夫婦でローマ８連泊 観光2日目（前編）ヴァチカン美術館訪問前に早朝散歩

2019/09/05 - 2019/09/05

ローマ８連泊の観光2日目は次の様になりました。
1.ヴィッラ・トルローニア早朝散歩（フクロウの家）
2.ヴァチカン美術館（日本からWeb予約）
3.サンピエトロ大聖堂（ヴァチカン美術館から通抜け）

出発の1週間ほど前になって、やっとヴァチカン美術館の入場予約をしたら、旅程内で朝一番の入場予約が出来る日は全て埋まっていました。
1か月前に試した時には「何時でも空いてます」状況だったことから油断してしまい、最早で11時からの入場予約しか申込むことが出来ませんでした。
仕方がないので、ホテル朝食の前にテルミニ駅からバスで10分ほどの、フクロウの館やムッソリーニの宮殿など面白そうな建物が点在するトルローニア公園（公園自体は7時開園、無料、建物施設内へは9時過ぎからで有料）に出かけた時の旅行記です。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ナイアディの泉の噴水も止まっている早朝06:30です。

ナイアディの泉 Fontana delle Naiadi ＜ 共和国広場 Piazza della Repubblica ＜ ローマ

ナイアディの泉 モニュメント・記念碑

ホテルから共和国広場ロータリーの東側をプラプラと歩いてテルミニ駅舎の北に広がるテルミニ駅バスターミナルを目指します。共和国広場の北西に、カラベル船のモニュメントがあったので「大航海時代関連のも？イタリアが？」かと思いながら撮影しました。
後で調べると、戦後になってパリとローマの姉妹都市提携を記念して、ローマ市にはパリ市の象徴であるカラベル船、パリ市にはローマ市の象徴であるオオカミの乳を飲む双子の兄弟の像が記念碑として設置されたもののようです。

Monumento della Caravella　

共和国広場 広場・公園

共和国広場の東側には、ディオクレティアヌス帝時代の浴場跡に遺跡も取り込んだ形で建てられたサンタ マリア デッリ アンジェリ教会はミケランジェロの設計で、今年のタモリ倶楽部でも採り上げていました。

表記のユレ
GM：サンタ・マリア・デランジェリ・エ・デイ・マルティーリ聖堂　
4T：サンタ マリア デッリ アンジェリ教会
TA：サンタ マリア デッリ アンジェリ
Santa Maria degli Angeli e dei Martiri

サンタ マリア デッリ アンジェリ教会 寺院・教会

テルミニ駅バスターミナルの北端部に建つヨハネ・パウロ2世（John Paul II）のブロンズ像。竣工当初、「銅像の顔がムッソリーニに似ている！」とか何とかで炎上。お顔の辺りを作者が改修したようです。。

Statue of Saint John Paul II

テルミニ駅 駅

待ち時間もなくバスはすぐに発車。
ミケランジェロの原作（移設時）と言われるピア門を経由してトルローニア公園を目指します。

・ピア門　Porta Pia　　　
・イタリア陸軍歩兵像　Monument to Bersagliere　　
・ポルタピア広場　Piazzale di Porta Pia　

ピア門 史跡・遺跡

15分ほどで現地に到着。写真はバス停からすぐのトラム駅です。トルローニア公園は広いので、この次のバス停で降りても似たようなものです。
バス車内で次のバス停名などを案内するアナウンスや表示システムはありませんでしたが、WIFIルータ+GoogleMap様で位置表示させたりバス停の数を数えていたので困ることはありませんでした。

レジーナマルゲリータ通り／ノメンターナ通り駅（バス停名も同じ）
V.le Regina Margherita/Nomentana

レジーナマルゲリータ通り／ノメンターナ通り交差点に面したビルのテラスは腕組みしたアトラスさん達が支えています。

ノメンターナ通りにはトローリーバス（今風のEVバス？）が走り、レジーナマルゲリータ通りにはトラムが走っています。これらとは別に路線バスも走っています。

トルローニア公園には07:05に橈尺。公園南東部の入口は既にオープン。メインエントランスはノメンターナ通り側の出入口ですが、ここの他にも数か所の出入口があり通り抜けも可能。

トルローニア公園
ヴィッラ・トルローニア
ヴィッラ トルローニア　
Villa Torlonia
　～　GLI SPAZI CULTURALI DI Villa Torlonia　～　ORARIO　DELLA VILLA

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

ヴィッラ トルローニア（トルローニア公園）の利用案内
（公園自体は7時開門～季節によるが20時前後に閉門、入園無料、園内の各施設内は9時過ぎからの利用で有料無料混在）

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

トルローニア劇場
Theater of Villa Torlonia
Teatro Torlonia

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

競技場　 Campo dei Tornei　＞　トーナメントの馬小屋　Tende del Campo dei Tornei

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

トルローニア公園の温室
セッラ・モレスカ
Serra Moresca

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

フクロウの館（内部は有料の美術館）
La Casina delle Civette

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

フクロウの館は柵の外から撮影しています
トルローニア公園

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

トルローニア公園フクロウの館入館のお約束

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

噴水付き特別席　 Tribuna con fontana

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

噴水付き特別席　 Tribuna con fontana

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

王子の館　Casino dei Principi はヴァラディエの設計で狛犬同様な場所に座るフェニックスが目印。

トルローニア公園

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

トルローニア公園

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

トルローニア公園

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

Musei di Villa Torlonia　貴族の館（ヴァラディエ設計1806年、内部は有料の美術館）各種チケットはここで購入。1920年頃から最後までムッソリーニが借りていた家としても知られています。

貴族の館
Musei di Villa Torlonia　　
Casino Nobile 　
トルローニア公園

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

窓の外から貴族の館の内部。中は開店準備中でした。

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

Musei di Villa Torlonia　貴族の館（ヴァラディエ設計　1806年）各種チケットはここで購入。1920年頃から最後までムッソリーニが借りていた家としても知られています。

貴族の館
Musei di Villa Torlonia　　
Casino Nobile 　
トルローニア公園

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

ノメンターナ通りに面したトルローニア公園のメインエントランス

ヴィッラ トルローニア 広場・公園

テルミニ駅にバスで戻るためにノメンターナ通りを北に渡ると、バス停前に広い公園（観光要素はゼロ？）がありました。このヴィラ・パガニーニ（Villa Paganini）公園の開門時間はトルローニア公園と同じく朝7時からでした。

08:30　バスでホテルクイリナーレに戻り昨日と同じ朝食です。
トルローニア公園への早朝散歩はホテルtoホテルでちょうど2時間でした。

キリナーレ ホテル ホテル

食後にコーヒーを持って庭に降り喫煙タイムです。極楽、極楽、
この朝食の後、初乗車となる地下鉄でヴァチカン美術館へ移動します。（バスでも似たようなもので行けます）

キリナーレ ホテル ホテル