世界最小の国 バチカン市国

2019/08/17 - 2019/08/17

2019年の夏休みはヨーロッパへ。特にテーマもなく、あえて言うなら未訪問国を多く周りつつエーゲ航空ステータス（SA＊G）の回数修行（残2回搭乗）をこなすというのが目的になるのかも。

ただ10日間ある旅行期間のうちの前半は、予約済みのチケットをいくつも破棄するなど、何度も下手を打ってしまいました。

シチリア島から列車ごとフェリーに乗せて本土に渡る夜行列車でローマへ。フライトの出発までの短時間で未訪問国のバチカン市国を初訪問しました。

エリア バチカン(バチカン)

シチリア島のGiarre-Riposto駅からローマ行きインターシティナイトに乗車。

三段個室寝台をtrenitaliaのサイトで55ユーロで購入しました。アメニティ（要らないので持ち帰らず）と朝食ボックス付き。各ベッドごとに電源も付いています。

ローマまで独り占めかと期待しましたが、メッシーナから2人乗ってきて、フルになりました。

メッシーナ中央駅で乗客を乗せた後、港まで少し進んで、列車ごとフェリーに積み込まれます。

列車の積み込み作業も終わり、メッシーナ港を出港します。

私は車外に出てデッキに上がりましたが、航行中に車内で待機していても構わないようです。

イタリア本土までの航行時間は約30分。

操舵室のようですが、人がいませんでした。

対岸のヴィラ・サン・ジョヴァンニが近づいてきたので、列車に戻ります。
案内アナウンスなど一切ないので、自分で頃合いを見計らって列車に戻らなければなりません。

途中最大で30分ほどの遅れとなったものの、終点のローマ・テルミニ駅には7時15分頃、2分遅れぐらいで到着。地下鉄に乗り換えてサン・ピエトロ広場に向かいます。

ところが、地下鉄の改札前まで来てA線が運休中と判明。再度地上へ上がって40番のバスに乗りましたが、結構時間がかかってしまい、サン・ピエトロ広場に着いた時には8時を回っていました。

サン・ピエトロ大聖堂の丸屋根（クーポラ）に上ります。入場料はエレベーター利用で10ユーロ。

いつもは有料だと入らないのですが（笑）、さすがにここは行っとかないと始まらない感じなので、行っときます。しかも、階段のみの利用だと8ユーロのところ、時間節約の為2ユーロ奮発w。

オープン直後ですが、すでにセキュリティ待ちの行列が出来ています。

ここを入ってすぐ右のカウンターがクロークになっていて、荷物を預けます。

大聖堂内部。

エレベーターは中間地点まで、ここから先は階段になります。

約300段の急な螺旋階段を登って展望台に到着。

ベッタベタではありますが、この旅行記の表紙としました。

世界トップクラスの観光地という事もあり、あちらこちらから日本語の会話が聞こえてきました。

地上から展望台まで15分かかったので、すぐに切り上げて地上に戻ります。

滞在時間約1時間で、早くも空港へ向かう時間となりました。

数あるフィウミチーノ空港行きバスの中で、バチカンから最も近い所から出ているのはSIT社のシャトルバス。Crescenzio通りにある乗り場はサンタンジェロ城の裏手あたり、サンピエトロ広場から1kmほど歩きました。

運賃は６ユーロ。乗り場にスタッフがいるのでそこで現金払いも可。あと、ヨーロッパ格安バスの大手flixbus社のサイトでもチケット購入は可能です。

９時25分発のバスは5分ほど遅れて出発しましたが、空港へは30分ちょっとで着きました。

約1年前に新装なったスタアララウンジへ。

FCO発のスタアラシェンゲン内便ってそんなに便数は多くないと思うのですが、そのわりには広い＆ミール充実かなと思います。

私はお酒もコーヒーもほとんど飲まないので、アルコールの種類が豊富とかバリスタが常駐している事よりもred orange（=ブラッドオレンジ？）のジュースが置いてあったのが嬉しい(というお子ちゃまです)。

(SK682便)

出発便混雑を受けての管制塔指示により出発が約30分遅れの予定、マンマミーア！とキャプテンがわざわざキャビンに出てきてアナウンスしてました。

オーレスン橋が見えてきて、いよいよ初めてのコペンハーゲン・カストラップ空港へ着陸。30分遅れのままでも次のフライトまで6時間半あるので、市内観光に出てみます。

（次編につづく）