２０１９年ＧＷ　メモリアル旅はやはり南ドイツ！黒い森～ボーデン湖～ロマンティック街道　【２４】メーアスブルクからシュトュットガルトへ

2019/05/04 - 2019/05/04

この日は２泊したメーアスブルクを発ち、まずはシュトュットガルトへ。
大好きな町を去るのはちょっとさびしいですが、行先のシュトュットガルトでは楽しみが待っています♪
３時間強の、しかもフェリー～バス～ＤＢと乗り継いでの大移動。
各々の窓からの景色を楽しみながら向かいました。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記の日です。）
　４月３０日（火）　福岡～羽田～フランクフルト～ゲンゲンバッハ
　５月　１日（水）　ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
　５月　２日（木）　ゲンゲンバッハ～ドナウエッシンゲン
　　　　　　　　　　　～コンスタンツ～メーアスブルク
　５月　３日（金）　メーアスブルク～ユーバーリンゲン～リンダウ
　　　　　　　　　　　～メーアスブルク
☆５月　４日（土）　メーアスブルク～シュトゥットガルト
　　　　　　　　　　　～シュヴェービッシュ・ハル
　５月　５日（日）　シュヴェービッシュ・ハル～アウクスブルク
　５月　６日（月）　アウクスブルク～ドナウヴェルト
　　　　　　　　　　　～ディンケルスビュール～ネルトリンゲン
　　　　　　　　　　　～アウクスブルク
　５月　７日（火）　アウクスブルク～ウルム
　　　　　　　　　　　～フランクフルト国際空港より帰国便
　５月　８日（水）　羽田～福岡

エリア シュツットガルト(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月４日（土）、６：３０過ぎのボーデン湖の眺めです。

お天気は回復の兆し？

７：００少し前から朝食へ。

この日もしっかりいただきました。
このホテルの朝食はとっても美味しいのです。

朝食を終えて外へ出ると、青空が広がり始めていました。

ホテル前のビスマルク広場。

そこから眺める空も青空が覗いてきました。
いいお天気になりそうですね。
前日の雨がうらめしい・・・（泣）

下の町への門。

ちょっと覗いてみました。
またきっとゆっくり来ますね。
このあと部屋へ戻り最後の身支度をしてチェックアウト。

７：４０頃、港へ向けて出発しました。
「旧城」を見上げてお別れを。

今回初めてＢＳＢではないフェリーを利用します。
ホテルから歩いて１０分弱の港からコンスタンツの郊外の埠頭へ。

２日前この町に到着した時に港へのルートを確認しておいたので、移動はスムーズです。
雨が上がってくれてよかった。傘をさしてトランクを転がすのは大変ですから。

地図で見るとこのような航路。

当初シュトュットガルトまでは、フリードリヒスハーフェンまでバス、そこから列車でウルムを経由するルートを考えていました。
ですが、旅が近づいてきてから再検索すると、途中に工事の区間がでたようでバスを含め何度も乗り換えが発生していて、時間もかなり要することになっていました。

それで再度よくよく調べてみると、コンスタンツから北上するルートを発見。
こちらの方が乗り換えも少なく所要時間も短いことがわかりこちらを選択しました。

というわけで、まずはこのフェリーでコンスタンツへ渡ることになった次第。
（ＢＳＢのフェリーはコンスタンツの駅のすぐ裏手の港に着いて便利なのですが、運行が１０時台からと遅いのです。）

乗り換え案内では８：２０発のフェリーでもいいようなのですが、バスでコンスタンツ駅へ到着してからのＤＢへの乗り換え時間が６分。
スムーズにいけばいいですが、万が一バスが遅れたりした場合を考えて、１便早い８：０５発に乗ろうと早めにやって来ました。
フェリーのチケット売り場の窓口か券売機があるのかと思ったら何もないので、近くの人に尋ねたところ船上で購入するとのこと。

この港の上方に道路が通っており、前日ユーバーリンゲンへ移動したバスの乗り場があります。

ここでひとつ心配な事態が。
警察官が何人もいて着いたフェリーに乗っている車輛をチェックしており、一向に車が上陸できないので、コンスタンツへ向けて待っている乗客たちは船に乗り込めないのです。
こちらはやっと車が進み始めた頃。
あー、はらはらしました。

１階は車輛専用で客室は２階。エレベーターがあったのでそれを使って上がりました。

デッキへ出てみるとすっかり青空。

隣の船着き場にコンスタンツからのフェリーが到着しましたが・・・

また長々と検閲がされていました。何があったのかしら？
この時、海路って不安定だな～と感じました。
陸路ももちろん通行不可になることもありますが、湖や海って泳いで渡れるはずもなく、何かあると本当に足止めになってしまいますよね。
とりあえずコンスタンツへ渡れそうで本当によかった。
早めの便にしたのもいい選択だったと思いました。

船室はこのような広いスペースで、ここに船員さんがチケットを販売にやって来ました。
コンスタンツまで３．２ユーロでした。

定刻より２分ほどの遅れで出航。

お天気回復して本当によかった。

メーアスブルクの町が小さくなっていきます。
さようなら、きっとまた来ます。

コンスタンツまでの１５分、デッキに出てボーデン湖を眺めて過ごしました。

対岸のコンスタンツ。

気持ちのいい天気です。

あれはマイナウ島かな？

下を見ると車がびっしり。
いつも利用するＢＳＢのフェリーは観光客メインで、こちらは通勤に通学にコンスタンツとメーアスブルクを結ぶ市民の足なのでしょうね。

コンスタンツの港が近づいてきました。

と、ここでまた心配な事態。
エレベーターがあるのは片側（この時は右側）のみでしたので私はそちら側に下りて下船を待っていたのですが、乗客が船を降りられるのは左側からのみ。
黙って待っていると車が全て下船したあとになってしまい、バスに遅れてしまいそう。
車の間をトランクを転がしながらなんとかすり抜けていたら、船員さんが気付いてくれて「バスに乗るのか？」と、バスの方へ合図してくれました。

お陰でどうにかバスに滑り込み。
あーー、いろいろ焦ったコンスタンツへの移動でした。

バスはコンスタンツ中心部のちょっと北の方から住宅地などを走り、ボーデン湖に架かる橋を渡って、そのまま駅の方へ直進するかと思いきや、西の方へ回り込みぐるりと一回りして駅へ向かいました。
こちらは町の南に位置する「シュネッツ塔」。
２０１２年に初めてこの町を訪ねた時に通ったなと懐かしく思い出しました。

この表示で確認しながら駅への到着を待ちます。

そして８：４５頃、コンスタンツ駅に到着。
フェリーの港からバスで２０分ほどでした。

この立派な建物は銀行かな。

こちらは確か駅前の高級ホテル。

バスを下車したところから駅のホームはすぐ。

乗る列車は１番線からでしたので、向かいのホームへの移動もなく楽ちん。

フェリーの乗り降り時は焦りましたが、早めに着いて余裕でした。

そして列車がやって来ました。

まずはジンゲンまで行きます。

ボーデン湖に架かる橋を渡ります。

ラドルフツェルを通り・・・

２０分ほどでジンゲンに到着。

ここで乗り換えです。

シュトュットガルト行きの９：３７発のＩＣ２８２に乗ります。

フェリー～バス～ＤＢと３回乗り換えて、あとはこの列車でシュトュットガルトまで行けます。
ほっとひと安心。

初めての路線で車窓の眺めを楽しみにしていましたが、お天気はあまり思わしくなく・・・。

車内はほどほどの乗車率。
私の前には宗教は定かではありませんがシスターのご年配の女性が座っておられ、ずっと経典のようなものを読んでいらしたのが印象的でした。

席にあった時刻表を見ると・・・

スイスのチューリッヒを８：３７に出発して、

シュトュットガルトに１１：３２に到着。
その３時間のうち、私は２時間ほどの乗車です。

途中駅。初めて目にする駅名です。

長閑な風景の中、列車は快調に走ります。

菜の花畑も。
曇り空なのと、窓ガラスが反射してうまく撮影できないのが残念。

ぽつんと１本だけ立つ木がかわいらしい。

途中駅。

続いてこちら。

シュトュットガルトも曇りかな～？

列車がたくさん見え始めて・・・

ほぼ定刻にシュトュットガルト中央駅に到着しました。

なつかしい駅構内です。
さあ、ロッカーにトランクを入れて、マインツからのお二人を出迎えます！