わるからといって割り込んで来る奴が後を絶たず、列がなかなか進まず怒号が飛び交っています。
1時間近く経ってようやく順番が回ってきたところで、ここが車を積む乗客用の窓口で、歩きの乗客のチェックインは別の場所だと教えられました。
歩きの乗客は、ラ・グレット駅の方から見てここより更に奥にあるGare Maritineという建物の中でチェックインや出国手続きが行われます。この様子を見てここに並んでしまわないように注意して下さい。 -
乗船手続き(→「出航3時間前までに」といった注意事項があるようですが、2時間を切っていても問題ありませんでした)の後はイミグレ→セキュリティチェックの順。ところが、入国のデータが無いとかでイミグレでスタンプがもらえず別室送り。
入国スタンプが押されているので、滞在時間が短いからだろうから問題ないというものの、問題ないというわりには結構長い時間放置プレイを受けました。 -
出航時間の10分前にようやくイミグレをリリースされ、出国ブースに戻って(→これがだいたい地上階~地上4階相当の移動)スタンプを貰ってからダッシュで搭乗船MV.Cataniaに乗船。しかしこの時点で、あと10分で積み込みが完了するとは思えない数の車が積み込み待ちの状態。そりゃ、チェックイン窓口があんなんじゃ・・。
結局、出港したのは21時半頃になりました。 -
搭乗クラスは予約時点でキャビンに空きが無かったためデッキクラス、directferriesというサイトから購入して50ユーロほど。ふつうは船内のレストランや通路などにスペースを確保するようですが、かなり混雑しているうえにいまいちガラも良くなさそうなので、寒いのを承知でほとんど誰もいない屋外のベンチに陣取りました。
ロンドンやコペンハーゲンに寄る用の装いで臨みましたが、やはり水の上は思っていた以上に寒かったです。
(次編につづく)
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