【台北主要観光スポット】衛兵の交代式が間近で見られる忠烈祠そして美しい白菜を故宮博物院で見学

2019/08/31 - 2019/09/03

夏の台北。MRT・バス・タクシーそして徒歩で市内観光するのも良いですが、何と言っても炎天下。少し歩いただけで汗が流れてきます。台湾は暑い上に日差しが強い！初台湾の友人に、台北の主要観光スポットを案内するのは良いのですが、汗だくの状態で彼女を連れ回すのも気の毒です。また年輩の方と一緒の時も、出来るだけ歩く時間を少なくしたいのでは？そのような時は現地のツアーに参加するのもお勧めですよ。台北なら、ツアーに入らなくても簡単に主要観光スポットへ行くことが出来ますが、この時期は兎にも角にも暑い。また短い滞在ですから時間を節約して、ツアーで行けなかった場所を自分達で歩こう…そう考えた私でした。今回は赤と白の忠烈祠。青と白の中正紀念堂でも衛兵の交代式を見学。スケールの大きさを感じたければ中正紀念堂。衛兵と一緒に行進したければ忠烈祠がお勧め。そして市内観光ツアーの最後は、故宮博物院で美しい白菜を見学してきました。その様子をご覧ください。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

你好！

忠烈祠(台北市) 史跡・遺跡

今度は忠烈祠で衛兵の交代式を見学します。
制服の色に注目。
中正紀念堂は白い制服でしたが、こちらの方達はダークカラーの服を着ていますよ。
実は色によって陸軍・海軍・空軍を見分けられるのです。
濃いグレー(?)と緑を混ぜたような色なら陸軍、夏は白＆冬が黒の制服なら海軍、青は空軍。

忠烈祠では衛兵の方達と一緒に歩けるので、中正紀念堂とはまた違った魅力があります。
片足でもグラグラにならないところが凄いですねー！
私なら、ヨロヨロ、ドタッと足をつくところですが、ピシッピシッと歩いていく姿がとっても凛々しい。
スタートは門から始まりますが、暫く普通に行進し、途中からこのような歩き方に変わります。
その様子を撮影してきましたので、良かったらご覧ください。
https://youtu.be/TyycYBwaScE

前回はこの扉の中に入れたのですが、今回は柵がしてありこれ以上進むことができませんでした。
衛兵交代式直後だからという訳でもなさそうですが、これは残念。

衛兵の方が立っている所まで遠いなー。
建物は紫禁城の正殿「太和殿」を真似て作られているというだけあり、素晴らしい建物です。

ちなみにこちらが、前回台北を訪れた時に撮影したもの。

故宮の太和殿を真似て造られたと言いましたが、忠烈祠は革命烈士や戦没者が眠る祭祀場なのです。

中に入れないのであれば、他の場所を見学しましょう。

色使いも鮮やかです。

衛兵の方達が門の方へ戻っていきますよ。

衛兵の交代式を間近で見るなら忠烈祠。
スケールの大きさを感じたいのであれば中正紀念堂。

忠烈祠も中正紀念堂も晴れた日は本当に綺麗ですから、お天気をチェックしながら見学してください。

ここまでが忠烈祠。
続いては故宮博物院を紹介しましょう。

こちらが世界四大博物館のひとつ、国立故宮博物院です。
70万近くある貯蔵品を約１時間で見学するのは無理が有りますが、取りあえずこれはという作品は押さえてもらえると思います。
全てとは言いませんが、「翠玉白菜」「肉形石」「雕橄欖核舟」「彫象牙透花雲龍紋套球」「毛公鼎」の幾つかは見られると思いますよ。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

故宮博物院は年中無休。
年に何回かは無料開放している日もあるそうですから、詳細は国立故宮博物院のサイトでご確認ください。
オンライン予約もできます。

初めて訪れる方は、見学を開始する前に日本語のパンフレットを入手しておきましょう。

荷物は、A4サイズのバッグまでは持って入れますが、それ以上のサイズのもの、またリュックサック(小さ目のサイズも不可)はクロークに預けることになりますので、故宮へ行く時は小さめのショルダーバッグが良いですね。
入り口で荷物検査があります。

ひと休みしたい方にはカフェ。

そしてこちらが入口付近の様子です。

私が見たかった物と言えば、何と言っても翠玉白菜。
故宮博物院で撮影した動画はこちら
https://youtu.be/m8jV_iKqbJk。

20センチ弱という小さな物ですが、この光沢と細工が素晴らしいですね。
前回はこの白菜で泣きましたから、ようやく会えたという感じです。
ウルウル…。

肉形石は、南院區へお出掛け。

漢字から察するに、2018年9月3日から2019年1月17日まで南院區に貸し出しだと思ったら、良く見ると108年・109年になっています。
何のこっちゃと思い英語表記を見たら、2019年9月3日から2020年1月17日までお出掛け。
この日はまだ9月1日でしたが、既に外出準備なのか見学する事ができませんでした。
角煮が苦手な私だから、肉形石とも相性が悪いのかなーなんて思ったりもしましたが…。

100年かかって作り上げたという象牙透彫雲龍文套球。
正しく職人芸です。
9匹の龍を探すのに一所懸命だったおばば二人でした。
ちなみにこの「９」という数字は、皇帝の数なのだそうです。
その他にも、青銅の器に文字が書かれた「毛公鼎」などを見学。

ツアーでは、ゆっくり見る事ができない故宮博物院。
ミュージアムショップに寄ってる時間もないので、もしツアー参加で見学するのであれば、予めガイドさんにお願いしておくと良いかもしれませんよ。
前回私達は、参加者が預けた荷物を取りに行っている間にショップへ行かせてもらいました。
見る事が出来なかった作品は、所蔵作品の本で確認。
それを買うために、ミュージアムショップへ行かせてもらった私です。

見る物が沢山ある故宮博物院。
美術装飾品がお好きな方は、改めて足を運ばれた方が良いと思いますよ。

慌しい市内観光でしたが、主要スポットの幾つかは押さえられましたし、エアコンが効いた車で楽々移動。
まだ見ていない所、もう一度見たい所は、自分たちの足で回ろうと思います。
参考までに私が利用したサイトを紹介しておきますね。
【VELTRA】
　現地オプショナルツアー予約＆観光旅行(https://www.veltra.com/jp/)
体力がある方やお金を節約したい方は自分たちで…。
暑い日や年配の方を連れて観光する時は、体力消耗を考えてツアーに参加するなど工夫してください。
では良い旅を…。