
2019/09/01 - 2019/09/01
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ぱっしょんKさん
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この旅行記のスケジュール
2019/09/01
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Treebo Trend Dekeling Hotel で午後にむけて仮眠
9月2日はガネーシャ神生誕日で南インドはお休みです。
土曜日は交代で出勤していますが、8/31は僕は休みの番。久しぶりに3連休となりました。
どこに行こう?
最初はマレーシアに行ってあと2つ残っているボルネオ島の世界遺産に行こうと思っていたのですが、残っているインドの世界文化遺産の構成遺産、ダージリンヒマラヤ鉄道に乗ってインドの世界文化遺産を完全制覇することにしました。
さらに10月下旬にもう一度ディワリ休暇の3連休があります。その休みにはインドで唯一の複合遺産カンチェンゾンガ国立公園にいくことにします。カンチェンゾンガ国立公園は外国人に解放されていないシッキム州にあるので、入境許可証(パーミット)が必要になります。
パーミットはチェンナイでは取れないのですが、ダージリンへの入り口であるシリグリーとダージリンのどちらかで所得ができる上、シリグリーとダージリンのある西ベンガル州はガネーシャ神生誕日は祝日ではなく普通の就業日。役所もやっているはず。この際にパーミットをとるのに挑戦して10月のディワリにシッキム州に行く計画を確定させたいと思ってのダージリン旅行になりました。
ダージリン旅行自体はダージリンヒマラヤ鉄道の乗り鉄と撮り鉄に特化した旅行にしました。
以下この旅の予定です。
-------------旅行計画--------------------------
8/31前半
https://4travel.jp/travelogue/11537260
5:15 チェンナイ→ 8:20 バグドグラ スパイスジェット航空 SG461便
バグドグラ空港→シリグリー駅 タクシー
8/31後半
https://4travel.jp/travelogue/11537258
10:30 シリグリー→ 17:20 ダージリン 52541 Nij Dj パッセンジャー(世界遺産ダージリンヒマラヤ鉄道)
Treebo Trend Dekeling Hotel 泊
★9/1前半★←この旅行記です
9:25 ダージリン→グーム→ 11:20ダージリン 52594 Joyride Steam(世界遺産ダージリンヒマラヤ鉄道)
9/1後半
バタシアループで午後のJoyride Steamを撮影。
Treebo Trend Dekeling Hotel 泊
9/2
バスまたは乗合ジープでシリグリーへ(シリグリー到着13時くらい)
シリグリー→バグドグラ空港
16:35 バグドグラ→20:45チェンナイ インディゴ航空 6E534便
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9/1前半
この日は今回の旅行の最大の目的ダージリンヒマラヤ鉄道の蒸気機関車の観光列車Joyride Steam号に乗車します。
この列車は1日の午前と午後に1本づつ(時期により増発あり)ダージリンからグームまでを2時間かけて往復する列車です。他にJoyride Diesel号というディーゼル機関車が牽引する列車もあります。
小型客車2両編成の面白い小旅行になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この旅行記は2019年8月31日後半 ガネーシャ神生誕祝日休暇 ダージリン旅行 ダージリン鉄道7時間半乗車編からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11537258
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9/1前半
前日寝不足の上、ビール2本音楽聴きながらご機嫌で飲んだので、この日は朝ギリギリまで寝過ごしてしまい、ホテルの無料朝食をいただくことなく出かけることになりました。
ホテルを出て駅の方まで歩き始めてすぐに下にダージリンの時計塔があるのに気づきました。前日到着時は気づきませんでした。 -
歩いて10分。かなりの急坂を下って到着しました、ダージリン駅。
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シッキム州の山を見るのにダージリンで1番の展望台と言われるのがこのダージリン駅です。
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でも残念ながら雲が遮っていて世界第3位の高さを誇るカンチェンジュンガ山など8000メートルを超える山々は見えませんねぇ~。
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すでに客車が停車していました。
機関車はまだ連結されていませんでした。 -
ダージリン駅構内は広かったです。
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ダージリンの駅舎の壁にダージリン駅の配線図が掲示されていました。
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駅に来た時から1台蒸気機関車が停車していました。
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これが僕たちの列車の牽引をするのかな?
でも客車に連結されてるわけじゃないから、 -
駅の売店でチャイでも飲もう!
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メニューにブラックティーがありました。(インドでは本当に珍しいんです)
当然ダージリンのブラックティーを注文しました。
ティーカップで出てきました。 -
お茶飲んでたらさっきの機関車が走り始めました。
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後退を続けて、
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ポイントまで下がった機関車はここから前進!
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止まっている車両に近づいていきます。
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機関車と客車の接続は機関車がわの丸い輪っかにピンを差し込むことで連結されました。こんなんで大丈夫かいな。
乗り込もうかなぁと思ったら、すぐにこの機関車は引っぱって客車を側線に連れて行ってしまいました。 -
続いてディーゼル機関車に押されてこの客車が入線しました。
側面にトレインナンバー52594 車両番号F-1の表示がありました。 -
一度中に入って自分の座席を確認しました。
前日の車両と違って真ん中に向かってお見合いするいわゆる集団見合い式。
1列4席でちょっと狭いシートでした。 -
クッションは前日の列車よりもいい感じですかね。
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あの出っ張った輪っかが機関車と接続するためのものです。
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そうこうしていると先ほどの機関車よりも
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カラフルな機関車が入線してきました。
ボイラーの部分のついた方が -
車両の方に向いたままで連結されました。
係の人が先ほどの輪っかを通すように機関車につなげてピンを通しました。 -
ピンを通しました。
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連結完了!
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グームまでは機関車は普通と逆向きに進みます。
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窯の中はもう火が入って真っ赤です。
この時間の列車は二両の客車を蒸気機関車が引っ張ることになりました。 -
発車時刻は9時25分でしたが、実際の発車時刻は9時45分。
20分遅れの発車となりました。 -
ダージリンからグームまではひたすら登ります。
ダージリンの街をゆっくりと進みます。 -
パワーがいるので白い蒸気をもの凄い吐きながらの信仰です。
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車窓からも北方のシッキム方面の山を望めるようですが、やっぱり雲が多くてヒマラヤ山脈の雪をかぶった山は見えませんでした。
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ダージリン駅を出て10分ほどで給水ポイントに到着しました。
もちろんなんの放送もないから何事だと思いしたが、インド人乗客が「パニ」と言っていたので、「なるほど水か!」と納得しました。
外を覗くと黒いタンクからプラスチックのパイプが伸びて機関車に給水していました。
パニとはヒンディー語で水の意味です。 -
給水を終えて列車は本格的にグームに向かって坂道を登り始めました。
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沿線にはたくさんの人がトイトレインを見学していて手を降ったり撮影していました。
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山の斜面に民家の屋根が点々としていますが、あんなところに人住んでいるんですね?
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途中に大きなチベット仏教寺院があります。
ダリモナストリーという寺院。
お寺の前にあるグレーの煙。蒸気機関車から出たもの。 -
いい天気でよかった!
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蒸気機関車のすぐ後ろに連結された車両です。
エアコンが付いていないから窓開けっ放しですが、すごいススが入ってきました。 -
ダリモナストリーが遠のいていきます。
中国チベット自治区のポタラ宮殿を彷彿されるお寺です。 -
ダージリンから30分走って列車は止まりました。
バタシアループです。ループの円弧の先っぽに停車します。
Joyride列車はここに10分停車します。 -
バタシアループは尾根の端に設けられている感じ。
景色がめちゃくちゃよかったです。 -
バタシアループの真ん中にこのモニュメントがあって上に登ればさらに山地の風景がよく見えると思いますが、今は立ち入り禁止になっていました。
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I LOVE DARJEELING
ここでムンバイからいらっしゃっていた日本人駐在員のご家族の写真を撮ってあげました。
2両編成のあの小さな車両のなかに僕、上記の在ムンバイの日本人ご家族4人、ベトナムからいらっしゃってた在越駐在日本人ご夫妻2名と日本人が7名も載っていました。
多分乗客の3分の1が日本人って感じだと思います。 -
先ほどダージリンからやってきたときに通った線路。
上の線路から撮影。
この場所で円を描きながらこの高さまで線路は上がっています。 -
バタシアループを出発。
グームの街中、民家すれすれを通ってグーム駅に到着です。。 -
グーム駅には30分停車。
乗務員はすぐに燃焼窯の側面から使いおわった炭をかき出します。 -
そしてダージリンまでの帰路のため石炭をくべます。
-
ホームの向こうにグームミュージアムの文字。
グーム駅にはダージリンヒマラヤ鉄道の博物館が併設されています。
時間もあるし見学することにします。
ホームを降りてこのゲートに向かいます。ふと列車を振り向くと、 -
すごい蒸気と煙です。
機関車は元気なようです。
余談ですがムンバイから来ていらっしゃった日本人家族がお子さんに機関車のことをトーマスと話しかけていたのがほほえましかったです。 -
グーム博物館の野外展示場には引退した車両が展示されていました。貨車、客車、そしてこの写真にある機関車など。
写真左後ろの -
高架橋を渡ると博物館の屋内展示場に行けます
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階段を上り始めたら先ほど僕たちの列車をけん引していた蒸気機関車が
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すぐ横を走り去っていきました
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この後客車の前にボイラー室を前にして連結されていました。
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グームの駅舎の2階にあるグーム博物館の屋内展示を見学します。
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ダージリンヒマラヤ鉄道の列車に掲げられ来た歴代のエンブレムですね。
DHRの文字が輝いています。 -
博物館全体。
小さいスペースです。 -
車両につける車両プレートですね。
日本車輌製造とか書いてないかと思いましたがさすがにそれはなかったです(笑) -
駅員がつかったランタンがあると思えば、事務所で使っていたと思われるタイプライターや黒電話があったりします。
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レールも展示してありました。
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そんな中に世界遺産のマークも展示してありました。
ダージリンヒマラヤ鉄道は1999年に世界遺産に指定されたかなり古い世界遺産です。 -
ホームに戻ってきたところ機関車が先頭にすでに連結されていました。
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見慣れた機関車のスタイルになりました。
ベトナムから遊びにいらしてたご夫婦の写真を撮ってあげて -
僕の写真もとってもらいました。
今回の世界遺産で1枚はこの写真。
ただ、ボイラーが熱くてアッチッチ!!的な感じにしたつもりがわけの分からない写真になってしまって大反省www -
馬鹿なことをやった僕に対して機関車さんお怒りです(笑)
一度ここを離れます。 -
ホームのチャイスタンドに。
やっぱりダージリンですね。お茶の味がわかってらっしゃる。 -
ちゃんと無糖のストレートティーを販売していました。
ダージリンのリーフティーはおいしいです。
この時チェンナイに茶葉を買って帰ることを決めました。
お茶を飲んでいたらムンバイの日本人家族が博物館のほうから歩いてきました。 -
機関車の前で記念撮影することを提案。
4人を連れて機関車の前に行ったところ機関車さんの怒りは収まった模様。
先頭で写真を撮って差し上げました。 -
グーム駅のホームの先端にあるポスト。
実に味があります。 -
そろそろ車両に乗ろうかとおもって歩いていたら先ほど機関車から出された石炭をいじっている人が。
最初ホームにいた日本人では「掃除たいへんだね」なんて話して様子をみていたのですが、どうも様子がおかしい。ほじくって選んで一斗缶に入れてる!!
!!!
ひょっとして家に持って帰って使えるのを探しているのでは!!
何とも言えないたくましさを感じた一瞬でした。 -
ダージリンに向けて出発です。
-
ダージリンまでは下り坂。
機関車は快調にとばします。 -
同じ車両にいたムンバイからのご家族と席を交代。
こちらの方が山の景色がよく見えますからね。 -
今度はぼくは山壁がわに座って進みます。
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岩肌ギリギリを列車は走ります。
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沿線の方はたくさん列車を見送ります。
この洗濯物ススで真っ黒になるよね。きっと -
客車の天井に絵が描いてありました。
かなりおしゃれ。さすがは観光列車用の客車です。 -
景色が開けるとそこはバタシアループ。
行きは10分停車しましたが -
帰りは通過します。
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真ん中にあるあの塔は車内からも目を引きます
その向こうの山々の景色はすばらしいです。 -
バタシアループのすぐそばに丘があります。
その上の方に誰もいないですが展望台のようなあばら家がみえました。 -
列車は円弧を描きながら
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標高を下げているのですが、乗っていると急な坂道を下っている感じはしません。
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でもグームから来た時に通った橋の下をくぐる時にはこんなに下をくぐります。
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あとはダージリンまで一気に下るのみ。
動画がないとわかりづらいなぁと思い始めて1分間の動画をアップします。
https://youtu.be/CwVs0ONdf_A -
ダージリンまであと少しというところで列車は停車しました。
乗務員が下ります。 -
そして作業を始めました。
-
僕もおりてみました。
ここにはウォーターリングポイントの文字が。 -
行きでも給水しましたが帰りもここで給水しました。
でもダージリンはすぐそこよ!! -
ダージリン駅に到着しました
この時間も雲が多くて雪山は見えませんでした。 -
駅にはぐたーとした犬どもが爆睡中。
ほかの日本人の方々をお別れして -
一度ホテルの方に戻ることにしました。
-
時計台のすぐそばまで戻ってきました。
昼食を食べたいところですが。。。 -
結局前夜行ったTHE PARKレストランでいただくことにします。
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午後はバタシアループで午後のJOYRAIDE STEAMトレインの写真を撮ることにきめたので、ビールはなしです。
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ホテルに戻ってきました。
チベット系のオーナーが経営するTreebo Trend Dekeling Hotelはいいホテルですが4階まで階段で登らなくてはならないのがちょっとマイナス。 -
部屋で仮眠を取ります。
午後は13:50発のJoyride Steam列車をバタシアループとダージリンの街で撮影します。
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この旅行記は2019年9月1日後半 ガネーシャ神生誕祝日休暇 ダージリン旅行 トイトレイン撮り鉄の旅編に続きます
https://4travel.jp/travelogue/11537671
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