夏休みの佐渡島02: 「なじみの女に会いてぇなぁ」が忘れられない佐渡金山

2019/08/11 - 2019/08/11

夏休みの前半 4泊5日で行く新潟佐渡島の旅。

成田から新潟に夜に入り、翌朝のフェリーで
佐渡島へ到着。車を借りてまずは金山へ。

鉱山の坑道跡を見に来たというよりは
ロボット坑夫のインパクトがすごかったです。

スケジュール----
　8/10土　成田→新潟
●8/11日　新潟→佐渡島
　8/12月　佐渡島
　8/13火　佐渡島
　8/14水　佐渡島→新潟→成田

エリア 佐渡島(新潟)

8/11日曜の朝。
新潟港6時発のフェリーにて
佐渡島 両津港 8:30到着。

オイラたちの島にいらっしゃーーいと
迎えてくれてるかのように
街灯に鎮座するうみねこ。

両津港 乗り物

昭和な雰囲気のお土産やさんを抜け、
レンタカーオフィス乗り場へ。

夏休みだからか、いろいろと混雑。
2順目の送迎車に乗り込み、
オフィスでまた順番を待つこと30分。

予約してないお客さんに割り込まれそうに
なったり暑いしで、オペレーションに
若干イライラ。

9:30。やっと借りられた車でゴーーー!

走ること20分。
やっと見えてきた海。

佐渡島は広い。あまり島感がない。
東京23区と同じ面積。

島の西側を走ってます。

まずはちゃんと観光。
佐渡島といえばの金山へ。

早速それっぽい遺構が。

佐渡島ではこのあとこのような穴をよく見た。
蟻の巣のように坑道を掘っていったのを
あとに知る。

10時。佐渡金山到着。

ここに来るのに
とっても気になってたのが。。

「寒いです」の文字。
そう、坑内は10度。
しかし外は30度越え。

服装に悩むぅぅ～

でも寒いのは辛いので
羽織るものを取りに車に戻った。

受付。

コースが江戸初期の坑道跡Bと
明治からの坑道跡C。
と、BCどちらも見るA。
ガイドツアーもある。

はじめてなので、Aで!

BもCもスタートはここなので
Bを見たらまたここに戻ってくる。

江戸初期のBコースから。

寒い。ほんとーに寒い。
ダウン着てもいいほど。

まず驚くのがこの坑夫の人形たち。

普通にそこに生きてるかのように
存在している。。。

動くし、とってもリアル。。

なんか坑道を見に来たというよりは
このロボット坑夫を見に来た感じ。。

休憩中の様子を再現した場面。
ここでながいこと寝泊まりしてるらしい。。

「酒も飲みてぇし
　なじみの女に会いてぇなぁ。。」
とぼやく坑夫。

これを見ていた男の子が
「なじみのおんなってなーーにーー?」と
お父さんに聞いていた。

私もこのセリフが
帰ってきても忘れられない!!

後で知るに、このおじさん
Tシャツにもなるほどの有名人だったw

ジメジメしてて寒いし。
着てるものも濡れてしまうからなのか
半裸で作業。

休憩もこの穴だし。。
不健康すぎる。。
これでは病気も流行ったはず。。

ﾋｨｨｨｨｨ　怖い!!

・・・なんて気持ち悪がっちゃいかん!!
こういう方達に日本は
支えられてきたんだわ。。

でもやっぱり怖いーー
しかもこの坑道　最後の再現場面の
インパクトがすごかった。

少しでも岩がやわらかくなるようにと
祈祷する神事。その名も「やわらぎ」。

なんか。。にわかせんべいのお面みたいなの
つけてますが。。
衣装はムカデの絵。こんな神事見たことない!!

あまりのインパクトに調べてしまいました。
ムカデは金鉱脈がムカデに見えた事から
このようなデザインになったらしい。

さらに、ムカデは山の神様を守るとされてるとのこと。
この神事は、れっきとした神に奉納される儀式なのである。

順路を進むと盛り上がってる一角が。

なんと本物の金塊が触れるコーナー。
12.6kg　6000万円相当!!

穴から30秒以内に取り出したら
シリアルナンバー入りの金箔カードが
もらえるという。。

えっっ　金塊がもらえるんじゃないの??
とか思いつつ(割に合わない)
こんな機会はないので並ぶ。

めちゃくちゃ重かったです。

金の大判小判の展示。

坑夫たちが掘った金がこうなると思うと
相当手間がかかってる。

今だといくらぐらいなのだろ。

こちらは紙でできた金塊タワー。

お土産すべてが金塊風。
こちらは羊羹。

埋蔵金小判風チョコ。

純金カステラ。

ソフトクリームにも金粉!

ちょっと休憩。
坑道は寒いのに外にでるとﾁｮｰｰ暑い。

次はCコースへ。

明治から平成までの坑道
Cコース スタート。

寒いから巻きで見る。

ここにも坑夫人形がいたけど
江戸コースほども怖くなく。

すぐ外にでちゃいました。

あ～あったかーーい。

というか徐々に耐えられないぐらい
暑くなるんだけど。

あまりの温度差に
結露するレンズ。

金鉱脈を人の手で掘り進めたら
頂部が割れたという道遊の割戸へ。

あの割れてるのがソレ。

道遊の割戸 自然・景勝地

近くで見ると、穴の大きさに
びっくりするけど

遠くからみるとこんな感じ。

これはスゴイ。。
人の手で掘ってたらそうなったなんて。

また戻って　あまりに暑いので

ここが。とーーっても涼しい。
しばらく涼む。

昭和10年代に建てられた機械工場が
そのまま展示されてる資料館へ。

電動機や蓄電器、
鉱石を運んだ機関車を展示。

三菱や日立など鉱山での作業を支えてきた
名だたる企業の機械たち。

長らく徳川幕府を支えてきた佐渡金山は
皇室の財産から、三菱合資会社に払い下げられた。

昭和初期のガラスは、当時はめずらしく
盗難が多かったため、この建物のガラスには
釘で三菱マークがつけられてるとのこと。

ﾎｪ～　見える見える。

さっき行った道遊の割戸。

なんだあれ。。

廃墟っぽい建物が見える。

搗鉱場(とうこうじょう)跡。
なにそれ。

鉱石を粉砕し、水銀を用いて製錬を行う施設。
ﾎｪ～

鉱石を積んだトロッコと線路が
そのまま残ってる。

切り替えポイントまで残されて
ここだけ時間が止まってるよう。

見ごたえのある佐渡金山。
友人が2回も行ったそうで。
坑夫の人形しか覚えてないだって笑

わたしもーー!!
帰って来てからも、「なじみの女が。。」の
セリフが耳から離れなく、
今コバエが長いこと飛んでるのだけど、
「なじみのコバエがうるせぇなぁ」
なんて言ったりして、今年の我が家の
流行語大賞はこれだわ笑

さてこのあとはこの日泊まるキャンプ場へ!
つづく～( ˘ω˘ )

この旅行記へのコメント （5）

• ラムロールちゃんさん 2019/09/12 11:13:29

  流行語大賞♪

  picotabiさん、こんにちは☆
  
  ここ！
  前から行きたいとこだ～！！
  いつかは…と思いつつ、まだ行けてない…（もう15年以上前から言ってる・笑）
  
  洞窟、人形、レトロ。
  私の”好き”が３つ合体してるんだから、間違いがない。
  やっぱり良いわ～。
  なじみの…が、私も聞きたいです(笑)
  
  ラムロール

  picotabiさん からの返信 2019/09/19 19:47:32

  Re: 流行語大賞♪

  ラムロールちゃん こんちは！
  
  たしかにここ不気味ポイント。
  こういうのもすきなのね。
  洞窟、人形、レトロ…
  あるある…洞窟じゃないけど、最近爆笑したのがswalさんの怪しい温泉です。
  https://4travel.jp/travelogue/11535429
  
  こちらの記事、あまりにツボで3回も読んじゃいましたw
  行きたい行きたいと思いつつ15年！
  あたためすぎだぞお～

  ラムロールちゃんさん からの返信 2019/09/19 20:22:14

  RE: Re: 流行語大賞♪

  早速！
  
  走って行ってまいりました、swalさんの怪しい温泉！(≧▽≦)
  ツボですわ〜！
  
  ご紹介、ありがとうございました〜〜♪

• さとぴ。さん 2019/09/09 10:53:25

  なじみのシリーズ。

  picotabiさん、こんにちわ！
  
  佐渡編始まりましたね～。
  ７月に行ったばかりだから
  うん、ここ行った、ここ見た～と楽しいです。
  
  それにしても繁忙期って混んでるんですね～。
  フェリーもレンタカーも金山も！
  私は夏休み前の平日だったんでガラガラで。
  金山なんか朝イチ行ったら貸切。
  あのリアル坑夫がこわくて
  金山じゃなくてお化け屋敷なんですけどぉぉ～と
  ココロで叫びながら脱出しました。
  
  暑いけどお天気もよくていいですね。
  つづきのキャンプ編も楽しみにしております。
  
  さて、今朝のわたしは
  「なじみのコーヒーがうめぇなぁ～」です。
  
  さとぴ。

  picotabiさん からの返信 2019/09/09 19:11:45

  Re: なじみのシリーズ。

  さとぴさん　こんちは!!　なじみのシリーズww　さとぴさんも金山の記事で「なじみのおんなが～」を書いてましたね。あれやっぱり記憶に残りますよねww　このときは子供がお父さんに質問してたのには吹いちゃいましたよ。
  
  平日だと貸切ですかぁ。。佐渡はお盆休みだけ国道が渋滞すると聞いたので、車で行ってキャンプする方多いんだと思います。とある店ではひっきりなしにお客さんがきてしまったからか、お店の方がキレてました。もう暑くて何もなる気が起きなくて、毎日午後からはグタグダ、お酒ばっかり飲んでいました。真夏の旅も考えものです。。やはり夏は寒いところに行くにかぎりますね。
  
  リアル坑夫、ほんと怖いですよね。私はあの人形たちは絶対に霊が乗り移ってるに違いないと思いましたよ。。「なじみたくない霊がこえぇなぁ」でしたわ笑
  
  ほんとはキャンプに行ったまでをこの記事に一緒にしたかったのですが、書いてる途中で集中力なくなり公開しちゃういました。最近すぐ疲れちゃって。
  さとぴさんのスピード感ある記事と違ってゆっくりになっちゃいますが、頑張って更新しまーす