
2019/09/12 - 2019/09/15
23位(同エリア101件中)
mnmkさん
この旅行記スケジュールを元に
屈斜路湖で温泉を掘りたい友達と、野付半島に行きたい私が集まり、お久しぶりのひがし北海道旅行。
初秋の北海道はちょうど良い気候で、お天気にも恵まれ大満喫。
今回は行程をあまり詰め込まず、ゆったりとしたスケジュールで周ってみました。
1日目:女満別空港 → 美幌峠 → 屈斜路湖
2日目:屈斜路湖雲海ツアー → 野付半島 → 釧路
3日目:釧路湿原 → 帰路
レンタカーを借りての2泊3日の旅です。
今回は念願の6年ぶりの野付半島です!
写真が多く編集に時間がかかってしましました。
最後に6年前にトドワラを訪れたときの写真も引っ張り出してきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ひがし北海道旅行二日目。
本日のメイン、野付半島に向けて車を走らせます。
2時間ほど進むと海が見えてきました。
途中、中標津でスーパーに寄り補給。
屈斜路湖や摩周湖方面から野付半島に向う際の休憩ポイントです。
この日は小樽のドーナツ屋さんも来ていて揚げたてドーナツをいただきました。 -
中標津の市街地を抜けてすぐ、両側が海になります。
写真ではわかりにくいですが、左手側のオホーツク海と右手側の野付湾内で海の色が違います。
野付半島までしばらく両側が海という贅沢な道、フラワーロードを走ります。 -
野付半島ネイチャーセンターまであと少しですが、その手前のナラワラに寄りました。
ナラワラは海水に浸食され風化したミズナラなどの木々が立ち枯れた林です。
フラワーロードの途中にあります。ナラワラ 自然・景勝地
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水がほぼなく、調べてみるとちょうど干潮のお時間のようでした。
ナラワラ 自然・景勝地
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ナラワラの近くにパーキングが有り、車はそこに停めました。
近くで見るために少しだけ歩きます。ナラワラ 自然・景勝地
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立ち枯れた木々と後ろの青々とした林のギャップに生命力を感じます。
ナラワラ 自然・景勝地
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少し残った海水にうつった空の青と緑、白のコントラストが美しいです。
とても静かな場所です。ナラワラ 自然・景勝地
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イチオシ
以前にも来たことがあるのですが、その時よりも立ち枯れがかなり進行しています。
今後こちらもトドワラのように木道などが整備されていくのでしょうか?ナラワラ 自然・景勝地
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ナラワラの端です。
この向こうはもう海です。ナラワラ 自然・景勝地
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端の方は木が斜めになっており、風の強さがうかがえます。
ナラワラ 自然・景勝地
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周りには漁に使ったのであろうウキやロープ、流木などが点々と落ちていました。
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パーキングには保護区であることの説明看板もあります。
やっぱりこういうのついつい読み込んでしまう……。 -
パーキングからパノラマ写真を撮ってみました。
少し遠めにはなりますが、パーキングからでも十分にナラワラを望むことができます。 -
ナラワラを後にし、少し車を走らせ野付半島ネイチャーセンターに到着です。
ここからトドワラまではトラクターバスが出ています。
以前は馬車が運行していて、建物の脇に立派な馬が佇んでいました。
ネイチャーセンターにはテラスや食堂、野付半島で遭遇した動物を書き込むホワイトボードもあります。
2階は自然や環境について学習ができるような展示スペースになっています。
ホワイトボードをチェックすると、オジロワシやキツネの目撃情報がある模様!
今回はこの後に食事の予定があるため食堂利用はしませんでしたが、前回来たときにいただいた北海シマエビは絶品でした!
建物の内外共にお手洗いがあり、自販機や売店も充実しているので徒歩で行く場合はここで準備を!野付半島ネイチャーセンター 美術館・博物館
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道中も好きなので歩いて向かうことにします。
野付半島だー!!野付半島 自然・景勝地
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ススキが白い穂をつけていました。
ひと足早い秋を満喫です。
トドワラまでは細い一本道ですが、植物を傷つけないよう、道からそれないように注意深く歩きます。 -
トドワラまでの道でも様々な植物を見ることができます。
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植物に詳しければもっと楽しいだろうな~と思うのですがなかなか……。
エゾが頭につく植物が多く見られます。 -
途中、ススキの向こうになにか粒粒としたものがあるな…とカメラのレンズを望遠に変えて覗いてみたら…大量のアオサギ?!
かなりの数が集まっています。
よく辺りを見渡すと他にもアオサギがたくさんいました。 -
20分ほど歩き、トドワラの看板とご対面。
来たぞ~!
ここは小さな広場になっていて、木製のテーブルや簡易トイレなどが設置されています。
トラクターバスの終着点もこちらです。トドワラ 自然・景勝地
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ここから背の高い草が少なくなり、視界が開けてきます。
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良いお天気で山々も見渡せます。
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そしてまたアオサギさん。
いたるところにアオサギが -
ほんといっぱいいるな~!と思っていたら突然辺りが騒がしくなり…見上げるとばさばさと空に黒い影が。
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空からもアオサギ?!
先ほど見たアオサギさんたちとはまた別の群れのようです。
全部で何羽いるんだろう……。 -
全長が大きな鳥なので凄い迫力でした!
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近くまで飛んできたので慌ててシャッターを切ります。
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おお…ご立派……。
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イチオシ
ちょっとヒッチコックを思い出したり。
それほど迫力がありました。 -
暫くこの辺りを旋回していました。
凄く良いタイミングだったのかも! -
さて肝心のトドワラ。
6年前に訪れたときはこの時点で立ち枯れが見られ、とても不思議な景色が広がっていましたが、今は荒涼としています。
もともと風化が進んで消えつつあったトドワラですが、2015年の台風の被害でそのスピードがさらに進んだようです。 -
空はどこまでも青く澄み渡っていますが、どことなく物悲しい気持ちになります。
静かだ~。
この雰囲気が好きで定期的に来てしまう……。 -
さて!
気合を入れなおして木道を歩いてゆきます。
まだまだ歩くよ! -
遠くに立ち枯れが見えてきました。
わかってはいたことですが、もう数えられるほどしか残っていないようです。 -
木道周りの景色です。
壮大……。 -
草などが白くなり積み重なっています。
触れないからわからないのですが、ふかふかしているのかそれとも積み重なっていて固いのか…どういう感じなんだろう?? -
まるでゴッホの筆致のようです。
色味は違いますが星月夜のぐるぐるとした空を思い出しました。 -
イチオシ
ただ積み重なっているだけなのに凄く綺麗。
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綺麗なのでアップだ!
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これまで歩いてきた道同様に、木道もあまり幅はないためしっかりと前を見て進みます。
他の散策をしている方とすれ違う時は声をかけたり会釈をしたりと譲り合いながら! -
まずは遠目にトドワラを眺めようと桟橋方面へ。
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まだ海水が引いていて、小さな巻貝や魚、海藻類を観察することができました。
凄い…巻貝がうじゃうじゃいる……。
集合体恐怖症の方は見れなさそう…そうでなくてもあまりの多さにびくっとしました。 -
組まれた石の先の方まで歩いていきます。
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海水が少しずつ戻ってきました。
細かい波が立っています。 -
水が増えてゆくのを眺めながら対岸(?)に見えるトドワラを。
トドマツの立ち枯れ群です。
群というほどもう残ってはいません。 -
あれ…先端に見える粒粒はもしや……。
トドワラ 自然・景勝地
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やっぱりアオサギだ!
すっかり粒粒を見たらアオサギと思え状態。トドワラ 自然・景勝地
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海と風を満喫したので本命のトドワラまで近づいていきます。
振り返ると結構な距離。
徒歩で行く場合はゆったりと時間を取っておいた方が良いです。 -
ぐるーっと迂回するような形で近づいていきます。
緑っぽく見える地面は通常であれば海水がある場所です。トドワラ 自然・景勝地
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「この世の果て」と言われた景色が近づいてきます。
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話には伺っていましたが、残っている立ち枯れはこれだけです。
木道の先端まで行くと木が一直線に並んで見えるため、横に並んでいる姿を撮るには少し離れた位置でカメラを構えるのがベターです。トドワラ 自然・景勝地
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倒れた木も風化してしまい少なく、原っぱといった様相。
トドワラ 自然・景勝地
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イチオシ
一部ではサンゴ草が赤く色づいていました。
枯れた白い木や残る緑と相まって美しいです。
以前、能取湖でサンゴ草の群生地を見たこともあるのですが、トドワラのようにぽつんぽんつと赤色が点在しているのもまた綺麗ですね。トドワラ 自然・景勝地
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倒木のアップを何枚か。
こうして見てみると動物の骨のようにも見えます。トドワラ 自然・景勝地
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こういった木ももうあまり残っていません。
トドワラ 自然・景勝地
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しばらくぼーっと景色を眺めていました。
これは緑が多いところのアップ。トドワラ 自然・景勝地
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イチオシ
ひとしきりこの何とも言えない空気を楽しみ、今度は立ち枯れをじっくり見ていきます。
トドワラ 自然・景勝地
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写真は少し望遠レンズを使用していますが、木道の先端まで行くとなかなか近くで見ることができます。
トドワラ 自然・景勝地
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トドマツの立ち枯れを見られるのはもう最後の機会もしれないと今回の旅行を計画したのですが、まだ見れるうちに再訪して良かった……!
もし野付半島に行くのを迷われている方がいたら、是非この景色が見られるうちに!
動植物など、野付半島の魅力はトドワラだけではありませんがそう思ってしまいます。トドワラ 自然・景勝地
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じっくりと堪能し、名残惜しい気持ちを抱きながらもと来た道を戻ります。
次はいつ来られるかな……。 -
お、まだいらっしゃる。
続くアオサギフィーバー。
思い思いに過ごしているようで、よく見るとそれぞれ色々な動きをしていてかわいいです。
これもずっと見ていられるな…。 -
帰りもゆったりと歩きながら。
そういえば動物をあまり見かけませんでしたが、ちなみに前回訪れたときは鹿の親子に遭遇したねなんて話しながら歩いていたら、ネイチャーセンターの近くで立ち止まって何かを眺めている人がちらほら。 -
もしかしてなにかいるのかな~と速足で近づいてみたならば鹿だ!
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い…いっぱい鹿だ?!
もしや結構いらっしゃる…?? -
シャッター音に気付かれてしまいました。
目があいましたね鹿さんどうも。
ちょっと失礼します。 -
引き続きお写真失礼します。
目線ありがとうございます。
お邪魔してすみません。 -
比較的若めの鹿さん。
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イチオシ
角の成長を見比べられますね~。
小さいころから鹿のいる地区で育ってきましたが、地元以外で見る鹿はまた別物。 -
一頭だけ離れたところで草を食んでいた鹿さん。
この一頭が一番大きく立派でした。 -
クイズ、鹿は何頭いるでしょう状態。
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A : 草の向こうにいっぱいいる
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国後島が見えます。
最短距離はなんと16kmだそうです。 -
次はいつ来れるかな。
また来たいな。 -
帰宅後、6年前の2013年に撮影したトドワラの写真を引っ張り出してきました。
当時も立ち枯れがかなり減ったという印象を受けたのですが、現在と比べるとまだかなり残っていたことがわかります。
10年くらい前の写真もあるはずなんだけどどこだろう……。
2002年くらいのトドワラの姿は『UNITY ROOTS & FAMILY, AWAY』というCDのブックレットで確認ができます。
実はこのCDでトドワラを知りました。トドワラ 自然・景勝地
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この時は確か夕方前に駆け込んだと記憶してます。
写真もそんな感じ。トドワラ 自然・景勝地
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木道からの景色です。
トドワラ 自然・景勝地
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イチオシ
動物や魚の骨のようにも見える木がたくさん横たわっていました。
トドワラ 自然・景勝地
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イチオシ
この頃はこういった木が辺りにごろごろと転がっていました。
トドワラ 自然・景勝地
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以上、2013年のトドワラでした。
次はお昼ご飯と釧路!トドワラ 自然・景勝地
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