2019/08/28 - 2019/08/28
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xiaomaiさん
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夏の京都の旅2日目は、京懐石を楽しみ、日本の伝統絵画に触れ、六波羅エリアを散策した。
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旅の2日目は昼食から始まった。訪れたのは美濃吉。
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さすがに平日の昼では来客数は多くない。
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宮城県の超辛口純米酒「日高見」
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平日昼から贅沢してすみません。
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謝恩特別懐石の献立
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さりげなくかわいい箸置き
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胡麻豆腐
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前菜盛り合わせ
焼いた鱧の寿司が右手に。夏はやはり鱧。 -
小鍋仕立ての鱧の玉〆鍋
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鱧ですよ~。
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鱧落としとお造り
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涼しげな感じをまずは目で楽しむ。
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淡路島産の鱧はさっぱりした梅だれでいただく。
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果物のような味と食感のハスイモの茎
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滋賀県産の活鮎塩焼きと国産牛ローストビーフ。右に写るのは、蓼に酢を入れ、もち米でとろみをつけたたれ。
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夏の野菜炊合わせ
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焼鱧と牛蒡の御飯、赤出汁、香の物
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たくさん鱧をいただいた。
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フルーツの盛り合わせ
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芋羊羹
これも美濃吉で作られている。この日の料理ではこの芋羊羹がもっとも印象に残った。くどくない品のある甘さ。買って帰りたいくらいだった。 -
最後にお薄。
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食後に向かったのは京都文化博物館。
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別館の方は元日本銀行の建物。
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百花繚乱ニッポン×ビジュツ展を見に行った。
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伊藤若沖の像図(1790)
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円山応挙の獅子之図(1790前後)
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狩野尚信の猛虎図(17世紀)
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歌川国芳の「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」(1847-52)
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葛飾北斎の富嶽三十六景 凱風快晴(1830-32頃)
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多くの伝統絵画を楽しみ、次に向かったのは......
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錦市場
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でも、ここは完全に観光市場になってしまっていて、おもしろくなかった。中国人の店員と中国人の客が薬店で中国語で会話するのが聞こえ、白人さんが土産店で扇子を選んでいる姿を目にする。卵焼きや生鮮食品を売る店も一部残っているけれど、販売対象は海外からの観光客が主のように感じた。地元の人の生活を感じるのは難しい。
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その後、六波羅エリアへ向かった。雨の京都もなかなか乙だ。
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六道珍皇寺(臨済宗建仁寺派)。本尊は薬師如来で、小野篁が冥界に通ったと伝わる井戸で知られる。付近は、平安京の火葬地の入口にあたり、現世と他界の境にあたるとされ、「六道の辻」と呼ばれていた。
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この方が小野篁。
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閻魔王。
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閻魔堂には、上記の小野篁と閻魔王、そして弘法大師が祀られている。
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本堂
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鐘楼。一撞きさせていただいた。
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その後、向かったのは六波羅蜜寺(真言宗智山派)。ご本尊は十一面観音で、空也により開基。
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本堂
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六波羅蜜寺と称されるようになったのは空也の死後。
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ここには多くの人が歴史の教科書で見たことがある像が安置されている。そのうちの一つが平清盛座像。悟りを開いたかのような穏やかな表情。「奢る平家」などと揶揄されていたけれど、内心はどうだったのだろう。
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こちらも有名、空也上人立像。空也は疫病が蔓延していた京都において、観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱えて、病人に茶をふるまい、多くの人を救った。そのため、病気が癒されることを願ってお参りに来る信者も多い。
この日もだいぶ歩き回り疲れたので、早めにホテルへ戻った。
(続)
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