夏休みの佐渡島04: シーカヤックしたけどあまり観光してないから巨大廃墟を見に行く

2019/08/12 - 2019/08/13

夏休みの前半 4泊5日で行く新潟佐渡島の旅。

今回の旅、佐渡島と決めるとめずらしく相方が
シーカヤックやりたい! とアクティビティを
提案してきたので、手配を任せました。

それで事後報告でいろいろ言うのを
ハイハイと聞き、水着とマリンシューズだけ
備えて当日を迎えてみたところ…

シーカヤックって水着 着ておく以外にも
いろいろ服装に準備が必要なのね。。

スケジュール----
　8/10土　成田→新潟
　8/11日　新潟→佐渡島
●8/12月　佐渡島
●8/13火　佐渡島
　8/14水　佐渡島→新潟→成田

エリア 佐渡島(新潟)

8/12月曜の朝。

お向かいのテントの朝食自慢の声に
目が覚めると、気温がどんどん上がって
とても寝てられない。

半分キレぎみにシーカヤックに行く準備をし
コンビニで朝食を食べたあと、
クラブハウスのある漁港へ。

シーカヤックの出発点は佐渡島の南端。

お盆休みが始まって、電話の問い合わせやら
やってくるお客さん対応に、
スタッフの方達は忙しそうでした。

小木ダイビングセンター
https://www.sadodiving.info/index.html

「濡れてもいい格好」だけ意識して
ここに来たけど、さすが言い出しっぺの相方は、
首を日差しから守る帽子やサングラスを
しっかり準備していた。

私は麦わら帽子に足はむき出し。
サングラスはUVカットメガネ。
普通のメガネに見えるから、
他のお客さんから「落とさないようにね」
なんて心配される。

注意事項や漕ぎ方を聞いた後、
行き先が2箇所あるそうで
全員で目をつむって多数決をとる。

「はーい。じゃあガイドさんが大変そうだから
　今日はカヤックやらなくてもいいや～って
　人は手をあげてーー」

ｴｴｴーーー!??

っって なんか本気の質問にも
聞こえなくもない…

相方に任せてるのでコースの詳細がよく
わからないけど、虫谷コースというのになった。
相方は違う方が良かったみたいだけど。

ということで2-3人乗りのカヤックに
どんどこ乗り込み沖へ。

足をむき出しにして来たけど、
タイツ履いた方がよいことに気がつく。

日焼けしちゃうわコレ…

波は穏やかなので
オールをこげば簡単に進む。
なので。。

総勢30人くらいでしょうか?
ボートが多くてわちゃわちゃになるけど

ちょっと進んで離れたり。

たまに海に足を入れたり
じゃぶじゃぶ海水を浴びたりして
気持ちイイ!!

佐渡島の青の洞窟へ。

洞窟内でもわちゃわちゃ笑

ビニールに入れたスマホで撮影したので
画質悪いですが。。綺麗なグリーン!

青の洞窟ってイタリアが本家?

憧れがあるのか、今じゃ日本のいたるところで
「青の洞窟」と称してるところがありますね。

沖へ !

「オールが流されたら飛び込んで
　泳いで返しにきてくださいね～」

とガイドさん。

真顔で言ってるからたぶん本気。笑

なんかそう言われると。。
ちょっと陸が見えなくなると
少し緊張する。。

ガイドさんのあとをついて漕いでいたら
秘密の入江のようなところに到着しました。

これまたグリーン色の海がひろがってます。

30分休憩しましょーということで
老若男女のみなさんで泳ぐ。

これがめちゃ楽しかった!

なかなかな透明度。

子供もおっちゃんもおばちゃんも
トシ関係なくキャッキャはしゃぐ。

結局佐渡島滞在中で泳いだのは
ここでだけでした。

3時間ぐらい海で過ごして
漁港に戻ってきました。

オフィスにある暖かいシャワーで
水着のまま体を洗い、一旦お昼を食べに。

このダイビングセンターの奥に洞窟が
あるらしいので、また戻って来て
見てみることに。

佐渡島の南端は波の侵食でできた洞窟が
たくさんあるらしく、この琴浦洞窟ってのが
その洞窟の中で一番大きいのだそう。

海側はこんなトゲトゲした足元。

洞窟をお守りするお地蔵さまや
賽銭箱を備えたお社がある。

なんだか高千穂にある天安河原の洞窟のよう。

そして洞窟に入り込む海水が
これまたきれいなグリーン色。

透き通ってます。

外に出て左に行くと

さっきシーカヤックで入った
佐渡島版 青の洞窟。

バスクリン入れたようだわ!

プレジャーボートでも連れてきて
もらえるんですねーー

これは漁港にあった洞窟を活用した小屋w
こーいうのが結構ありました。

そして素浜キャンプ場に戻り
夕日を見ながらBBQ。

ギーーッチョギーーッチョと
めちゃくちゃうるさい虫の声を
聞きながら就寝。。。

素浜キャンプ場 ビーチ

8/13火曜の朝7時。また朝からジリジリと
暑くなってくるから、早めに支度して出かける。

素浜キャンプ場ともおさらば !
もーーね。寝不足ですのよ。。
この日はやっと布団で寝れる民宿に泊まる。

島の北へ!!
(手ぬぐい乾かし中)

とその前に朝ごはん。

まだ8時にもなってない朝から営業してる
いい感じのスーパーがあった。

お盆だねー

おみやげはヤスダヨーグルト。
買う買う!!

適当にお惣菜も。

海に車を止めて朝ごはん。

ヤスダヨーグルト、
うううううまーーーーーい。

なんかここに来て、金山ぐらいしか
佐渡の観光してないので、もうひとつ
有名なところに行っておく。

ちょっとその前に。。
ヤスダヨーグルトの効き目があったのか
トイレ行きたくなった。

技能伝承館という建物に入ってみる。

相川技能伝承展示館 美術館・博物館

スッキリ。(トイレ後)

技能伝承館ということで機織り機が
ズラーーっと並んでいた。

カラフルな糸がある。
これ、着古した服を裂いて作った糸。

佐渡ではこの糸で作る
「裂き織り」という織物が
作られてきたそう。

手書きの完成予想図。

ほぉぉぉ。なるほど。
素の布からこんな風に裂いて作るんですね。

糸は元の布の面積の5-6倍必要なので
できあがった裂織りの布は
結構しっかりしたもの。

丈夫なので鉱山労働者の衣服として
着られていたとのこと。
ﾎｪ～

さて伝承館の隣に、佐渡島に来たら
見とかないと! の産業遺産
北沢浮遊選鉱場跡があります。
これを見るためにここに寄りました。

で、なんですの? 「浮遊選鉱」って?

細かくなった鉱物を化学薬品とともに
水槽に投入したあと、泡を発生させ
泡と共に浮上する物と沈む物で分ける、
鉱物を収集する選鉱の一種。

ﾌｰﾝ（ ´_ゝ`）

まーとにかく、鉱物からいるものと
いらないものを分離することで
鉱物のとりこぼしが少ない選鉱法なのだとか。

ﾎｪ～

で、この写真に収まりきらない
横に長ーーーい廃墟が浮遊選鉱場。

昭和13年に創られてわずか20年で閉鎖。

このような大きな廃墟では犬島の
おしゃれな美術館に生まれ変わった
精錬所なんかがあるけど、こちらは
自由に成長する緑ボーボーの雑草が、
廃墟感を演出していてカッコイイ。
しかもデカイ。

廃墟というか遺跡のような佇まい。

雑草はこんな石の階段も
かっこよくしてくれてました。

こちらは発電所。
中に入れないのが残念。

80年経つそのままの姿。
ここの中を彷徨って涼みたーーい。

ジリジリ。。気温35度越え。
あじーーー!!

さあ布団のある宿へ!!

つづくーーーー( ˘ω˘ )

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2019/10/05 14:29:56

  北沢浮遊選鉱場跡

  こんにちは、picotabiさん
  
  前から、この遺跡を見たくて、佐渡島に行きたいなぁって思っています。
  先日、香港に行く予定でとっていた3連休があって
  でも、香港はキャンセルしちゃったので、それならば…と検討したのですが、
  3連休プラス前日夜出発で行けるのか？
  多分行けるかなー
  あっ、でも全然調べてないし、どうすれば良いのか？
  とか、いろいろ考えていたら、しんどくなってきちゃって（笑）
  ノープランで行くと、それなりに交通費もかかるから勿体無いなぁってなって、
  結局今回は諦めました。
  意外とあれこれ調べないと難しそうな島で（笑）
  
  ところで、昔からたらいが有名だけれど、
  シーカヤックもあるのねーさすが現代だわ。
  
  たらよろ

  picotabiさん からの返信 2019/10/06 08:37:19

  Re: 北沢浮遊選鉱場跡

  たらよろさん　こんちは! 　コメントありがとうです。
  
  どこかの方のコメントで、たらよろさんが佐渡島の旅を考え中というのを見てたので私も楽しみにしてたのですが、あらら。あきらめちゃったんですね。。
  
  私も決めたのが1ヶ月前&よく調べずバタバタで行ったので、行くならちゃんと計画しないとなと思いました。確かたらよろさんは京都ですよね。車で行くなら3連休プラス前日夜出発で行けると思いますよ! でも時間を優先するなら飛行機で新潟まで、ジェットフォイルで佐渡島、レンタカーですかね。
  
  佐渡といえばのたらい舟、私もやってみたかったのですがなんせ暑すぎて。。シーカヤックでお腹いっぱいになってしまいました。巨大廃墟は夜ライトアップもしてたのに、これも疲れて夜に出かけるのが億劫になってしまい、見ずに帰ってきてしまったのが心残りです。もしまた行く気になったら、是非ライトアップ見てきてください!