北マケドニア　～国内No.1の観光地オフリドも首都スコピエも観光できませんでした～

2019/08/11 - 2019/08/12

2019年の夏休みはヨーロッパへ。特にテーマもなく、あえて言うなら未訪問国を多く周りつつエーゲ航空ステータス（SA＊G）の回数修行（残2回搭乗）をこなすというのが目的になるのかも。

ただ10日間ある旅行期間のうちの前半は、予約済みのチケットをいくつも破棄するなど、何度も下手を打ってしまいました。

エリア その他の都市(北マケドニア共和国)

• 旅行の満足度: 5.0

コソボ(https://4travel.jp/travelogue/11532787)からの続き

北マケドニア入国。事前に調べた情報によると、この国境というか旧ユーゴ諸国間の越境ではスタンプが押されないことが多いとの事でしたが、しっかり押されていました。

国境からは３０分ほどで、スコピエのバスターミナルに到着。

30分後のバスでオフリドへ。
現地で3時間ほどサラッと観光して、最終のバスでスコピエに戻り、夜行バスでベオグラード（flixbusのサイトで予約済み）へという算段です。

スコピエは銅像の街と言われているようで、出発後、車窓からいくつもの銅像を見ることができました。

途中の休憩場所。トイレが汚いという悪評が多い所でしょうか。

それにしても、おそらく気温が40℃近くある中、乗っているバスの冷房の効きが悪くて大変です。単に車両が古いというのもあるのでしょうが、ドライバーがタバコを吸いながら運転するので、運転席の窓がずっと開いたままなのもあるのではないかと思います。

やって来たのはオフリド、、を通り越して、ギリシャとの国境に近いビトラという町。

何故、こうなったのか・・・

オフリドからスコピエに戻る便が全て満席でした(>_<)。
明後日にブカレストからアテネ乗り継ぎでチュニスに飛ぶ予定があるのですが、ブカレストはもう無理でもアテネならということで、そうと決まればさっさとギリシャへ抜けてしまおうとなりました。

なのでこの旅行記は、なかなか不便な北マケドニアからギリシャへの国境越え情報が主な内容になります。

最も賑わっていたShirok Sokak通り。

オフリドと比べてウンと知名度の落ちる町で、「ツーリスティックでない」という記事もネット上で見かけましたが、少なくともこの通り沿いのお店の店員は結構外国人慣れしているようで、ツーリスティックでないという事は無いと思います。

Ishak Chelebi Mosque。

この国のムスリムはアルバニア系の割合が多いそうで、スコピエからの道中、赤地に黒の双頭鷲の旗が掲げられた集落を通りました。

さすがにバーとか入りにくいので、ファストフード店に入りました。

プラスカビツァがメニューにあったのですが、この時間はハンバーガーしかやっていないとのこと。
ジャンクなハンバーガー1個約200円。

泊まったのは「El Greco」という宿。
バス・トイレ付のツインルームに15ユーロで泊まれました。

Shirok Sokak通り沿いのバーの２階にあるので、夜遅くまで少々騒がしかったのですが、立地が良いという事でもあり、素泊まりとはいえ15ユーロは結構お値打ちかと。

一夜明けたShirok Sokak通り。

平日の朝なので、町が動き始めています。

町なかを東西に流れるドラゴル川。

左側にあるBOULEVARDというベーカリーで朝食を調達。菓子パンや調理系のパンが1個日本円で50円前後。ちなみに24時間営業らしい。

Magnolia広場のマケドニア王フィリッポス二世像と、町のシンボルのクロックタワー。

こちらは何の像なのか分かりませんでした。

もしかすると、スコピエに負けず劣らず銅像の多い町なのかもしれません。

買ってきたパンを部屋で食べてからチェックアウト。

宿のオーナーのお父さんが、ギリシャでも運転できるライセンスを持っているとかで、ギリシャ側の町フロリナまで25ユーロで行ってくれる事になりました。

車の準備ができるまで、1階のバーでオーナーオススメのアップルビールでしばしまったり。なぜかビール代は請求されませんでした。

向かいに座っているのが宿のオーナー。

車の用意が出来たとの連絡が入り、宿を出発。

越境後は物価が跳ね上がってしまうので、余ったお金で水やら色々と買い込んでおきました。

ビトラから国境へは南へおよそ15kmほど。

北マケドニア側、ギリシャ側とも車に乗ったままで楽々通過できました。

出国時もしっかりスタンプが押されました。ギリシャ側の名称はNikiというようです。

この国境、公共の交通機関が無いという以前に、通行量そのものが極めて少なく、なかにはdead spotと紹介するサイトさえありました。

ギリシャ側に入ると格段に道が良くなりました。

案の定まったくと言っていいほど車は通っていません。一体なぜここまで道路の規格を高くするのか。。　財政難だというのに。

国境からこちらもだいたい15kmぐらいで、ギリシャ側の国境の町フロリナに着きました。

町の中心あたりと思われる広場で降ろしてもらいました。しばらく散策してから、電車でテッサロニキへ向かいます。

（次編に続く）