201908チェコ③ ～王の道ハーフ散歩と教会コンサート～

2019/08/23 - 2019/08/28

今年の夏休みも海外に行きたい！でもまた旅行？と母から突っ込まれるのが嫌で…それならいっそ一緒に行って共犯になろう！作戦を思いつき、母娘でチェコに行ってきました♪
チェコに決めたのは、中世の面影が残る街並みを見たかったから！
途中凍りつくような思いもしたけれど、街全体を漂う中世の雰囲気はホントに綺麗で可愛らしくて☆まるで憧れの王子様や王女様を見ているかのような、華やかで幸せな気持ちに(*´∀｀*)♪
リフレッシュはできたけど最後思いっきり現実に引き戻されたチェコ旅でした。

8/23 成田→浦東（MU522）
8/24 浦東→プラハ（MU707)
　　 フルボカー城とチェスキークルムロフ観光
8/25 プラハ 旧市街観光その2　※今回
8/26 プラハ フラッチャニ地区、マラーストラナ地区、ユダヤ人地区観光
8/27 プラハ→浦東（MU708）
8/28 浦東→成田（MU523)

＜目的＞
●火薬塔
●グランドカフェオリエント
●カレル橋
●教会コンサート
●トゥルデルニーク
●グラーシュ

※●：達成、△：一部達成、×：未達成

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェコ旅3日目の後編。市民会館の後は、お隣の火薬塔へ。
火薬塔は旧市街を守っていた城壁のひとつで、カレル橋の橋塔がモデル。周りの近代建築の中でゴシック様式がいい感じに際立っている。

近づいてみるとこの迫力！
塔の高さは65mあり、もともとは「ニュータワー」と呼ばれていたそう。その後17世紀に火薬の倉庫として使われたため「火薬塔」と呼ばれるようになったらしい。この距離で見ると、壁のすすっぽさのムラまでよく分かる。

塔の下をくぐってみると。

世界の車窓っぽい～(*´∀｀*)♪
目の前に延びる道は、旧市街広場へつながるツェレトゥナー通り。

近くに停まっていたレトロな車。
めっちゃファンキー(*≧∀≦*)☆乗ってみたい！

振り返ると、逆光の火薬塔が仁王立ち。
市民会館と連絡通路でつながってたのね。気になるー>_<

そしてここは、「王の道」と呼ばれる・かつての王の戴冠パレードのスタート地点。
15世紀から400年に渡って行われた戴冠パレードでは、イジー王を始めとする歴代の王たちが火薬塔からプラハ城まで盛大に練り歩いたのだという。当時の歓声が聞こえてきそう～ヽ(*´∀｀)
偶然だけど、ここから王の道を半分辿ってたので振り返ってみます♪

まずは、黒い聖母の家。
キュビズムの第一人者ヨゼフ・ゴチャールによる最初のキュビズム建築。
朝見たユングマンの街灯はかなりシャープなラインだったけど、ここの斜線は非常に緩やか。そのためなかなか気づかず、何度か通り過ぎてしまった…(。-∀-)

建物の名前の由来は、2階の右角に黒い聖母像がいるから。
金のローブをまとった聖母に抱えられ、ちょこんと顔を出すキリストが可愛らしい☆

2階に有名なカヴァールナ（カフェ）があるので行ってみます。

何と階段もキュビズム様式。
しずくのような形とプリーツみたいな壁がおもしろい。

グランド・カフェ・オリエント。
1920年代に8年だけ営業していたカフェを再現したお店。爽やかなグリーン基調の店内には、キュビズムの家具も置かれているのだそう。照明もたぶんそうかな？

このカクカクハンガーもキュビズム仕様。
ポキッと折れそうで掛けるのが怖い^^;

イマドキなグラスでレモネードが到着。
出てくるまで20分くらいかかったので、パンケーキか！と心の中でひと突っ込みして、ようやくビタミンチャージ☆
パイナップルジュースと合わせて、120Kc.

スイーツも美味しそうだけど、提供スピードを考えると注文しなくて正解だったかも。ひと休みした後は、ツェレトゥナー通りに戻ります。

通り沿いで、ヨーロッパらしい可愛い看板を発見☆
右下の50mは、もしかして王の道ならではの火薬塔からの距離かな(*ﾟ∀ﾟ*)？

ボタニクス。
ガイドブックでも紹介されていた、チェコのナチュラルスキンケアのお店で。

店内は驚くほど日本人ばかり。
予想外のチェコ人気と店内の日本人フィーバーで、ちょっぴり気恥ずかしい(//∇//)

購入したのは、アルガンオイルと目元のナイトクリーム。
アルガンオイルはクセもなく使いやすかった！ナイトクリームはまだ使ってない…
そういうのがいくつかあるので、ちょっとずつ使わなきゃなぁ。

ボタニクス近くの建物に、ゾウの紋章が。
これは昔の住所替わりで、紋章をつけることで自分の家を示していたそう。うっかり変な紋章にしたら、後々の代まで文句言われそう^^;

旧市街広場まで戻って来たので、午前中に見れなかった2ヶ所に寄ってみます。
まずティーン教会へ行ってみると、扉が閉まってて入れない。どうやらミサが終わった後、13～15時まで閉まるもよう。あちゃ～、さっき時間をチェックしとけばよかった(ノ_＜)
扉越しだけど光がさしてすごく綺麗な内部に後ろ髪引かれるけど、入れないのでどうしようもない。次行きます。

続いて、聖ミクラーシュ教会へ。
12世紀の設立後、増改築が繰り返され、18世紀にバロック様式に建て直された教会。教派も時代により変化していて、最初はカトリック、後に正教会、現在はチェコのフス派の教会として使用されているらしい。
フス派って今も続いてたのね…(ﾟoﾟ;;

外観を飾る彫刻は、カレル橋の彫像も手掛けたアントニー・ブラウンによるもの。優雅で美術館みたいな雰囲気なのに。

扉は血のように真っ赤で、ここだけドラキュラの館のよう。身の危険を感じる配色に怯えながら中へ進むと。

最初に目に飛び込んでくるのが、豪華なシャンデリア。
クリスタルガラス製で、ハラホフのガラス工房から取り寄せたものなのだそう。プリンセスのティアラみたい☆

シャンデリアの奥にある祭壇。
観光客は長椅子から先には入れないため、微妙な角度からパチリ。

シャンデリアの上には、聖ミクラーシュにまつわる天井画が描かれていて。

2階のバルコニーはもちろん、全ての天井に描かれているよう。もしかして、絵ごとにストーリーがあるのかな？
バロックらしい華やかな内装にうっとりした後は。

天文時計のカラクリショーを待つ人々の前を失礼して。

カレル通りへ。
通りの両側にいろんなお店が並んでいて、この日MAXの人口密度。しかも道は曲がりくねっていて、カレル橋に近づくほど細くなっていく感じ。
王様ご一行も通りづらかったんじゃないかなぁ(´・ω・)

リリオヴァー通りの角にある、とぐろを巻いた金の蛇の紋章。
ここはプラハ最古のカフェで。

現在もカフェとして営業中。ここも立ち寄ってみたかったけど、お茶したばかりなのでまた今度。

はて、クレメンティヌムっぽいけど何か違う…？地図だとsv.Kliment？
名前がよく分からない教会を通り過ぎると、あたりからトゥルデルニークの甘い香りが漂ってくる。

あっさり誘惑に負けて、おやつタイムに♪
お店は通り沿いから適当にチョイス。ワッフルコーンも美味しそうだけど、ここはやっぱり。

トゥルデルニークでしょ！てことで、Royal KissとPink Angelを注文、2つで278Kc.
トゥルデルニークは下のコロネ部分のことで、アイスをのっけて食べるようになったのは最近なのだそう。そんなの絶対美味しいじゃん～( *｀ω´)！
食べ歩きしづらそうなので、イートインでいただきます♪

重みで徐々に傾き始めるソフトクリーム。
溶ける前にせっせと食べていたら、肝心のトゥルデルニークを撮ることなく完食。しまったね…(。-∀-)
個人的には、甘くない固めのコロネとアイスを別々に食べてる感じで、あまりマッチしてない印象。でもボリュームがあるので、スイーツランチにもってこいな一品かと。
チェコ名物を堪能した後は、王の道ハーフ散歩もいよいよ終盤へ。

カレル橋旧市街側の橋塔。
その向かいにある聖サルヴァートル教会前で、明るいお兄ちゃんに勧誘され教会コンサートのチケットを購入。A席で550Kc．
今夜行きたいと思ってて、しかも候補の1つだった鏡の間があるクレメンティヌムのチケットだったので超ラッキー☆
鏡の間って地図だとこのブロックの上の方にある感じなんだけど、ここでも買えるのね～♪値段も下調べした金額と違ったけど、変わることもあるよね～。
…とのんきに考えてたら、後で痛い目に。

そんな聖サルヴァートル教会近くの地面で、まるっとしたクラウンを発見。
マンホール？…ではなさそう。周りの文字から察するに、ボヘミアの守護聖人である聖ベンツェスラウスと聖ヴァーツラフが眠っているところ？

通りを渡って、旧市街側の橋塔前へ。
この橋塔は旧市街を守る要塞として14世紀に建設されたもの。当時のゴシック建築の最高傑作と言われている。

ダークな外壁で圧倒的な存在感なのが、5人の守護聖人たち。
上段は左から「聖ヴォイチェフ」「聖ジグムント」、下段は左から「カレル4世」「聖ヴィート」「聖ヴァーツラフ」の像が並んでいる。いかつい顔の子もいるけど、みんな3頭身で可愛らしい(*´꒳`*)

少しだけカレル橋を歩いてみます。
カレル橋はヴルタヴァ川に架かるプラハ最古の石橋で、カレル4世の命で建築され1402年に完成したもの。設計したのは、お馴染みの建築家ペトル・パルレーシュ。
教会だけでなく橋造りまでこなしちゃうなんて、この方万能すぎるーヽ(￣д￣;)ノ

カレル橋の奥にあるのはマーネス橋。
こちらの喧騒をよそに、穏やかそうな雰囲気。

対岸のてっぺんにあるのがプラハ城。
カレル橋を渡るとひたすら登りなので、王の道後半は地味にキツそう。

反対側には、「射撃島」と呼ばれる中洲がある。刺激的な名前だけど、今は公園になっているらしい。

カレル橋は、常時歩行者天国。
幅9.5ｍ・長さ515.7ｍの橋の上には露店や似顔絵屋さんが並んでいて、時間があればゆっくり見たいとこ。明日も通るので、とりあえず今日は左右の欄干に並ぶ聖人像をいくつか見る程度にします。

たぶん「ピエタ」。
悲しいくらい真っ黒(；▽；)

「ブロンズの十字架」。
磔にされてるキリストの足元には、聖母マリアと聖ヨハネが立っている。

「聖ヤン・ネポムツキー」。
カレル橋の代表的な聖人像のひとつで、頭の星で1番覚えやすい聖人。
ヤン様はもと司祭で、ヴァーツラフ4世から王妃の懺悔内容を問われるも口外しなかったため、カレル橋から川に投げ込まれ亡くなったのだそう。その日、川から5つの星が浮かび上がったことから、頭に星がついているらしい。
王様の横暴な仕打ちに、空を見上げるヤン様の表情も悲痛そう…そんなヤン様像の前で、人々が必ず見ていくのが。

触れると幸せが訪れるという、台座のレリーフ。
左側のレリーフには、ヤン様に懺悔する王妃と猟犬をなでるヴァーツラフ4世が描かれている。みんなワンコを触ってるようなので、私もなでなで(*･ω･)ﾉ

右側のレリーフには、カレル橋から投げ落とされるヤン様が描かれている。
みんなのお触りにより、残酷な瞬間にスポットライトが当たっているよう。幸せ要素ゼロなのに、何でこういうジンクスが生まれたんだろう？

「洗礼者聖ヨハネ」。
ヨハネは、キリストに洗礼を施したとされる人物。十字架が輝いてるので、ご本人が一層黒く見える…磨いてあげたらちょっと白くならないかな？

「聖キリルと聖メトディウス」。
9世紀にパンノニアとモラヴィア王国にキリスト教を布教した兄弟で、キリル文字を発明して聖書やカトリック典礼書のスラブ語訳を行ったそう。偉業すぎてボーゼン…(　ﾟдﾟ)
残りは明日見ることにして、このあたりで王の道ハーフ散歩は終了。次は、旧市街に戻ってスメタナ博物館へ行ってみます。

ヴルタヴァ川沿いから見えるカレル橋の美しいアーチ…なぜまたカレル橋を眺めてるのかというと、道に迷ったから(｡-_-｡)
近くの露店のお姉さんたちに聞いてみても、スメタナ博物館の存在自体を知らないもよう。みんなで首を傾げていたら、隣のお店のおじさんが教えてくれた。しかも、この写真の右端の建物だった。みなさん、ありがとう～！

スメタナ博物館前に到着。ここでやっと気づいたのが…
スメタニーちっさ！しかも背景と同系色！これじゃ気づかないよ～>_<
とはいえ、ラジャンスキー宮殿という名前のとおり、外観は割と華やか。しかもスメタナが1863年から1869年まで住んでいたらしく、建物のステータスとしてはかなり高めと思われる。

え！入口ここ？∑(ﾟДﾟ)
宮殿の入口ってこんな感じなの？恐る恐る中の階段を上がっていくと。

受付があったので入場料をお支払い、1人50Kc.
大先生の博物館なのに、もぎられたチケットは非常にシンプル。ピクチャーチケットだと嬉しいのになぁ…(´･ω･`)

スメタナの胸像。真っ黒だと日本人っぽい顔立ち？
代表曲には「モルダウ」や「わが祖国」などがあり、3幕からなるチェコ語のオペラ「ダリボル」はこの家で作曲したのだそう。

スメタナの人生を楽譜のように展示してるコーナーには。

スメタナが携わったコンサートのプログラムや楽譜などの切り抜きを収めた額が、何枚も飾られていた。
当時から人気があったのだろうと思いきや、世間に認められるようになったのは晩年に近い頃だったらしい。代表曲が有名なので、ちょっと意外。

他にもスメタナ愛用のピアノや。

交流のあったリストとの手紙も展示されていた。博物館はこのフロアのみのため、さらっと見学終了。

再びカレル橋の方へ歩いていると、マーチングバンドがやって来た。ダイナミックな音に自然と気分が上がってくる♪

一隊はカレル橋前の広場で、こうしーんストップ！
かと思ったら、そこからまた次の演奏がスタート♪わぁ…結構ハード(ﾟ∀ﾟ;)
見た感じ20～40代の人が中心のようで、シンプルなユニフォームから市役所の音楽隊かな？と考察。オレンジ音楽隊に別れを告げて。

続いて、カレル橋周辺の小道へ。
カッコよさげな3人の騎士の壁画も、おしゃれではなく住所替わりに描かれたものかな？

聖ジャイルズ教会。
ドーンと立ちはだかる直線的な壁は、まさにザ・ゴシックな雰囲気。ここでも今夜コンサートがあるらしく。

教会前にチケットブースが設置されていた。強豪がひしめく激戦区でギラギラするわけでもなく、世間話をするようやマイペースな空気に好感♪

チョコカフェなるお店を発見。何それ、めっちゃ行きたいー(*ﾟ∀ﾟ*)！
でもさっきのトゥルデルニークでおなかがまだ甘くて、追いチョコは厳しい…悲しいけど見送ります。

どこかのアーケード内にいた酔っぱらいおじさん。
左腕がぷらぷら動いてて通行人の注意を引きつけておきながら、何見てんだヨ！と怒鳴ってきそう。酔っ払いって世界共通なのね、と思いながら先へ進むと。

目的地のテスコに到着。
テスコは地元のスーパーで、この建物の地下1階に展開してます。

では、お土産探しにレッツゴー！レジ袋は基本なかったので、母のエコバッグに入れさせてもらいました。さすが準備いい。

テスコで買ったものたち、合計155Kc.
インスタントスープとフルーツバーは、どちらも種類が豊富。お気に入りは下のチョコ2つ！ビターチョコとウェハースがかなり好みだったので、もっと買えばよかったな(*´∇｀*)♪
街中では、お菓子系のお土産を売ってるお店をあまり見かけなかったので、貴重なお買い物タイムになりました。では、そろそろ教会コンサートの会場へ向かいます。

教会コンサートのチケットを確認。
18時スタートで、場所はクレメンティヌム。よしok！チケットを購入した場所まで戻ってみると。

そこは鏡が全く見当たらない、聖サルヴァートル教会の中。
まさか「クレメンティヌム＝鏡の間」じゃないの？やっちまったー(´；Д；`)！
ということで、購入したチケットが鏡の間じゃないことにやっと気づいたのでした…次回はちゃんと確認しなきゃ。

お客さんが少ないうちに、教会の中をひと回りしてみます。
まずは豪華な側廊を見て、落ち込んだテンションを強引に上げて。

人を踏みつけてのし上がろうとする男。その手からは、燃え上がる野心の炎が出ている（イメージ）。
という解釈で、自分のハングリー精神にも火をつけつつ。

誰もいないステージ前へ。
この距離で演奏を聴いたら、感動するだろうなぁ。少人数での演奏を聴くのも初めてなので、ちょっとワクワクしてきた♪

フムフム、祭壇は奥行きがあるし。

もともと天井が高い上に天蓋部分はさらに上に抜けていて、音がとっても響きそう。

10分前になると、お客さんも入ってきて席もいい感じに埋まってきた。チケットのダメージも薄まり期待が高まってきたところで、私も席に戻ります。
席は右ブロックの前から7列目で、真ん中の通路寄り。

今日のプログラム。
有名曲が多く、クラシック初心者に優しい選曲なのがありがたい。しかもこんなにちゃんとしたプログラムがあるってことは、結構すごい方達なのかも(*ﾟ∀ﾟ*)？
ドキドキの教会コンサート、スタートです。

座席からの見え方。
前のカップル…は置いといて、演奏者の方はちらちらと見える感じ。そして、力強く広がる音はとっても感動的で、明日も聴いてみたくなるほど(*´∀｀*)

オルガン奏者の方は上で演奏していて、最後も上からご挨拶。
全体的に7列目でもかなりの臨場感！だけど、普段クラシックを聴かないので、ノンストップで流れる壮大な演奏を前に、途中うとうとすることも…ごめんなさい（；＿；）

教会コンサートの後は、近くのフットマッサージのお店へ。
ホテルの隣にあったお店と同じチェーン店で、混んでたけど運よくすぐにご案内。力加減もちょうどよく、パンパンだった足もすっきり！30分で600Kc.
その帰り道、バイオリンを奏でる路上ミュージシャンに遭遇。バイオリンってとこが、さすが音楽の街だなぁ♪

せっかくなので、夜の旧市街広場を通っていきます。この時20時半頃だけど、あたりはまだ明るくて人も多い。
ほんのりと照らされたティーン教会は、昼よりもぐっとロマンチックに☆

聖ミクラーシュ教会は、黄昏具合もピンクがかった空もとっても綺麗。こんなに素敵な街だったら、夜も散歩したくなるわ～(*´∇｀*)

あれ？旧市庁舎だけホラーテイスト…？
白十字の話があるだけに、何かが出そう…(；ﾞﾟ'ωﾟ'):

天文時計は小窓だけキラリ☆個人的には文字盤を照らしてほしいデス>_<
大人な雰囲気の広場に癒された後は、夜ごはんのお店へ向かいます。

「ウ・ドゥヴォク・コチェク」。
「2匹の猫」という名前のお店で。

まず入口のドアで2匹発見☆

反対のドアにも2匹。左右で年代が違うのは何でだ？

店内の壁にもパンサーみたいな黒猫が1匹。反対側の壁にも絵があったので、合わせて2匹なのかな？

あんなとこからも、にゃーん☆と2匹顔出していて、思わずキュン(*´꒳`*)

ピルスナーと黒ビールで乾杯♪
1日動き回った後の黒ビール、うま～(*´Д｀*)
でも1杯が多い～。

チェコの定番料理グラーシュ。
さらっとしたビーフシチューみたいで、ニンジンが細切りなのが新鮮。ここのクネドリーキもふわふわで、グラーシュとよく合う。

カツレツとお芋。
どちらも盛りつけは非常にシンプルだけど、カツレツは普通に美味しい。お芋は茹でただけなのか、お塩が欲しくなる。全部合わせて、541Kc.

最後に、夜ごはんのお店から少し歩いたとこにある、壁の中の聖マルティン教会へ。
1178年にロマネスク様式で建てられた後、13世紀に旧市街を囲う壁の一部に取り込まれ、ゴシック様式で再建されたのだそう。だからこういう名前なのね。ここの教会コンサートも候補のひとつだったので、一目見れて満足☆
王の道ハーフ散歩と教会コンサートで、中世の民衆気分を味わえた3日目後編、終わり。