フランス＆ベルギー 6泊9日 欧州超初心者 家族旅行 その6 波乱のパリから帰国まで、そして学び

2019/07/13 - 2019/07/21

家族4人でヨーロッパに行く事にしたのは
昨年の秋も終わろうとしている頃だった

フランスに行った事もあるが遥か遠い昔
30数年以上も前のこと
欧州旅行は超のつく初心者同然 (^_^;)

今回も何とかなるだろうと個人手配にした

欧州超初心者が家族と力を合わせて乗り切った個人手配の旅物語
家族の思い出の記録として細かく記しておこう

2019年7月13日～2019年7月21日

●7日目　7月19日（金曜日）
パリ観光
　パリ泊　ハイアット リージェンシー パリ エトワール

●8日目　7月20日（土曜日）
パリ → シャルルドゴール空港
　シャルルドゴール空港 → スワンナプーム空港（機中泊）

●9日目　7月21日（日曜日）
スワンナプーム空港 → 成田空港
スワンナプーム空港 → 関西空港

その6、波乱のパリから帰国まで

なんだか旅行記を書く筆も重いけど
のちに子達が訪れるかも知れないし
何かの為に経験を書き記しておこう

エリア パリ(フランス)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

7日目　7月19日（金曜日）

7時に集合して朝食にします
きのうStohrerとスーパーで買っていた

クロワッサンはしっとり
少し重めの食感
せめて1人で半分は食べたかった

フランは濃厚バニラプリンの焼き菓子
これは美味い、幾らでも食べれそうだ
台湾で食べたエッグタルトを思いだす

エクレアも食べたかった
ババ・オ・ラムも

マリー・アントワネットが
エリザベス女王が
あの鎧塚シェフが
老舗の超有名店だったのに

もう少し買えば良かった (ノД｀；)

ヴェルサイユ宮殿に行き
パリに戻ってサンドイッチを買い
シテ島の公園でピクニックでお昼ご飯
サントシャペルでステンドグラスを観て
オルセー美術館に行こう
アレクサンドル3世橋もいいなぁ
と思っていた

鉄道でヴェルサイユ宮殿に行くルート
多くの皆さんの推奨はRERのＣ線だ

エッフェル塔乗り換えは駅が離れている
Pont de L Almaで折り返そう

RERのC線の駅です
昨夕にコンシェルジュで聞いておいた
対応してくれたアラフォーのムッシュ
案内が具体的で分かり易かった

切符の自販機の様子がおかしい
思ったような画面にならない

通りがりのムッシュに見てもらうが
やはり買えないようです
自販機の画面を写真に撮っておいて
無賃乗車する
目的地で見せて清算すれば良いと教わる
メルシー！

スルーできる改札からホームに行った
すでに運命の歯車が狂い始めていた事を
知る由もない超初心者であった

この辺りでよく見かけた光景

--- フランスあるある ---
赤信号でも渡って行く事は知っていた
多少なら車が来てもドンドン渡って行く
4車線くらいの道路でも気にしていない
思っていた以上に渡って行くので驚いた

私達は信号守ろうね！と思っていたら
おいおい渡るのかい？マイファミリー
慣れとは恐ろしい、結構積極的だった

--- フランスあるある ---
煙草を吸ってる人々をよく見かけた
歩き煙草も当たり前のようだ
喫煙者には天国のような国で驚いた

ホームの電光掲示にそれらしい表示が無い
また通りがかりのムッシュに聞いた

ヴェルサイユに行く電車は走っていない
メトロでラデファンスに行き
そこで乗り換えて行けば良いと

そのルートがある事は知っていた
郊外型の列車です

ラデファンスの乗り換えに結構歩く
この列車の駅はヴェルサイユから遠い
なので、乗る予定はしてなかった
だから、行き方の知識はなかった

8時30分

googleで経路検索したところ
L線かU線に乗車すれば良いようだ

違いを調べる時間は無かったので
早く出発するＬ線に乗車した

どの辺りを走っているのかなぁ、、、
googleマップで表示させた

えっ？
ヴェルサイユに向かっていない (-_-;)

Ｕ線は全てヴェルサイユに行くが
Ｌ線は別方向に行く列車もあるようだ
初めて知った

偶然とはいえ、あぁ運命の悪戯か

9時5分

VAUCRESSONで降りた
タクシーを探すが人っ気の少ない駅だった
タクシーが捕まるような場所じゃなかった

仕方ないので2駅戻った
Saint-Cloudでヴェルサイユ行きに乗り直す

9時40分

Ｕ線のヴェルサイユ駅に到着した
宮殿まで少し距離があるので
迷わずタクシーで行く事にする

9時55分

朝一が空いているとの情報なので
8時45分に着く計画だったけれど
何だかんだで1時間以上遅くなった

そんなに遠くないはずだったのに
やっと着いた感が強かった

出遅れは痛かった
長い列が折り返して3列半あった
400m以上並んだかも

11時5分

1時間10分かかりました
さぁヴェルサイユ宮殿を観るよー

φ(．．) メモメモ

結果論だけど
多くのミュージアムを観ないのなら
ミュージアムパスは買わずに
Passport with timed entryを買って
優先入場すれば良かったかも

30分以上遅れてはダメなので注意
http://en.chateauversailles.fr/passport-timed-entry#timed-entry

ヴェルサイユ宮殿
れんそうゲーム

ベルサイユのばら
男装の麗人オスカル
マリー・アントワネット

王族や貴族が贅を尽くした暮らしの日々
民衆の生活は困窮しやがてフランス革命
そしてマリー・アントワネットは、、、

私の想像はこれくらい

鏡の間が見所だというくらいは知っている

国内外を問わずミュージアムに関心は無い
というのが本音

私以外は、特に子供は絵心があるので
家族が楽しめれば良いと思って来た

芸術の類はよく分からない
特に絵画はさっぱりだ

という事で
作品への感想は皆無に近い (-_-;)

鏡の間にやってきました

絢爛豪華だと思っていた
ピカピカの鏡を想像していたが
長い歴史が曇らせてしまったのですね

オー、シャンデリア ♪

今は電球で灯しているが
王族が暮らしていた頃は
蝋燭だよね～
全て灯すの、どんだけ～

思考が芸術方向に向きません

陶磁器の類いは少しは興味をひかれる

普段使い用の食器などを
蚤の市で掘り出すのもいいなぁ

鏡の間だけは少し人が多かったが
大体はこれくらいの人混みだった

記念にパチリとして

そろそろ帰ろううか

女性陣がトイレに行っている間に
ショルダーを何気なく開けてみた

あれっ？無いなぁ、、、
しまった感は全く無かったよ

きっちりとファスナーも閉めてある
見事なものだ
お主できるな！少し感心したくらい

被害にあったのは
・キャッシュ
・ショッピング用のクレジット
・キャッシング用のクレジット
・Mobili（1日乗車券）4枚

さて、どうしようか、、、
取り敢えず一度ホテルに帰って
それからカードを止めようかと

今すぐ止めろと家族が心配する
連絡先の電話番号はgoogleドライブにある
用意だけはいいのだ

娘と私はSIMを使っていたので
ひょっとして繋がる？試したが駄目
おぼろげだがLINEは固定電話にも掛ける事が出来たような、、、
娘に聞いたが知らなかった

息子がローミング出来るので使えと言う
電話代が頭の中を駆け巡るが、、、
身から出た錆だ
家族が心配してくれているので従った

クレジット会社から
警察の証明書を貰って帰れと言われる
何処に行けばいいの？
考えが纏まらずに暫く途方に暮れた

そうだ！
チケット売り場に行けばインフォメーションあるんじゃないの？

息子がストールと言ったが英語が通じない
Oh My God！

少し離れた所に英語が話せる女性が一人いた
それは大変！案内するから付いて来てと
セキュリティオフィスに連れて行ってくれた
Oh My Goddess！

日本語対応の警備員が出てきてくれた
証明書の日本訳の見本が用意してある
まぁナント準備の良い事でしょう！

日本人の鴨が多いんだろうね
どんだけ～

処理は終わった、警察に行かずに済んだ
最初からチケット売り場に行っておけば
電話も借りられ余計な出費も避けられた

超初心者の反省

パリの中心から少し離れたので気が緩んだ
入場料払ってまでスリに来ないと潜在意識
甘かった
ヴェルサイユは18歳未満は無料だったのだ

超初心者が学んだ事

狙われた時点で勝負は決着している
相手はプロ
3秒あれば十分だ、写真1枚撮る時間

ターゲットにされない事が重要です
スリ対策しているよと見せつけよう
パリ在住の邦人でも被害にあうそうだ
目をつけられた時点で La Fin

超初心者が学んだ事

カギを目立たせて無駄だよと見せつける
・持ち手に穴が無いのでリングを取付け
・肩ひもの取り付け部とカギで連結する
・内部ポケットはファスナータイプ
　私の場合はこちらの方が便利です

お金の出し入れが面倒だけど
見かけが少し悪くなるけれど

悪いお思い出や面倒な手続きや
無駄な時間など避けられるなら
どうってことないと思うよ

ひょっとしたら
引ったくりや強奪にあうかも知れない
奪われても大丈夫な対策がベストだ！

１．キャッシュ
クレジット払いでほぼ事足りると思う
キャッシュは何処で必要だろうか？
・有料トイレ
・チップ
　飲食店は会計に含まれていると思う
　星の付くレストランは知らない
・蚤の市やマルシェ
・ストリートミュージシャンの投げ銭
タクシーは利用前に確認すれば良い
キャッシュは殆ど必要ないように思います

いくらか持っていないと不安です
　次に行くなら50ユーロ持つだろう
　10ユーロはコインで
　10ユーロ紙幣4枚を別々のポッケに
　同行者には30ユーロ渡しておこう
使ったら適時キャッシングで補う

２．クレジットカード
カバンごと奪われてもいいように
・首からぶら下げて服の内側に
・服の内側に隠しポケットを作る

３．パスポート
使用する必要が無い限り金庫に保管する
役立たないかも知れないがコピーを持つ

何処かの施設で被害に遭ったなら
セキュリティオフィスを尋ねればよい
嬉しく無いが
きっと日本人対応の準備があるよ

RER C線で帰ります
Gare de Versailles Chateau Rive Gauche

カミさんがこの横断歩道を渡っていた
カバンに布を掛けられる気配を感じ目線を向けた
悪びれた様子もない2人連れの小娘
すう～っと立ち去って行ったそうだ

息子もメトロで
リュックのファスナーが開いていたと

幸い2人とも被害は無かったけれど
どれだけ日本人狙われるんじゃい！

取り敢えずホテルまで帰る事にした

家族もクレジットは持っている
20ユーロずつ渡していたし
ホテルまで交通費には困らない

RER C線の有人窓口で切符を買います
今朝の電車に乗れなかった事を伝えて
Porte Maillotまで乗車できるか聞いた

アラサーのＴシャツ姿の褐色系の駅員
だいじょうぶ、おっけ～、おっけ～
日本語にするとこんな感じだった

Porte Maillotまでチケットを買った

乗車した電車はJavel行き

近くに立っていたムッシュに
念のために聞いてみた
Porte Maillotまで行きたいけれど
何処で乗り換えれば良いですか？

Javelから向こうへは電車は動いてないよ

えっ？
ヴェルサイユの駅員に大丈夫と言われたのに
軽かったからなぁ、、、_|￣|○

異国の民が困った顔をして
Can You Help Meと言ってきても
人々は誠実で暖かく接してくれた
Merci beaucoup

メトロを3本乗り継いで何とか帰った

RERの駅の横を通った時の事
娘が見つけたよ
あんた本当に目ざといね

juillet et aout だけは分かる
7月から8月まで・・・・・

帰ってから調べたよ
Javelから中心部の区間は
毎年夏季工事で閉鎖されるらしい

コンシェルジュはC線の場所は教えてくれたが
閉鎖情報は教えてくれなかった！
ヴェルサイユの駅員も教えてくれなかった！

それくらいの事は教えてくれてもイイのとちゃうの
なんで～？

φ(．．) メモメモ

C線やA線は夏季工事以外にも閉鎖される事が多いようです

超初心者が学んだ事

往路も帰路もgoogleで経路検索したがC線の経路が表示しなかった
他線の到着時間が早いのでC線の経路が表示していないと思い込んでいた
そういう事じゃ無かったのだ

朝に電車が走っていないと言われた時に
もう一言”Why”と聞いていれば
帰りは正しい判断が出来たかも

1人で先にホテルに帰った
家族は隣のスーパーで食料を買って帰る
何を食べたかも覚えていない

何が起こるか分からない
明日は少し前倒しにしようと家族に説明

仕切り直しだ
最後の観光に何処かに行こうとしていた

娘からLINEが、部屋で休憩しておくと
カミさん少し考えて結局娘に合わせた

スリの被害は金銭面より
精神的ダメージが大きいらしい
私はいたって平気だったけれど
娘はダメージを負ったのかも

明日はバスで空港まで行く
車中でチケットを購入する場合は
現金のみだとネットでの情報

バス代を払う手持ちが無いので
息子と連れだってキャッシングに行った

φ(．．) メモメモ

日本はクレジットのセキュリティが甘い
・ICチップが無いカードでも使える
・スライドして読み取る方式は偽造が容易(スキミング)
・ネット決済は表裏記載の情報わかれば可能
日本人は店員に安易にカードを預けます

クレジットの先進国はしっかりしている
・ICチップが無いカードは使えない
・PIN（暗証番号）の入力が欠かせない

PIN情報が無いと使えない
入力を盗み見してからカードを奪う
お店もATMもPIN入力は手で覆い隠す
これは当然で絶対の行動
信用していません！的行動なので抵抗あるけれどすぐに慣れる
隠さず入力していると、だから日本人は狙われるんだと思われているかも

2人以上で旅するのなら
ATM使用は背中合わせで見張ってもらう
お金が出てきた瞬間に強奪される事もある
ガキが数人近寄って来たら襲われると思って間違いなし
子供だと侮っていたらヤラレルよ

現金が使えない場合があるのでクレジットは持たざるを得ない
・カードの保険がどうなっているか調べておく
遡及できるのかも重要ポイント
・クレジット会社に電話可能な手段を確立しておく
固定電話と通話可能なLINE Out がお勧め
ホーム → サービス → その他サービス → LINE Out Free
無料版で練習しておいてね

念のためにバス停も確認しておきます

荷物の積み下ろしの係員がいたので
情報収集をして万全の備えをしておく

夕食前に水を補おうと1人で1Ｆに行った

部屋に戻ったら
息子がトイレが壊れたので係を呼んだと

ナ、ナント、今度はそれかい？
呆れて笑いが込み上げてきたよ

直りました！

夕食にお出かけしましょう

LINE画面の時間表記は日本時間

LES ENFANTS ROUGES
日本人シェフのお店

最後は日本人シェフのお店で締めくくる
6月の終わりにメールで予約しておいた

なぁんだ日本語で予約で良かったんだ
ネットで例文調べて頑張ったのに、、、

通りから少し奥まった所だった
比較的ひっそりとした佇まい

入ってよいのか戸惑っていたら
シェフ自らが私の名前を呼んで
声をかけてくれた

篠塚シェフ
サン・ジェルマン・デ・プレ地区の
Le Comptoir du Relaisで副料理長の経歴
日本料理の手法は用いていない
純粋なクラシックフレンチです

スタッフも日本人女性でとても感じが良い
気配りやサービスが素晴らしいだけでなく
細やかな心遣いも日本人ならではだろう

お通し
オニオンムース

前菜
ジロール茸のポワレ
カミさんと私

前菜
田舎風鴨のテリーヌ
娘

前菜
イワシのミニタルト
息子

メイン
アンガス牛の肩肉の赤ワイン煮
私

力を入れなくてもナイフが入る
物凄く柔らかく煮込んであった

メイン
スモークローストポーク
カミさん

メイン
骨付きラム肉のロースト
娘と息子

デザート
ライチのムース
私

デザート
南仏産のブラックチェリー
カミさん

デザート
四種類のチーズの盛り合わせ
娘

デザート
ババ・オ・ラム
息子

シロップ漬けのスポンジケーキにラム酒がけ
Stohrerが発祥のクラシックなお菓子

45度のラム酒をケーキに注いで
お好きなだけどうぞと置いていく

私はお酒は全くダメだけれど
少しだけ食べたが問題なかった

お料理のメニュー

デザートのメニュー

40~50席ほどのこじんまりとしたお店
帰り際に少し空いたが終始満席だった

在留邦人と思わしきグループが1組いたが
お客さんの殆どは地元の人のように思えた

日本語の接客は異国情緒に少し欠けるが
日本人シェフによる繊細な料理の数々は
それを差し引いても余りあるものだった

あっという間の2時間が経過していた

どこかの夜景を観て帰ろうと思っていたが既に22時前になっていた
大人しく帰って部屋からシャンパンフラッシュでも眺める事にしよう

Arts et Metiersから11号線に乗って

Hotel de Ville で1号線に乗り換えた

ドアが閉まろうとした瞬間だった
5～6人の若い男共が駆け込んできた

私達の座っている直ぐ傍にたむろする
ハイな様子で目つきも何だか変だった
心地悪い時間が、ゆ～っくりと過ぎる

隣の車両では若い女の子だろう
大声で騒ぎながら飛び跳ねていた

Palais Royal Musee du Louvre に到着
若者たちは降りて行った

何事も無くて良かったとホッとした瞬間
けたたましく笛を吹き駅員が乗り込んだ
10minitsと言いながら降りろと手で示す

次々に到着する電車から乗客が降ろされる

人が集まっている所に駅員がいる
息子が確認に行ったら
もう電車は動かないと

薄々分かっていましたけどね～
また止まるんかい (´；ω；`)ｳｩｩ

タクシーで帰ろう
ルーブルの前の賑やかな道は交通量も多い

すぐにブルーのランプの車が来た
目の前の白人の家族が手を上げた

ランプが赤に変わって通り過ぎた
乗車拒否ですか～？何で～?

次々に来るタクシーは全て赤ランプ
ホテルまで5km近い1時間半歩く？

移動しながらタクシーを探す事にした
ホテル方向に走る車を正面に見て歩く
必然的にホテルから遠ざかるので不安

何台もタクシーが通るが全て赤ランプ
乗車していな車もあったように思った
どれくらい歩いただろうか

停留所にバスが停まったので駆け寄って
運転手にPorte Maillotに行くか聞いた
Non、行くバスの番号を教えてくれた

タクシーが走って来た、青ランプだ
息子が必死に手を振る、停まったよ
4人乗れるかと聞く、オッケーだった
助かった　･｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)｡ﾟ･

メトロが止まったと言葉をかけたが
運転手は反応を示さず沈黙したまま

暫くしたら運転手からメトロが？と
息子が経緯を説明した

何かを察したようでラジオをつけた
流れてきたのはサッカーの実況放送
エジプトで開催されているアフリカネーションズカップ
今日はアルジェリアとセネガルの決勝戦

キックオフはフランス時間の21時だった
ハーフを回ってアルジェリア優位で進行中
興奮したアルジェリア代表のファンが騒動を起こしているらしい

一昨日は3位決定戦で騒動になりシャンゼリゼ通りと並行して走るメトロが止められた

そういう事かい

ものすごいバカ騒ぎ
渋谷のスクランブル交差点の比じゃないよ

メトロで乗り合わせた若者たちも
何処かで騒いでいると確信した

数日前の試合で一部が暴徒化してシャンゼリゼ通りで商店のガラスを割るなどしたそうだ

至る所で治安部隊が両手で武器を抱え物々しい警備
DJポリスで収まるなんて日本は平和な国だと思った

運転手は騒動に巻き込まれ車を壊されたく無いので早く帰りたいと言っていたそうだ
ルーブル前での乗車拒否はそういう事情だったのかも
降りる時に息子が何度も礼を言っていた

23時

食事を終えて1時間20分が経過した
パリのスペシャルナイトツアー
2回もいらんよ！

シャンパンフラッシュが始まっている
カミさんの部屋に直行した
三脚を用意する暇も無く動画は録れず

明日は7時にパンを買いに行くからね
と、言って部屋に戻ろうとした時だ

朝のパンはもういいと、娘がポツリと
それじゃぁそうしようかと静かに返答

フランスではパンをいっぱい食べたい
旅立つ前に娘はそう言っていた

私の不注意で希望を叶えてやれない

部屋に戻りながら
明日は1人で買いに行こうと心に決めた

アルジェリアの優勝を祝うクラクションが
ピーピーと、ずーーっと鳴り響いていた
うるさーい！

疲れていたのだろう直ぐ落ちた (-_-)zzz

8日目 7月20日（土曜日）

1人で早起きしてパンを買いに行く

支度をしていたらLINEが五月蠅い
何かの広告だろうと無視していた
※焦っていたの？日本語がヘンだよ

ドアをノックする音が、、、
ドアを開けるとカミさんが立っていた
起こさないと起きない息子も起きてきた

なぁんだ、みんな同じ事を考えていたんだ

7時45分

ble sucre

グルメ雑誌のフィガロスコープの
とある年度の評価です

1位のクロワッサン
1位のマドレーヌ
2位のパン・オ・ショコラ
3位のフィナンシェ

クロワッサンを4つと
パン・オ・ショコラを2つ

多くの地元の人々が買っていたので
上段の2種類を1つずつ

リヨンからメトロ1号線に乗って帰ります

頻繁に聞いたスリの注意喚起のアナウンス
日本語のみだった他国語の警告は無かった
日本人どれだけ鴨られているのでしょうか
どんだけ～

この時間はアナウンスが無かったかな
ガラ空きはさすがに仕事にならないよね

8時25分

無事に帰ってこれて何よりでホッとする
あたり前が嬉しい事が少し情けない

φ(．．) メモメモ　超初心者が学んだ事

有名なお店や行きたいお店は中心地区だ
地図や頭で計算したよりも時間がかかった
多少高くても中心地区のホテルだったかな
シテ島辺りメトロの駅に近い立地がいいな

φ(．．) メモメモ　超初心者が学んだ事

夜景の観光も楽しみの一つだった
昼間が長かった、日没が遅かった
適当な時間に日が暮れる季節が良いかも

クロワッサンを1つずつ食べる
どのお店もそうだったけどサイズが大きい

多くの皆さんネットで大絶賛だったが
絶賛するほど感激する味では無かった
家族も何も言わず無言で食べていた

焼きたてじゃないと美味しくないの？

残ったパンは日本に持ち帰って食べた

超初心者が学んだ事

食事の為だけに遠くへ行く事は時間の浪費
遠くのBestより
近くのBetterにするべきだった

9時20分

パリにもお別れだ
チェックアウトに向かいます

9時35分

45分発のバスを待ちます

9時55分

バスが満員 → 電車で空港に → 襲われる
昨日の出来事がトラウマになり
悪い発想ばかり沸き上がってくる

無事に乗れたホッとする

10時35分に着きました
当たり前の事でも内心 ヽ(^。^)ノ

φ(．．) メモメモ　

ネット情報では
乗車時に運転手に支払う場合は現金のみ
でも今はクレジットも使えました
車内購入は＋1になり76ユーロと思ったが
運転手は60と言った、団体割引っすか？

チェックインします
担当したスタッフさんは若葉マーク
ものすごーーーく時間が掛かった
隣のカウンターの5組ほどに抜かされた
手際の悪さが不安をあおった
荷物が通しで運ばれるか念入りに確認した

チケット記載の時間は出発の1時間前
息子に時間が早くない？と聞いた
パリの保安検査は厳しいから
1時間前に行くように言われたと

何かと思ったらイミグレの大行列です
つづら折れで並んで40分位だったかな

11時50分

免税店でお買い物タイム

12時40分

ゲートに向かいます

免税店で買ったジャムをリュックに入れた
これがＸ線検査で引っ掛かり

リュックの中身は当然の事として
入れていたポーチの中身も取り出して
100均の懐中電灯の電池も取り出して
徹底的に調べられたわ
笑うで、ハハハハハ

ジャムは免税店の袋に入れてあるのに
定規でサイズも調べている
お取り上げになるかと思ったよ (;^_^A

1時間前の意味がよーく分かった

φ(．．) メモメモ　

免税店のお買い物や、自信のない物は
カバンに入れずに、別の入れ物にして
保安検査を通した方が良いと思います
引っ掛かった物だけが調べられるから

保安検査を抜けると、そこは搭乗口だった
近っ！

Ａ380は乗客数も半端ない
座るどころか体の置き場所にも困るくらい

13時20分

帰路は待望の
あ、こ、が、れ、の、2階席です

タイ国際航空はエコノミーでも2階に搭乗できる数少ない航空会社

さようならパリ

14時

テイクオフ

15時

お食事です

クラッカーの袋を開けて
さりげなく中身を写せばよいのか
なるほどねぇ

23時20分
タイ時刻 4時20分（JST6:20 ）

おはようございます
少し眠れたようです

熱いおしぼりを貰ってから朝ごはんです

タイ時刻 6時（CET 1:00　JST 8:00 ）

スワンナプーム国際空港に到着

6時25分

息子とはここでお別れ
心強かったよ
色々助けてくれてありがとう

げっ、また行列だ、保安検査です

背中を何かがグイグイと押してくる

グレーのシャツのおっちゃんのお腹でした

このおっちゃん夫婦はすごい
整列している中を遠慮なく抜かして行く
たぶん20人くらい抜かしたんじゃない？
どんだけ～、厚かましい～

この夫婦は靴を買うお金が無かった
のではなく
スワンナプームは履物も検査されます
ピンクの籠に入れました

7時10分（CET 2:10　JST 9:10 ）

朝なのか、夜中なのか、午前なのか
時差で頭が混乱しています

ゲートに着いたけれど、とても座れない
日本の空港は良い空港だとつくづく思う

7時25分

もう搭乗っすか？
結構ギリだったんですね (-_-;)

Ａ380、2階の最前列は
エコノミーの最高座席だと思う
窓の下の収納1つにリュック2つは入る

私が1人で窓側に座った

反対の窓側にカミさんと娘が座る

航空券は1月1日に予約した

バンコックから成田までのこの便は
2階は全て空席だったので選び放題

パリからバンコックもA380だったが
2階窓側は6席しか残っていなかった

タイ航空も足元の広い席は今後は有料
広い席に座る事はもう無いかも知れない

8時（JST 10:00 ）

予定より少し遅れてテイクオフ

タイ旅行もいいなぁ
カミさんスパイシー苦手です
どうでしょうか

30代？で来た事あるが忘却の彼方だ
パラシュートバッグを頼まれ買ったっけ

やっぱり旅行記必要ですね (^^♪

成田まで6時間ほど

8時55分(JST 10:55)

お腹は空いていない
半分も食べたかなぁ、、、

乗り物で寝る事は苦手な方だ
即寝できる方が羨ましい

大泉洋さんの
こんな夜更けにバナナかよを観て過ごす

12時45分(JST 14:45)

軽食がでた
Chicken Hot Basil with Jasmine Rice
これは凄く辛かった、ヒリヒリ～

お米が無くなった時代があった
タイから米を輸入して食べていた
口に合わず炒飯などにして食べた

機内食のタイ米は美味しかったです

16時05分

ゲートに到着した
20分ほどの遅れは定刻の内だろう

出発した時もホヌ君に見送られ
帰りもホヌ君に迎えてもらった

いつか乗れるといいなぁ

16時35分

リムジンバスで帰る娘とは
ここでさようなら

16時40分

アクセス成田で帰るいつものパターン

3タミ、2タミ、1タミの順で東京駅に向かう
ここは第1ターミナル
利用者が多くて満席だと通過します
乗れないかもと心配だったが大丈夫でした

18時

東京駅に戻ってきました

飛行機は全てスケジュール通りに飛んだ
高速鉄道も予定通り運行、無事に乗れた

ストライキやデモには遭遇せずに済んだ

娘は体調崩したけれど病気じゃ無かった
みんな怪我もせずに無事に帰って来れた
いつも思うけれどこれが一番大事だなぁ

最後が波乱で終わったけれど、、、
ブルージュの景観は素晴らしかった
グランプラスの建物にも圧倒された
モンサンミッシェルも思い出深かい
それなりに楽しんだ旅だったかも

次は気遣いしなくていい所がいいなぁ

最後にお会計を少しだけ

お土産を除けて
全てコミコミで諭吉さん27枚くらい

私だけ
スリ対策実践特別講座受講料　
諭吉さん 3枚足らず (^_^)

　ありがとうございました